【高齢出産】公園でおじいちゃんに間違われる…“高齢で親になる”メリット・デメリットは at EDITORIALPLUS
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18/06/20 09:53:23.25 CAP_USER9.net
アラフォー母、アラフィフ父になってよかった?
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 40歳前後で出産する女性や、50歳前後で父になる男性が増えている。年齢を重ねてから父親、母親になることにはどんなメリット、デメリットがあるのか。
 「今の時代だから仕事も育児も両方あきらめずにいられる。高齢出産でよかった」
  と肯定的に受け止めているのは、43歳で長男を出産した金融系会社勤務の女性(47)だ。職場では20〜30代に出産した人のほとんどが会社を辞め、辞めなかった少数派は「昭和のおじさん」的働き方を強いられた。
 産みたいとは思えないまま、41歳になっていた。そんなとき、子宮筋腫が突然大きくなり、医師から子宮を全摘するか問われた。初めて出産を強く意識した。まもなく自然妊娠した。
 現在はフルタイムで働き、週に2日は在宅勤務制度やテレワークを利用する。若い頃だったら制度があっても使いづらかったが、今は後輩のためにも率先して取らないと、と使命感さえ感じている。
 食材は通勤電車の中でネット注文し翌日宅配される。食器洗い機や洗濯乾燥機、お掃除ロボットなどの時短家電をそろえ、家事をできる限り手抜きして子どもとの時間をつくる。仕事も子育てもあきらめない。もし30歳前後で出産していたら、この環境は享受できなかっただろう。
 親になる年齢が上がっているのは男性も同様だ。2歳の娘がいる会社員の男性(52)は言う。
 「若くして父親になっていたら、今のようには子育てに力を注げなかったかもしれない。娘を授かったのは僕にとってのベストタイミングでした」
 20代、30代の頃は毎晩のように終電まで働いていた。管理職に就いた今は、仕事を自分でコントロールでき、定時に帰り、子どもと風呂に入り、家族3人川の字で寝る。
 気がかりはお金の問題。娘が成人するとき古希だ。娘の誕生直後に学資保険に入ったものの不安が募り、資格を取って起業も考え始めた。娘には自分の知る豊かな世界を教えたいと思っていたが、逆に娘に新たな世界を見せてもらっている気がする。
 46歳で娘が生まれた埼玉県の会社員(51)はアンケートに「高齢で親にならないほうが絶対良い」と書いた。
公園では知らない子どもに「この子のおじいちゃん?」と聞かれたこともある。自分が定年を迎えても娘はまだ成人していない。教育費は大丈夫だろうか。
 お金の心配を力に変えた父親もいる。42歳で娘が生まれた北海道帯広市の男性(46)は、娘の成人より先に自身が還暦を迎える不安から「収入アップへの意欲がわき、昇進も果たした」。あとは健康でいることに努力するのみだ。
 半世紀近く生きてきた男女のもとに赤ちゃんがやってくる。それは、夫婦関係や生活スタイルも一気に変化させる渋谷区に住む会社員の女性(41)は、不妊治療を経て38歳のときに長男を自然妊娠で授かった。夫は49歳だった。
 結婚して約6年間、夫婦はそれぞれ仕事を優先し、互いの世界を生きてきた。それが、子どもの誕生後は夫婦で相談し合うことも多くなり、笑顔も増えた。
「私たちはやっと家族になれた気がします。人生で一番の幸せを子どもからもらいました」
 経営コンサルタントの女性(45)は流産を4度繰り返し、42歳のときに娘を出産した。
 分娩の際、一時危篤状態になり、産後は骨粗鬆症で4回も骨折。肺炎や胸膜炎、産後うつにもなった。でも育児は待ったなしだ。高齢出産ゆえ、両親も高齢で子育てのサポートは得られず、逆に両親の介護や病気のサポートに回ることもある。
 3歳になった娘は生まれつき病気があり、総合病院や大学病院、近所のクリニックなど5カ所の病院に通院している。手術や検査で入退院を繰り返し、そのたびに病室に泊まり込む。
 妊娠や出産、子育てなどのライフイベントは、自分でコントロールできないのだと実感する。それでも仕事はあきらめない。出産前のように働けなくなった分は、これまで培ってきたスキルでカバーする。なにより働き続けたい理由がある。
「娘が大人になる頃には、もっと女性が働きやすい時代になっていてほしいから」
 高齢出産で得たかけがえのない宝が、原動力になっている。(編集部・深澤友紀)
※AERA 2018年6月25日号より抜粋


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