【話題】裸祭り「なんでハダカ。ヤベエ」 外国人と記者が体験 at LIVEPLUS
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1:峠 ★
18/02/20 20:56:27.84 CAP_USER.net
 年々外国人参加者が増えている西大寺会陽。外国人から見た「裸祭り」とは。外国人のグループと
一緒に記者が参加してみた。
 「最初祭りのことを聞いたときは、ほんとにヘンだと思った。なんでハダカ。ヤベエ」。西大寺会陽の数日前、
岡山市内で外国語指導助手(ALT)をしているカナダ人のマッケンジー・リチャードーソンさん
(24歳、愛称マック)が日本語でそう語った。
 ALTの仲間と初めて参加したのは2年前。「1回で十分だと思ったけど、時間が経つうちに
楽しい思い出だけが残った」。カナダにも似た祭りはあるかと問うと「新年を祝ってみんなで冷たい海に入る
イベントがあるけど、全然違う」。
 昨年は宝木に一度触れた気がしたが、本堂の階段から落ちて足を負傷。3回目の「今年こそは」と
意気込むマックと、彼の仲間たちと一緒に会陽に参加させてもらうことにした。
 会陽当日の午後5時。岡山駅西口に会陽に参加する11人の外国人が集まった。初参加は7人。
出身地は欧米からアジアまで様々だ。バスを貸し切って会場の西大寺まで向かうという。
 移動中、リーダーのマックが祭りの説明をした。「大床のはじにいると階段から落とされる」
「木の柱に押しつけられると危険だから近づくな」など助言は具体的だ。注意事項も忘れない。
 「絶対人を殴ってはいけない。これは『友好的な競争』なんだ」
 グループにはひときわ立派な体格の男性も。航空会社の客室乗務員でイタリア人のマルコ・デ・トンマーゾさん
(28歳、愛称マルコ)。「この日のために3カ月間トレーニングしてきた」。昨年、偶然インターネットで会陽を知り、
初参加した。世界中を旅しているが、わざわざ参加する祭りは会陽だけだという。「去年すごく楽しかった。
今年こそ宝木を取りたい」
 境内近くで受付を済ませてまわし姿になり、一行は近くの飲食店が出すテントへ。店主らが毎年無償で
豚汁などを振る舞っているという。突然現れたまわし姿の外国人集団にも笑顔で「どんどん食べていってね」と
声をかけてくれた。
 温まった体で境内に向かい、全員肩を組んで「わっしょい!」のかけ声とともに進んだ。垢離取場(こりとりば)で
身を清め、境内をぐるりと回る。マックは観衆から「頑張れ」と激励され、「がんばります」と叫んだ。
観衆たちと何度もハイタッチを交わしながら進んだ。
 午後9時ごろ、再び本堂に向かうと大床の上は裸だらけ。仲間たちは果敢に渦に飛び込んで行き、
10分もしないうちに姿が見えなくなった。初参加の英国人ジェームズ・チャップマンさん(22)は
「地獄みたいだ。みんなおかしい!」と苦しげに声を上げた。
 午後10時、宝木投下の瞬間を迎えた。本堂の照明が消え、裸たちが幾つもの渦に分裂する。
宝木など一体どこにあるのか。押し出されるように仁王門を出た。
 テントに戻ると、マルコが右足をひきずっていた。階段から落ち、たくさんの人に踏まれたという。
「一度両手で宝木をつかんだ。でも取られてしまった」。マルコの右手に鼻を近づけると香のにおいが
残っている気がした。「また来年も出るさ」
 マックは笑顔で戻ってきた。「3回目で祭りの意味が分かった気がする。宝木を取るより、みんなと一緒に
参加する経験が何より楽しいんだ。1人で渦の中に入ってもつまらないよ」
 一緒に裸になり、笑顔のもてなしを受けながら、国籍を超えて全員が一体になるのを感じた。
外国人のグループと一緒に参加した小瀬康太郎記者(左から2番目)
URLリンク(www.asahicom.jp)
ソース 朝日新聞デジタル 02/20 14:20
URLリンク(www.asahi.com)


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