【環境】 黄砂被害、発生原因には日本も関係・・・とTBS [04/04] at NEWS4PLUS
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1:Mimirφφ ★
07/04/04 22:34:03
■黄砂被害、発生原因には日本も関係

 イブニングニュースでは、深刻化する環境問題をテーマに新しいシリーズを始めます。
題して「地球のあした」。1回目は、年々被害が拡大する黄砂を取り上げます。
中国大陸の砂漠地帯で発生し、2日も日本各地に大量に降り注ぎました。
実は、発生原因には日本も関係しています。ビデオでご覧下さい。(04日 18:06)
URLリンク(news.tbs.co.jp)

ビデオ内容:(記者テキスト化)
東京から丸一日かかって着いた中国内モンゴル地区のオルドス。
年間降水量が400mmにも満たないこの場所で私たち取材班を迎えたのは
雨でも雪でもなく、砂の嵐でした。

記者「ものすごい砂が口の中に入ってきます。
    立ってるだけで口の中がジャリジャリしてきます」

翌日、私たち取材班はある工場を案内されました。
そこで作られていたのは、日本向けのカシミヤ製品

記者「ここにおかれてある全部日本向けのカシミヤ製品ですね。」

内モンゴルで最も大きなこのカシミヤ工場では日本等からの需要に答えるために
10年ほど前から原料となるヤギを大量に飼育するようになりました。

餌として必要な草の量も急増。
いつしか、自然のバランスが崩れるほど、過度の放牧が行われ
草原は徐々に砂漠となりました。

日本でカシミヤが安く買えるようになった一方で、中国の砂漠化は拡大し続けてきたのです。

池田 誠記者「この季節、日本にも降る黄砂なんですけれども、実際触ってみると非常に細かい粒なんですね。
         風が強い日はほんとに3m先も見えなくなるということです。」

環境省がまとめた報告書によると、中国の専門家は
「黄砂は人の呼吸器系に対して最大の危害を与えるものである」と指摘。

韓国で行われた調査では、黄砂が発生すると人の死亡率が2.2%増加し、
特に心臓血管や気管支の疾患が原因の死亡率が4.1%も高くなったという結果がでています。

そんな中、日本と中国の民間企業等が共同で砂漠緑化に向けた取り組みを推進してための
研究センターを設立することが決まりました。

中国側の中心となっているのは、日本向けのカシミヤ製品で財をなした先ほどの会社です。

緑化技術を持つ日本企業や国家林業局などの支援を受けて砂漠化した草原を元に戻し、
最終的には環境ビジネスとして利益を産み出すことを目指しています。

これまでボランティアやNGO頼みだった砂漠の緑化・・・
中国の民間企業が緑化の分野で本格的に環境ビジネスに乗り出したのはもちろんはじめてのことです。

全人代の常務委員 胡徳平氏はこう話します。
「わが国の砂漠化はとても深刻な状況にあります。
国の上から下に至るまで皆が砂漠化の問題を改善したいと強く願っています。」

経済発展だけでなく、環境にも目を向け始めた中国の企業。
しかし、環境ビジネスを始めた会社のすぐ隣には新たな火力発電所が建設されていて
環境と経済発展の両立の難しさを物語っています。


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