【勉強会】The QABALI ..
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2:名無しさん@占い修業中
17/07/11 06:23:38.00 QE4/wbCN.net
前スレ
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part6
スレリンク(uranai板)
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part5
スレリンク(uranai板)
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4.1 (Part1の再利用)
スレリンク(uranai板:97-356番)
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part4
URLリンク(engawa.open)<)にch.net/test/read.cgi/uranai/1377994155/ (に→2に変換)
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part2
URLリンク(engawa.open)<)
前スレは、512k容量オーバーで書き込めなくなりましたので、
スレを立て直しました。 (^^;

3:名無しさん@占い修業中
17/07/11 06:24:54.85 QE4/wbCN.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
As has been described, the process of travelling the Paths has a definite effect
on the body.
ずっと記述され続けているように、「小径たち」を旅することの過程は、身体への明確な
影響がある。
The physical vehicle is subtly modified as the Light descends into it, and as the
Personality becomes increasingly aware of the presence and activities of the
Higher Self.
肉体的な乗り物は、「光」がその中に降りるにつれて、そして「人格」が、「高次の自我」
の存在と活動たちを、ますます意識するようになるにつれて、微妙に修正される。
--- ここまで ---
魔術では、「travelling the Paths/小径たちを旅すること」は、「タロット」を利用
した「パスワーキング」になるわけですが、それは大ざっぱに言えば、ここで解説されて
いるように、「エネルギーの引き降ろし」と「高次の自我の意識」となるわけです。
決して妄想だけが全て、というわけではありません。
要は、精神面では「ヨガ」に近いものがあるわけですが、肉体的な面での効果が全く無い
とわけではなく、何らかの「subtly/微妙」な影響があるということです。
まあ、人間の場合は、肉体と精神は、切っても切れない関係にありますので、当然と言えば
当然なのですが、「マルクト」に通じる「21:宇宙」「20:審判」「18:月」は、その肉体的
な効果を、割とはっきりと感じることが出来ますので、何か落ち込んだ時は、これらの
カードに頼ることで、下界のしがらみを洗い清め、そして上位世界のエネルギーをチャージ
するのもいいかと思います。
そして、ある程度回復してから、さらに「19:太陽」と「17:星」で、さらなるパワーアップを
図るという流れになるわけですよね。
とはいえ、肉体面でのパワーアップは、「タロット」の「パスワーキング」よりも、他の
手段の方が圧倒的に手っ取り早いですので、お勧めというわけではないですけどね。

4:名無しさん@占い修業中
17/07/11 09:48:38.59 3aFEWb6Y.net

勝手に応援してます

5:名無しさん@占い修業中
17/07/12 06:14:59.08 nftPkYaH.net
>>4
応援ありがとうございます。 (^_^)/
勝手にカキコしてま〜す。 (^^;;
※前スレは、512k容量オーバーということではないみたいなのですが、
 なぜか書き込みが出来なくなってしまいました。
 おそらく何らかの書き込み規制がかかったのだと思うのですが、
 近頃の運営のやってることは、よくわかんないのです。

6:名無しさん@占い修業中
17/07/12 06:16:57.45 nftPkYaH.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
Relative to the human body, the Path of THE MOON is an organizing (formative) one.
人体との関連においては、「月の小径」は、組織化する(形成的な)ものである。
It is described in the Thirty-Two Paths of Wisdom as the "Corporeal Intelligence,"
which Case tells us means "body consciousness."
それは、『知恵の32の小径たち』の中で「有形の知性」として述べられており、ケース氏は、
それが「身体の意識」を意味すると我々に話す。
He notes also that the root of the word "corporeal" in Hebrew means "to rain
upon." (*114)
彼はまた、ヘブライ語で「有形の」という言葉の起源が「雨のように降らせること」を
意味することも特筆している。 (*114)
--- ここまで ---
ちなみに、(*114)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 272) ---
114. Case, Thirty-Two Paths of Wisdom, Lesson 16, 1.
114. ケース著、『知恵の32の小径たち』、第16課、1ページ。
--- ここまで ---
とあります。
「18:月」のイメージからすると、単細胞生物として発生した生命体が、複雑な組織を持つ
多細胞生物に進化し、最終的には人体となる「生命の発生と進化の過程」をバックアップ
しているように思えるのですが、残念ながら、ワタシはポール・ケース氏の教則本は持って
おりませんので、詳しいことはわかりません。
ちなみに、ゴールデン・ドーン版では、この「ヨッドの雨」は、「18:月」、「19:太陽」、
「20:審判」にのみ見られるものであり、このあたりで、人体の「有形の意識」なるものが
形成されているというになりますかね。

7:名無しさん@占い修業中
17/07/13 12:37:08.38 k5eGHvIA.net
まだやってたんだ

8:名無しさん@占い修業中
17/07/14 06:24:51.62 sv+5YuM5.net
>>7
まだ終わってないですしね。 (^^;;

9:名無しさん@占い修業中
17/07/14 06:25:41.99 sv+5YuM5.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
In each of the three cards Yods are shown "raining" down upon the Path.
3枚のカードたちの各々の中にある「ヨッド」たちは、「小径」の上に降り注ぐ「雨が降る
こと」として表される。
Or, as Pausanius described, these might be the tears of the Moon-Goddess, which
caused the Nile to rise and fall. (*115)
もしくは、パウサニアス氏が記述しているように、これらは、「ナイル川」(の水位)を、
上がり下がりさせる原因である、「月の女神」の涙たちであるかもしれない。 (*115)
--- ここまで ---
ちなみに、(*115)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 272) ---
115. Manly Palmer Hall, Encyclopedic Outline, CXXXII.
115. マンリー・パルマー・ホール著、『百科事典的な概要』、132ページ。
--- ここまで ---
とあります。
既に述べたように、ゴールデン・ドーン版では、「18:月」、「19:太陽」、「20:審判」に
「ヨッド」の雨が降っているのが見られます。
なお、気をつけておきたいのは、ゴールデン・ドーンの「フィロソファス4=7位階儀式」の
「第二十九番コフの小径」においては、これは雲から降る「rain/雨」ではなく、冷えた
大気の中から凝集する「dew/露」として記述されていることです。
つまり、「ヨッド」は「火」であり「熱い」というイメージが強いのですが、ここでは
そういうエネルギー的なものを象徴するというよりも、文字として最初に「形を成す」と
いうような意味合いで使われているようです。
まあ、何で「ヨッド」なのかというと、空から「ヘー」が降ってくるよりは、デザイン的に
見て、違和感が無いというのもあるのかもしれませんよね。、

