〓慶應〓　奥様三田会　39　〓塾員〓

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191:華子 ◆M87fGACx9Q
15/06/08 10:59:15.96 0.net
オヤ、株価はじりじり下げている。
円安はさらに進行基調なのに、これはおかしい。
利確の可能性も高いが、そうでないとすれば
安保法制の議会通過の雲行きが怪しくなってきたことが
その底にあるのかもしれない。
まさかこれほど抵抗されるとは、というのが現政権側の
印象でしょう。たとえ限定的に集団的自衛権を行使するにせよ
その運用には注意をはらって、日本に不利益にならないようにする
と、いくら言ってみたところで、それはあくまで言葉に過ぎない。
どうも信用できない、そうした雰囲気が醸成されているので
米国側としては、これでは投資はできんわい、と
いくらか引き気味になっている、そんなところでしょうか。
安保法制の議論が分かりにくいのは、政府が、じつに簡単で
明快な説明を、あえてしないようにしているところにある。
「今後自衛隊は、アメリカ軍の一部として活動します。
でも、ほんとうに危ない場合は、撤収することもできます」
とはっきり言ってしまえば、それだけのこと。
それは憲法違反なのか？　
国権の発動たる戦争、の解釈次第だが、日本自体が侵略されている
わけでもないのに、米軍の補給に与るとなれば、それは
自衛戦争以外の戦争に参加することになる、のは明らかだ、
とコバセツ先生は言うことでしょう。
ただ、自衛というのは、広くも狭くも解釈することができて、
米軍の活動は全部日本の自衛のためでもある、などと言えば
それでも憲法違反とはならない。
菅官房長官が名前をあげずに、たくさんいいる、と明言した学者は
その立場のはず。
安保法制が成立すれば、株価はまた上がるのだろうが、
何か、自衛官の命と日本経済を天秤にかけているようで、
すっきりとはしない気分になります。

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