【勉強会】The QABALI ..
572:名無しさん@占い修業中
20/09/15 05:40:45.08 jEARSifA.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 200) ---
In the Hindu system, what the West calls the "Three Alchemical Principles," are
called Gunas.
ヒンドゥー教の体系においては、「西洋」が「3つの錬金術の原則」と呼ぶものは、
「グナ」と呼ばれる。
The Gunas are Sattva, Rajas and Tamas.
「グナ」は、「サットヴァ(調和)」、「ラジャ(活動)」、および「タマ(非活動)」
である。
Sattva is the philosophic Mercury, superconsciousness.
「サットヴァ」は、「哲学者の水銀」、超意識である。
Rajas is Sulphur, activity, passion and desire.
「ラジャ」は、「硫黄」、活動、情熱、および欲望である。
Gunas is Salt; it is ignorance and inertia, subconsciousness.
「グナ」は「塩」である;それは、無知と惰性、潜在意識である。
--- ここまで ---
最後の文の「Gunas/グナ」は、「Tamas/タマ」の誤植ですかね。
さて、いきなりインドの宗教&哲学であるヒンドゥー教の話が出てきますが、これは
トート版の解説書である『トートの書』に出てくるネタです。
気になるのは、上記の説明から受ける印象からすれば、
・上で静止した「スフィンクス」=「サットヴァ(調和)」
・左で上昇する「ヘルマニュビス」=「ラジャ(活動)」
・右で下降する「テュポン」=「タマ(非活動)」
のようにワタシには思えるのですが、『トートの書』では、そういう配属になっていない
のと、それについての明確な説明が無いため、ワタシにはよくわかりません。
573:名無しさん@占い修業中
20/09/16 05:56:39.84 RoIljoLr.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 200) ---
The idea that the WHEEL OF FORTUNE symbolizes the revolution of natural phases is
generally accepted, though there is some confusion about which of the Gunas is
applied to which figure.
「運命の輪」が自然の様相たちの回転を象徴しているという考え方は、一般的に受け入れ
られてはいるが、けれども、「グナ」のそれが、 どの像に適用されるかについては、
いくらかの混乱がある 。
Crowley states that the Sphinx is Sulphur, Hermanubis is Mercury and Typhon is
Salt. (*187)
クロウリー氏は、「スフィンクス」が「硫黄」であり、「ヘルマニュビス」が「水銀」で
あり、「テュポン」が「塩」であると述べる。 (*187)
--- ここまで ---
ちなみに、(*187)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 274) ---
187. Crowley, Book of Thoth, 91.
187. クロウリー著、『トートの書』、91ページ。
--- ここまで ---
とあります。
そもそも、クロウリー氏が、タロットとは本来関係の無いヒンドゥー教のネタを中途半端な
形で振ってくるから、色々と混乱するわけであって、そういう未消化のままの下界ネタに
巻き添いにされるゴールデン・ドーン版やウェイト版は、いい迷惑です。
ついでに言うと、クロウリー氏が言う
・「スフィンクス」=「硫黄」
・「ヘルマニュビス」=「水銀」
・「テュポン」=「塩」
という対応も、いまいち意味が分かりませんので、全面的にスルーしたいと思います。
574:名無しさん@占い修業中
20/09/18 06:04:25.29 DgRGOFD0.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 200) ---
The Golden Dawn version, on the other hand, would allow the Sphinx to be considered
nothing less than the Superconsciousness, Sattva, the Philosophic Mercury.
ゴールデン・ドーン版は、その一方で、「スフィンクス」が、「超意識」、「サットヴァ」、
「哲学者の水銀」に他ならないと考えられることを可能にするであろう。
And we see that in Waite's card the Sphinx sits above the Mercury sign on the Wheel.
そして我々は、ウェイト版カードにおいて、「スフィンクス」が「輪」の「水銀」の記号の
上に座っているのを見る。
--- ここまで ---
ゴールデン・ドーン版は、たった3つの象徴、すなわち「スフィンクス」、「輪」、「冥界の
犬頭猿」から構成されていることを考えると、「スフィンクス」が「サットヴァ」に配属
されるという説
575:は、ワタシ的には疑問であり、どちらかと言うと、 ・「輪」=「サットヴァ」=「哲学者の水銀」 ・「スフィンクス」=「ラジャ」=「硫黄」 ・「冥界の犬頭猿」=「タマ」=「塩」 の方が、まだしっくり来るかな、という感じです。 一方で、ウェイト版では、確かに位置的には「スフィンクス」が「水銀」の記号の上にあり ますが、他の生き物は、中途半端な位置にありますので、そんなに結びつきが強いようにも 思えませんし、そもそも、このウェイト版の「輪」の元ネタは、レヴィ氏の「エゼキエルの 車輪」という魔法陣的なイメージ図であって、レヴィ氏自身がデザインした「10:運命の輪」 に、この「魔法陣の輪」が描かれていたというわけでもなくて、ウェイト氏が「かっこいい からパクった」というだけなんですよね。(←なぜか断言w) そもそも、「スフィンクス」が「水銀」てあれば、必然的に「ヘルマニュビス」が「硫黄」 となるわけですが、属性的に見れば、どう考えても無茶としか思えません。 つまり、「運命の輪」に出てくる3つの生き物を錬金術の3つの原理(硫黄、水銀、塩)に 当てはめるのは、各自で適当にやってください、としか言いようが無いということです。
576:名無しさん@占い修業中
20/09/19 06:46:07.09 Ndn16+SA.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 200) ---
In the Golden Dawn papers it is stated that Mercury is attributed to Kether, Salt
is attributed to Chokmah and Sulphur is attributed to Binah.
ゴールデン・ドーンの文書たちにおいては、「『水銀』は『ケテル』に帰属され、『塩』は
『コクマー』に帰属され、『硫黄』は『ビナー』に帰属される」と述べられている。
The "Three Principles of Nature" are also related to the three Maternal letters
of the Sepher Yetzirah.