10:名無しさん@占い修業中
17/07/14 06:38:07.37 AuBmux8b.net
あなたの願望が叶うならどうしたいですか
URLリンク(www.youtube.com)

11:名無しさん@占い修業中
17/07/15 06:39:38.78 5r8AhK0j.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
There is, in any event, a general agreement that something descends from the Moon
to the Earth on this Path as is symbolized by the falling Yods.
いずれにしろ、この「小径」において、降っている「ヨッドたち」として象徴されるような
何かが、「月」から地球に降下していることが、一般的な合意である。
--- ここまで ---
「ヨッド」が降る「18:月」、「19:太陽」、「20:審判」の中では、最も上位にいるものが
「18:月」であり、そして「Corporeal Intelligence/有形の知性」と称されていること
から判断すると、この「18:月」の「ヨッド」は、
・火の玉宇宙が冷えて物質化していく時に、その物質化を促すもの
・母なる海から生まれた生命に対して進化のきっかけを与えるもの
という、物質と生命に対する二つの進化のステージとなっていることがわかります。
この「ヨッド」はあくまでも象徴ですので、それ自体が何らかの物質を表していると
いうよりは、あくまでも「象徴的な何か」ということであり、そして「18:月」は、急速に
冷却されて最初に「マルクト」に到達する、物質化や進化の「最初の核」となる「小径」
として、我々の世界にとって、とても重要な役割を担っているということになります。
ただ、この「核」は、後から物質化され進化してきたもので厚く覆われてしまって、
我々には、もはやそれが何であったのかさえ見えない状況にあるのも確かです。
まあ、無理に見なくてもいいですし、見えたところで特にメリットがあるわけでもないの
ですが、とにかく「最初にやった」のが、このカードです。
一般的に言って、「形なきもの」から「形あるもの」への変換、すなわち「夢を形にする」
という作業は、途方も無い才能と労力とエネルギーを必要としますし、そこにあるのは
今まで経験したことのないような「険しく孤独な茨の道」でもあるわけです。
要は、そういうものにチャレンジできるのは、よほどの物好きか変わり者ということです
ので、「18:月」へのチャレンジャーには、そういう常人離れしたルナティックな気質が
関係しているわけですよね。

12:名無しさん@占い修業中
17/07/16 06:54:04.59 fyoIXM5D.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
In Waite's card there are fifteen yods, a possible reference to the bondage of
matter symbolized by the fifteenth Key, THE DEVIL.
ウェイト氏のカードには、15の「ヨッドたち」があり、15番目の「大アルカナ」である
「悪魔」により象徴される物質の束縛への参照の可能性がある。
--- ここまで ---
「18:月」のカードで降っている「ヨッド」の数は、ゴールデン・ドーン版、ウェイト版、
トート版で、ぞれぞれ異なっています。
これはつまり、それぞれのカードが意味しているものが違うということに他なりません。
まず、ウェイト版においては、月から降る「ヨッド」の数は「15」個です。
そして、この15という数は、ウェイト氏自身は何も述べていないのですが、ベースと
なっているゴールデン・ドーン版を意識していることには間違いないわけであり、
ゴールデン・ドーン版では、「四大元素」を表す4つの「ヨッド」ですので、ウェイト版
においても、そういう「物質化」とか「肉体化」に関連していると推定されます。
ちなみに、ウェイト版の「15:悪魔」は、エデンの園で「善悪の知識の木の実」を食べて
しまったアダムとイヴの霊が捕らえられて、死すべき人間の「肉体」に閉じ込められ、
地上へと墜とされる直前の状態を描いたものです。
つまり、「18:月」のザリガニは、地上に墜とされた「最初の人間」を象徴していて、
空中から降ってくる15個の「ヨッド」は、「15:悪魔」の火のついた松明(たいまつ)から
降り墜ちて物質化しつつあるエネルギー体であるということですよね。
そういえば、宇宙創造の純粋エネルギーが、冷えて物質化し、そして組織化していく上
では、物理学においても、何らかの「束縛状態」を必要とします。
原始純粋エネルギーが束縛されてクォークとなり、それが束縛されて陽子などのハドロン
となり、それらが束縛されて原子核となり、さらに電子を束縛して原子となり、さらに
それらが束縛されて分子となり、最終的には、人間などの多細胞生命体を、そして地球
全体の生命環境を組織していくというわけですよね。

13:名無しさん@占い修業中
17/07/17 07:09:17.22 V15ENBti.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
ゴールデン・ドーン版カードは、「4つの世界たち」の各々の力たちを表すものである、
4つのヨッドたちを示し、一方、クロウリー氏は「イェソド」への参照として9を使う。
--- ここまで ---
ゴールデン・ドーン版の「18:月」で降っている「ヨッド」の数は、4つです。
これは、例の如く、『古代暗号文書』の36枚目に描かれている「月」のラフスケッチが
元ネタになっているのですが、その根拠については何も書かれていません。
ついでに言うと、「フィロソファス4=7位階儀式」の「第二十九番コフの小径」の中にも、
この「ヨッド」の数についての説明はありません。
とりあえず、ここでは、それが「4つの世界たち」の「力たち」を表すとしていますが、
元ネタが『暗号文書』ですので、あまり詮索しない方がいいと思いますし、他のゴールデン
・ドーン系のウェイト版やトート版は4つではありませんので、4つであることについての
説得力のある根拠は無いものと推測しています。
要は、ゴールデン・ドーン版で大事なのは、「ヨッドが露の如く降る」ことであるわけで、
原初の「力たち(形なきヨッド)」が、「火系」である「ネツァク」から、「水系」の
「18:月」を通じることで冷やされて、形ある「ヨッド」という文字になり、「地系」で
ある「マルクト」へと降り注ぐという構図です。
ここでややこしいのは、「ネツァク(火)」からは、「18:月(水系)」を通じて「水」の
エネルギーが「マルクト」に流れ落ちるのに対し、「ホド(水)」からは、「20:審判
(火系)」を通じて「火」のエネルギーが「マルクト」に流れ落ちるという、対称の構図に
なっているわけです。
もちろんこれが「大アルカナ(小径)」と「小アルカナ(セフィロト)」の次元の違いと
いうことなのですが、このことを通じて「大アルカナ」を直感的に解釈することの
難しさについても理解してもらえればいいかと思います。
あ、クロウリー氏のカードの話は、この次にやりますね。

