【鉄道】1文字分のミスで大トラブルに 首都圏改札機トラブル[07/10/28]
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1:しゃぎり ◆d......inc @窓際店長見習φφφ ★
07/10/28 16:39:54 BE:6096285-PLT(15579)
首都圏の鉄道で12日と18日の早朝に起きた日本信号(本社・東京)製の自動改札機と窓口
処理機の障害の原因は、プログラムがわずか日本語1文字分のデータの処理を誤ったため
だったことがわかった。「極めて単純なプログラムミス」と専門家が指摘する欠陥は、のべ
727駅、260万人の足に影響する事態に発展した。
12日は改札機4378台、18日は窓口処理機101台で障害が起きた。どちらの機器も、IC
乗車券「Suica(スイカ)」と「PASMO(パスモ)」の相互利用に対応している。
日本信号によると、期限切れなどの理由で使えなくなったカードをチェックするため、無効
カードの情報(ネガデータ)が相互利用センターのサーバーから各駅の駅サーバーに送られて
くる。駅サーバーはデータ処理に必要な情報を加えて、改札機や窓口処理機にネガデータの
情報を送る。
両機器は毎朝の立ち上げの際、ネガデータの最新版を取り込む。その際、窓口処理機は
駅サーバーから直接データを受け取るが、改札機は監視盤で書き換えられたデータを受け取る。
障害の引き金になったのが、2バイト(2進法で16けた)のデータだった。例えば改札機の
場合、ネガデータは5451件分(6万5518バイト)を一区切りとして処理される。処理は4バイト
ずつ進めるため、最後に2バイト余る。全角ひらがなや漢字1文字分のデータ量だ。
半端な2バイトも、件数がこの一区切りまでなら正常に処理されていた。だが、5452件以上に
なると「85件増すごとに5件の割合で、余った2バイトの処理を忘れる」(同社)というプログラム
の欠陥があった。
相互利用が始まった3月から9月下旬まで、ネガデータは障害が発生する件数に達していな
かった。以後もたまたま障害の条件をすり抜けていたが、10月12日のデータは「5件」に合致
して2バイトが欠落し、改札機が立ち上がらなくなった。
窓口処理機でも同様の処理が行われているが、データの受け取り方の違いから12日に障害
は起きなかった。だが、18日には「5件」の条件に当てはまった。
今回の事態を受けて日本信号では、すべての機器のプログラムの見直し作業を進めている。
URLリンク(www.asahi.com)
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