「自然の三原理たち」はまた、『セフェル・イェツィラー(形成の書)』の三母字たち
にも関連する。
--- ここまで ---
『The Golden Dawn/黄金の夜明け魔術全書』の「第五知識講義」にある、「TWO FURTHER
ALCHEMICAL ATTRIBUTIONS TO THE TREEE OF LIFE/生命の木における錬金術配属二種」
の表には、確かに「ケテル=水銀」、「コクマー=塩」、「ビナー=硫黄」と書かれていま
すが、それが、この「10:運命の輪」と、どう絡んでいるのかは、意図不明です。
また、「自然の三原理たち」、すなわち「硫黄、水銀、塩」とヘブライ文字の「三母字」
との関係は、クロウリー氏の説によれば、
・「アレフ[aleph]」=「水銀」
・「メム[mem]」=「塩」
・「シン[shin]」=「硫黄」
ということのようですが、いずれにしても、他の配属関係との混乱や誤解を招きやすい
ので、この「錬金術関係」のブツは、取り扱いには細心の注意が必要です。
というか、クロウリー氏が、『トートの書』に、ヒンドゥー教の「グナ」とか、錬金術の
「硫黄、水銀、塩」とかいう、あまり関係の無い下界のネタを持ち込まなければ、特に何も
問題は無かったわけですので、そっちはそっちで勝手にやっといて下さいとしか言いようが
ありませんし、ゴールデン・ドーン版やウェイト版を、その手の混乱に巻き込まないで
ほしいなぁ、とも思ったりするわけですよ。
577:名無しさん@占い修業中
20/09/20 07:00:50.55 7beFV/cI.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
20. THE PATH OF YOD
20. 「ヨッド」の小径
The Hermit
隠者
The Ninth Key
9番目の鍵(大アルカナ)
--- ここまで ---
ここから、「生命の木に基づく大アルカナ」の章の中での新しい節になります。
サブタイトルは「ヨッドの小径」です。
さて、ついに大アルカナも一桁台となり、ページ数も200の大台を超えてきて、ゴールも
ずいぶんと近づいてきました。
そして、ここからは完全に下界から、すなわち「星幽的三角形」からは完全に離れた世界
となるため、前に述べたように、もはや我々の個人的な知恵や知識、直観や感覚などは、
全く通用しない世界、すなわちワタシがこれから述べることは、全てがデタラメであり
口から出まかせであるということを、充分に御理解頂くことが必要となっております。
まあ、誰かさんのように、クスリ漬けや酒浸りになって、脳内リミッ
578:^ーを外すことが できれば、ここから先も、もっと面白そうなネタを語ることが出来るのかもしれませんが、 そういう危ないことが出来ない個人的状況もありますので、もはや井戸端雑談レベルの、 すこぶるどうでもいいゴミネタと化す可能性が非常に高いです。 占いにおいても、全くもって要らないネタでしかありませんしね。 ということで、ここから先は、なるべく期待値を下げた上で、お付き合いください。
579:名無しさん@占い修業中
20/09/21 06:17:17.16 IG45vGcA.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
□ PATH COLOR: Green-yellowish
□ 「小径の色」:黄色がかった緑色
□ RELATED SOUND: F Natural
□ 「関連した音」:「Fのナチュラル」
□ SIGN: Virgo (Mutable Earth)
□ 「宮」:「処女宮(柔軟宮の地)」
□ MEANING: Hand
□ 「意味」:手
□ SIMPLE LETTER: Sexual Love
□ 「単字」:「性愛」
□ ESOTERIC TITLE: The Prophet of the Eternal, the Magus of the Voice of Power
□ 「秘伝的な称号」:「永遠の予言者、力の声の魔術師」
--- ここまで ---
この本の、この文章の右側には、指を伸ばして開いた「手」と、ヘブライ文字の「ヨッド」
と、「処女宮(おとめ座)」の占星術記号、および「生命の木」における「ヨッドの小径」
の位置が図示された絵が描かれています。
なお、ここの「ESOTERIC TITLE/秘伝的な称号」は、元の『The Golden Dawn/黄金の夜明
け魔術全書』では、「The Magus of the Voice of Light, The Prophet of the Gods./
光の声の魔術師、神々の予言者」となっており、なぜか異なっています。
まあ、我々にとっては、もはやどうでもいい領域ですので、ツッコミは無しでお願いしたい
のですが、「処女宮」なのに、じーちゃんが描かれていたり、「隠者」なのに、スポット
ライトで目立っていたり、色々とボケまくりでツッコミどころの多いカードなんですよね。
580:名無しさん@占い修業中
20/09/22 06:50:01.35 oBsvz2v0.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
THIRTY TWO PATHS OF WISDOM: The Tuentieth Path is the Intelligence of Will, and is
so called because it is the means of preparation of all and each created being,
and by this intelligence the existence of the Primordial Wisdom becomes known.
「知恵の32の小径たち」:「20番目の小径」は「意志の知性」であり、それは全ての、
そして各々の創造された生き物の準備の手段であり、そして この知性により、「原始の
知恵」の存在が知られるようになるためにそう呼ばれる。
--- ここまで ---
ここは、いつものように、ウェストコット氏の英訳版『The Sepher Yetzirah/セフェル・
イェツィラー(形成の書)』の「THE THIRTY-TWO PATHS OF WISDOM/知恵の32の小径」から
の引用です。
相変わらず、良くわからない文章ですが、さらに理解が困難なものというか、要するに、
我々の理解を超えたものについて、何とか回りくどく説明しようとしているような気配が
あるということは察せられます。
とはいえ、我々の理解を超えるものについて説明されても、それを受け取る方としては、
意味不明で理解不能な言葉の羅列でしかないんですよね。
とりあえず、ここでのポイントは、「Primordial Wisdom/原始の知恵」とは何なのかと
いうことですが、これは「全ての、そして各々の創造された生き物の準備の手段」である
ということであり、それはすなわち「being/生きる(存在する)」ということに対する
「Will/意志」なのかなぁ、とか思ったりするのでした。
普通に考えれば、それは『旧約聖書:創世記』にあるように「God/神」の「意思」では
ないかと思うのですが、それが「原始の知恵」なのかと問われれば、それも何か違うよう
な気もするわけですよ。
つまり、それが「神の意志」であることは何となく分かるのですか、真の「神の意図」が
分からないので
581:、そう安易に結論が出せないというか、まあ我々下っ端の人間には、 雲の上の存在の本当の考えなんて分からないのは当然と言えば当然なのですが、 そういう意味からしても、もやもやしてしまうんですよね。
582:名無しさん@占い修業中
20/09/23 06:24:23.54 GF1LaoxM.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
The Path of Yod, connects Tiphareth (the Christ-Buddha center) and Chesed (the
Architect of Manifestaton).
「ヨッドの小径」は、「ティファレト」(「キリストーブッダ」の中心)と、「ケセド」
(「顕在化の設計者」)を接続する。
In brief, it represents the self-sustained, primal beginnings of manifestation.