14:名無しさん@占い修業中
17/07/18 06:08:46.66 20onodfs.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
He describes these as "drops of impure blood," (*116) meaning the cycle of menstruation.
彼は、これらを、月経の周期を意味している「不浄な血の雫たち」(*116)と記述する。
He describes the Path as a stream of serum tinged with blood.
彼は、「小道」を、血液の混じった漿液の流れとして記述する。
--- ここまで ---
ちなみに、(*116)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 271) ---
116. Crowley, Book of Thoth, 112.
116. クロウリー著、『トートの書』、112ページ。
--- ここまで ---
とあります。
トート版の「ヨッド」は、9つの「不浄な血の雫たち」と記述されており、ウォン氏は
その9という数が「イェソド」への参照であるとしていますが、『トートの書』には、
そのような説明は一切ありません
ただ、ウェイト版の15という数が「15:悪魔」を暗示しているのに倣うと、トート版では、
「ヨッド」と「処女宮」が配属される「9:隠者」ということになりますので、こっちの
方がいい感じもします。
ちなみに、「処女の経血」は、そっち系の魔術にとっては、貴


15:dなネタになっています。 それはともかく、気持ち悪い記述の多い『トートの書』の中でも、「月」に対する記述は、 トップクラスに気持ち悪い感じです。 おそらく、この「月」のエネルギーが、クロウリー氏の原初的な妄想能力を活性化させ、 かなり下劣でエログロな表現となってしまったのでしょうが、結果として、聖なる世界の 大アルカナとして何が言いたいのか、よくわからないことになってしまっています。 もちろん、トート版の「月」とは、そういうものだと割り切ることも出来るのですが、 他のカードたちとはかなり異なる感じを持っているということは確かですよね。



16:名無しさん@占い修業中
17/07/19 06:24:43.96 iTMcg5mK.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 160) ---
Indeed, the activity of menstruation and its dark blood is intimately connected
to this Path, the Path of childbirth presided over by the Greek Goddess, Artemis. (*117)
実際に、月経とその黒ずんだ血の活動は、「ギリシャの女神」である、「アルテミス神」
により統括される、出産の「小道」である、この「小径」に親密に接続されている。 (*117)
As the sister of Apollo, the Sun, Artemis was the Moon.
「太陽」である「アポロ神」の姉妹として、「アルテミス神」は「月」であった。
--- ここまで ---
ちなみに、(*117)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 272) ---
117. "Artemis," Oxford Classical Dictionary, 126-27; see also "Artemis," Larousse
Encyclopedia of Mythology, New York, 1960, 129-32.
117. 「アルテミス」、『オックスフォード古典辞典』、126-127ページ;以下も参照、
「アルテミス」、『ラルース神話百科事典』、ニューヨーク、1960年発行、129-132ページ。
--- ここまで ---
とあります。
なんか色々と話があらぬ方向に進んでいますが、この「18:月」と「アルテミス神」の
関係は、ウォン氏の独自解釈のようです。
つまり、「18:月」と「月経」についての関係は、クロウリー氏の拡張理論になるわけです
が、さらにウォン氏の拡張理論により、「18:月」と「アルテミス神」の関係が論じられる
ということですので、これはゴールデン・ドーンの標準理論ではないことにご注意ください。
ちなみに、この「アルテミス神」は、女性に関することなら何でもあり、という総合的な
婦人科最強レベルの女神であり、それゆえ色々と妄想が膨らむわけですが、あまりにも
守備範囲が広いので、取り扱いには若干の注意が必要となってきます。
要は、女性に関することであれば何にでもパターンマッチングが可能なため、焦点がボケて
しまいがちになるというか、ステレオタイプな女性観になりがちということですよね。

17:名無しさん@占い修業中
17/07/20 21:48:04.12.net
またもやスレに書けなくなりましたので、以下へと一旦移転します。
【勉強会】The QABALISTIC TAROT【+雑談】Part6
スレリンク(uranai板:232番)
運営のやることは、ワケわかりませんわ。 (*`・ω・´)

18:名無しさん@占い修業中
17/08/22 22:26:24.98 3QWoEcy3.net
おつ

19:名無しさん@占い修業中
17/09/20 06:26:53.07 /BdfvfZZ.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
Here it should be clear that THE STAR relates to a great many more Paths than most
other Keys and, as such, is of special importance.
ここで、「星」が、ほとんどの他の「鍵(大アルカナ)たち」よりも非常に多くの「小径
たち」と関連しており、そして、そのようなものとして、特別な重要性であることが明らか
になるであろう。
--- ここまで ---
この「17:星」のカードには、下位世界であるにもかかわらず、非常に重要な象徴たちが、
数多く出現しています。
それゆえ、数多くの「セフィロト」や「大アルカナ」とも関連を持つわけですが、その
理由としては、「女系の結びつき」の強さというものがあります。
「17:星」は、どちらかというと「母系」的な要素が強いのですが、それでも
・セフィロト:ビナー(土星)、ネツァク(金星)、マルクト(地)
・大アルカナ:女帝(金星)、宇宙(土星)
という、女同士の「地」という血縁的な関係が強く見えています。
要は、男系の中心が「ティファレト」の「セフィラ」であるとすれば、女系の中心は
より次元の高い「大アルカナ」の「17:星」であると見ることも可能なわけです。
その場合は、「17:星」は、何でこんな下位世界にいるのだろうという疑問が湧くわけ
なのですが、よくよく考えてみれば、「大アルカナ」の世界で、我々が認識可能なのは、
せいぜい「星幽的三角形」までであり、それ以上の世界に「17:星」を持ち上げてしまって
は、ありがたみに欠けてしまうということもあるわけですよね。
つまり、「おっぱい」は、頑張れば触れる距離にある方が、何となく励みになるわけで
あって、観賞用や保存用としてだけではなく、この「17:星」のおっぱいは、我々にとって
それなりに実用用になるものであると、ワタシとしては妄想しているわけです。
つまり、「17:星」には、色々と重要な象徴があるわけですが、その中で最も特別な重要性
を持つものは、「おっぱい!」であると、声を大にして言いたいわけなのでした。

