【dot.】古賀茂明「米朝会談立役者の文在寅大統領の賢い外交を邪魔をする安倍総理の思惑」 at SEIJINEWSPLUS
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1:(^ェ^) ★
18/06/18 18:00:02.44 CAP_USER9.net
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 米朝首脳会談が終わった。
 この先、良い方向に向かうのか、それとも戦争への危機が再び訪れるのか、誰にも分らないが、そのカギとなるのが、米朝間の「信頼」醸成ができるかどうかだ。
(略)
■安倍政権は「環境変化」についていけない
(略)
■文在寅大統領の賢い外交を邪魔をする安倍総理
 今のチキンレースの中で、北朝鮮が一方的に敗北宣言をする可能性は非常に低い。一方、繰り返しになるが、米朝双方とも、冷静に考えれば、相互に協力することで、戦争という甚大な損害を回避し、さらには、新たな経済的利益を双方に呼び込むような取引も可能である。トランプ大統領の米朝首脳会談後の記者会見の前に記者団に見せられたビデオでの、核・ミサイルを放棄した後の北朝鮮の明るい未来絵図は、まさに、この問題を損得で考えようという提案をしたものだ。正義とかメンツとかではなく、「損得勘定」で双方ウィンウィンとなるディールの答があり得ることを双方が正しく認識すれば、真の信頼関係が確立されるまでの間は、「損得勘定」で何とか良い方向への交渉を続けて行くことが可能となる。
 これまでのところ、両者の間の信頼を高めるのに大きな役割を果たしているのが韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領だ。彼の働きによって、今回の交渉がここまで進んだと言っても過言ではないだろう。金正恩委員長のご機嫌を取りながら不安感を弱め、トランプ大統領をおだて上げ、習近平国家主席にも気配りしながら、とにかく和平に向けて邁進している。小国としては、これが真の賢い外交だと言っても良いのではないだろうか。
 韓国には、米朝間で戦争が起きたら最大の被害者になるという危機感がある。これまでの数千年の歴史上、中国の脅威と戦ってきた小国にとって、今は、米中の狭間で北朝鮮とも向き合いながら、どうやって国の安全を守り、発展を継続させるのか、それを真剣に考えれば、何とか和平を実現しようと考えるのはある意味自然なことだ。一方、これまで何度も北朝鮮に煮え湯を飲まされてきたのも事実。時には武力攻撃も受けて、死者まで出している。にわかに北を信じようと言っても、韓国国民はそう簡単には受け入れない。
 それでも文大統領が和平に向けて突き進むのは、前述した「環境変化」を敏感に感じ取り、「損得勘定」を武器に米朝をうまく説得するという戦略を頭に持っているからではないだろうか。単に、「お互いを信じましょう」と言うだけでは、ここまでの事態打開はできなかったはずだ。
 一方の安倍総理は、完全にアメリカにはしごを外されて、慌てて、日朝首脳会談を模索し始めてはいるが、この段階になっても、二言目には、完全な非核化と拉致問題解決までは「制裁」は解除しないと言い続けている。裏では、トランプ大統領に対して、「北は嘘つきですから要注意ですよ」と言って、不信感を煽っているのではないかとさえ疑われる。しかし、そんなことをして、何の意味があるのだろう。おそらく安倍総理は、北朝鮮が核・ミサイルを開発したという重大な環境変化を、「あってはならないこと」だから「認めない」という愚かな心理状態に陥っているのではないか。一日も早くその周回遅れの頭の中をリセットしてもらいたい。


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