根拠が崩れたのに主張を変えない人こそ不誠実 at LIVEPLUS
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1:きつねうどん ★
18/05/27 21:37:37.34 CAP_USER.net
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トランプ大統領は「イラン核合意」からの離脱を表明した=8日、ホワイトハウス(ロイター)
 ドナルド・トランプ米大統領は、米国がバラク・オバマ政権時代の2015年に、イランと結んだ核合意からの離脱を表明した。
 私は一時期、イラン核合意は失点ばかりのオバマ政権における、数少ない功績だと考えていた。だが、合意が単なる問題の先送りに過ぎなかったと理解した現在は、トランプ政権の核合意離脱を支持している。
 今回の決定は、北朝鮮に対して「時間稼ぎの中途半端な合意はあり得ない。それを望むなら、米朝会談自体をやめる」という強いメッセージにもなった。一石二鳥である。
 昔の時代劇で定番だった「武士に二言はない」というセリフへの憧れだろうか。多くの日本人は「主張を変える」ことへの抵抗感が強い。それどころか、一度口にした主張を変えることは「悪」であり「負け」だと思い込んでいる節がある。それが、自分の政治的主張を口にしない日本人の多さにもつながるのだろう。
 ツイッターなどSNSの書き込みを見ていると、「主張を変える人物は不誠実だ」と考える日本人は驚くほど多い。もし、あなたもそう考えるひとりなら、その考えは幼稚なうえに間違っている。
 何らかの主張には、必ずそこに至る経緯や理由、根拠がある。私は合理性と論理性を重んじるので、自分が主張する内容とその根拠には、論理的整合性が必要不可欠である。論理的整合性こそが、私の誠実さを担保する重要な要素とも言える。
 従って、主張の根拠となる情報が間違っていたり、自らの認識や思考が不十分だったと分かった場合、主張そのものを修正するのは当然である。むしろ根拠が崩れたのに主張を変えない人こそ、不誠実だと私は思う。
 しかし、多くの日本人は論理性や証拠よりも、知り合いへの義理人情や、テレビや新聞、大学教授や弁護士などの権威に依存して、自分の主張や立場を決める。無責任ともいえるし、教育が足りないともいえる。
 もう1つ、米国人は変化を好む傾向が強いが、日本人は逆に安定を好み、変化を嫌う傾向が強い。
 その裏返しなのか、日本人は何かを「変えることで生じそうな不都合」には敏感だが、「変えないことで生じている不都合」には鈍感である。
 典型例が、憲法9条に関する問題だ。9条を変えるメリットとデメリットを比較検討しようとする冷静な議論は、一向に始まらない。改憲反対派はいつも、「戦争させるな!」という論理的整合性ゼロの大声で、議論の開始自体を妨害する。
 もし、まともな議論ができる国だったら、日本は「世界一の覇権国家」になっていたかもしれない。
 ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。
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