20:名無しさん@占い修業中
17/09/21 06:14:53.20 2yHq1xYO.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
Crowley stated the reason for this better than other commentators.
クロウリー氏は、他の解説者より良く、これの理由を述べた。
He said that "here the Universe is resolved into its ultimate elements." (*127)
彼は、「ここでは、「宇宙」は、その根本的な要素たちに分解される」と言った。 (*127)
--- ここまで ---
ちなみに、(*127)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 271) ---
127. Crowley, Book of Thoth, 109.
127. クロウリー著、『トートの書』、109ページ。
--- ここまで ---
とあります。
とはいえ、クロウリー氏の解説が、他の人、すなわちマサース氏やウェイト氏より良いと
いうのは、はなはだ疑問ではありますよね。
基本的には、クロウリー氏の解釈は、マサース氏の受け売りなのですが、「17:星」の解説
については、それ以外にも変態的妄想がテンコ盛りというか、一発キメて書いているだろう
というのがミエミエの文章となっているので、ワタシとしては、なんか気持ち悪いのです。
まあ、クロウリー氏は、明らかに「おっぱい!」のトラップに捉えられてしまったという
ことであり、結果的に、おっぱい目線での心理描写になってしまったということなのです
が、そういうふうに妄想が捗ってしまうというのも、まあわからなくはないんですよね。
つまり、この「17:星」は、これ以降に続く「16:塔」「15:悪魔」「13:死」などの、素人目
にもわかりやすい「トラップカード」の前段階の、ちょっとわかりにくい「トラップカード」
の役割を果たしているわけであり、多くのエロ目的の物好きな連中を、ここでふるい落とし
にかかっているというわけなのでした。
そう、エロ目線を持つ人は、ここから先の「エデンの園」には入れてくれないんですよねww

21:名無しさん@占い修業中
17/09/22 06:31:29.41 T7phRr7a.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
This resolution is implicit in the very figure of the central Star itself, which
is a merging of many lights.
この解答は、多くの発光体たちの合併したものである、中心にある「星」それ自身のまさしく
その姿の中に暗示されている。
--- ここまで ---
ゴールデン・ドーン版においては、「17:星」の構図は、それと対になっている「19:太陽」
と見比べると、分かりやすいかと思います。
「19:太陽」は、既に地(エデンの園)が出来上がっていて、天空には「太陽」があって、
アダムとイヴがそこに生まれるという、「地球上」での出来事をイメージしたものです。
その一方で、「17:星」の大地は、おそらく「地球上」のものではないですよね。
天空にあるのは、「太陽」のような「恒星たち」が集まった、「銀河宇宙」のようなもので
あって、その周りに太陽系を構成する太陽と惑星たちがあり、そういう宇宙の万物たちを、
ここにいる「全裸女性像」が創造しているといったイメージになります。
そう、この女性が流しているのは、単なる地上にある「水」ではなく、至高の「ビナー」
の源泉から直接流出してきた、「宇宙の万物を創造する、生命の水」なのです。
つまり、「19:太陽」よりも、「17:星」の方が、圧倒的に次元が高いということですよね。
なんでここまで両者に差がついたのかと言うと、まあ繰り返しになりますが、ミナちゃんの
おっぱい大好きのマサース氏の「個人的な趣味」であるということだと思います。
さすがにそれはヤリ過ぎだろww、ということで、ウェイト版では、少々自重気味になっては
いますが、まあウェイト版も、おっぱい重視という点では、まんざらではない感じですよね。
とはいえ、この、下位世界にありながらも、(マサース氏の妄想により)突き抜けた上級
レベルの能力を持つに至ったカードを、どう解釈し、どう使っていくかというのは、何とも
悩ましいところではあります。

22:名無しさん@占い修業中
17/09/23 08:16:06.26 tLoC6qve.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
It is a shining forth from a central exalted point which has been related to Lucifer.
それは、「ルシファー(光をもたらす者、明けの明星)」に関連され続けている、中心の
高位の点からの外部への輝きである。
--- ここまで ---
元々は、この中心にある星は、全天で最も明るい恒星(ただし太陽を除く)ある「シリウス」
であるとされています。
でも、マサース氏は、神聖なるミナちゃんの肖像画の背景として、通常の「星」では満足
できずに、至上最高に「光輝くもの」を無理矢理描いています。
そう、カバラの世界において、至高かつ最強の「光輝くもの」といえば「ケテル」であり、
『創世記』の冒頭において、神が「光あれ」と言われたものに対応して出現した、宇宙で
最初の「原初の光」でもあります。
要は、この「17:星」は、『創世記』の物語の最初の部分、すなわち天地創造からアダムや
イブの誕生する前までを図案化したものとなっているわけです。
なお、ウォン氏が、この星を「Lucifer/ルシファー(光をもたらす者、明けの明星)」に
関連付けていますが、ワタシにはいまいち理解不能です。
この中心星は、「明けの明星」すなわち「金星」ではありませんし、堕天使「ルシファー」
でもありませんし、「いつか○○○○の一番星になる!」の星たちとも異なります。
敢えて言えば、クロウリー氏の解説の中には、それっぽい感じもありますし、トート版に
描かれている星が七芒星で、それは「金星」を象徴するものですが、クロウリー氏の解説
自体が意味不明ですので、何とも言えません。
ちなみに、「ケテル」自体には色はありませんし、そもそも絵に描けるようなものでも
ありませんので、この「17:星」のカードに描かれた「中心星」からの光は、「ケテル」
そのものの光ではなく、二次的な光線であるとも考えられます。
「ビナー」の水が壺から流れ出しているのと対比して考えるのであれば、この星の光は、
おそらく「コクマー」からの二次流出であろうと考えるのが、妥当なところですよね。