手短に言えば、それは、自立した、顕在化の原初の始まりたちを表している。
--- ここまで ---
「ティファレト」には、数多くの「小径」が上流から「創造者」として流れ込んでいて、
そしてまた「ティファレト」は劣化「ケテル」として、この世界の「創造主」の一員と
して、この世界を支配しています。
つまり、「ティファレト」は、上位世界の「マルクト」であり、下位世界の「ケテル」で
あるわけですが、その「上位世界のマルクト=ティファレト」を主に創造しているのが、
「ゲブラー」と「11:正義」のルート、そして「ケセド」と「9:隠者」のルートとなります。
「ゲブラー」と「11:正義」、そして「ケセド」と「9:隠者」の両者の働きは。、以前にも
考察した通り、かなり複雑怪奇というか、我々の知識では、もはやきちんとした整合性を
取ることが出来ないぐらいに、つまり理論立てて説明が出来ないくらいに複雑です。
まあ、理論立てて考えることを放棄して、何となく感じるということでもいいのですが、
そうするとワタシには、現役を引退して役職だけ残った高齢の相談役と、現役バリバリ
のキャリアウーマンという対比の構図しか浮かばないので、それもまた厳しいところです。
おそらく、この「9:隠者」を、後期高齢者の姿に描いたというのが問題なんですよね。
つまり、この人物は、普通の人間ではなくて、年齢的にはこの宇宙の年齢の130億歳に
匹敵するけれども、肉体的にも精神的にも、まだまだ若いのではないかと思われます。
要するに、この「見た目は老人、頭脳は子供もしくは大人」の人物像を、どう解釈していく
かが、ここでのポイントとなるわけですよね。
583:名無しさん@占い修業中
20/09/24 06:12:44.97 MErNgnOb.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
It is the very point of origin of our manifest Universe, in direct contact with
the Divine Source of All.
それは、「全ての神の源泉」と直接接触している、我々の顕在化した「宇宙」の起源の
まさにその地点である。
It is the Path from the Demiurge out of darkness.
それは暗闇から脱する「デミウルゴス(小さい創造主)」からの「小径」である。
It is the coming of the Light of manifestation through Microprosopus.
それは、「ミクロプロソプス(小さな顔)」を通じた顕在化の「光」の到来である。
--- ここまで ---
「origin of our manifest Universe/我々の顕在化した宇宙の起源」は、下界の我々から
見れば、「劣化ケテル」である「ティファレト」のように見えますが、実際には「高次の
自我」を形成する「倫理的三角形」であると推定されます。
この「倫理的三角形」には、その名前や見た目以上にエロさが感じられるわけですが、
その要因となっているのは、ここでの「宇宙の受胎」の暗示にあるわけです。
つまり、「9:隠者」が男性的象徴であり、「11:正義」が女性的象徴であり、「8:力」が
それらの結合であり、そして「ティファレト」が子宮の象徴であるという感じですよね。
あと、「0:愚者」と「11:正義」、「1:魔術師」と「9:隠者」の結びつきの関係性にも
注意しておく必要があります。
つまり、「至高の三角形」と「倫理的三角形」は、深淵により隔てられてはいますが、
量子もつれ状態となっていて、互いに影響を及ぼしていると考えられます。
何が
584:言いたいかというと、単に「デミウルゴス=ケセド」ではないし、「9:隠者」一人で 全ての宇宙を創造したということでもなく、もっと広い相互作用で、「宇宙の創造」を 考える必要があるんじゃないかな、ということなのですが、それでも、この「9:隠者」の もたらす「光」が、「宇宙の懐胎と誕生」にとって決定的な働きをするということは、 『旧約聖書:創世記』の冒頭を見れば、何となく理解できるのではないかと思います。
585:名無しさん@占い修業中
20/09/25 06:00:00.73 /9WYy8gE.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 201) ---
Insofar as the sign Virgo is attributed to the twentieth Path, we understand the
Hermit to be ever-virgin, pure, and totally innocent.
「処女宮(おとめ座)」の宮が20番目の「小径」に帰属される限りにおいて、我々は
「隠者」が永遠なる処女であり、純粋で、全くの純潔であると理解する。
And insofar as it represents a gateway to the bridge between Macroprosopus and
Microprosopus, it involves certain qualities of Daath.
そして、それが「マクロプロソプス(大きな顔)」と「ミクロプロソプス(小さな顔)」の
間の橋への出入り口を表す限りにおいて、それは「ダアト」の特定の品質たちに関係する。
--- ここまで ---
基本的には、「ケテル」から「ティファレト」までは、宇宙の顕在化以前の話ですので、
「virgin/処女」であると言うことが出来ますが、我々の宇宙は既に顕在化しています
ので、実際に「virgin/処女」ということではなく、ここは、どちらかと言うと、聖処女
マリアの伝説のように、設定的なものであると理解しておいた方がいいように思います。
なぜなら、後で辻褄が合わなくなるからですよね。
あと、この「9:隠者」は、「ミクロプロソプス(小さな顔)」を形成する「小径」では
ありますが、上位の「マクロプロソプス(大きな顔)」、すなわち「至高の三角形」の
「小径」たちと、ある特定の量子もつれ状態にあることは、以前に話をした通りです。
とはいえ、我々は、上位存在の品質や特性を理解できるはずもないので、いくら
「お前の秘密を知っている」と言ったところで、何の役にも立たないわけです。
ということで、実際のところ、この「小径」から得られるものは、かなり限定的というか、
我々のような一般人にとっては、もはや何の役にも立たないものとなっています。
つまり、「オレ様は、お前/宇宙/神の秘密を知っている」などと意味不明な供述をして
いる人々向けに、ありそうもない妄想爆裂ネタを提供するぐらいしかないわけですが、
ここから先は、そういうものであると開き直って進めていくしかないのが現状なのでした。
586:名無しさん@占い修業中
20/09/26 06:25:08.32 +dyc/rJo.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
These Daath qualities are represented by the very isolation of the figure: There
is something naturally mysterious and compelling about this figure standing alone
in the desert holding its own source of Light.
