鳴子でハナ柄のこけしと、つややかな朱や黒の漆器が合体 【前代未聞の「共作」】  at NEWS
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1: 羅尓斯(宮城県)
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匠を継ぐ者 宮城・鳴子こけしと漆器    2008年08月23日

∞共作、未知数でも手応え

 鳴子温泉(宮城県大崎市)に、国指定の伝統的工芸品が二つある。こけし200年、漆器400年。
盛衰は温泉とともにあった。30年前のピーク時、職人は多忙を極めたが、今は双方とも売上高が10分の1にまで落ち、職人も減る一方だ。

 そんな中、前代未聞の「共作」が始まった。

 こけし職人の桜井昭寛さん(57)と、漆器職人の後藤常夫さん(62)。ともに作品が大臣賞を取る第一人者だ。
白木に緑、赤、黄のしまや花柄が入るこけしと、つややかな朱や黒が流線模様を織りなす漆器が合体し、
奇妙なコントラストが生まれる。昨年、ろうそく立てや花瓶など数種類を試作した。

 きっかけは、国が「海外に通じる伝統工芸を」と企画したJAPANブランド構想。補助金も出るため、宮城県商工会連合会が「共同制作したら」と誘った。

 両方の職人から「ほかの職人と手を組まなくても」「成功の保証もない」と異論が続出する中、
2人が参加を決めた。「おらほの職人も、このままでは?年で半分いなくなっぺ」と後藤さん。
桜井さんも「違和感はあるけど、何もしないよりは」。

 成功するかどうかは未知数だ。試作品は、色やつや感のバランスが悪かった。それでも、フランスの見本市に持ち込んだら手応えもあった。今夏、修正や新デザインを加えて再試作する。

 最近、2人で話す機会もできた。「これが売れれば、それぞれの伝統も守れる」。互いの本業を尊重しながら、新たな挑戦は続く。
(仙台総局・中野和郎)
URLリンク(mytown.asahi.com)

 ☆鳴子こけし・鳴子漆器 こけしは江戸末期の創始と伝わる。首を回すと鳴るのが特徴。漆器は伊達藩の振興で江戸初期に始まったとされる。素朴な仕上がりが特徴。


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