23:名無しさん@占い修業中
17/09/24 10:15:07.87 gZeyD5aL.net
ゴミ入れです

24:名無しさん@占い修業中
17/09/24 10:15:17.68 gZeyD5aL.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
That angel is seen not as an underworld figure, but as the Light-Bearer, the
"Morning and Evening Star," usually considered the Planet Venus, the mundane
Chakra of Netzach.
その天使は、地下世界の形態ではなく、一般的には「ネツァク」の宇宙の「チャクラ」で
ある「惑星の金星」だと見なされている、「光の使者」である「明けと宵の明星」と考え
られる。
--- ここまで ---
「That angel/その天使」とは、前文にある「Lucifer/ルシファー(光をもたらす者、
明けの明星)」のことを指していますが、既に前レスに述べたように、この中心にある
輝く星は、「ルシファー」ではありません。
というか、ゴールデン・ドーン版においては、この「ネツァク」の宇宙の「チャクラ」で
ある「惑星の金星」は、大地と水の上にいる「全裸女神像」の方に関連付けされています。
つまり、マサース氏は、ミナちゃんこそが、オレの嫁の一番星、そして「愛と美の女神
ビーナス」そのものである、ということを、オリジナル・タロットを通じて、団員全員に
対してノロけたかったということなんですよね。
というわけで、何でわざわざウォン氏が、そういう空気を読まずに、「中心星」の方に、
「金星」を「ルシファー」として関連付けしようと考えたのか、よくわからないのでした。

さて、個人的に盛り上がった「おっぱい!」のカードの話題もここで終わりです。
ということで、今まで頑張って、ほぼ毎日カキコのペースを維持してきましたが、実は
仕事が超多忙となってきておりますので、しばらくの間、おそらく半年ぐらいは、カキコ
のペースを大幅にダウンしようと思っております。
ほぼ毎日のカキコを楽しみにしていた人もいたかとは思いますが、今後しばらくは、
週1〜2くらいのカキコのペースを維持できればいいなぁ、と思っております。
まあ、まだまだ完結するのは先の話ですので、最後まで、焦らず気負わず、のんびりと
マイペースで行きたいと思うのでした。

25:名無しさん@占い修業中
17/09/30 21:22:34.60 VYiftrvL.net
おつおつ

26:名無しさん@占い修業中
17/10/01 10:51:23.47 ITtOlpt5.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
27. THE PATH OF PEH
27. 「ペー」の小径
The Tower

The Sixteenth Key
16番目の鍵(大アルカナ)
--- ここまで ---
ここから、「生命の木に基づく大アルカナ」の章の中での新しい節になります。
サブタイトルは「ペーの小径」です。
とりあえず、ここが最後の「星幽的三角形」の、すなわち「我々が知覚可能な領域」に
ある、すなわちワタシの書いたどうでもいい文章が、ひょっとすると何かの役に立つかも
しれない最後の「大アルカナ」となります。
さて、この「16:塔」のカードですが、見方によって色々とあるのですが、「17:星」の
カードと別の意味で「対をなす」というか、補完するような位置付けと考えられます。
その一つとして、「17:星」が、「人類にとって究極の愛の女神」であったのに対し、この
「16:塔」は、その前に立ちはだかる「エロ目的で群がるパンイチのゲス男どもにとって、
最凶の神」であるということがあります。
そもそも、「ネツァク」の女神に到達するには、上下の隔たりがありすぎる「17:星」や
「18:月」では難しいので、「31:宇宙」−「19:太陽」ルートを使わざるを得ないのですが、
そこで最後に待ち受けている天罰というか神の試練が、この「16:塔」というわけです。
まあ、「ネツァク」は、「17:星」を通じて下界から眺めているだけならいいのですが、
実際にそこに到達しようとすると、そう簡単ではないということでもあるわけですよね。

27:名無しさん@占い修業中
17/10/09 06:14:56.42 HVyg+K6t.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 166) ---
□ PATH COLOR.: Scarlet
□ 「小径の色」:緋色(ひいろ)
□ RELATED SOUND: C Natural
□ 「関連した音」:「Cのナチュラル」
□ PLANET: Mars
□ 「惑星」:「火星」
□ MEANING: Mouth
□ 「意味」:「口」
□ DOUBLE LETTER: Grace-Indignation
□ 「複字」:「恩寵と憤怒」
□ ESOTERIC TITLE: The Lord of the Hosts of the Mighty
□ 「秘伝的な称号」:「強力なるものの万軍の主」
--- ここまで ---
この本の、この文章の右側には、「口(くち)」と、ヘブライ文字の「ペー」、および
「生命の木」における「ペーの小径」の位置が図示された絵が描かれています。
この「小径」には、「火星」とか「強力なるものの万軍の主」とか、好戦的なイメージの
強いものが並んでおり、もちろん、そのイメージ通りではあるのですが、占いでよくある
「戦いにおける一方的な敗者」という意味は、ここには含まれてはいません。
要は、「複字」に含まれる表と裏の意味をよく理解しておかないと、短絡的に「戦争反対」
を唱えるだけでは、物事をきちんと見ることも出来ないし、何も解決に至らないという
わけであり、下界から登ってきた我々は、ステージクリアのために、敵役のボスキャラ、
いやいや「万軍の主」と、どうやって戦うのかが試されているわけですよね。

