【ミステリー】「ツングースカ爆発」から100年 なぞは解けず 神の怒りか、宇宙人の襲来か、いん石の衝突だったのか ロシアシベリア
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1: ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★
08/07/14 16:09:39 0
モスクワ(CNN) 1908年6月30日、シベリア中部ポドカメンナヤ・ツングースカ川
上空で起きた巨大規模の爆発の原因をめぐり、ロシア科学アカデミーが先月末、国際会議を開いた。
神の怒りか、宇宙人の襲来か、それともいん石の衝突だったのか―。
100年たった今でも、爆発の真相はなぞに包まれたままだ。
ツングースカ爆発は20世紀最大のなぞの1つといわれ、SF小説やドラマの題材にも取り上げられてきた。
爆発は数百キロ離れた場所からも観測され、周辺の樹木約8000万本をなぎ倒すほどの規模だったとされる。
そのつめ跡は今も消えていないが、爆発の原因を示すような破片や衝突跡などは一切見つかっていない。
爆発が発生したころ、ロシア革命直後だった同国の情勢は混乱していたため、現地調査が初めて実施されたのは
1920年代後半になってからだった。
クレーターのようなくぼ地から水を抜く調査も行われたが、見つかったのは古い切り株だけ。
調査は第二次世界大戦で中断され、戦後再び再開されたが、目立った成果は報告されなかった。
研究者らの仮説はどれも立証に至っていないが、会議を主催したモスクワ・シュテルンベルク天文研究所の
ボリス・ムシャイロフ氏は「いん石説が有力」との見方を示す。
大気圏に突入したいん石が爆発し、上空で粉々に砕け散ったという説だ。
科学者らによれば、いん石があと4時間遅く飛来していたら、ロシア西部の大都市サンクトペテルブルクが
完全に破壊され、何十万人もの死者が出る大惨事となっていた可能性がある。
理論上、同様の衝突はいつまた起きてもおかしくないと、警告を発している研究者もいる。
実際には、爆発の現場に一番近い集落は、70キロ離れたバナバラという小さな町だった。
無事に生き延びた同町は今年、100周年を記念して、宇宙を示すオブジェの除幕などを企画。
しかし住民らは、「いん石の破片やら宇宙人らを探すのはもうやめて、天然ガスや石油でも掘ってくれたらいいのに」
と、現実的な表情をみせている。
CNN 2008.07.13 Web posted at:12:19JST Updated - CNN
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