これらの「ダアト」の品質たちは、まさにその孤立した人物像により表されている:砂漠の
中に独りで立ち、それ自身の「光」の源を持つ、この人物像については、当然ながら神秘的
で説得力のある何かがある。
--- ここまで ---
なぜ「ダアト」の品質にこだわるのか、ワタシには良く理解できないのですが、なんか
そういうことが関係しているらしいのです。
とはいえ、この「9:隠者」は、完全な暗闇(「ダアト」)を背景としているわけではなく、
「ケセド」を源流にしているわけですし、ゴールデン・ドーン版でもウェイト版でも、
そしてトート版でも、そういう「暗闇」らしきものは、表面的には見あたりません。
ちなみに、「9:隠者」の背景は、完全な暗闇ではなくて、「夜空」、すなわち太陽の無い
世界であって、つまりこれは宇宙の歴史から見れば、「太陽系」が出来る前の原始宇宙で
あるとも考えられます
つまり、「9:隠者」が立っている土地は、「地上の砂漠」というよりも、「宇宙の砂漠」、
すなわち星として固まる前のガス状星雲みたいなものと考えると、しっくり来ます。
とはいえ、この「9:隠者」のある「倫理的三角形」は、そういった物質的なものは本来
存在しない世界ですので、そういう「目に見えるもの」でも無いわけです。
というか、もはや何かに例えること自体が出来ないシロモノなのですが、こちらとしては
何かに例えないと話が出来ないわけですので、その点
587:はご了承願いたいと思います。 つまり、これから先の話は、「9:隠者」の本質とは全く関係のない、単なる「ネタ話」 でしかないということを、改めて確認しておきたいと思うのでした。 てもまあ、そういうネタ的な話題であっても、何かの役に立つかもしれませんので、 物好きでヒマな人限定で、お付き合いください。
588:名無しさん@占い修業中
20/09/27 06:47:03.42 qu9S7EK8.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
One immediately thinks of Diogenes in search of an honest man, or Moses (whose
head supposedly emanated rays of light) or Christ as the "Light of the World."
人は、直ちに、正直者を探した「ディオゲネス」、または「モーセ」(彼の頭は光線たちを
発していたと思われている)、もしくは「世の光」としての「キリスト」のことを、思い出す。
One may also consider, in studying this solitary figure, that monasticism first
began in the Egyptian desert in the third and fourth centuries after the death
of Christ.
人はまた、この孤独な人物像を研究する際に、修道院制度が、「キリスト」の死後、3および
4世紀においてエジプトの砂漠で最初に始まったことを考慮するかもしれない。
--- ここまで ---
とりあえず、我々一般人は、「9:隠者」の本質を知ることは出来ないという前提ではあり
ますが、ここから先は、「上の如く、下も然り」という「ミソクソ理論」を用いて「月と
スッポン」についての解説を続けていこうと思います。
まず我々は、「9:隠者」のある上位世界の「光」と対応するものを、この顕在化した下界で
見い出そうとするならば、人は「上」ではなく「下」を見ないといけません。
そういう意味では、上記文章にある「ディオゲネス」は、なかなか秀逸な例だと思います。
一方で、「モーセ」や「キリスト」は、有名人すぎて面白味に欠ける点はありますが、
大変な迫害を受けながらも、下々の民衆を導いたという点では、それなりに使えるネタでは
ないかと思われます。
いずれにしても、「9:隠者」の人物像しては、「○○と○○は紙一重」であるというか、
それまで誰もが馬鹿げたことだと思ってやらなかったことを、率先してやっちまった人
という、「賢人」や「聖人」というよりも「変人」に近いイメージが浮かびます。
つまり、「宇宙創造」というのは、そういう「紙一重」の出来事であって、アブノーマル
な神が起こした「奇跡」以外の何ものでもないということが、ここから連想されるわけです。
589:名無しさん@占い修業中
20/09/28 06:15:42.96 al6yjdrF.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
Extreme asceticism and withdrawal from society were considered a means of perfection.
極端な禁欲主義と社会からの撤退は、完璧さの手段と考えられた。
In fact, the very word hermit comes from a Greek word meaning desert, the place
where some of the earliest monks lived in walled-up rooms of one window.
実際、まさに「隠者」という言葉は、ギリシア語で「砂漠」を意味する言葉から来ており、
その場所で、最も初期の修道士たちの一部が、1つの窓の壁に囲まれた部屋たちの中に
住んでいた。
--- ここまで ---
「hermit/隠者」の語源は、ギリシア語にあり、それは「砂漠」とか「孤立」を意味します。
さて、この「隠者」のように、内的な何かに没頭してしまって、正常な社会生活が営めなく
なってしまう、どちらかというと発達障害が疑われるような、引きこもり&ボッチ的な
生活態度は、現代においても、様々な要因で発生しています。
そういうボッチたちと、この「9:隠者」を同一
590:汲オてしまうのは、それはそれで問題なの ですが、そういう様々な要因を持つ問題児の属性の中から、「上の如く、下も然り」を 持ち出して考察してみると、それなりに面白いことがわかります。 つまり、「9:隠者」は、上位世界における「はみ出し者」であって、それが結果的には、 自分だけの世界に閉じこもる、すなわち、自分自身が新たな創造主となって、自分自身の 新しい宇宙を創り出す原動力となっているという考え方です。 実際のところ、「新しい世界」というのは、こういう孤立した特異点というか、いわゆる アブノーマルというか、異端的なものの中から生み出されることが、数多くあります。 つまり、彼は、従来の価値観の世の「世捨て人」となることで、新しい価値観の世界に おける「創造主」となるということであり、「レッドオーシャン」を脱出して、新しい 「ブルーオーシャン」、すなわち、まだ未開の砂漠状態である新世界に降り立った姿で あるということになるわけです。←かなり話を盛ってますww
591:名無しさん@占い修業中
20/09/29 06:20:15.14 P2zDKG7x.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
The higher the card on the Tree of Life, the more important it is that we let the
card suggest such images as they will.
「生命の木」の上でカードがより高くなるにつれて、我々は、カードに、それらが意図する
ような映像たちを示唆させることが、より重要となる。
--- ここまで ---
要は、上位カードは、カードの絵を見たままに解釈、すなわち下界の論理で解釈するの
ではなくて、絵についての「謎解き」とか「裏読み」を駆使して、そこから励起される
妄想イメージを膨らませることが、より重要となってくるということです。
つまり、この段階まで来ると、読み手の習熟度により、受けるイメージが全く異なると
いうことが、しばしば起こります。
つまり、解釈の難しい上級者向けの作品については、賛否の意見が大きく異なることも
しばしばあって、「クソ」だと言う人もいるし、「神作」だと言う人もいるわけで、
そういう「信者」対「アンチ」、「古参」対「ニワカ」の対決というのも、なかなかに
面白いですよね。
まあ、面白いと言えば、大アルカナには本来「吉凶」という概念は含まれていないわけ
ですが、どうしても白黒を付けないと死ぬ症候群の人々が、カードの絵を見たままに解釈
して、これは吉のカードだ、これは凶のカードだ、なんて話しているのを見るのも楽しい
ですよね。
ということで、とりあえず、その手の人々は置いといて、より上級者であることを自覚
している方々は、カードに描かれた象徴について、今まで以上に注意深くボケ&ツッコミ
を入れていきなさいということです。
そういう意味でも、シンプルな絵柄のゴールデン・ドーン版は、より上を目指そうとする
人にとっては、各々の象徴に集中しやすい、とても研究しやすいカードなんですよね。
ということで、ワタシは、カバラの勉強用としては、ウェイト版よりもトート版よりも、
ゴールデン・ドーン版をお勧めします。
592:名無しさん@占い修業中
20/09/30 05:49:35.28 KGsE9YeK.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
The image of a desert, for example, is a very potent one.
