釣竿のテクノロジー ..
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105:名無し三平
17/11/27 22:59:34.03 .net
ぶっちゃけ、めちゃくちゃ多くないですか?樹脂。
だって、ほとんどのロッドの説明書やメーカーHPなんかには大抵99%とか、98%とか、「粘りそう」な感じがするカーボンロッドでも90%前後のカーボン含有量が表記されていますよ。
ここで唯一わかることは、ロッドメーカーは東レから仕入れたカーボンシートに含有するレジン量(重量比)は書かなくてよい、ということです。
「カーボン含有率」はそのロッドを構成する「繊維」について、そのカーボン繊維比率を表しています。
つまり、「カーボン含有率」にはレジン含有量の情報は全く含まれていません。
大抵のロッドはカーボン繊維とグラス繊維でできています。「カーボン含有率」からは、カーボン繊維とグラス繊維の比率(体積比率)が読み取れます
(極稀にカーボンでもグラスでもない繊維を使うロッドもありますが)。
【補足】カーボン繊維(PAN系炭素繊維)の比重は1.74?1.95、レジン(エポキシ樹脂)の比重は1.11?1.40、グラス(ガラス)繊維の比重は2.5?2.6です
それぞれ別の仕様のロッドがA・B・Cがあるとして
全国釣竿公正取引協議会の会員メーカーならば
A) カーボン99%
B) カーボン90%
C) カーボン85%
こういう表記をすることになりますが、残りの素材の率は書きません。
カーボン以外の素材が書かれていない、残りの1%なり10%なり15%のマテリアルは
「ブランクの繊維ナントカカントカ率を密度やら体積やらの魔法の式で算出したもので炭素繊維ではないと除外されたもの」となります。
全国釣竿公正取引協議会の定める規約によると使用した繊維の含有量は必ず明記しないといけないので
E) カーボン80%グラス15%

このロッドのように別の素材の含有率を書いていない限り、残りのパーセンテージは「グラスなりボロンなりの別繊維」の含有量を指すものではないハズですが・・・?


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