北海道・寿都町長選 現職片岡氏が6選 「核のごみ」調査継続へ [ひよこ★] at EDITORIALPLUS
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毎日新聞 2021/10/26 21:42(最終更新 10/27 00:07) 1047文字


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当選し、万歳する片岡春雄氏(中央)=北海道寿都町で2021年10月26日午後10時9分、貝塚太一撮影
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、全国で初めての文献調査が進む北海道寿都(すっつ)町で26日、任期満了に伴う町長選が投開票された。文献調査の応募を主導した現職の片岡春雄氏(72)=無所属=が、調査の中止を訴えた元町議の新人、越前谷(えちぜんや)由樹氏(70)=同=を破って6選を果たした。文献調査が始まった自治体の現職首長が選挙で信任を得るのは初めて。原子力発電環境整備機構(NUMO)の調査は今後も継続される見通しとなった。
 得票数は片岡氏が1135票、越前谷氏は900票。投票率は84・07%。
 文献調査は最終処分場の選定方法を定めた「最終処分法」に基づく3段階の調査で最初に実施され、2年程度かかる。片岡氏は2020年8月に「国の交付金が得られ、町の財政改善が見込める」と応募を検討していることを明らかにし、10月に応募。国内初の文献調査は11月に寿都町と近隣の神恵内(かもえない)村の2自治体で同時に始まった。

 文献調査を巡っては07年4月、応募を決めた高知県東洋町の町長選で反対派の候補が当選し、応募を撤回した経緯がある。今回は越前谷氏も一定の支持を得ており、無害化に10万年かかるとされる核のごみに根強い拒否感があることを改めて示した形だ。
 片岡氏は26日夜、当選を決めて「核の案件は大変厳しい案件だと感じた。(町民の)賛成、反対は抜きにして、概要調査を前にしっかり意見を聞いて判断したい」と述べた。越前谷氏は「寿都の未来、将来を考えると何とも言えない気持ちだ」と語った。

 片岡氏は文献調査の争点化を避けようと、第2段階の「概要調査」の前には住民投票で民意を問うことが決まっていると強調。「町民の思いに従って結論を出す。安心してほしい」と主張した。風力発電誘致など5期20年の実績を強調し、人口減少対策や経済対策の充実を訴えて保守層の支持を取り付けた。
 越前谷氏は「重要問題を議会の議決を得ることもなく自己の判断で応募した」と片岡氏を批判。「町民間の分断を解消するためには、調査を撤回するしかない」と訴えた。住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」や革新系町議に加え、水産加工や観光の業界団体など一部の保守層から支援を受けた。

 越前谷氏は今年6月に「核のごみに何としても立ち向かい、寿都町と町民を守らなければならない」と町長選への出馬を表明。無投票が4回続いた町長選は、一転して20年ぶりの選挙戦となっていた。
【高山純二、高橋由衣】


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