例えば、砂漠の映像は、非常に強力なものである。
Conceptually, it is an expanse of earth as indefinably vast as the ocean.
概念的に、それは海洋と同じように、言葉では言い表せない広大な地の拡がりである。
And as we consider Binah in the image of deep, dark, endless waters, we may
envision the desert as a crystallization or precipitation out of Binah's vast
593: sea of consciousness. そして、我々が、深く、暗く、果てしない海の映像において「ビナー」を考慮する時、 我々は砂漠を、「ビナー」の広大な意識の海からの結晶化または沈殿物として心に描く かもしれない。 --- ここまで --- 勘違いされないように最初に言っておきますが、この「9:隠者」の「砂漠」のイメージと、 「ビナー」の「海」のイメージとの例え話は、あくまでも「月とスッポン」もしくは 「上の如く、下も然り」レベルの話であって、決して同じレベルで扱ってはいけません。 そもそも、「砂漠」の砂は、「海」の水と比べれは、その表面積も体積も、そして地球の 生命体にとっての重要度も、全く比較にならないものですし、そもそも「ビナー」は 「至高の三角形」の存在ですので、同一レベルで語れるシロモノでもありません。 つまり、 「海」>>>[越えられない壁]>>>「砂漠」 であることを重々認識した上で妄想してください、ということです。 まあ、何が言いたいかと言うと、無限の広がりを持つ「至高の三角形」から生み出された 「倫理的三角形」は、我々の住む宇宙のように、もはや無限の広がりを持つものではなく、 あくまでも、そこからの一部が「結晶化または沈殿」した「有限のもの」もの、すなわち 「限定されたもの」という扱いなのですが、それでも、下界の「マルクト」に住む我々に とっては、いまだに無限の広がりに等しいものであるということには間違いないのでした。
594:名無しさん@占い修業中
20/10/01 06:05:17.62 r15De1OZ.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
THE HERMIT is an expression of the same energy as THE FOOL.
「隠者」は、「愚者」と同じ精力の表現である。
It is at once the wise old age of the Child (of the Golden Dawn FOOL card) and the
virgin beginning of a new sequence.
それは、(ゴールデン・ドーン版の「愚者」のカードの)「子供」の思慮深い老年期である
と同時に、新しい連鎖の始まりの処女でもある。
--- ここまで ---
「砂漠」や「ビナー」の話題から、いきなり「0:愚者」が出てきて、話が飛躍しすぎると
いうか脈絡の無い状態に、戸惑っている人もいるかと思いますが、ここは上位世界の話
ですので、下界の理屈に基づいて語ることは困難であることを、まずはご承知ください。
さて、いきなり「隠者」は、「愚者」と「expression of the same energy/同じ精力の
表現」と書かれていますが、これは同じレベルということではなくて、あくまでも「月と
スッポン」レベルで同じであるということに留意してください。
で、そのもっともらしい理由ですが、「倫理的三角形」は「至高の三角形」の劣化コピー
であって、「劣化ケテル」=「ティファレト」、「劣化コクマー」=「ケセド」、「劣化
ビナー」=「ゲブラー」という関係性から察するに、「劣化愚者」=「9:隠者」が導き出
せるという、かなり強引な手順となります。
ちなみに、この「愚者」から「9:隠者」(そして「13:死」)への構図は、ゴールデン・
ドーン版では想像しにくいのですが、ウェイト版では、割とわかりやすく描かれています。
とはいえ、「0:愚者」と「9:隠者」では、見た目が、あまりにも違いすぎるように見える
のも確かですが、それを覆すものが、「9:隠者」の持つ「処女宮」属性なんですよね。
要するに、この「隠者」は、「老人の皮を被った処女(オトメ)」、もしくは「見た目は
大人(老人)、頭脳は子供」という、一般世間では、どちらかと言うとヤンチャな暴走老人
として扱われる、割とハタ迷惑なタイプであり、以前の話に出てきた「ディオゲネス」に
近いタイプであると想像することができます。
595:名無しさん@占い修業中
20/10/02 06:07:24.82 r4rk0QlV.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
It is the purity and innocence of THE FOOL as it is transformed in the projection
of Microprosopus through Binah.
それは「ビナー」を通して「ミクロプロソプス(小さな顔)」の投影の中に変換されるので、
それは「愚者」の純潔と純真である。
The idea that THE FOOL (child) is at the same time THE HERMIT (old man) may best
be understood by meditating on the snake which holds its tail in its mouth, the
traditional symbol of wisdom.
「愚者」(子供)が同時に「隠者」(老人)でもあるという考え方は、伝統的な知恵の象徴
である、その尾をその口に持つ蛇について瞑想することにより、最もよく理解
596:ウれるかも しれない。 --- ここまで --- 最初の文の「It/それ」は、「愚者」から「隠者」へと受け継がれた、「expression of the same energy/同じ精力の表現」、すなわち「劣化愚者のエネルギー」です。 ちなみに、「0:愚者」の属する「至高の三角形」と、「9:隠者」の属する「倫理的三角形」 は、「深淵」で絶縁されていますので、両者の間は、電磁誘導的な「見えざる力」で エネルギーの伝達が行われていると推定できます。 例えて言えば、「至高の三角形」のループ内では、超高周波電流が流れており、その電磁場 に励起されて、「倫理的三角形」のループにも超高周波電流が流れるような関係ですよね。 そういう意味では、「ビナー」単体から「9:隠者」に向けて、直接電流が流出するような イメージは、ワタシにはありませんので、上記の文には、ちょっと違和感があります。 あと、尾を口にくわえた「ウロボロスの蛇」が、「愚者」と「隠者」の関係性であるという 説明は、両者の次元が違いすぎるので、両者を同等扱いするのには違和感があります。 「9:隠者」は、あくまでも「0:愚者」の劣化コピー、すなわち一部の属性を制限付きで 受け継いだものであり、中身は「子供」の属性を受け継いだものの、外見は属性を受け 継がなかったために、劣化して「老人」になったと、ワタシ的には考えています。
597:名無しさん@占い修業中
20/10/03 06:11:44.18 HKkb+XRs.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
It has been stated that JUSTICE, the Path opposite THE HERMIT, administers the
energies in manifestation of THE FOOL.
「隠者」の反対側の「小径」である「正義」は、「愚者」の顕在化の精力たちを管理して
いることが、述べられたことがある。
Thus, we appreciate that JUSTICE and THE HERMIT must also work together in some
basic way.
