【気象】「ラニーニャ現象」で猛暑・渇水の恐れ
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1:西独逸φ ★
07/05/13 17:53:46 0
暖冬による少雪に続き、春以降は少雨が続く。四国では取水制限が始まり、首都圏ではダムからの補給が
平年より早まる見通しだ。さらにこの夏、世界的に異常気象をもたらす「ラニーニャ現象」が発生する見込み
で、梅雨明けは早く、気温は高くなると予想される。猛暑と渇水が気になる夏になりそうだ。
国土交通省によると、四国では那賀川水系の2ダムで、取水制限が12日から農業、工業用水ともに55%に
強化された。
吉野川水系銅山川の3ダムでは4月から、水道用水も5%の制限が続く。徳島県では4月19日に知事を
本部長とする渇水対策本部を設置した。
首都圏の水がめとなる利根川上流8ダムの貯水率は11日現在72%で、平年比82%。奈良俣ダム(群馬県)
で過去最小の積雪となるなど雪が少なく、平年より1カ月程度早く、積雪は消えてしまった。このため、利根川
水系ダム群からの補給開始は、平年より1週間早い5月14日ごろになると予想される。
積雪が少なかったうえに、4月は全国的に少雨となった。岐阜市や京都市など9地点では同月の降水量が
観測史上最も少なかった。
夏の渇水のかぎをにぎる梅雨の降水量について、気象庁は最新の3カ月予報で平年並みとの予想を出した。
ただ、この夏は梅雨明けが早まる可能性を示唆する。「ラニーニャ現象が1、2カ月以内に発生する可能性が
高い」とみるからだ。赤道付近の東風が強まるこの現象が起きると、日本の南の太平洋高気圧の勢力が強く
なるという。前線の北上を抑えるオホーツク海高気圧はあまり強くなく、「梅雨明けが遅れるようなことは考え
にくい」とみる。
ラニーニャ現象が発生した過去の夏場をみると、東北や四国、九州南部で梅雨明けが早まる傾向がある。
盛夏が早く訪れ、しかも高温になるケースが多い。
農林水産省は、田植えなどへの影響を懸念。国土交通省関東地方整備局は「融雪水がほとんどなく、今後の
降雨状況によっては利根川上流ダムの貯水量が不足することも考えられる」と、早くも貯水状況を気にしている。
ソース
asahi.com URLリンク(www.asahi.com)
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