【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃〜元朝日新聞記者・植村隆さん★7[10/01] at NEWS4PLUS
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1:ねこ名無し ★@\(^o^)/
16/10/02 15:31:03.93 CAP_USER.net
 この言いがかりに黙っているわけにはいかない。元朝日新聞記者、植村隆さん(58)は覚悟を決めて反撃する。今年2月に出版した『真実〜私は「捏造記者」ではない』(岩波書店)は増刷と好評。各地で講演を引き受け、ジャーナリズム全体にかけられたバッシングに正面から向き合う。9月7日、福岡市で開かれた集いには110人の参加者があり、質問にも丁寧に応じる姿が印象的だった。本人と話してみて思う。「捏造」を唱えるほうこそ捏造ではないか。「慰安婦」問題と取り組む九州キリスト者の会主催。
●『週刊文春』の記事が火付け
 植村さんの環境が一変したのは2年前、『週刊文春』2月6日号に掲載された「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」という記事だった。「見るたびに腹が立つんですが、大事な資料です」と会場に提示する。1991年8月、当時大阪本社社会部の在日・人権担当時代に書いた元「慰安婦」金学順(キム・ハクスン)さんの証言に対し、軍による関与はなかったと考える側を勢いづかせるバッシングである。前年6月の参院予算委で「(慰安婦は)民間業者が連れ歩いた」と政府が答弁し、韓国民主化の中で声を上げる女性たちが出てきた。植村さんは韓国留学の経験もあり、ハングルは得意だ。元「慰安婦」の紹介をされ2週間取材したが、家族にもひた隠しにしてきたつらい体験を日本の若者にそう簡単に打ち明けられるわけがない。「戦後も語れなかった女性たちの胸の痛さに当時は思い至れなかった」と植村さんは自省を込めて振り返る。
 そして翌年、金学順さんが告白する段階で事態は動き出す。植村さんは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が聞き取り調査した録音テープの内容を紹介する形で8月11日、「思い出すと今も涙」という見出しで記事化した。まだこの時は68歳の匿名である。その後、金学順さんに聞き取り調査をする弁護団に同席して12月25日、「かえらぬ青春 恨の半生」との記事を実名と本人の写真付きで書く。「だまされて慰安婦にされた」という表現はあっても「強制連行」という字句はない。
 植村さんをたたく側は、この記事をもって「反日」の極みと考える。しかし、金学順さんの訴えが世界に広く伝わったのは朝日の記事ではなかった。8月11日を節目と見て帰国した植村さんには予想もしなかったことが3日後に起こる。金学順さんが記者会見を開いたのだ。金学順さんはその後、被害者として損害賠償請求を起こした。この勇気ある発言を受けてアジア各地で名乗り出る人が次々と現れた。金東元(キム・ドンウォン)監督のドキュメンタリー映画『終わらない戦争』(2008年)に映し出される金学順さんの会見時の様子を解説しながら植村さんは「二つの記事だけで有名になって、そうして歴史は作られる」とため息をついた。
●西岡力氏の執拗な攻撃やまず
 「それでも執拗に攻撃する人がいる。それが西岡力さんという人です」と続け、どのような内容かを示していく。一番の批判は、金学順さんがキーセン学校に3年間行ったことを書かなかった点。訴状には記されていても芸妓・芸者を目指すことが「慰安婦」になった理由ではないから植村さんは省いた。他のメディアも同様に書かなかったのに、なぜか植村さんだけが指弾される。東京基督教大学教授の西岡氏は1992年から雑誌などで名指し批判をしており、その論理はこうなる。
(1)金学順さんは40円でキーセンに売られ、強制的に連れて行かれた人ではない。
(2)記者会見の3日前のスクープ記事は、金学順さんも加わる訴訟の原告組織「太平洋戦争犠牲者遺族会」のリーダー的存在だった常任理事の娘の夫だから取れた。
(3)記者が自分の義母の裁判を有利にするために意図的に「キーセン」を報じなかった。
URLリンク(www.labornetjp.org)
>>2以降につづく)
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