従って、我々は、「正義」と「隠者」もまた、ある基本的な方法において連携して働かな
ければならないことを認識する。
One clue to this mystery is, again, in the [lamed][aleph], JUSTICE + THE FOOL,
which is also the God Name of Chesed, point of origin of the Path of THE HERMIT.
また、この神秘への1つの手掛かりは、 [lamed][aleph]、「正義」+「愚者」の中にあり、
それはまた、「隠者」の「小径」の起点でもある。
--- ここまで ---
以前に、「11:正義/ラメド/牛突き棒」と「0:愚者/アレフ/牛」、そして「ケセド」の
神名である [lamed][aleph] という、単なるこじつけにしか思えないような関係性について
述べられていますが、似たようなこじつけで、「9:隠者」と「0:愚者」が関連付けされます。
もちろん、これは単なるこじつけではなく、「ひらめき」と称する特殊能力によるもので
あって軽視すべきものではないのですが、胡散臭さというものは否めないですよね。
それはともかく、「ケテル」が「セフィロト」の起点であるのと同様に、「0:愚者」は
「小径」の起点であるため、「ケテル」から流出した中性的な「0:愚者」エネルギーが
分化して成長し、男性的な「9:隠者」と女性的な「11:正義」となって、「劣化ケテル」
である「ティファレト」で両者が合体して、新たな「子宇宙」を生み出すというストーリー
は、それなりにイケそうな感じもします。
ということで、「9:隠者」の持つ男性的かつ生産的な神秘エネルギーの性質について、
より深く妄想を、いやいや検討を続けてみようと思うのでした。
598:名無しさん@占い修業中
20/10/04 06:49:54.46 DrC0wueR.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
Most important is that THE HERMIT represents communication between the Higher Self
of Tiphareth (the Ruach) and the Spiritual Self of Kether (the Yechidah).
最も重要なことは、「隠者」が「ティファレト(ルアク)」の「高次の自我」と、「ケテル
(イェキダー)」の「霊的自我」の間の伝達を表しているということである。
--- ここまで ---
またもや、単なる思いつきに過ぎないような結論だけのネタが出ていますので、その背景に
ついて、単なる思いつきに過ぎないような理由を、考えておきましょう。
まず、「ティファレト」は、「ミクロプロソプス(小さな顔)」でもある「ルアク/霊」の
中心にあって、「マクロプロソプス(大きな顔)」の核であり「イェキダー/唯一」である
「ケテル」の劣化コピーであることは、既に述べた通りです。
そして、「ティファレト」と「ケテル」の主な交流関係は、
・「2:高等女司祭」による上意下達ルート
・「9:隠者」&「0:愚者」の量子もつれ状態による相互交流ルート
の2つのルートを通じて行われるということですかね。
とはいえ、これらの「ケテル」から「ティファレト」へと流出する情報やエネルギーは、
下界に住む我々の理解を越えたものであるゆえ、だから何?としか言えないわけであり、
それを知っていたからといって、特に何の役にも立たないわけです。
まあ、ここでネタとして知っておくことは、ゴールデン・ドーン版の「0:愚者」に描かれた
「裸の子供」が「薔薇樹」から手に取る「黄色の薔薇」は、年月が経ち、原始宇宙が
冷えて固まった後に、「9:隠者」が手に持つ「灯」となった、ということぐらいですかね。
そして、もし我々の霊が、上位世界における霊的時間を遡ることができるのであれば、
我々は「9:隠者」から「0:愚者」へとタイムワープして、「ケテル」へと到達することも、
理屈の上だけならば可能なわけです。
まあ、現実的には不可能なのですが、あり得ないことを妄想するのも、研究の一つなのです。
599:名無しさん@占い修業中
20/10/05 06:21:36.70 jACazjUW.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
For this reason the Golden Dawn text calls THE HERMIT the first of three great
initiatory cards, the others being STRENGTH and THE CHARIOT.
この理由により、ゴールデン・ドーンの本文は、「隠者」を、3つの偉大なる参入のカード
たちの最初のものであると呼び、その他のものは「力」と「戦車」である。
--- ここまで ---
ここも単なる思いつきに過ぎないような結論だけのネタですが、少しだけ余計な詮索を
しておきます。
ちなに、この「Golden Dawn text/ゴールデン・ドーンの本文」というのは、『The Golden
Dawn/黄金の夜明け魔術全書(下巻)』の『THE TAROT TRUMPS/タロー・トランプ」の
「IX 隠者」の項にあります。
まず、「this reason/この理由」というのは、「9:隠者」は、単に「ティファレト」と
「ケセド」とを結ぶだけではなく、「0:愚者」を通じて「ケテル」にも通じているという
主張(原因)だと思われるのですが、それが結果的に、なぜ「three great initiatory
cards/3つの偉大なる参入のカードたち」となるのかが、いきなり、わけわかめです。
一つ考えられるのは、「9:隠者」の男性精力と、「7:戦車」の起点となっている「ビナー」
の女性性との関わりです。
元々、「ビナー」の女性性は、「コクマー」の男性性と対になっており、「聖四文字」
の「ヨッド」が「コクマー」に、「最初のヘー」が「ビナー」に配属されています。
一方で、ヘブライ文字としての「ヨッド」は、「9:隠者」に配属されており、それゆえ
「9:隠者」が、「8:力」と「7:戦車」を通じて「ビナー」との関係を築くことも可能です。
そうなれば、「9:隠者」は、「0:愚者」との連携により、「至高の三角形」のパワーを
自在に操れることになるという筋書きなのですが、とはいえ、「ビナー」の体目当てで
近づく下心のある男は、「深淵」にて、ほぼ完全に遮断されています。
じゃあ、どういう下心を持って「ビナー」に言い寄ったらいいのか、いやいや「偉大なる
参入」を目指せばいいのかという問いについては、ワタシには答えられないのでした。
600:名無しさん@占い修業中
20/10/06 06:33:54.51 ygpkyrX8.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
In this regard it should be pointed out that the experiences of all these Paths
may be gained on the Path of THE HIGH PRIESTESS.
この点については、これら全ての「小径たち」の経験は、「高等女司祭」の「小径」に
おいて得られるかもしれないことが指摘されるべきである。
That Path not only encompasses all Paths above Tiphareth, but crosses the Abyss
with its devastating experience of Divine reconciliation through isolation.