28:名無しさん@占い修業中
17/10/15 06:21:50.39 1m+JvdGx.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
THIRTY TWO PATHS OF WISDOM: The Twenty-seventh Path is the Active or Exciting
Intelligence and it is so called because through it every existent being receives
its spirit and motion.
「知恵の32の小径たち」:「27番目の小径」は「活動的もしくは刺激的な知性」であり、
そしてそれは、全ての存在しているものは、それを通じて、その魂と動きを受け取るが
ゆえに、そう呼ばれる。
--- ここまで ---
ここは、いつものように、ウェストコット氏の英訳版『The Sepher Yetzirah/セフェル・
イェツィラー(形成の書)』の「THE THIRTY-TWO PATHS OF WISDOM/知恵の32の小径」から
の引用です
さて、今までの「小径」は、どちらかというと「物質的もしくは身体的な創造」に関係する
ものでしたが、この「27番目」において、「spirit/魂(たましい)」が注入され、そして
それによる「自律した動き」が、身体に対してもたらされることになります。
つまり、ここで初めて、神により作られた受動的な操り人形から、神から自立した「Active
/積極的」な人間として進化するわけですが、それはまた、天界からは一旦「fall/墜落」
させられるいうことでもあるわけです。
そういう意味では、アダムとイヴが知恵の実を食べることと、人間がバベルの塔を築くこと
には類似点があるわけであり、つまりは堕ちることは失敗ではないわけであり、それゆえ
数多くのチャレンジを繰り返すこと自体が、この「小径」の真髄でもあるわけです。
要は、人間の飽くなきチャレンジ精神の根源となっているのが、この「27番目」のパワー
であり、この愚直というか懲りないという要素が無ければ、この「神への関門」は突破
できないわけであって、人が成功する上では、この挫折を繰り返してもへこたれない
「オトコの精神」というのは、重要なエネルギーとなっているわけです。
でもまあ、現代においては、「漢(オトコ)」は希少種になってきていますので、ヘタレ
な現代人のほとんどは、ワタシを含めて、この時点で挫折するわけなのでした。

29:名無しさん@占い修業中
18/03/01 05:47:23.36 PXgvShy+.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
The Path of Peh, THE TOWER, connects the center of the reasoning process (Hod)
with the center of the intuition-desire nature (Netzach).
「ペーの小径」である「塔」は、論理的な過程の中心(「ホド」)と、直観と欲望の本質の
中心(「ネツァク」)を接続


30:キる。 It is the equilibriating Path of the Personality, related to Mars, and to the North, the quarter known traditionally in the Mysteries as "the place of greatest darkness," because it is said that the Sun never shone in the North of Solomon's Temple. それは、「火星」、そして、「ソロモンの神殿」の「北」の方では「太陽」は決して輝かな かったと言われているので、「最大の暗闇の場所」として「神秘的教義」において伝統的に 知られている方角である「北」と関連する、平衡化させる「人格」の「小径」である 。 --- ここまで --- 「equilibriating」は、「equilibrating/平衡化させる」の誤植です。 さて、タロット占いでは、どちらかというと忌み嫌われがちな「16:塔」のカードですが、 「生命の木」においては、 ・我々の意識が到達可能な範囲にある最高位の「小径」 ・「人格」を形成する「星幽的三角形」の最上位の「小径」 ・我々が遭遇する、「Balancing/平衡」の最初の「小径」 ということになっていて、そうであるからこそ、我々の世界から見ると、物質的な光が 到達し得ない「神殿の北側」、つまりは、「絶対領域」と「決して見えざる領域」の両面 を併せ持つ、我々の世界における「偉大なる神秘」という一面を持っているわけです。 要は、ここから先には、我々にとって、とても重大なものが隠されているという暗示でも あるわけで、それを目がけて、「火星」パワーに刺激されたエロ男どもが群がって太ももを よじ登るという光景が繰り広げられているのが、この「塔」のデザインのモチーフであると いうことでもあるわけですよね。←復帰早々、何の根拠も無い断言w



31:名無しさん@占い修業中
18/03/02 06:18:45.57 5iLRrLq3.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
Yet we are instructed that Light comes from Darkness, that "gold cometh from the
North," and that "Enlightenment has its origin in the hidden sources of power which
terrify the minds of the ignorant." (*128)
さらに我々は、「光」は「暗闇」から来ること、「金は北から来る」こと、そして、
「啓蒙は、無知の精神たちを恐れさせる力の隠された源たちの中にその起源を持つ」
ことを教えられている。(*128)
--- ここまで ---
ちなみに、(*128)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 272) ---
128. These ideas are also related to the Midnight Sun which, to the Alchemists,
represented the Light coming out of Darkness.
128. これらの考え方たちは、また「真夜中の太陽」にも関連しており、それは、錬金術師
たちにとって、「暗闇から出てくる光」を表している。
--- ここまで ---
とあります。
参考までに、「Light comes from Darkness/光は暗闇から来る」は、『旧約聖書:創世記』
1の冒頭部分、そして「gold cometh from the North/金は北から来る」は、『旧約聖書:
ヨブ記』37:22を参照しています。
要するに、この「塔」は、太ももをよじ登るエロヲタ共が、聖地に到達する前に、その
神々しい輝きに打たれ、早漏エクスタシーで早々に堕ちていくという、いやいや、これは
無知なる人間どもが、大いなる神のご来光(雷光)を浴びて、恍惚のあまり堕ちていくと
いう様子であり、どちらかというと、M全開のド変態な展開となっているわけです。
つまり、これは、一般人が心象として抱いているような「神の罰」などでは決してなくて、
上級者にとっては、この上ない「神様からのご褒美」であるというわけあり、だからこそ、
一般人からは隔離された、「星幽的三角形」の最上位に位置しているというわけなのです。

32:名無しさん@占い修業中
18/03/03 06:32:19.37 O1ob1Q04.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
Peh is a double letter, meaning that it is one of the "Gateways of the Soul,"
with two possible directions of passage.
「ペー」は「複字」であり、それは、通行の2つの可能な方向たちを伴う、「魂の出入り口
たち」のうちの1つであることを意味している。
As a word, Peh means mouth, an orifice related both the taking of nourishment into
the system and to speech.
言葉として、「ペー」は、身体組織の中への栄養を取ることと、話すことの両方に関係した
開口部である、「口」を意味している。
--- ここまで ---
そもそも「小径」自体は、ある程度の双方向性を持っているのですが、この「ペーの小径」
は、他の「小径」が上下の関係を結んでいるのに対して、左右の関係を結んでいるため、
比較的「双方向性」が高い傾向があります。
そして、その「双方向性」は、「複字」という性質のために、その方向により、異なる性質
を持っている、という特徴もあります。
たとえば、鼻は、「空気」という単一の物体の出入り口であり、目は「光」を受けて物を
視ることと、ピーム光線を放つということになっている一方で、「口」は、物質である食物
を取り入れ、そして全く異なる「言葉」というものを放ちます。
要するに、神様に下界からの物質的な捧げ物をして、神様から上位の精神的な「ごほうび」
をいただくという行為が、これに当たるわけです。
つまり、「塔」のモチーフというのは、そういう下劣なる我が身そのものを「神」に捧げて、
女王様の聖なるムチで、いやいや神の聖なる雷で撃たれて、エクスタシーに達するという、
とんでもなくドMな行為であるわけですが、それを進んで、そして喜んで受け入れることが、
ド変態としての、いやいや神秘主義者としての、正しい道であるということなんですよね。
まあ、ワタシは、そういう過激なプレイは避けたいのですが、いわゆる「修行」と称して、
そういうドMな行為に走るオカルト団体って、決して少なくはないんですよね。

