本当にあったのか?チンギス・ハン猫1000匹兵器説の真偽 [きつねうどん★]
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1:きつねうどん ★
25/12/08 15:15:17.74 9Ne03vCX.net
歴史の中には、信じがたいほど奇抜な戦術が語り継がれることがあります。
そのひとつが「チンギス・ハンが猫1000匹を使って都市を征服した」という恐ろしい逸話です。
モンゴル帝国が世界を震撼させた13世紀、知略の象徴として語られるこの作戦はまるで神話のような存在で、モンゴル帝国の圧倒的な恐怖と支配の影が見え隠れします。
西夏を襲った最強軍団モンゴル帝国
物語の舞台となるのは、中国西北部に存在した王国・西夏(せいか)、チベット系タングート人が建国し独自の文字や文化を持つ国でしたが、13世紀初頭、中央アジアから勢力を拡大していたモンゴル帝国の侵攻を受けることになります。
チンギス・ハン率いるモンゴル軍は、馬を駆使した圧倒的な機動力と戦略的な包囲戦で知られていました。
彼らは敵国に恐怖を植え付ける心理戦を多用し、「モンゴルが来る」と聞くだけで降伏する都市も多かったといわれています。
しかし、西夏は堅固な要塞都市を持ちモンゴル軍は苦戦、チンギス・ハンは異例の奇策を練り上げたとされています。
それが猫1000匹作戦という、今も語り継がれる伝説的戦術です。
猫とツバメを使った奇想天外な火攻め
伝承によると、チンギス・ハンは西夏の司令官に「攻撃をやめる代わりに、猫1000匹とツバメ1万羽を差し出せ」と要求しました。
不思議な提案に戸惑いながらも、西夏側は条件を受け入れ、国内から動物を集めてモンゴル軍に引き渡したといいます。
ところが、モンゴル軍はその猫とツバメの尾に油を染み込ませた布を結びつけ、火をつけて放ち大火災が発生します。
街は炎に包まれ、混乱の中で防衛が崩れた隙を突き、モンゴル軍が城へ侵入した、というのがこの作戦の流れです。
さらに別の伝承では、チンギス・ハンが火を使わず、猫をそのまま敵陣へ放ち防衛線を乱したという話もあります。
どちらも「猫を戦術に使った」という点で共通しており、異常なまでの発想力と冷徹さを物語るものです。
史実ではなく象徴として残った戦術
しかし、現存する史料を調べても、この作戦が実際に行われた証拠は見つかっていません。
『元朝秘史』や『集史』といったモンゴル時代の記録にも「猫1000匹」という記述はなく、後世に語り継がれた都市伝説とみるのが妥当です。
動物を使った戦法自体は、古代ローマや中世ヨーロッパでも確認されていますが、モンゴルが実際に行ったという明確な証拠は存在しません。
それでも、この逸話が今日まで広まったのは、モンゴル軍の恐怖の象徴として人々の記憶に刻まれたからでしょう。
圧倒的な戦闘力と心理的支配、そしてどんな手段も厭わない非情さ、猫1000匹の物語は、チンギス・ハンがいかに常識を超えた存在だったかを象徴する寓話なのです。
まとめ
真偽は定かではないものの、この物語が人々の心に残り続けるのは、戦争という極限状態の中で生まれた“創造的な狂気”を感じさせるからかもしれません。
人類史上最も成功した征服者といわれるチンギス・ハンには、実際の戦術以上に恐怖の物語がつきまとってきました。
その中でも、この猫1000匹の逸話は彼の名を永遠に神秘的に彩る、戦争伝説のひとつとして語り継がれているのです。
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