その「小径」は、「ティファレト」より上位の全ての「小径たち」を包含するだけでなく、
「孤立を通じた神との調和」の、その圧倒的な経験で「深淵」を横断する。
--- ここまで ---
また話がいきなり飛びますが、ここも、あくまでも微粒子レベルで存在するかもしれない
ネタとして、聞き流してください。
さて、この「2:高等女司祭」の「小径」は、「ティファレト」から直接「ケテル」に至る
という、不精者にとっては、とても有り難い道のように思えるのですが、これは高所から
落下するウォータースライダーのような「ただ上から下へと流れ落ちるだけの道」であって、
そこを人力で登ることは不可能です。
ちなみに、「Divine reconciliation/神との調和」は、キリスト教の用語でよく使われる
「Divine reconciliation/神との和解」(『新約聖書:2コリント』5:11〜)とは、おそらく
異なるニュアンスです。
つまり、どうしてもこのショートカットを登りたい人は、通常の人力ではなく、独りで
行う「神との合一」によるエクスタシーを利用することにより「絶頂=ケテル」に至る
ことができるということのようです。まあ、よう知らんけど。
とはいえ、「2:高等女司祭」をわざわざ持ち出さなくても、まずは「9:隠者」の噴射エネ
ルギーと、それをコントロールする「11:正義」の方向舵の働きを、きちんと理解すれば、
「ティファレト」から上位世界へと登ることは、決して不可能ではないようにも思えますし、
そういう地道な努力こそが、登頂の近道ではないのかな、とも思うのでした。
601:名無しさん@占い修業中
20/10/07 06:01:31.37 ClOCYY/r.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
However THE HERMIT may be described, it is pre-eminently one of union.
たとえ「隠者」がどのように説明されても、それは結合の顕著なものの1つである。
It represents the first point of awareness by the Higher Self of the Supreme
Spiritual Self, explicable only in the most erotic of imagery.
それは、最も性愛的な映像でのみ説明可能な、「究極の霊的自我」の「高次の自我」に
よる最初の気づきの地点を表す。
--- ここまで ---
話を元に戻しますが、「9:隠者」と「11:正義」は、「ケテル」から流出した、中性的な
「0:愚者」から発生し、成長して、「9:隠者」が男性(精巣)で、「11:正義」が女性
(卵巣)というように、それぞれ性的に成熟し、そこから放出されたエネルギー(精子と
卵子)が、「劣化ケテル」である「ティファレト」の子宮で再び結合して、この顕在化
した宇宙(子)が誕生するという流れになります。
もちろん、「9:隠者」以前の「小径」にも、そういう男女の分化(進化)はあるのですが、
性的に成熟して結合して、「親神」の劣化コピーである「子神」を成すことが出来るのが、
この「9:隠者」と「11:正義」の段階であるということですよね。
つまり、「9:隠者」の見た目は、性的な欲望を持たない枯れた老人のように見えるのです
が、それは世間を欺くための仮の姿であって、実際は、「ヨッド」、すなわち「聖四文字」
の「最初の男性パワー」を内に秘めた、老いたヒツジの皮を被った精力絶倫のオオカミ
であるというのが結論となるわけです。
もちろん、この「精力絶倫の男性パワー」を手に入れることが出来れば、この宇宙全体を
支配できるようなスーパー魔術師になれるわけですので、色々な人が「9:隠者」の力を
手に入れようとしたようですが、並みの人間では、全く歯が立たないのが現実ですので、
あくまでも「ファンタジー世界での話」であると割り切っておくことが必要だと思います。
でもまあ、そもそも「神」を語ること自体が、「ファンタジー」ですしおすし。(元も子もないオチw)
602:名無しさん@占い修業中
20/10/08 06:24:00.45 bBi7A1wh.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
This idea is supported by the Sepher Yetzirah, which attributes sexual love to the
simple letter Yod.
この考え方は、「性愛」を単字の「ヨッド」に帰属する、『The Sepher Yetzirah/セフェル・
イェツィラー(形成の書)』により支持される。
--- ここまで ---
というか、ウェストコット氏の英訳版『セフェル・イェツィラー(形成の書)』において、
「ヨッド」に「Sexual Love/性愛」が割り当てられているせいで、その結果として様々な
エロイメージが「9:隠者」に向けられてしまっているということですよね。
念のために言っておきますが、『セフェル・イェツィラー』には公式版は無く、様々な
バリエーションが存在しているため、「ヨッド」は常に「sexual love/性愛」に帰属
されているわけではなく、全然違うものに帰属されているバージョンもあります。
ちなみに、ウェストコット氏の英訳版においても、初期版では「the sexual appetite/
性欲」となっていましたので、ひょっとすると、ゴールデン・ドーン版タロットの作画
段階で、「9:隠者」にふさわしい解釈に変更した可能性もありますよね。
さて、「9:隠者」の「ヨッド」が「性愛」を象徴するという件は、トート版においては
見た目そのままで表現されていますが、ゴールデン・ドーン版においても、性的パート
ナーとなる「11:正義」と、以下のように対比させることで、理解することが出来ます。
・人物像:老いた男神の立像 vs 若い女神の座像
・右手に持つもの:棒(火の象徴) vs 剣(空気の象徴)
・左手に持つもの:ランプ(地の象徴?) vs 天秤(水の象徴?)
要は、「今から夜這いに行くぞ」という男と、「そうは簡単にはさせないわよ」という
ツンデレ女の、馬鹿ップルのじゃれ合いみたいな感じになるわけですかね。
見た目は、お互いに恋愛には興味なさそうな「9:隠者」と「11:正義」ですが、実は裏では
そういうスキャンダラスな性的関係(ただし肉体関係ではない)にあるということで、
まあ、人は見かけだけで判断してはいけないという話なのでした。
603:名無しさん@占い修業中
20/10/09 06:41:46.56 2C2qGyum.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
But this is not the sexuality of coition, for the card is the essence of isolation
and singularity.
しかし、カードが孤立と特異性への本質であるため、これは性交の性欲ではない。
The "sexuality" is self-contained and self-sustaining, a quality cryptically
described in the Golden Dawn documents as "Prudence."
この「性欲」は、自己完結型であり自己持続性であって、ゴールデン・ドーンの文書に
おいて、不可解にも「慎重さ」として記述される品質である。
--- ここまで ---
我々の住む世界における「sexuality/性欲」は、生殖本能、すなわち「種の持続」のため
に「子」を為す「性交/coition」と結び付けて考えられます。
その一方で、上位世界の「sexuality/性欲」は、生殖本能とは関係ない、つまり、永遠
かつ無限の存在であって、生き残るために「子」を残す必要は何も無いわけです。
まあ、そういう点では、一生童貞&処女であっても何の問題も無いわけですが、それでは
この我々の住む「子宇宙」が創造されないので、そこは何とかしてほしいわけです。
つまり、この我々の宇宙は、「性交の性欲」無しで、つまり「性欲抜きで性交」した結果の
「子」であるということになるわけです。
現代風に言うと、「9:隠者」から取り出された「精子」と、「11:正義」から取り出された
「卵子」が、「ティファレト」という人工授精装置で受精して発生するという感覚ですかね。
そして、このカードが「Prudence/慎重さ」であると、『The Golden Dawn/黄金の夜明け
魔術全書(下巻)』の『THE TAROT TRUMPS/タロー・トランプ」の「IX 隠者」の項に記述
されているのも、このカードが、人間界で言う「男性性」を意味しないことを示しています。
じゃあ、一体、これは何なの?と聞かれても、そもそも、この宇宙には存在しない概念です
ので、ワタシとしては何とも答えようが無いんですよね。
結局のところ、皆さんの御想像にお任せします、としか言えないのでした。
604:名無しさん@占い修業中
20/10/10 06:28:53.46 JEN37SUj.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 202) ---
Yod is related to Kether not only insofar as it is isolated and self-contained,
but also in that it forms the graphic root for all of the other letters of the
Hebrew alphabet.