33:名無しさん@占い修業中
18/03/04 06:36:21.66 4YSR/iw+.net
ゴミ入れです

34:名無しさん@占い修業中
18/03/04 06:37:11.50 4YSR/iw+.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
In the first case we understand that it is through the function of this devastating
Path that the higher energies are brought in to enervate the Personality.
最初の場合には、我々は、高次の精力たちが、この破壊的な「小径」の機能を通じて、
「人格」の気力を弱めるために採り入れられることを、理解する。
And while spiritual nourishment passes into the system via this symbolic mouth,
speech passes out of it.
そして、霊的な栄養物がこの象徴的な口を経由して身体組織に移り入ると同時に、
話すことが、それから移り出る。
--- ここまで ---
「higher energies/高次の精力たち」は、「高次の自我」を形成する「倫理的三角形」
から流出し、「人格」を形成する「星幽的三角形」へと流入してきます。
そして、その「入り口」のうちの重要な一つとなっているのが、この「16:塔」なのです
が、それなりに高位にあるがゆえに、解釈が色々と複雑になっています。
また、この「ペーの小径」は、平衡で水平ですので、他の縦に流れのある小径のような、
一方的な流れにはならず、基本的には双方向性のある流れとなります。
つまり、何かを得るには、それに対する対価が必要となるわけです。
そして、さらにややこしいのは、ここは単純に「ネツァク」と「ホド」だけを見ればいい
ということではなく、両者間の流れを引き起こす、すなわちそれらに上下に繋がって流れを
引き起こす「ケセド」から「マルクト」までを、全て巻き込んでいる流れなんですよね。
まあ、そういうわけで、ここは「神秘主義」にとっては、とても重要な「出入り口」と
なっているわけですが、その影響範囲は、上で説明したようにとても広くて大きくて、
それゆえ「ピンからキリまで」の応用範囲があるわけです。
要は、下々なる初心者から、高位の上級者まで、色々と自分の解釈と応用で、自由に楽しく
遊べるわけなのですが、それゆえ、人により解釈が一定しないという難点もあります。
ただし、頭ごなしに否定的に捉えるのは、ちょっと違うかなぁ、と思ったりするのでした。

35:名無しさん@占い修業中
18/03/05 05:52:38.80 KO7sSQCS.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
Anyone who has done some practical esoteric work is aware of the singular importance
of words and of the sounds of which these words are composed.
何らかの実践的な秘儀的な作業をした者は誰でも、言葉たちの、そしてこれらの言葉たちが
構成される音たちの、特異な重要性に気づいている。
The vibration of a God Name (its utterance in such a way that it can actually be
felt in the body) has a definite effect on the physical vehicle as well as a
concomitant effect on the psychic vehicles.
「神名」(身体において、それが実際に感じられうるような方法での、その発言)の
「振動」は、霊魂の乗り物たちへの付随的な効果だけでなく物質的な乗り物への明確な
効果がある。
This is a fact easily tested by the student, although the effect on the psyche
may not be completely perceived by the waking consciousness.
これは、魂への効果は、目覚めている意識により完全に知覚されることはないかもしれない
けれども、学徒により容易に試された事実である。
--- ここまで ---
この「小径」の名前は、ヘブライ語の「ペー」ですが、日本人にとってはなじみのない
言葉ですので、とりあえず「口」という訳語と共に妄想する方がいいですかね。
ちなみに、この「小径」の位置を人体に例えると、お腹のあたり、女性だと、左右の
(ネツァクとホドを連想する)卵巣を繋いでいる、子宮の位置に相当します。
つまり、お腹の辺りに響かせるように(腹から声を出せ、という表現ですが)して、
「16:塔」の稲妻を轟かせている「聖四文字」もしくはそれに類する「神名」を唱える
ことで、身体的にも心霊的にも、何らかの影響を与えることができるということです。
そして、そのことが、この「16:塔」の「ペー(口)」の持つ意味を知る方法である、
とも言えるわけけですよね。
そもそも、考える「ホド」から、感じる「ネツァク」への移行の「小径」ですので、
「考えるな! 感じろ!」にふさわしい「戦い(火星)の小径」でもあるわけです。

36:名無しさん@占い修業中
18/03/06 06:22:36.99 gtyONeTy.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
"Words of Power," properly vibrated with martian force, help to bring about the
destruction of our personal Towers, false concepts and institutions which we
believe to be reality.
火星の力と共に適切に振動される「力の言葉たち」は、我々が真実であると信じている、
誤った概念たちと慣例たちである、我々の個人の「塔たち」の破壊を引き起こす手伝いをする。
But it should be understood that to tear something down is to make room for
something new.
けれども、何かを破壊するということは、何か新しいもののための場所を空けることである、
ということが理解されるべきである。
--- ここまで ---
当たり前のことですが、何か新しいことを始めようとするのであれば、それまでやってきた
何かを止めることが必要となります。
まあ、単に止めるというよりも、新しいものに取って代わるということなのですが、要は
古くなった建物を解体して、新しく建て直すということですよね。
その際に、この「Words of Power/力の言葉たち」、言い換えれば、「魔法の呪文」とか
「言霊(ことだま)」とか、「聖四文字」とか、そういう、ある場面において特殊効果を
発動するための「コマンド・ワード」があって、それなりに役に立つということです。
ということで、この「16:塔」の解釈は、一見すると「破壊」がメインのようにも見えま


