【PC関連】2009年の終わりにSCSIは消滅するだろう--米Adaptec社Suresh Panikar氏に聞く[08/03/17] at BIZPLUS
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1:やるっきゃ騎士φ ★
08/03/18 10:56:36
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サーバー機とディスク・ストレージをつなぐRAIDコントローラの新製品
「Adaptec RAID 5XXXX」シリーズ7機種を2008年3月21日に国内出荷する米Adaptec。
SCSI時代の知名度が高い会社であり,規模・成長率が大きいSATA(Serial ATA)市場へ
の参入は,わずか1年前のことである。SATAの新製品を投入する同社Worldwide
Marketing部門のDirector,Suresh Panikar氏に,ディスク・ストレージの市場動向を
聞いた。

-- 現在,米AdaptecのRAIDコントローラは,ATA(IDE)系の「SATA(Serial ATA)」
とSCSI系の「SAS(Serial Attached SCSI)」を兼ね備えた「Unified Serial」をうたって
いる。これまでの経緯を振り返ってほしい。

まず,現在の市場における米Adaptecのポジションから話そう。米国の市場調査会社である
NPD Groupが,米国市場(北米と南米)における,SATAとSASを合わせたシリアル・
インタフェース分野の出荷台数と売上高を報告している。それによると,出荷台数も売上高も,
Adaptecは米3wareに次ぐ2位である。

ただし,Adaptecと3位の米LSIの2社が,1位の3wareのシェアを急速に奪っている。
3wareは2007年第3四半期から第4四半期にかけて,出荷台数では約3万台から約1万5000台へ
と半減,売上高では約900万ドルから約600万ドルへと3分の2に落ちている。一方で同時期の
Adaptecは,出荷台数が約1万台から約1万2500台へと,売上高では約200万ドルから
約300万ドルへと増えている。

米Adaptecの転機となったのは,新アーキテクチャ「Unified Serial Architecture」を
提唱して製品出荷した2007年3月である。これは,1つの製品でシリアル・インタフェースの
2つの規格,つまりSATAとSASの両方を使えるようにするコンセプトであり,製品である。
大多数のユーザーが求めるSATAコントローラの機能を提供しつつ,使いたければ(SATAの
上位互換である)SASも使える,という付加価値を持つ。しかも,SATAだけしか使えない製品
と同程度の価格で入手できる。

--SATA市場に参入したのは2007年3月が最初なのか。

その通りだ。正直に言って,SATA市場への参入は,2007年3月のUnified Serialから
ということになる。これ以前は,シリアル・インタフェースではSASだけを扱っていた。
パラレル方式のSCSI専業ベンダーとしての歴史が長かったため,SCSIのシリアル化という
意味でSASに向かったのだ。市場ではATA(IDE)からSATAへという流れができていたし,
SCSIベンダーとしては,まずはSASを扱ったというわけだ。

だが,世間には,SASと聞いただけで逃げだすユーザーもいる。SATAでなければ最初から
相手にもしてもらえない状況がある。性能や信頼性などの側面において,SASはSATAよりも
優れており,エンタープライズ・ストレージ製品にはSASの利点を生かした製品も多いが,
やはり世間一般に訴求するためにはSATA機能をSATAの価格で供給できなければならない。
2007年3月のUnified Serialの製品出荷以降は,SCSIやSASのイメージで捉えられることの
ないよう,SATAを前面に押し出して戦っている。

続きます。ソースは
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)


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