「ヨッド」は、それが孤立して自己完結している限りだけではなく、ヘブライ語アルファ
ベットの他の文字たち全ての図形の根源を形成するという点においても、「ケテル」に
関連付けされる。
--- ここまで ---
またもや、単なる思いつきだけの結論ですが、そもそも上位世界を論理的に記述可能な
理論は存在しないので、そういうもの、つまり何でもありの言ったもん勝ちの
605:世界である と思っておいてください。 さて、「ヨッド」が「ケテル」に関係するという話ですが、「生命の木」から見れば、 本物の「ケテル」と上下鏡像関係にある「劣化ケテル」である「ティファレト」に 関係した話であって、そして「ケテル」に結びついた「0:愚者」と上下鏡像関係にある もの、つまり、「9:隠者」は「劣化愚者」としての位置にあるという話になります。 そして、「0:愚者」=「アレフ(空気)」=「ヘブライ語アルファベットの最初」が、 全てのヘブライ文字の根源であることと同じように、というか劣化した上下関係として、 「9:隠者」=「ヨッド」=「聖四文字」も、全てのヘブライ文字の根源となるということ になるわけです。 もう一つ言うと、「劣化ケテル」である「ティファレト」を起点とした「劣化愚者」は、 「9:隠者」の他にもあり、それは以前に述べたように「13:死」です。 そして、ゴールデン・ドーン版の「0:愚者」、「9:隠者」、「13:死」を並べてみると、 それらの絵柄の裏には、何と無く共通する要素があるように感じられるのではないかと 思うのですが、あまりにもレベルが高すぎて、ワタシには簡単に言葉に出来ないので、 後は読者の皆さんに丸投げしておこうと思うのでした。(←無責任ww)
606:名無しさん@占い修業中
20/10/11 06:53:00.62 GKGaJaI6.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 203) ---
Moreover, the Yod is phallic.
さらに、「ヨッド」は男根である。
It is the Male-Fire which rushes out toward the Female-Water.
それは、「女性−水」に向かって飛び出す「男性−火」である。
In the Golden Dawn version this is symbolized by the sign on the front of the
Hermit's hood.
ゴールデン・ドーン版においては、これは「隠者」の頭巾の前面にある記号により象徴
される。
--- ここまで ---
「9:隠者」=「ヨッド」=「phallic/男根」という考え方は、トート版では非常にわかり
やすく表現されています。
一方、ゴールデン・ドーン版では、「9:隠者」の名にふさわしく、巧妙に隠蔽されており、
一般人にはエロカードとして認識されないように、「火」の元素の記号と、「ヨッド」の
ヘブライ文字の組み合わせによって、象徴的に表現されています。
そして、ウェイト版では、さらに表面的なエロ要素は隠蔽されていますが、よく見ると、
山頂すなわち絶頂状態にある「男性神」が、下界に対し、あまねく「光=精子」を振り
撒いて、子を産み出しているという構図になっています。
ちなみに、「ヨッド=男性=火」と「ヘー=女性=水」の関係は、主として「コクマー」と
「ビナー」の関係ですので、より下位の「9:隠者=ヨッド=男性=火」は、「女性−水」
だけでなく、「女性−地」に対しても関係を持ちます。
それゆえ、「9:隠者」は、『旧約聖書:創世記』の冒頭の「光あれ!」に関連付けて考える
ことが出来るわけで、そこから「9:隠者」が我々の宇宙の「父」であり「創造主」であると
いう話に繋がってくるということになるわけです。
とはいえ、このストーリーには、一つの大きな謎、というか未解決の問題があります。
それは、「9:隠者」は「男根」ではあるけれども、「精子」ではないということです。
607:名無しさん@占い修業中
20/10/12 06:04:36.22 dygNZP19.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 203) ---
The Yod within a fire triangle means that the Yod is the very essence of spiritual
fire within Microprosopus.
火の三角形の内にある「ヨッド」は、「ヨッド」が「ミクロプロソプス(小さな顔)」の
内にある霊的な火の、まさしくその本質であることを意味する。
It is, thus, an aspect of the Chokmah Force.
従って、それは「コクマー」の「力」の面である。
It is the All-Father in manifestation below the Abyss, which is related to the Logos.
それは、「ロゴス」に関連する、「深淵」の下の顕在化における「全父神(最高神)」である。
--- ここまで ---
ゴールデン・ドーン版の「9:隠者」の頭巾に描かれた三角形の「火」の記号と、その中に
描かれた「ヨッド=火」の組み合わせは、この隠者が、最強クラスの「ほのお」タイプの
魔術師であることと、その内に偉大なる「男性パワー」を秘めていることを意味しています。
そして、その「男性パワー」は、「聖四文字」の「ヨッド=火」が割り当てられた、「天上
の父」である「コクマー」を源泉としていることまでは、想像できます。
ちなみに、「生命の木」において、「ティファレト」に流入する「小径」は、「慈悲の柱」
からは「4:皇帝」(積極的な男性)と「9:隠者」(むっつり型の男性)、そして「峻厳の柱」
からは「6:恋人たち」(積極的な女性)と「11:正義」(ツンデレ型の女性)というように、
しっかりとタイプ別に整理されているのは、とても親切ですよね。
とはいえ、それらの「男性パワー」や「女性パワー」は、我々が良く知っているような
男女の恋愛成分やエロ成分を全く含まないので、うかつに例え話をすると、ほぼ確実に
誤解されてしまうという難点があります。
つまり、素人でも分かるような文系でもなく工学系でもなく、素人には全く理解不能な
純粋脳内理論というか純粋数学系に近いものなので、例え話をすること自体が不可能です。
つまり、ここでのワタシの話は、本当は全てが無意味であることを、ご承知おき下さい。
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521日前に更新/1025 KB
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