伊藤和夫の英文解釈35 ..
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43:大学への名無しさん
17/05/14 12:42:01.07xgv9khH40.net
『ビジュアル英文解釈』の紹介 (3)
この様にして1987年『ビジュアル英文解釈』は誕生しました。約40題(正確には44題)だった課題文は61題に増えました(7題は重複)。
英語を読む際に注意を向けるべき基礎事項を『ルール』、複文のSVの組み合わせを『パターン』と呼んで図解する方式、
基礎事項を積み上げ、課題文の読み方を反復練習して読解力を育てる方式は両者で共通しています(ただし『ルール』の数は『ルールとパターンの英文解釈』では13、『ビジュアル英文解釈』では11)。
しかし、到達地点は、『ビジュアル』の方が課題文が多いだけレベルが高い所にまで達しています。
名著『英文解釈教室』は
a) 伊藤先生が提唱する全体的な文構造を考慮に入れた逐次的な英文の読み方、
b) 難関校の入試問題に当たるのに過不足のない「英文解釈の公式」の網羅
を目指した野心的な書物でした。
しかし、そのせいで強面な所があり、ある程度の英文法、英文解釈の知識レベルに達していないと情報量が多く未消化に終わる代物でした。
これに対して『ビジュアル英文解釈』は『英文解釈教室』の a) の側面、すなわち「『直読直解』を実践するためのトレーニング」、に特化した参考書です。
大学受験に関する限り、「解釈の公式」を網羅はしてはいないが、相当な部分を履修しており、
自力で文法的な展望をもって文章を読むことが出来、未履修の部分があれば、自力で調べて学習を進められるようになる、そういう地点までを目指しています。


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