メコン川流域諸国の鉄道プロジェクト at ICE
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1:名無しの車窓から
15/12/09 13:40:32.95 2xga53Bm.net
メコン川流域国とは、「タイ」「カンボジア」「ベトナム」「ミャンマー」「ラオス」の5ヶ国を指し、
地政学的に「中国」南部2省(雲南省、江西壮族自治区)を加え、全6ヶ国を指します。
この6ヶ国を人口ベースで見ると実に約3億人!
そして、今、中国とメコン川流域国が鉄道で繋がれようとしています。
このスレではメコン川流域諸国の鉄道プロジェクトをグローバルに追っていければと思います。
来年(2016年)はインドやバングラディシュなど南アジアとの鉄道での接続が多く語られそうですが
まずは、各国の最新情報は次の通りです。良くも悪くも、地政学上中国の影響は避けられないようです。
◆習近平訪問で中越経済協力深化、ハノイ・ラオカイ間鉄道を検討―ベトナム
 2015年11月7日: URLリンク(www.recordchina.co.jp)
 2015年11月6日、澎湃新聞網は記事「中国とベトナム、ハノイ・ラオカイ間鉄道建設を検討=総投資額は44億ドル」を掲載した。
 ・・・ハノイと中越国境の街ラオカイとを結ぶ鉄道の検討も正式に決まった。
 路線長は381キロ。総工費は44億ドル(約5420億円)と推算されている。将来的にはハノイからハイファンへと延長する計画だ。
◆中国とタイ、「高速鉄道とコメのトレード」がついに実現へ・・・中国「一帯一路」戦略を推進
 2015年12月7日:URLリンク(news.searchina.net)
 記事は、中国・国家発展改革委員会の王暁涛副主任とタイの交通相が両国政府間の鉄道協力枠組み文書に調印するとともに、
 中糧集団(COFCO)とタイ商業省対外貿易部門がタイ産のコメ100万トンを中国に輸出する契約文書に署名したと紹介した。
◆「チャウピューSEZ」来年2月にも第1フェーズ着工か
 2015年12月6日(月): URLリンク(www.myanmar-news.asia) より
 □2016年2月より着工予定
  中国主導で行われているミャンマー西部ラカイン州の「チャウピュー(Kyaukphyu)経済特区(SEZ)」開発について、
  ミャンマー政府が議会に承認を求めていることを、12月4日にミンテイン(Myint Thein)鉄道省副大臣が明らかにした。
   第1フェーズとして2016年2月より、100ヘクタールを利用して工業団地の建設に着工する予定。プロジェクト全体では20〜30年かかるとされる。
 
◆中国〜ミャンマーの国際鉄道、雲南省で着工
 2015年12月8日(火): URLリンク(www.newsclip.be)
 □中国とミャンマーを結ぶ国際鉄道が6日、起点の雲南省で着工された。
  大理市と臨滄市を結ぶ202キロの区間で起工。うち橋梁とトンネルで176キロ(区間全体の87%)を占める。
  巍山や雲県を経由して臨滄市の臨翔区に至るという。中国経済網などが7日付で伝えた。
  時速160キロで設計する。投資額は150億4600万人民元(約2864億3800万円)、工期は5年半を見込む。開通後は両端を3.5時間で連絡。
  延伸も計画中。国境地帯を抜けてミャンマーに向かう路線を整備する予定だ。
 □中国政府は、周辺国を結ぶ「汎アジア鉄道」構想をあたためている。
  東南アジア部分では、雲南省省都の昆明市からベトナム、ラオス、ミャンマーへと向かう
  「東ルート」「中央ルート」「西ルート」の3本が整備される予定だ。
●中国とラオスを連絡する国際鉄道のラオス区間は、12月下旬にも着工される見通し。
  中国との国境の街ボーテンと首都ビエンチャンを結ぶ全長427キロを敷設する。5年後の完成を目指す。
  新設区間の設計速度は、時速160キロに設定。ヴァンヴィエン〜ビエンチャン区間は、さらに40キロのスピードアップも可能だ。
  四川省成都に拠点を構える中国中鉄二院工程集団が設計を請け負う。技術、設備などもすべて中国が輸出する。
  中国側区間は今年8月に着工済み。雲南省玉溪から、中国との国境地帯にあるラオス・モーハンまでを結ぶ区間で建設が進んでいる。
  今年10月までに48億5700万人民元(約925億3800万円)が投入された(同区間総事業費の95.7%)。
  同区間については、16年下半期の開通を予定している。


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