日本の芸術業界の宗教性について語ろう at DESIGN
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1:作者不詳
21/03/17 15:42:47.61 .net
「芸術」とは「アート」とは何か?まとめ
薄暗い教会や宮殿の中に神や王族が本当にそこにいるかのように見せる(無いものを有るように見せる)、威光を感じさせる技術として絵画や彫刻が西欧で発達した
それらが長い時を経て抽象化していき「神聖な良いもの=芸術」を感じさせる作品が名作とされ美術史が紡がれていった
西欧には巨匠の名作以外にも膨大な数の古典作品が収蔵されており、
またダヴィンチによる絵画論をはじめ美術史や芸術にまつわる論文が大量に残っていて、
それらが権威的な芸術なるものを物理的に存在しているように見せている
ルネサンスから四五百年の時を経て、権威化・マンネリ化したその芸術界に、芸術としてこれまで認められていなかったものを認めさせていく"アート"ゲームへと化していった
抽象画をはじめ、アフリカや東洋の美術であったり、精神障害者の作品、ストリートペイント、アニメ的な作品、コンセプチュアル作品、ポリコレ的な作品などが次第に認められていくようになった
これらの新しいアートは、芸術に似つかわしくないものであればあるほど、西欧の白い彫刻群や油にまみれた黄色い油絵みたいな古典芸術の権威に逆に保証されているわけで、
革新的な白人としての正統性を自負しているであろうアメリカ人が、積極的に革新的なアート作品に投機する姿勢もこの構造に由来する
壁画に囲まれた教会で己の内面と向き合い神と対話するように、ギャラリーで作品を通じ芸術を感じる
神の存在を措定するかのように、芸術というものを措定しているアートピープルは、
アートがゴミのように扱われたら自身の信教が侮辱されたかのように怒り出すだろう
しかし我々日本人が、デュシャンの逆さまに飾られた便器や、バンクシーの落書きまで芸術作品だとありがたがるのは、冷静に考えればひどく滑稽なことだし、
殊更に芸術だアートだなどと語っても、本心ではどこかしらピンとこない・胡散臭いものを感じ取っているのではないか
それは、日本人の歩んできた歴史が芸術の「部外者」としての視点をはらんでいるからである
端的に言って、芸術とは、その始まりからして、なにか特別なものがあるように見せかける詐術であり、宗教的なものである


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