カリスマ獣医の病院は「悪夢のようだった」 at NOUGAKU
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1:農NAME
16/09/07 16:10:56.76 .net
東洋経済オンライン 9月6日(火)6時0分配信
「この先生なら何とかしてくれるかも」―。
東京都内に住む田村京子さんは藁にもすがる思いで、ある動物病院に愛猫のプー君を連れて行った。プー君は下痢を端緒に
日に日に体調を悪化させていたが、地元やネットで調べた複数の病院をはしごしても原因は不明。処方される下痢止めを飲ま
せても、病状は悪化の一途を辿っていた。
■ 診察室にカリスマはいなかった
途方に暮れて駆け込んだのが、カリスマ獣医がいることで知られる都内の超有名病院だった。自宅からタクシーで30分。到着
後も診察まで2時間待った。超有名病院だけに訪れる飼い主が多い上、事前予約を受け付けていなかった。
ただでさえ弱っているプー君に狭いキャリーバッグでつらい思いをさせてしまい、田村さんは身を切られる気持ちだった。
だが「元気にしてあげたい」「少なくとも原因だけは明らかにしたい」という一念で待った。
ところが田村さんにとってその病院での経験は、悪夢のようなものだった。
診察室に入ると、カリスマはいなかった。「忙しいので特別な人しか診ない」と言われたのだ。弟子と思しき獣医は問診・
触診もそこそこにプー君の採血をしようとした。猫は基本的に病院では極度に緊張しているもの。猫扱いの上手い獣医なら
優しく声をかけ、時間もかけて落ち着かせてから診察に臨む。さもなければ猫がふとした拍子に怒り、診察ができなくなっ
たり、猫や獣医がケガをしたりという結果になるからだ。
案の定、プー君も「シャーッ」と威嚇の声を上げて強く抵抗。弱った体の力を振り絞って狂ったように暴れるプー君を、獣
医と動物看護師は全身で押さえ込み、採血を決行した。その際にプー君は小さなけがをしてしまった。だがその結果はやは
り「原因不明。下痢止めでも」。田村さんは抗議した。「この子、頑張って2時間待ったんです。もっと


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