八戸港にミンククジラ初めて水揚げ

八戸港にミンククジラ初めて水揚げ at LIVEPLUS

1:きつねうどん ★
17/07/22 08:28:41.18 CAP_USER.net
　青森県八戸市の八戸港を拠点とする調査捕鯨で初めて捕獲されたミンククジラ＝20日午後6時　青森県八戸市の八戸港を拠点に、水産庁が三陸北部沿岸海域で実施している調査捕鯨で20日、ミンククジラ1頭が初めて捕獲され、同港に水揚げされた。調査団によると体長約7.75メートル、体重約5.2トンで、成獣としては大きめのオスだった。
　同日は早朝から小型捕鯨船2隻と探索支援船6隻が出港。クジラは午後4時ごろ、八戸港から約60キロ東の海域で和歌山県太地港所属の「第7勝丸」（32トン）が捕獲した。調査は18日に始まったが、19日までの2日間は強風や濃霧に見舞われ、クジラを目視で確認できても捕獲に至らなかった。
　調査団長の安永玄太・日本鯨類研究所調査研究部室長は「やっと捕獲でき感慨深い。目標の30頭はハードルが高いが、やり遂げたい」と話した。
　船は八戸港第3魚市場荷さばき所A棟前岸壁に入港。クジラはクレーンでつり上げられ、トラックに載せ替えて同市白銀町の鯨体調査所に運ばれた。調査員が体長や胸びれを測定したり、皮膚のサンプルを採集するなどした。今後、解体して臓器などのサンプルを採取し、副産物の肉は各地に出荷される。八戸港第2魚市場には、24日朝にも上場される予定。
　水揚げ作業を見学した小林眞市長は「今後も八戸が調査捕鯨の基地になることを期待している。八戸では今でもクジラ汁が食べられており、八戸から食文化が発展すればいい」と語った。
　調査捕鯨は、将来の商業捕鯨再開に向けた日本沿岸域でのミンククジラの適切な捕獲枠算出のため、水産庁が本年度から行っている新北西太平洋鯨類科学調査の一環。八戸沖では8月中旬まで行う。
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