【神奈川】外国人市民会議10周年 川崎市を外国人にも住みやすい町にしよう[12/20] at NEWS4PLUS
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1:死にかけ自営業φ ★
06/12/20 18:59:38
外国人市民会議10周年
歩み振り返る

川崎市を外国人にも住みやすい町にしようと市条例で設けられた
「市外国人市民代表者会議」が、今年で設立から十年を迎えた。
同会議はアパートなどを借りる際、外国人への差別を禁じる条例制定に一役買うなどの成果を挙げている。

十日には歴代委員長によるパネルディスカッションを開き、出席者がこれまでの歩みを振り返るとともに、
今後の課題を探った。 (内田淳二)

市人権・男女共同参画室によると、代表者会議は外国人市民の声を市政に反映させようと設置され、
一九九六年度から毎年開かれている。

会議では、公募で選ばれた多様な国籍の外国人が二年の任期で委員となり、
年八回ある審議を通して暮らしの改善点を検討。
子どもの教育に関する支援策や高齢者福祉など、さまざまな課題に関する意見をまとめ、市長に提言している。
現在は韓国、中国、フィリピン、タイ、ルーマニア、ドイツなど十三カ国二十六人の委員で構成しているという。

十日に高津区の高津市民館で開かれたオープン会議には、第一期委員長の李仁夏さん(韓国)ら
五人の歴代委員長が出席。現委員や一般参加した約百人の聴衆を前に、意見を述べ合った。

第五期のモハッマド・アンワルさん(パキスタン)は
「会議ができるまでは他の国の人々と出会う場がなく、問題意識も共有できていなかった」と
会議の存在意義を指摘。
第二期の中村ノーマンさん(カナダ)は、入居差別を禁止する条項を盛り込んで二〇〇〇年に制定された
市住宅基本条例について
「昔は、賃貸物件を探すため、五十軒ぐらいの不動産業者を回ったという外国人の知人がいた。
会議が声を上げ、制定につながった」と評価しつつ、
「実際に制度が市民側に浸透していると言えるかどうか。意識改革はまだ必要なところもある」とした。

今後の課題には、第四期の趙成允さん(韓国)が
「生活に密着した問題に焦点を当てていった方がいい」と持論を展開。
中村さんは「この会議を知らないという外国人も多いので周知が必要。
ただ、会議に所属していなければ声を上げにくくなる状況にしてはいけない」と話した。

出席者からは「すぐに解決する問題ではない。会議の活動は当分、続ける必要がある」との意見が相次いだ。
李さんは最後に「継続は力なり。これに尽きると思う」と述べ、会議の意見を集約した。

ソース 中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)


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