【中央日報】【コラム】まともに生きるために=韓国 ウリはまとも at LIVEPLUS
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20/01/27 19:31:03 wy/TXEja.net
2010年10月30日、米ワシントンで「まともな精神回復のための集会」が開かれた。
常識を失っていく米国政治の左右極端主義に危機感を抱いた市民が、まともな状態を取り戻そうとして集まったのだ。
集会に参加した群衆は20万人以上だった。
人々は「誰にでもヒトラーと呼ぶのをやめよう」「穏健派に一票」
「国会は仕事をすべき」などと書かれたカードを持っていた。
米国の政治状況を風刺するコメディ公演が開かれ、まともな有名人にメダルを贈る授賞式もあった。

心の隅では我々も光化門(クァンファムン)の前でこうした集会を開こうと叫びたい衝動に駆られる。
オールドメディアであれニューメディアであれ、
まともでない人たちが多く見られ、まともな人たちがまだ残っていることをそのようにしてでも実際にこの目で確認したい。まともな人たちが集まり
「私たちは確かにまともだ」とお互い慰め合い、常識を失わないでおこうと誓いたい。
こういうものがなければまともな状態を維持するのが難しい世の中になりそうだからだ。

一方では、そのような集会を開いて何の意味があるのかと首を振る。
「まともな精神回復のための集会」が開かれてから6年後、米国ではトランプ大統領が当選した。
米国政治はまともでない方向に向かった。政治リーダーシップは蒸発、
左派ポピュリストと右派ポピュリストが相手をナチスだと非難し、
政局は極度に不安定になり、常に大統領弾劾の話が出て、世論調査がよく間違う、我々も慣れているその方向に。

最初から精神と集会という2つの言葉は似合わない。
ユーチューブで2010年当時の集会映像を見ても、何か熱気が足りない。
まともな状態であれば落ち着くため当然のことだ。
ゲッベルスの言葉のように、大衆を熱狂させる力は怒りと憎悪から出てくる。
まともな状態は力がなく、大衆の怒りは実体がある。
グローバル化と技術の発展で先進国では中産層の良い職場が減っていく。
大人は崖っぷちに追い込まれた心情であり、
職場に触れる機会さえ遮断された青年世代は自分の人生が最初からつまずいたと感じる。

以下省略

URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


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