【中国】過去7年で最悪の黄砂となった上海[4/?]
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1:国際派φ ★
07/04/12 21:51:29 BE:162173928-2BP(135)
2007年4月2日、上海市ではまれに見る強烈な黄砂に見舞われた。
今年に入って、中国北部では4回にわたって黄砂が吹き荒れたが、上海まで影響を及ぼすことはまずなかった。
しかし、折しも寒気の南下と重なったため、4月2日のものは、上海にしては珍しい本格的な黄砂で、
道行く車の屋根も白く埃が積もったようになったほか、外の景色を見ても全体的に黄色かかったような印象を受けた。
おかげで市内の洗車場は大繁盛していた。
気象台でのレーダー解析では、まず3月27日に新彊ウイグル地区から甘粛省、
さらにウチ蒙古自治区へと黄砂が広まった。
さらに、3月30日にモンゴルから内モンゴル自治区へも黄砂がやってきて、
3月31日ごろまでに北京、河北省西北部が黄砂に見舞われた。
一部は、中国北部の吉林省や遼寧省へ流れたほか、3月31日〜4月2日にかけて
3天津でも今年初めての本格的な黄砂が観測された。
さらに、済南や連雲港では、4月1日に、そして上海でも4月2日に黄砂が観測されることとなる
国気象局などの研究では、これら黄砂の原因は、中国の陸地面積の4分の一(陸地面積の約26.8%)
以上を占める標高4000〜5000メートルの青蔵高原の高原エリアの砂が、上昇気流とともに舞い上がり、
それが黄砂を降らす原因だと考えられている。
中国気象局予測減災司の担当官が、4月2日に行った記者会見では、青蔵高原にある91か所の観測所で過去40年に
わたって観測したデータの研究の結果、荒涼とした青蔵高原エリアの環境が、昨今の砂漠化とともに、黄砂の発生に
大きな影響を与えているとしている。
さらに、地理的位置から、青蔵高原が全世界に与える影響の大きさも指摘されるようになってきた。
長江デルタエリアでは、寧波、杭州まででも空気の汚染が確認されたが、中でも上海がひどく、4月2日には大気汚染指数
(API)が500となり、2000年6月1日にAPIを観測して以来、過去最悪の数値となった。寧波でもこれまでに黄砂があったが、
ひどい大気汚染を引き起こすほどの黄砂が本格的に観測されたのはなんと観測史上初めてのことだったようだ。
ちなみに、この数値が300を超えた段階で、体の弱いお年寄りや子供は外出してはならず、
一般人も極力外出を避ける必要があるとしている。
画像:昼下がりなのに非常に暗い上海
URLリンク(www2.explore.ne.jp)
ソース:エクスプロア上海
URLリンク(www2.explore.ne.jp)
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