【研究】 サイボーグの実現が近づいた 神経細胞を「人工の記憶装置」に 脳のかけらを取り出して「アップグレード」が可能に? at NEWSPLUS
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1:うし☆すたφ ★
07/08/23 13:34:54 0
★神経細胞を「人工の記憶装置」に

 イスラエル、テルアビブ大学の研究者は、培養した神経細胞に化学的な
刺激物を注入することにより、人工の「記憶装置」を作成している。

 サイボーグの実現がまた近づいたようだ。
イスラエル、テルアビブ大学の研究者、Itay Baruchi氏とEshel Ben-Jacob氏が行なった
研究によると、培養した神経細胞に化学的な刺激物を注入することにより、
人工の記憶装置が作成できるという。
 脳のかけらを取り出して、容器の中で「アップグレード」し、元の場所に戻すことが
可能になるかもしれない。ロボトミー[前頭葉を切除する手術]の逆パターンだ。
 あるいは、この研究は、映画『ブレードランナー』に出てくる人造人間『レプリカント』
のようなものが作られる最初の萌芽かもしれない。

 『DailyTech』の記事『Researchers Produce Chemically Operated Neuro-memory Chip』によると、
培養した神経回路に化学的な刺激物を加えると、最初とは異なった神経細胞の発火パターンが生まれ、
それはオリジナルのパターンと共存するという。(次の新しい刺激によっても別のパターンが生まれ、
それらは互いを干渉せずに一定時間保存されるという。)
この状態を、「神経細胞上に新しい記憶が複数形成された」と見ているようだ。

 論文は『Physical Review E』に掲載。以下に、そのアブストラクトから引用する。
化学的な刺激物を局所的に使うことで、培養した神経回路に複数の記憶(神経細胞の
発火が集合的に行なわれている状態)を(数日間)保持することができる。
神経回路の活動をリアルタイムで分析し、それに基づいて選んだ場所に、微量の抑制物質を注入する。
すると、刺激を与えた場所の神経細胞が、同期的な発火を開始する(集合的な発火の状態になる)。
発火の時空間的なパターンは場所によって異なる。

 さて、脳に埋め込まれた「模造記憶」は、本物の記憶と同じくらい素早く取り出せるのだろうか?

WIRED NEWS URLリンク(wiredvision.jp)


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