【コラム】幹部自衛官へのテロを誘発するGPS携行論議の愚−佐藤優 at NEWSPLUS
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1: ◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★
07/11/14 12:40:11 0
(略)
まず、プライバシーが侵害されるので、行動を把握されたくないなどと考える者は、石破防衛相が
言うとおり「そういう方は防衛省にいていただかなくて結構です」ということだと思う。一日も早く
転職した方がいい。筆者は、公務員の中でも、自衛官、警察官、消防士、外交官は、国益、
公益のために状況によっては「無限責任」、すなわち命を投げ出す覚悟が求められると考えている。

それから、国会議員と中央官庁の課長職以上の管理職は、強大な権力をもつので、個人情報
保護法の適用除外にすべきであると考える。もし、プライバシーについて知られたくないならば、
自ら手をあげて国会議員や高級官僚にならなければよい。それだけのことだ。(中略)

しかし、GPS装置を防衛省内局幹部や自衛隊幹部に持たせては絶対にならない。GPSのデータは、
誰にでも簡単に入手できる。テロリストがGPSによって判明したデータをもとにミサイルを撃ち込めば、
日本の防衛省幹部を瞬時に皆殺しにすることが可能だ。北朝鮮の特殊工作部隊やアルカイダが、
防衛省幹部がGPS対応の携帯電話をもつというニュースを知ったら「われわれの仕事を助けて
くれてどうもありがとう」と涙を流して喜ぶことであろう。同時に、インテリジェンス先進国のプロは、
「こんなセンスだから日本と重要な情報は共有できない」とつぶやくであろう。

筆者自身の経験からしても、インテリジェンス先進国の情報機関本部や軍事情報部の施設に
入るときは、携帯電話を預けなくてはならなかった。仮に携帯電話のスイッチを切っていても、
微弱電磁波が出るために、ミサイルによる追跡が理論上は可能ということから用心したのである。
テロの対象となりうる防衛省幹部にGPS発信器をもたせるというのは正気の沙汰ではない。
もっともこのような議論がまったくでてこないことは、日本の常識が国際テロ戦争の現実から
いかに乖離しているかを示すものだ。

機械によって人間を管理することはできない。国家公務員の愛国心は世間で思われているよりも
ずっと強い。特に、日本国家を守る防衛省、自衛官の大多数の士気はとても高い。石破防衛相は、
部下たちをもっと信頼してほしい。(略)

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