37:す が、実はそうではなくて、極めて積極的な「創造」に関わるものとなっています。 つまり、「破壊」こそが、最初にして最大の「創造」であるということであり、それが、 初めてここで出現する「神の御雷光」、すなわち、我々人類が遭遇可能な「旧約聖書の 主なる神」の、最初で最後の「お出まし」として表現されているのですよね。 だからこそ、一般の人々は、そういう危ないものには近づかない方がいいわけですので、 こういうふうに、「危ないから登ってはいけません!」という、一般人立入禁止みたいな 図案になっているというわけなのです。



38:名無しさん@占い修業中
18/03/07 05:59:25.58 0RfXQpMJ.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 167) ---
Mars may be a god of war and destruction, but it is also the God which rules over
the fertility of crops. (*129)
「マルス(火星)」は戦争と破壊の神であるかもしれないが、しかしそれはまた、
作物たちの繁殖力を統治する「神」でもある。(*129)
And, relative to speech, we know that the Logos is also called the Word.
そして、話すことに関連して、我々は、「ロゴス(神の言葉)」が、また「言葉」と呼ばれて
いることを知っている。
--- ここまで ---
ちなみに、(*129)はNOTES/注記の項で、
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 272) ---
129. "Mars," Oxford Classical Dictionary, 651.
129. 「マルス(火星)」、『オックスフォード古典辞典』、651ページ。
--- ここまで ---
とあります。
「マルス」は、ローマ歴の「March/現在の3月」を司り、春の種まきを象徴します。
その後、収穫系の女神が「April/ヴィーナス」、「May/マイア」、「June/ユーノー」
と続くわけですので、なかなかのモテ男でもあります。
つまり、「16:塔」も、単なる破壊というよりも、「春の種まき」を象徴するものと考える
ことができるわけで、厳しい冬を打ち破る「ブレークスルー」であるということですよね。
さて、ここでいきなり「ロゴス(神の言葉)」が出てきていて、いまいち理解が難しい
ところなのですが、これはひょっとすると『旧約聖書:創世記』1の冒頭部分の、
神の天地創造のための「コマンド・ワード」のことを示唆しているのかもしれません。
要は、我々の住む世界における、もしくは我々の内なる世界における「リストラクチャ、
再構築、破壊と再生」が、この「16:塔」のモチーフとなっているわけですかね。

39:名無しさん@占い修業中
18/03/08 05:56:20.94 aBPRVubF.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 168) ---
Most versions of this key picture a Tower, set in a desolate landscape, being
struck by lightning.
この鍵(大アルカナ)の大多数の版たちは、荒廃した風景の中に立てられ、稲妻により
打たれている、「塔」を描いている。
Figures fall from it as the Crown is struck off.
「王冠」が打ち落とされるのと同じように、人物たちがそれから転落する。
In the most simple of terms, this symbolizes the sudden destruction of our
perception of what constitutes reality.
最も簡単な言葉で言えば、これは、現実を構成しているものの我々の知覚の突然の破壊を
象徴している。
--- ここまで ---
「16:塔」は「Mars/火星」を属性に持つカードですので、大多数の人は、これを「戦争」
と結び付けて、どちらかというと悪い方向に考えてしまいがちです。
まあ、ほとんどの日本人にとって、「戦争=悪」という価値観は、戦後の自虐的歴史観を
刷り込まれてきた我々にとっては、ごく自然なことだと思うのですが、世界中を見回すと、
そういう価値観が、常に「正しい」というわけではないということは、何となくわかるか
と思います。
ここでは、そういう「世俗的な価値観」、つまり「クソみたいなリアルに対する物の見方や
考え方」が、とてもありがたい神様の御啓示により、破壊的な変革を遂げるということ
なのですが、これは実にやっかいなことでもあります。
要するに、「人格」を形成する「星幽的三角形」において、霊的に「今までとは全く異なる
自分」へと精神的に変革していくわけなのですが、その結果として、今までの世俗的価値観
に基づいた誰からも理解されるような行動から、いきなり全くわけのわからない行動に走る
わけですので、周囲にとっても(本人にとっても)、とても迷惑な事態になるわけですよ。

40:名無しさん@占い修業中
18/03/09 06:05:54.94 U+/99iOV.net
「生命の木に基づく大アルカナ」の章の続きです。
--- ここから --- (Robert Wang, 『The QABALISTIC TAROT』First paper edition, 1987, pp. 168) ---
The Tower is the concept of what most people call "I," the Personality awareness
being shattered by an influx of force revealing something of the nature of the
Higher Self.
「塔」は、大多数の人々が、「高次の自我」の何らかの性質を顕現している力の流入により
粉砕されている「人格」の覚醒という、「私」と呼ぶものの概念である。
The Tower also symbolizes all manmade institutions, whether that means government,
religion, or any accepted values.
「塔」はまた、政府や宗教や、どのような一般的に受け入れられた価値たちを意味するもの
であれ、すべての人造的な組織たちをも象徴している。
--- ここまで ---
「16:塔」は、ほとんどの人間が当然の如く教えられ、ごく当たり前に持つ、世俗的かつ
物理的な「価値観」、つまり「リアル」というものの破壊を象徴しています。
つまり、「人格」という「自我」が発達してくる「厨二期」において、ごく自然に発生
してくる「世間(学校)という組織に対する、漠然とした反抗期」に、極めてよく似た
ものであり、外見的には、ほとんど区別が付かないということでもあります。
それゆえ、外見的にツッパってみたり、学校のガラスを壊したり、バイクでバリバリいわせ
たり、とにかく既存の概念に対して否定的になってみることで、自分自身でもよくわからない
「高次の自我」に対処するということなのですが、ここに一つの問題があります。
それは、未熟なる「自我」にとっては、「高次の自我=霊的世界」と「低次の自我=獣的
世界」の区別が、はっきりと付かないことが多いというか、おそらく、まぜこぜの状態で、
我々の「自我」に訪れるわけなんですよね。
もちろん、「16:塔」は、「高次の自我」のみに関係するものなのですが、上に述べたよう
に、「低次の自我」と抱き合わせで解釈しないと、現実には、なかなか腑に落ちないという
ことであり、それゆえ、我々の「高次の自我」が、「塔」の中に囚われた「お姫様」である
なんていう綺麗事は、ファンタジーでしかないということなんですよね。


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