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150:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/11 07:16:40.88 4QCbPYNm.net
日本株ADR10日、高安まちまち みずほFGやオリックス、三菱UFJが高い 
2017/04/11 05:15 日経速報ニュース 128文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】10日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は高安まちまちだった。
米株相場は方向感は乏しく、日本株ADRの動きは小さかった。みずほFGやオリックス、三菱UFJが上昇した。
一方、LINEやNTTドコモ、ソニーなどが下げた。
シカゴ日本株先物概況・10日
2017/04/11 06:50 日経速報ニュース 210文字
【シカゴ支局】10日の日経平均先物は小幅反落した。6月物は前週末比30円安の1万8755円で引け、前夜の
大取終値を45円下回った。中東や北朝鮮の地政学的リスクへの警戒感から円が小幅反発し、相場を下押した。
一方、原油高を材料に米株とともに上げる場面もあり、下げ幅は限られた。この日の6月物安値は1万8695円、高値は1万8850円。
 取引は低調で推定売買高は2万5727枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)と少なかった。

151:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/11 13:14:06.76 2Hw1q0jo.net
東証後場寄り 一段安、メガバンクが下げ幅拡大、先物売りで
2017/04/11 12:56 日経速報ニュース
 11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は一段安となっている。一時は122円安の1万8675円まで下げた。時価総額の大きい
三菱UFJと三井住友FG、みずほFGのメガバンクがそろって下げ幅を広げ、指数を押し下げた。JPX日経インデックス400と東証株価指数(T
OPIX)も下げ幅を広げている。
 現物市場の昼休み時間中に日経平均先物6月物は前日比160円安の1万8640円まで下落する場面があった。午前の下落を受け、午後か
ら日銀の上場投資信託(ETF)買いが入ると市場で見込まれており、指数の下支え要因になっている。
 前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約152億円成立した。市場参加者
が少なく、低調な取引にとどまった。
 12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で9653億円、売買高は9億9474万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1354と、前引け時
点からやや増加した。値上がりは525、変わらずは132銘柄だった。
 キヤノンとダイキンは下げ幅を拡大した。三菱商と三菱ケミHDも一段安し、三菱電といすゞは年初来安値を更新した。一方、三井不と住友不
は上昇している。大東建やOLC、HOYAも高い。セブン&アイとイオンも上昇している。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/11 14:35:09.79 2Hw1q0jo.net
東証14時 安値圏、海外勢の参加少なく 日銀買いが支え
2017/04/11 14:14 日経速報ニュース
 11日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏で推移している。下げ幅を130円超に広げる場面もあったが、日銀の上
場投資信託(ETF)買いへの思惑から下げ渋っている。午後の取引直後に増えたメガバンクへの売りには一服感が出ている。
 JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は安値圏で小動き。欧米は週後半にイースター(復活祭)休暇に入るため、海外投資家
からの注文が少ないようだ。市場からは「東京の取引時間に入ってからの外国人の追加注文が極端に少ない」(外資系証券トレーダー)との
指摘があった。
 14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆2679億円と終日で2兆円を下回った10日の同時間帯の1兆3491億円を下回った。売買高は
12億4961万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1362と、12時45分時点からやや増加した。値上がりは525、変わらずは124銘柄だった。
 東エレクとキヤノンは下げ幅を拡大した。ファナックとSMCも一段安し、旭化成も日中の安値圏で推移している。一方、新日鉄住金やJFEは
上昇に転じている。MS&ADや東京海上も上げ幅を広げている。

153:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/12 06:12:39.47 GPTXenEt.net
東芝再建、視界開けず―1兆円融資綱渡り、銀行団、足並みに乱れも。
2017/04/12 日本経済新聞 朝刊
 「資金不足に至らないように万全の体制を構築する」
 綱川社長は会見で銀行に継続的な支援を求めた。決算発表を機に信用を回復し、資金繰りを安定させたい考えだ。東芝は取引銀行に対し、
4月末で期限を迎える融資の継続と、上場株式などを担保として受け入れるかどうか、14日に回答するよう求めている。
 取引銀行も3度目の決算延期の回避をひとまず歓迎している。ただ監査法人の適正意見がない異例の決算であり、東芝の財務状況をこの
“仮決算”で評価するのは悩ましいところだ。
 東芝は新たに1兆円が必要としているが、既存の融資の継続も含め、銀行は難しい判断を迫られている。
 銀行は通常、財務状況に応じて取引先を「正常先」「要管理先」などと区分する。区分が下がるほど融資を回収できないリスクに備え、費用
を多く積む必要がある。
 すでに三井住友、みずほ、三井住友信託の主力行などは東芝の債務者区分を正常先から1段階下げて「要注意先」としている。
 要注意先は正常債権だが、その1つ下の「要管理先」は不良債権を意味し、新規融資なども難しくなる。有力な判断材料となる決算情報の
信ぴょう性が問われる中、銀行サイドも適切な判断が下せるか危ぶむ。
 主力行幹部は「監査意見の不表明が区分の変更に直結しない」と話すが、情報量が少ない地方銀行が同じ判断を下すかどうかは不透明。
絶対的な利益水準が低い地銀ほど東芝の債務者区分引き下げで甚大な影響を被る。地銀が融資継続の判断に慎重になれば、取引銀行の
足並みが乱れる可能性もある。

154:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/12 06:16:01.44 GPTXenEt.net
大手行融資6年ぶり減、政府・地方団体向け、地銀に競り負け、昨年度末。
2017/04/12 日本経済新聞 朝刊
 全国銀行協会が11日発表した2016年度末時点の預金・貸出金速報によると、3メガバンクなど都市銀行5行の貸出金残高は190兆55
72億円で前年度末に比べ、0・1%減った。政府や地方公共団体向け貸し出しを地方銀行などに奪われており、6年ぶりの減少となった。実
質預金は全体で初めて700兆円を超えた。
 都銀は三菱東京UFJ、三井住友、みずほ、りそな、埼玉りそなの5行。減少の要因となった政府や地方公共団体向け貸し出しは一般競争
入札で「地銀や信用金庫が低い金利を提示し、競り負けるケースが増えた」(大手行)という。運用難で貸出先に乏しい地銀が、地方公共団
体への依存を高めているとみられる。
 全銀協によると都銀の企業向け貸し出しは大手を中心に増えた。個人向け住宅ローンは頭打ちだという。地銀の貸出金残高は3・9%増の
192兆5622億円だった。
 小切手などを差し引いた実質預金は全国で709兆9986億円で4・5%増えた。増加は18年連続で、700兆円を超えるのは初めて。都銀
が6・4%と大きく伸びた。地銀は2・4%増にとどまった。

155:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/12 06:22:13.28 GPTXenEt.net
M&A巧者を探せ―東芝を教訓に進む選別(スクランブル)
2017/04/12 日本経済新聞 朝刊
 M&A(合併・買収)戦略の巧拙によって企業を選別する動きが株式市場で広がっている。国内需要が縮小するなか、海外に打って出るM&
Aなどをむやみに好感する風潮もあった。だが、東芝が大型買収による巨額損失で深刻な経営難に追い込まれたのを目の当たりにし、投資家
たちは「M&A」を真剣に分析する必要性をかみしめている。
 日経平均株価が3日ぶりに反落した11日の株式市場。なかなか発表されない東芝の2016年10〜12月期決算も重荷になった。そんな地
合いのなか、逆行高を演じた銘柄群があったのは見逃せない。一時4%強上昇して約2年ぶりの高値を付けたコシダカホールディングスや小
林製薬(0・9%高)、日本たばこ産業(JT、0・5%高)などだ。業務用冷蔵庫のホシザキも一時2%上昇し、2カ月半ぶりの高値を付ける場面
があった。
□   □
 これらの企業には「M&A巧者として投資家から評価を集めている」という共通項がある。主力がカラオケのコシダカHDは07年の上場以降
、経営難などから割安に売りに出ている企業を中心に買収し、フィットネスや温浴施設など多角化を進めてきた。三井物産から譲渡を受けたボ
ウリング事業は2年で撤退するなど「見切り」も素早い。
 ホシザキはインドや中国で過去5年間に5社に出資するなど海外M&Aへの積極性で知られる存在だ。買収候補となる企業の収益性や規
模など5つの側面について厳格な条件を設け、「すべてをクリアしないと、買収は実施しない」(同社)という。この結果、「小粒ながら良質な企
業の買収をうまく積み重ねられている」(国内運用会社のファンドマネジャー)との評価につながっている。
 「日本企業のM&Aの傾向を知りたい」。JPモルガン証券の阪上亮太氏は今年に入り、投資家からこんな問い合わせを何件も受けた。業界
再編や海外事業の強化を狙ってM&Aに活路を求める日本企業は増え続けている。そんな局面で東芝の大型買収による巨額損失が表面化
した。「買収価格についての規律や買収後の経営戦略を欠いたM&Aにはリスクしかない」(スパークス・アセット・マネジメントの春尾卓哉氏)
との認識を投資家たちは強め、個別企業ごとのM&A戦略の巧拙の見極めを急いでいる。
□   □
 大型案件の増加でM&Aが経営を揺るがすリスクは高まっている。調査会社ディールロジックによると、日本企業が買い手のM&Aの1件あ
たりの平均金額は16年に6036万ドル(約67億円)と3年前比で4割増となった。シチズンなど大型M&Aの実施後、株価がさえないままの
企業もある。株高局面での「高値づかみ」の懸念も拭えない。
 M&Aは日本企業が生き残るために避けて通れないツールだ。うまく使いこなせば、「3年先、5年先の成長を期待できる企業のすそ野が広
がる」(東京海上アセットマネジメントの久保健一氏)。東芝の苦い教訓をどう生かしていくか。日本企業と投資家がともに向き合うべき大きな
課題だ。(富田美緒)
【表】「M&A巧者」銘柄の株価は総じて堅調   
銘柄名 騰落率 M&Aの内容 
コシダカHD 36.4 買収した英会話教室をカラオケ店でも展開 
アサヒ 15.9 2016〜17年にかけて欧州企業12社の買収に1兆円超を投資 
小林製薬 12.4 米国で肩こりや腰痛用の鎮痛薬メーカーを2016年に買収 
セブン&アイ 4.2 米コンビニ中堅の買収を4月に発表 
ホシザキ ▲1.1 インドの冷蔵庫メーカーなどアジアを中心に買収・出資 
日経平均 ▲1.9 ― 
(注)騰落率は昨年末比、11日までの比較、単位%、▲は下落  

156:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/12 06:25:17.86 GPTXenEt.net
米国株、小反落 シリア情勢を警戒、金融株に売り
2017/04/12 05:15 日経速報ニュース
【NQNニューヨーク=古江敦子】11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反落した。前日比6ドル72セント安の2万0651ドル30セント
(速報値)で終えた。シリアや北朝鮮の情勢を巡る不透明感が投資家心理を冷やした。投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、株式から
相対的に安全な資産とされる債券や金に資金を移す動きが強まる場面があった。米長期金利が低下(価格は上昇)し、利ざや縮小の思惑か
ら金融株が売られた。
 ただ、午後になると急速に持ち直した。週後半に始まる主要企業の決算発表を控え、企業業績の改善を見込んだ買いが入り、ダウ平均は
前日終値近辺まで上昇した。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落し、同14.154ポイント安の5866.772(同)で終えた。

157:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/12 13:10:25.14 aRfno0O4.net
株1万8500円割れ 「売り方ミサイル」に動揺 個人は日経レバで対抗
2017/04/12 13:00 日経速報ニュース 993文字
 米国と北朝鮮の関係緊迫化や経営危機に陥った東芝の迷走で投資家心理が冷え込む中、東京株式市場を信用売りや株価指数先物売りと
いった売り方のミサイル(飛び道具)が襲っている。一方、果敢な個人投資家の一部は押し目買いに動き、日経平均株価の心理的な節目の1
万8500円をはさみ、攻防が激しくなっている。
 12日前場の日経平均株価は231円安の1万8516円。一時は昨年12月7日以来約4カ月ぶりに1万8500円を割り込んだ。外国為替市場では
投機筋の持ち高整理に伴うドル売り・円買いが活発で、円相場は1ドル=109円35銭近辺と約5カ月ぶりの水準に上昇した。
 将来、相場がどれだけ変動すると市場がみているかを示す日経平均のボラティリティー・インデックスは一時23.25と米大統領選の開票中だっ
た昨年11月9日以来の水準に上昇した。海外でもボラティリティーはじわじわと上昇中。三井住友アセットマネジメントの石山仁チーフストラテジ
ストは「世界の金融市場でリスク回避の動きになりつつある」と警戒する。
 この日は信用取引の空売りも活発化したようだ。東京証券取引所に上場する銘柄の売買代金に占める空売り比率は40%台で高止まりが続
いている。「空売りの回転が効いている投資家が多いことを裏付けている」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)。
 10時過ぎに日経平均が1万8460円の安値を付ける過程では機をみるに敏な海外ヘッジファンドの株価指数先物売りも断続的に出た。
 一方で相場の流れに逆らう「逆張り投資」が得意な一部の個人は「1万8500円より下での打診買い」(カブドットコム証券の山田勉マーケット
アナリスト)に動いた。代表例が株価指数の変動に2倍連動する上場投資信託(ETF)、「日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1
570)」だ。前場の売買高は513万口で前日終日の470万口を大きく上回る水準に膨らんだ。
 SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長は「信用評価損益率は歴史的に見ればさほど悪化しておらず、個人は利益確定ができている
ため、押し目買い意欲はまだ根強い」と見ていた。
 気がかりは3月期企業の決算発表の本格化を控え、当面は様子見ムードが広がりやすいという点だ。投機筋の空中戦はもうしばらく続くと覚
悟しておいた方がよいだろう。

158:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 06:54:37.00 jP0Ukw58.net
みずほ銀、協調融資18兆円、リーマン後で最大規模。
2017/04/13 日本経済新聞 朝刊
 みずほ銀行の2016年の国内外の協調融資の組成金額は前年比18%増の1672億ドル(16年の平均為替レートで約18兆円)となり、
「リーマン・ショック」が起こった08年以降で最大となった。主幹事となって協調融資を組成すると他の参加行から手数料(役務収益)を得ら
れる利点がある。日銀のマイナス金利政策の影響で預金を融資に回して金利差で稼ぐ従来のビジネスモデルが苦戦を強いられるなか、み
ずほは組成件数を増やす方針だ。
 16年の協調融資の組成金額は09年に比べ8割増えた。16年の世界シェアは4・7%。協調融資の組成額の世界ランキングでは、前年
の6位から5位に浮上したという。
 具体的な案件では、ソフトバンクグループによる英半導体開発大手、アーム・ホールディングス社の買収で1兆円の協調融資を組成した。

159:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 06:58:41.10 jP0Ukw58.net
日本株ADR12日、売りが優勢 ソニーやオリックスが安い 
2017/04/13 05:08 日経速報ニュース 146文字
【NQNニューヨーク=戸部実華】12日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は売りが優勢だった。
日米株式相場がともに続落し、日本株ADRも下落する銘柄が多かった。ソニーやオリックスの下げが目立った。
トヨタやホンダといった自動車株や野村、京セラなども売られた。一方、NTTドコモは上昇した。
シカゴ日本株先物概況・12日
2017/04/13 06:32 日経速報ニュース 254文字
【シカゴ支局】12日の日経平均先物は3日続落した。6月物は前日比170円安の1万8470円で引け、中心限月の
終値ベースで昨年12月6日以来、約4カ月ぶりの安値を連日で更新した。12日の大阪取引所の終値を60円下回った。
トランプ米大統領のドル高けん制発言が伝わり、取引終了にかけて売りが膨らんだ。シリアや北朝鮮を巡る地政学
リスクへの警戒感から米株式相場が続落したことも売り材料になった。この日の6月物安値は1万8450円、高値は1万8640円。
 推定売買高は4万5235枚(夜間電子取引、日中電子取引を含む)。

160:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 09:33:17.02 uGSDQvHg.net
東証寄り付き 続落、下げ幅一時200円超 円高嫌気し年初来安値
2017/04/13 09:27 日経速報ニュース 467文字
 13日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日に付けた年初来安値を下回った。下げ幅は200円を超え、一時は前日比
202円06銭(1.09%)安の1万8350円55銭まで下落。取引時間中としては昨年12月6日以来の安値を付けた。円相場が1ドル=108円台後半
とおよそ5カ月ぶりの水準に上昇しており、輸出関連株を中心に売りが広がった。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は続落し
た。
 トランプ米大統領が米紙のインタビューで「ドルは強すぎる」などと発言。北朝鮮情勢を巡る不透明感も強く、リスク回避を目的とした円買い・
株売りの動きが強まっている。輸出採算の改善期待が後退したとして、トヨタやマツダなどの自動車株が売られたほか、米長期金利低下を受
けて第一生命HDや三菱UFJなど金融株が下落した。
 イオンやJFEが大幅安。村田製や三菱商の下げも大きかった。丸紅や新日鉄住金が安く、東エレクや東芝が売られた。一方、関西電や中部
電が高い。JR西日本やOLCの上昇も目立った。

161:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 10:50:20.31 VNnM9fZJ.net
みずほが連日の新安値、クレディスイス証は目標株価240円に引き下げ―政策保有株式売却加速に期待
4/13 09:12
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が一時3.6円安の189.2円まで下げ、連日で年初来安値を更新している。クレディ・スイス証券は
12日付で目標株価を250円から240円に引き下げた。投資評価は「ニュートラル」継続。
 17年3月期は合計1000億円以上の一過性利益が加わり利益を押し上げたと指摘。国内外金利は底打ちしているものの、資金利益の回
復には17年3月期にあった一過性要因を補うだけの力強さはなく、業績面で真価が問われる年になるという。政策保有株式削減は順調に進
んでおり、18年3月期以降に向けてさらなる加速が期待されるとした。

162:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 13:20:10.13 aHaf855O.net
株、チャート上に黒いシグナル 陰線記録がアベノミクス最長
2017/04/13 12:38 日経速報ニュース 730文字
 13日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。円の対ドル相場が5カ月ぶりに1ドル=108円台に上昇し、投資家心理は冷え込む
一方だ。チャート上に並ぶ黒い「陰」が一段の弱気シグナルをともしている。
 「上昇しない日本株にいらだっている」。ピクテ投信投資顧問の松元浩常務執行役員は海外の運用担当者との電話会議でこんな声が目立ち
始めたと明かす。日本株は年初からの調整で割高感が解消し、企業業績の改善期待も高い。だが、米国と北朝鮮の関係緊迫などの地政学リ
スクが高まるなか、トランプ米大統領のドル高けん制発言などが飛び出し、日経平均は下げ足を速めている。
 日経平均のローソク足は3月30日から4月10日まで8日連続で終値が始値を下回る「陰線」を引いた。チャート分析では、連続陰線は押し目
買い意欲が乏しいことを示している。
 8日連続の陰線は2012年秋以降のアベノミクス相場では最長記録だ。1987年以降の30年間の連続陰線記録をひもとくと、12年4月25日〜
12年5月16日までの13日連続が最も長く、11日連続が1回、9日連続が1回、8日連続が3回あった。
 みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「連続陰線が途絶えた日から1カ月以内に日経平均は平均でおよそ5%下落している」と
分析する。今回の局面では11日に陰線記録が止まった後、12日に続き13日午前も再び陰線を引いている。三浦氏は1万8000円割れの可能
性が否定できないと読む。
 週内に米政府は為替報告書を公表し、18日からは日米経済対話が開かれる。さらにフランス大統領選など不透明要因は山積している。円
高基調が続く限り、日本株が上向く機運は見えてこない。

163:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 14:53:00.92 aHaf855O.net
再びトンネル入りの金融株。
2017/04/13 日本経済新聞 夕刊 4ページ 1163文字 書誌情報
 12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。トランプ大統領が北朝鮮やシリアに強気な姿勢を貫いていることから、投資家のリ
スク回避姿勢が一段と強まり、米株には売りが膨らんだ。
 昨年11月の大統領選後には金利上昇や規制緩和への期待で株価が上昇し「トランプ相場」のけん引役だった金融株だが、年明けに急ブレ
ーキがかかった。米銀主要24銘柄で構成するKBW銀行株指数の1〜3月期の上昇率はわずか0・3%。S&P500種株価指数の同期間の
上昇率(5・5%)を大きく下回る。
□   □
 特に新政権の政策実行力に対する懸念が表面化した3月中旬以降の失速は顕著だ。業種別S&Pで「金融」は3月に3%下げ、全11業種
中で下落率が最大となった。
 12日もトランプ大統領が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに「低金利政策が好ましい」と語ったことから、米長期金利が約5カ月ぶりの水
準まで低下。これが重荷となり、業種別S&P500種株価指数の「金融」は1%下げた。
 金融株再浮上のきっかけとして投資家が期待するのが、13日に発表が始まる米金融大手の2017年1〜3月期決算だ。ウェルズ・ファーゴ
には昨年発覚した不正営業問題の悪影響が残るとみられるが、JPモルガン・チェースなどその他の大手5行は前年同期比で増収増益が見
込まれる。
 事前予想を上回る内容となれば、市場にとってはうれしいサプライズだろう。投資家心理がすっかり冷え込んだ米株市場で、再び上昇トレン
ドを取り戻すきっかけとして期待が膨らむ。
 もっとも、アナリストの間では金融機関の業績見通しを大統領選直後より下方修正する動きが出ている。当初想定していたほどの金利上昇
が見込めないとの見方が勢いづいているからだ。
 トランプ氏が計画中のはずの税制改革やインフラ投資はいまだ詳細が明らかにならず、その間にシリアや北朝鮮を巡る地政学リスクが高ま
った。安全資産とみなされる米国債には買いが入りやすい地合いとなっている。「低金利政策を好む」というトランプ氏の発言も金利を下押しす
る。
□   □
 米連邦準備理事会(FRB)の利上げ路線にも死角がないとは言い切れない。4月下旬に1回目の投票が予定される仏大統領選で極右政党
「国民戦線」のルペン氏が勝利することになれば、ユーロ安・ドル高の進行は必至だ。そこに利上げが重なれば、トランプ氏も嫌うドル高が一段
と進むことになる。利上げシナリオは見直しを迫られる可能性がある。
 金融株はここ数年、業績自体は堅調でも利上げ観測や政治イベントをきっかけとする市場の混乱で、上昇と下落を繰り返してきた。親ウォー
ル街とされるトランプ大統領の誕生で昨年末にはいよいよ長いトンネルを抜けたかのように思われたが、再び先行き不透明感が高まってきて
いる。

164:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/13 21:40:37.05 z78huLe8.net
8411 みずほ
配信日時 2017/04/13 14:05:00 配信時価格[円] 189.2 前日比 -3.6
詳細 年初来安値を更新。クレディ・スイス証券は目標株価を250円から240円に引き下げている(レーティング「ニュートラル」継続)。
17年3月期は合計1000億円以上の一過性利益が押し上げ要因となったと指摘。国内外金利は底打ちしているが、資金利益の回復
には17年3月期にあった一過性利益分をカバーするだけの力強さはなく、業績面で真価が問われる年になると見ているようだ。《WA》
【株式会社フィスコ】

165:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 01:12:34.10 Lk9l6/s8.net
株安、地政学だけでない 変化の差で日韓に明暗(スクランブル)
2017/04/13 21:59 日経速報ニュース
 日本と韓国の株価に格差がくっきりと出ている。北朝鮮など東アジア情勢への警戒が弱材料になるのは同じはずなのに、日本の下げだけが
きつい。「変化」と「停滞」の違いが海外マネーの選別を招いている。
 13日の日経平均は午前に250円近くも下げた。だが証券会社のトレーディングフロアは静か。シティグループ証券の松本圭太市場営業本部
長によれば「パニック売りとはほど遠い」。野村証券の柏原悟志電子取引セールス課長は「買い注文が薄く、ちょっとした売りでずるずると下が
ってしまった」と語る。
 連日で年初来安値を更新しても「あく抜け感」が出てこない。その分、反転機運も生まれない嫌なムードが市場を覆いつつある。
 「日本株離れの最大の要因は地政学リスク」。こんな解説が市場で聞かれるが、隣の韓国の株式相場を見ると首をかしげたくなる。
 株安の続く日経平均を横目に、韓国総合株価指数(KOSPI)は3月から堅調に推移している。北朝鮮情勢のリスクという点で一致するはず
なのに、株価の動きに明暗が出ている。
 「変化への期待が高まる韓国と変化の乏しい日本。この違いは大きい」。最近、韓国を訪問したみずほ証券の菊地正俊チーフ株式ストラテジ
ストの実感だ。
 半導体の好況やウォン安を手がかりに、韓国最大のサムスン電子の株価は3月に過去最高値を付けた。事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨ
ン)副会長の起訴に揺れるが、株式市場は事件を契機にガバナンス体制が強化されると期待する。
 企業統治では韓国の先をいく日本だが、最近は改革の停滞感を指摘されがちだ。韓国は5月9日の大統領選に向けて、「朴槿恵(パク・クネ)
前大統領の混乱を乗り越えて内政も安定に向かう」(菊地氏)との前向きな声がある。
 日本では円高の逆風が吹く。「円高で物価上昇期待がしぼんでしまったのは痛い」。BNPパリバ証券の岡沢恭弥取締役は「日本は内憂外
患に陥っている」と話す。円高が進むほど日銀の政策の手詰まり感が意識され、海外マネーのさらなる日本株離れを招くとの懸念だ。
 国内機関投資家の動きもぱたりと止まった。運用額の大きさから「クジラ」と呼ばれる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)。国内株の
配分比率はすでに基本ポートフォリオ通りになっており、「積極的な資金流入は期待しづらい」(大和証券の家入直希ストラテジスト)。
 株価下落リスクに備え、オプション市場では日経平均の「売る権利(プット)」の取引が活発だ。株安時の損失を限定しようと投資家が動き、
オプション価格は上昇傾向にある。
 変化の芽が内側から出てこない日本は、外部環境の変化に対する耐性が弱い。15日の故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日など、北朝
鮮では重要イベントが続く。仮に地政学リスクが後退しても、相場の「芯」が脆弱なままでは、市場関係者は神経をすり減らすばかりだろう。

166:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 01:13:45.23 Lk9l6/s8.net
米国株、売り優勢で始まる ダウ46ドル安、地政学リスクの警戒根強く
2017/04/13 22:53 日経速報ニュース 610文字
【NQNニューヨーク=横内理恵】13日の米株式相場は売り優勢で始まった。午前9時35分現在、ダウ工業株30種平均は前日比46ドル92セン
ト安の2万0544ドル94セント、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は同9.507ポイント安の5826.653で推移している。地政学リス
クへの警戒が根強く残っているのを嫌気した売りが続いた。
 朝方に発表された3月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%下落した。下げは7カ月ぶりで、横ばいを見込んでいた市場予想を下回った。
変動の大きいエネルギー・食品を除いても上昇率は市場予想に届かず、インフレ圧力の弱さが意識された。トランプ米大統領が前日に「低金
利政策が好ましい」と語っていたのもあって米金利が一段と低下する場面があり、利ざや拡大への期待が後退している金融株が売られたこと
も相場の重荷となった。
 四半期決算で純利益が微減となった米銀のウェルズ・ファーゴが安い。決算が増益だったシティグループも売られた。ダウ平均ではクレジット
カードのアメリカン・エキスプレスや石油のシェブロンの下げが目立った。
 一方で、JPモルガン・チェースは高い。四半期決算が増収増益で、1株利益が市場予想を上回ったのを好感した買いが入った。天然ガス鉱
区の権益売却を発表したコノコフィリップスも上げた。ダウ平均では映画・娯楽のウォルト・ディズニーや小売りのウォルマート・ストアーズなどが
買われた。

167:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 01:14:53.73 Lk9l6/s8.net
<米国>JPモルガンが反発で始まる 四半期決算が予想上回る
2017/04/14 00:21 日経速報ニュース 494文字
【NQNニューヨーク=滝口朋史】(米東部時間11時20分、コード@JPM/U)13日午前の米株式市場で米銀大手JPモルガン・チェースが5営業
日ぶりに反発して始まった。一時は前日比1.59ドル(1.9%)高の86.99ドルまで上昇した。取引開始前に発表した2017年1〜3月期決算が増
収増益となり、市場予想を上回ったのを好感した買いが先行した。
 純利益は64億4800万ドル(約7030億円)と前年同期に比べ17%増えた。債券部門を中心にトレーディング収入が13%伸びるなど投資銀行
部門が6割超の増益となったうえ、貸し出しの伸びと米長期金利の上昇を背景に商業銀行部門の収益が過去最高を更新。不動産部門が苦
戦している消費者向けを補った。1株利益は1.65ドルと市場予想(1.51ドル)を大幅に上回った。
 事業会社の売上高にあたる純営業収益は255億8600万ドルと6%増え、市場予想(247億5000万ドル)を上回った。米連邦準備理事会(FR
B)の利上げなどを背景に企業の社債や株式発行などの資金調達が高水準で、引受事業が好調だった。証券化商品の取引も好調で収益を
押し上げた。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 06:06:08.09 YODqqJND.net
仮想通貨技術、共同で利用、全銀協、今秋メド実証実験。
2017/04/14 日本経済新聞 朝刊 7ページ 323文字 書誌情報
 全国銀行協会は13日、ビットコインなど仮想通貨を支える技術を銀行界が共同で使える環境を整備すると発表した。各行がバラバラで取り
組むのではなく、連携できるようにする。今秋をメドに加盟行が共同で実証実験を始める見込み。
 活用するのはブロックチェーンと呼ばれる技術だ。巨大なサーバーで取引を一括管理するのではなく、ネット上の複数のコンピューターで取引
記録を共有・相互監視し、開発や管理コストが低いのが特長だ。送金コストが10分の1以下に下げられるとの見方もある。
 全銀協はIT(情報技術)事業者と契約し、実験できるようにする。そもそも全銀協は巨大なサーバーで管理する全銀システムを運営する。同
システムが“中抜き”されかねないため、歩み寄った面もある。

169:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 06:09:58.60 YODqqJND.net
みずほFG―5カ月ぶり安値、外国人の売り続く(銘柄診断)
2017/04/14 日本経済新聞 朝刊
 みずほフィナンシャルグループ株が13日、連日で年初来安値を更新した。一時は前日比3円70銭(1・9%)安の189円10銭と5カ月ぶり
の安値水準まで下げた。終値は190円。
 4日に節目とみられていた200円を割ったが、地政学リスクを懸念した外国人の大型株売りが続き、底入れ機運に乏しい。
 最低投資金額が低く、配当利回りが高いため、下げ局面で個人の押し目買いが入りやすかった。今回も「個人は下値を拾っている」(松井
証券)と言うが、機関投資家の売りを吸収しきれない。
 3月末以降の下落率は7%。メガバンク株では三菱UFJ(6%)、三井住友FG(5%)より下げが大きい。マネックス証券の大槻奈那チーフ・
アナリストは「他の2行より財務が見劣りし、資金調達で上乗せを求められやすいため、軟調な地合いでは売りが先行しがちになる」と指摘す
る。
 トランプ相場での高値(昨年12月の225円30銭)より16%下げたが、トランプ相場前(170円台)よりまだ高い。このため利益を確定したい
機関投資家の売りが今後も出てくる可能性がある。
 国内株を運用するファンドマネジャーは「調整は進んだが、目新しい買い材料がないと手掛けにくい」と話す。相場全体の地合いが改善しな
いと、本格反発は難しそうだ。

170:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 06:13:17.81 YODqqJND.net
日本株ADR13日、全面安 LINEが2%超下落、金融も安い
2017/04/14 05:21 日経速報ニュース 126文字
【NQNニューヨーク=川内資子】13日の米株式市場で日本株の米預託証券(ADR)は全面安だった。
日米の株式相場がともに下げ、日本株ADRも売られた。LINEが2%超下落。野村や三菱UFJ、みずほ
FGなど金融関連の下げも目立った。トヨタやキヤノンも安い。

171:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 09:06:12.87 rR+V6ss5.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG437万株の売り越し
2017/04/14 08:59 日経速報ニュース 115文字
 14日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄はみずほFG437万株、三菱UFJ153万株、KDDI91万株、
日軽金HD80万株などだった。
 一方、目立った買越銘柄はなかった。

172:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 10:16:59.59 xKqXgtsN.net
<東証>三菱UFJが4日続落、安値更新 米金融株安が響く 
2017/04/14 09:39 日経速報ニュース 336文字
(9時35分、コード8306)4日続落している。一時前日比11円70銭(1.8%)安の643円まで売られ、連日で年初来安値を更新した。13日の米国
市場で大手行のJPモルガン・チェースなど米国の金融株が下落し、国内のメガバンク株にも売りが及んでいる。三井住友FG(8316)は一時1.
2%安、みずほFG(8411)は1.3%安となった。
 米JPモルガンが13日に発表した1〜3月期決算は増収増益だったが、同日の株価は下落した。米軍のアフガニスタン空爆などで地政学リス
クへの警戒感が一段と高まり、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入ったため米長期金利が低下した。今後の利ざや縮小への懸念は
米金融株だけでなく、国内メガバンクにも広がった。

173:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/14 15:31:44.67 UbPQyX0n.net
電子マネーにみずほ銀参入、メタップスと共同で。
2017/04/14 日本経済新聞 夕刊
 みずほ銀行はオンライン決済サービスなどを手掛けるメタップスと電子マネー分野に参入する。5月に共同で新会社を設立する。スマートフォ
ン(スマホ)で入金や支払いを簡単にできるようなアプリを提供する。
 14日午後、発表する。新たな電子マネーはスマホ用アプリを使う。みずほ銀の口座と連動し、現金を使わずに入金や支払いが即時にできる
仕組みで今夏にもサービスを始める。当初はインターネットショッピングでの利用が主になる見通し。

174:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/15 07:06:23.42 dlWJts37.net
東芝半導体、混戦に―銀行支援に乱れも、主要行は融資継続決定。
2017/04/15 日本経済新聞 朝刊
 東芝再建の生命線を握る取引銀行団は14日、協調融資を継続することを決め、東芝側に伝えた。同日までに継続の可否を回答するよう東
芝側が求めていた。一部の地方銀行は承諾しなかったもようだが、三井住友銀行やみずほ銀行を含めた主要行は応諾し、ひとまず資金繰り
の峠を越えた。
 ただ、東芝が“仮決算”しか公表できていない現状では銀行団も新規融資に動くことはできず、2017年3月期決算を発表できるまで曲折が
続きそうだ。
 銀行団による同社向け融資の残高は3月末時点で1兆円を割り、3カ月間で約1000億円減った。期限が来ても折り返し融資をしなかった
地銀が出始めたためだ。
 三井住友、みずほ、三井住友信託銀行の主要3行は昨年12月末、米原発事業で新たに損失が発生することが分かると、融資額を上積み
した。東芝が資金繰りに支障が生じないよう融資枠から引き出したとみられる。銀行団全体の融資額も昨年9月の7985億円から12月の1
兆452億円まで急増した。
 銀行に誤算が生じたのはその後だ。東芝が16年4〜12月期決算をいつまでも発表できず新規融資の審査なども凍結状態に陥り、期限が
到来した銀行が次々と残高を減らした。銀行団の内部資料によると11の地銀が「残高ゼロ」、6つの地銀が「残高減」となり、6つの大手金融
機関も減らした。「財務制限条項に抵触した以上、期限が来た融資を新たに出し直すのは難しい」(有力地銀)
 監査法人の太鼓判が付かない「意見不表明」は各行の査定マニュアル上は、融資先の信用格付けを示す「債務者区分」を、「正常先」から
「要注意先」へ格下げする必要がある。これを見据えて主要行をはじめ多くの銀行はすでに格下げに踏み切っていたが、損失に備えた引当金
はメガバンクでも数十億円ほどで収益を圧迫する水準ではなかった。
 ただ、正式な決算発表ができないという前代未聞の事態に、ある大手行は「局面が変わった」と審査姿勢を転換。もう一段下の「要管理先」
にして不良債権に格下げするか検討し始めた。損失額は大手行で1000億円前後に上る恐れがある。
 現時点では取引行の多くは期限前に融資返済を求めたり、融資枠を縮小したりして回収に走るには至っていない。残高を減らした銀行も「引
き続き支援したいが本決算を見ないと何とも言えない」とこぼしており、継続支援の先行きも不安定だ。

175:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/15 07:10:53.77 dlWJts37.net
市場がすがる物価上昇―素材や機械株じわり脚光(スクランブル)
2017/04/15 日本経済新聞 朝刊
 14日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落も、下値は限られた。イースターの祝日で休暇をとる海外投資家が多かったにもかかわら
ず、東証1部の売買代金は2兆円超の水準を維持。買い手掛かりを必死に探ろうとする投資家の心のうちを映し出した。
 東証1部に上場する銘柄のうち8割近くが下げるなか、半導体ウエハー大手の信越化学工業やSUMCOが逆行高を演じた。アセットマネジ
メントOneの鴨下健ファンドマネジャーは「円安期待がしぼむ今こそ、原材料高を製品価格へ転嫁できる銘柄が買われやすい」と指摘。好調な
半導体市況を背景にウエハーの需給が締まり、価格引き上げがしやすくなっているという。
□   □
 値上げ力が焦点になる背景にあるのが、持ち直しつつある企業物価だ。日本銀行が12日に発表した3月の国内企業物価指数(速報値、2
015年=100)は3カ月連続で前年同月を上回った。原油などのエネルギー価格が一時と比べて持ち直し、低迷していた物価は上昇基調を
取り戻しつつある。
 そこで重要になるのが値上げ力。原材料の価格が上昇するだけなら企業はコストアップに苦しむだけだが、信越化のウエハーのように製品
競争力があれば、価格転嫁のみならず利益率の向上につながる契機になる。
 14日は新日鉄住金も2%近く上昇した。モルガン・スタンレーMUFG証券の五老晴信アナリストは「供給構造改革は中国だけでなく日本で
も進む」と分析。国内でも設備の統廃合が進み、値上げできる環境が整いつつある。
□   □
 物価高が収益性を高めるきっかけになり得るのは素材にとどまらない。野村証券が物価上昇と利益率改善の関連性が強い銘柄を調べたと
ころ、安川電機やオークマなど電機や機械の主力株も入った。同じような17社の銘柄で構成する指数を調べたところ、約1年間で東証株価指
数(TOPIX)を20%近く上回る好成績を示したという。
 もっとも、価格に転嫁できるほど競争力が強い企業は一握りだ。3月の企業物価指数は前年同月から1・4%上昇したが、消費者に近い「最
終財」は低下した。消費者の財布のヒモは固く、物価上昇を受け入れる素地は乏しい。
 ただ、明るい兆しもある。ベルシステム24ホールディングスの健闘だ。コールセンターの人件費を増やすにもかかわらず、13日に示した今
期18年2月期の純利益予想は前期比23%増。市場はコスト増を価格に転嫁できる息吹を感じ取り、同社株は一時9%上昇した。
 企業が潤うことで従業員に恩恵が行き渡り、消費が盛り上がって企業がさらに潤う「トリクルダウン」。アセットマネジメントOneの鴨下氏は「
株式市場が求めている答えの一つ」と強調する。同社株に買いで答えた市場の反応は、投資家の期待の大きさの裏返しでもある。バブル経
済崩壊後に陥った継続的な物価下落のワナ。サービス業の賃金上昇にまでつながれば、株式市場に光明が差すかもしれない。(浜岳彦)
【表】物価上昇分を製品へ転嫁しやすいとされる銘柄群  
社 名 製 品 
SUMCO 半導体ウエハー 
信越化 半導体ウエハー 
東海カ 黒鉛材料 
新日鉄住金 鉄鋼 
アマダHD 板金加工機械 
オークマ 工作機械 
安川電 制御機器 
ホトニクス 医用機器など 
アシックス 競技用シューズ 
伊藤園 飲料 
(注)野村証券が選定した銘柄の一部を抜粋 

176:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/15 21:29:13.35 qfk+qQ78.net
地政学リスクや日銀ETF買い、個人、「逆張り」に動けず。
2017/04/15 日本経済新聞 夕刊
 日経平均株価は新年度に入ってから600円(3%)近く下落し、14日まで3日連続で年初来安値を更新した。米国がシリアに続いてアフガ
ニスタンも攻撃し、「次は北朝鮮では」との懸念が市場では広がる。下げ止まらない株式相場を需給面から分析すると、個人投資家がお家芸
の「逆張り」に動いていないことが見えてくる。
□   □
 「今は買えない」。個人投資家のレジェンドさん(30代、ハンドルネーム)は話す。「近くで戦争が起きた経験はない。どんな相場展開になる
か予想がつかず、リスクをとりたくない」という。
 下げ局面で個人投資家は逆張りの買いに動く傾向があるとされる。しかし、足元では地政学リスクへの警戒が極端に強まり、その法則が
崩れている。投資部門別売買動向のデータによると、4月第1週(3〜7日)は日経平均が244円(1・3%)安と下げが目立ったのに、個人投
資家の買越額はわずか3億円にとどまった。同様に日経平均が1・3%下落した3月第4週(21〜24日)に3000億円超買い越していたのと
は対照的な動きだ。
 個人のリスク回避姿勢は現金比率の高さにも表れている。カブドットコム証券では顧客が証券口座で保有する資産のうち現金が占める比
率が上昇傾向にあり、13日時点では26・9%に達した。「北朝鮮の故金日成主席の生誕105周年記念日をきっかけに、何か起こると懸念す
る個人は多い」と、河合達憲・投資ストラテジストは語る。
 もっとも、地政学リスクだけが理由とも言い切れない。「下げ足りないと感じている個人は多い」と松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットア
ナリストは指摘する。日経平均の今週の終値は1万8335円。過去1カ月ほど下げ基調が続いているとはいえ、「トランプ相場」が始まる前の
水準(1万7200円前後)を大きく上回る、多くの個人が「買い場到来」と感じるほど調整が進んだわけではない。
□   □
 背景には「日銀による上場投資信託(ETF)買い」がありそうだ。日銀は異次元緩和策の一環として、年間で6兆円分のETF購入を目標とし
ている。日経平均が下げ基調に転じた3月14日以降の約1カ月で8970億円分を購入した。その規模は昨年度の株式投信への純資金流入
額(約1兆3000億円、ETF除く)の約7割に相当するほどだ。
 日銀のETF買いの結果、個人が逆張りの買いに動かず、株式相場全体が「底入れ」のきっかけをつかみあぐねている―。こんな皮肉な構
図に日本株市場は陥っているのかもしれない。

177:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 06:46:03.28 ynmPNorS.net
VRで買い物体験、みずほ、富士通と実証実験。
2017/04/17 日本経済新聞 朝刊
 みずほフィナンシャルグループは17日、仮想現実(VR)技術を活用して買い物を体験できる実証実験を始める。富士通と連携し、みずほ銀
行の支店で来店客が試用機を利用できるようにする。ネットショッピングと連携した資産管理などの新しい金融サービス開発につなげたい考え
だ。
 みずほ銀行の八重洲口支店に設置する。VRは3次元データを立体的に表示し、実物が存在しているかのように感じさせる技術。三越伊勢
丹ホールディングスの紳士向けセレクト店「イセタンサローネメンズ」の商品を使っており、カバンや時計を裏返したり色を変えたり店舗での買
い物に近い体験ができる。

178:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 06:46:52.20 ynmPNorS.net
三井住友銀、マレーシア政府系と投資促進の覚書。
2017/04/17 日本経済新聞 朝刊
 三井住友銀行はマレーシアへの投資を促すため日系企業への情報提供やセミナーの開催などでマレーシアの政府系機関と協力する。産
業構造の転換をめざすマレーシアの潜在力は大きいとみて、提携を通じ顧客企業の海外展開を後押しする。マレーシア投資開発庁、政府系
機関のインベストKLと覚書を交わした。

179:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 06:47:56.75 ynmPNorS.net
口座情報分析し経営助言、三菱UFJ、ビッグデータ活用。
2017/04/17 日本経済新聞 朝刊
 三菱UFJフィナンシャル・グループはビッグデータを使ったコンサルティング事業を始める。4000万にのぼる自行口座の決済情報やネット上
の膨大なつぶやきなどを総合してファッションなどのトレンドを分析。どういう層にどんなサービスや商品が支持されているかを取引先企業に有
料で提供し、経営改善につなげてもらう。収益の領域を、情報で稼ぐサービスにも広げる。
 人工知能(AI)による言語解析などに強みを持つ米研究機関「SRIインターナショナル」と近く協力の覚書を交わす。3年以内の事業化をめざ
す。
 取引口座の出入金など大量の情報を分析し、大きなお金の流れを把握。SRIや他の企業と連携し、消費者の購買動向やソーシャル・ネット
ワーキング・サービス(SNS)でのつぶやきなどの情報も収集する。情報は個人を特定できない方法で収集・活用する。
 こうしたビッグデータを突き合わせてAIで分析することで一見、関連性が薄くみえる行動が実際には特定のキーワードでつながっているといっ
た傾向を割り出せる。これを取引先に提供し、集客増や追加購買を促す効果的な品ぞろえなどに役立ててもらう。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 09:17:38.52 JSd6bqy5.net
主な成り行き注文(東証・前場)みずほFG33万株の売り越し
2017/04/17 08:56 日経速報ニュース 124文字
 17日の東証1部の前場寄り付き前の成り行き注文で、主な売越銘柄は、みずほFG33万株、東電HD29万株、
三菱UFJ23万株などだった。
 一方、主な買越銘柄は東芝33万株、グリー13万株、ヤフー5万株などだった。

181:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 09:59:51.60 UPZxiUU4.net
<マザーズ>メタップスが続伸 みずほFGとフィンテック新会社
2017/04/17 09:55 日経速報ニュース
(9時55分、コード6172)大幅に続伸している。前週末比378円(12.6%)高の3370円まで上昇した。14日取引終了後、フィンテックを活用した
決済サービス提供会社をみずほFG(8411)などと立ち上げると発表し、将来的な業績の拡大につながると期待した買いが入った。加えて、2
016年9月〜17年2月期の決算で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載が解消したと公表したのも買い手掛かりとなった。
 新会社はみずほ銀行を含む4社で立ち上げる。メタップスはオンライン決済やビッグデータ解析で協力する。ビッグデータを活用した新たな決
済アプリ事業を展開する。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「みずほFGが技術を評価したことで、中期的な成長期待が高ま
った。株価上昇は続く可能性がある」と話していた。

182:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 12:43:59.86 UPZxiUU4.net
長期金利、マイナス圏が再び視野 日銀、オペ減額観測を打ち消す   
2017/04/17 12:34 日経速報ニュース 980文字
 長期金利のマイナス圏が視野に入ってきた。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは前週末14日に一時0.005%まで低下(価格
は上昇)し、17日も同水準を保っている。円高・株安や米長期金利の低下といった外部要因が重なっている。17日は日銀が国債買い入れ額
を据え置き、市場の減額観測を消し去った。国内金利の低下圧力は強まるばかりだ。
 市場参加者は日銀がきょう10時10分に通知する国債買い入れオペに注目していた。焦点は残存期間「5年超10年以下」の買い入れ額を
直近の4500億円から据え置くか、減額かだった。長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは前週末14日時点で一時0.005%まで下
がり、ゼロ%ちょうどは目前に迫っていた。市場の一部では減額観測が強まり、オペの通知前に長期金利は一時0.015%まで上昇(価格は
下落)した。
 蓋を開けてみれば買い入れ額は4500億円で前回と同じだった。日銀ウオッチャーからは「冷静に考えれば当然」との声が多く聞かれた。
理由の1つは「日銀の誘導目標はあくまでもゼロ%『程度』であり、マイナス圏を許容しない理屈がない」(国内証券の債券ストラテジスト)こ
とだ。実際、トランプ相場が始まる昨年11月まで長期金利はマイナス圏に沈んでおり、長短金利操作の枠組みがマイナス利回りを認めてい
なかったわけではない。
 また、仮に日銀が長期金利のゼロ%割れを防ぎたいならば、動く時期は他にもあった。同じく減額観測があった12日の残存期間「5〜10
年」対象のオペでも日銀は予定額を4500億円で据え置き、長期金利は一段とゼロ%に近づいた。他の年限を減額して間接的に長期金利を
上げることもできたのに動かなかったのは「日銀がゼロ%割れを気にしていない可能性を示唆している」(野村証券の中島武信クオンツアナ
リスト)。
 今回の据え置きを受けて、長期金利は「早ければ週内、遅くとも月内にはマイナス圏に沈む」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留
克俊シニア債券ストラテジスト)との予想が多いようだ。外部環境による債券買いの圧力が続く上に、月内は「5〜10年」の買いオペの過密
日程が控えるためだ。トランプ相場で当たり前となっていた「長期金利はプラス」という相場観は今回の据え置きで完全に消え去ったようだ。

183:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 14:19:41.81 iIDhR/BF.net
円一段高、トランプ相場が逆回転 200日移動平均を突破  
2017/04/17 13:48 日経速報ニュース 1046文字
 外国為替市場では週明けも円高・ドル安になかなか歯止めがかからない。17日の東京外国為替市場では一時1ドル=108円13銭近辺と、
5カ月ぶりの高値をつけ、107円台に接近している。チャート分析上でも円高基調の強まりが示唆されている。「トランプ相場」の逆回転は北朝
鮮リスクを背景に拍車がかかりつつある。
 前週末14日のニューヨーク市場では対ドルの円相場は200日移動平均だった108円60〜75銭近辺を上回る水準まで上昇した。200日移動
平均は相場の長期基調の境目とされる。
 昨年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利すると米国中心に株式相場が上昇。株高なら円安、円高なら株安といった値動きが続いていた
ため、円相場には下落圧力がかかった。米長期金利の上昇(債券価格は下落)も日米の金利差拡大の観測を強め、円安基調が鮮明になっ
た。
 円相場は米大統領選直後に200日移動平均を下回ると12月15日の118円66銭まで10円超も円安・ドル高方向に振れた。当時の記憶は新
しく200日移動平均は分水嶺として注目されていた。
 足元ではトランプ相場の逆回転が起きている。週明け17日の東京市場でも円は一段高となり、200日移動平均を超えている。外為どっとコ
ム総合研究所の川畑琢也シニアテクニカルアナリストは「円が107円台に上昇し、200日移動平均線を早期に回復できなくなると円高基調が
一段と強まる」と指摘する。
 世界情勢に目を移すと核実験やミサイル開発を強行し続けてきた北朝鮮を巡る情勢が緊迫しており、日本へのマネー還流を見越した円買
い・ドル売りの流れが強まっている。
 トランプ氏は12日に「ドルは強くなりすぎている」「他国が通貨安誘導をしていれば(米企業は)競争が極めて難しくなる」などと発言した。18
日から始まる日米経済対話で「米国側が『ドル高是正』を求めてくるのではないか」との懸念が市場関係者の間で浮上している。
 23日投開票のフランス大統領選で欧州連合(EU)に対して懐疑的な極右派のルペン氏と、急進左派のメランション氏がともに決選投票に進
むことになれば市場の緊張はさらに高まる。フランスのEU離脱が短期間で実現する可能性は低いとしても「投資家がリスクを取って円売り・
ドル買いを進める機運は高まらない」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作・チーフ為替ストラテジスト)のが現状だ。
 チャート上に現れた円高への警戒感はしばらくは解けそうもない。

184:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/17 14:26:09.96 iIDhR/BF.net
日本株売られ過ぎ、「買いのチャンス」−17兆円超運用の投資顧問
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)

185:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/18 06:18:36.80 sb2CKp4w.net
景気試される波及力(1)企業、過去最高の利益水準―増える投資、賃上げ後手。
2017/04/18 日本経済新聞 朝刊
 2020年までに国内従業員約1万人の残業をゼロにする目標を掲げる日本電産。1000億円を投じ、工場の自動化などを進め、生産性向上
を図る。永守重信会長兼社長は「国内でものづくりの神髄を磨く」と強調する。
国内向けに勢い
 内閣府によると、16年10〜12月期の企業の設備投資は実質年率換算で研究開発費を含め82兆円に上り、約10年ぶりに過去最高を更
新した。勢いがあるのは国内向けだ。財務省や経済産業省の調査によると海外現地法人の投資は15年半ばから減少に転じた一方、国内投
資は14年から増加に転じ、16年10〜12月期はほぼ7年ぶりの水準だ。
 背景にあるのが過去最高水準の企業業績だ。日銀が3日に発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると17年度の全規模全
産業の経常利益は52・3兆円の見通し。IT(情報技術)バブルの00年度(38兆円)を大幅に超える。けん引役は海外需要だ。
 石炭価格の上昇を受け、コマツは茨城工場(茨城県ひたちなか市)でインドネシア向けに鉱山用ダンプトラックの増産を急ぐ。15年に月80台
に落ち込んだ生産量は足元では倍増した。中国スマートフォンメーカーなどからの受注が好調な電子部品大手は「フル生産の状態が続く」(ア
ルプス電気の栗山年弘社長)。
増産より省力化
 企業の国内投資は老朽化した設備の更新など人手不足に対応する省力化投資が主流だ。より成長に直結する増産投資は目立たない。
 電子機器や自動車、食品など幅広い分野で自動化が進み、足元でロボットの需要が急増。ファナックは筑波工場(茨城県筑西市)で産業用
ロボットの生産を近く始める。山梨県の本社工場とあわせ年内に従来比4割増の月産7000台に増やす。日本ロボット工業会によると17年の
産業用ロボット出荷額は前年比7%増の7500億円と過去最高を更新する見通し。
 企業が省力化投資に向かうのは人手不足に加え、海外の政情不安や米トランプ政権発足を機に急激に進む円高など、経済の先行きに不透
明感が強まっているためだ。三菱総合研究所の武田洋子チーフエコノミストは「省力化投資では景気への効果は限界がある」と話す。企業は
固定費の増加につながる人件費の拡大にも慎重な姿勢を崩さない。
 企業が利益をどれだけ賃金などで労働者に配分したかを示す労働分配率は歴史的な低水準が続く。17年の春季労使交渉では、日立製作
所など電機大手のベースアップが月額1000円と16年実績を同500円下回るなど、多くの大企業で賃上げ幅が前年を下回った。「不確実性
が高まっており、ベアには慎重にならざるを得ない」(日立の中畑英信執行役常務)
 財務省と内閣府の調査によると大手製造業の場合、17年1〜3月期に利益を設備投資に重点配分するとしたのは72・1%と前年同期より
3・2ポイント上昇した。一方、従業員への還元に重点を置くとしたのは前年同期の26%から24・9%に1・1ポイント低下した。設備投資への
積極性と人件費に対する慎重さが混在する企業の姿勢。好業績の恩恵を家庭にどう回すのかが、本格的な景気回復の焦点になる。(景気動
向研究班)

186:名無しさん@お腹いっぱい。
17/04/18 06:24:48.57 sb2CKp4w.net
人民元をグループ一括調達、三菱UFJ銀が新手法、コスト削減。
2017/04/18 日本経済新聞 朝刊 7ページ 738文字 書誌情報
 【上海=張勇祥】三菱東京UFJ銀行は日本企業の中国での人民元調達の機動性を高め、コストも抑える新しい手法を開発した。統括会社
がグループ企業を代表して海外から外貨を調達、一括して人民元に両替する仕組みだ。中国側にとっても外貨調達の増加を促し、資本流出
圧力を一部相殺できるメリットがある。
 中国は日本企業の元両替についての規制を緩和し、三菱東京UFJ銀の新手法を認可した。すでに日系商社が採用し、実用化に向けて動
き出している。中国に進出した企業は資本金などに応じ外貨の調達枠を得ることができる。新手法では統括会社がグループ会社の外貨調達
枠を集約。その枠に応じて外貨を調達したうえで一括して元に両替し、必要に応じてグループ会社に貸し付ける。
 中国では企業が銀行などから元を調達する際、実需に基づいているとの証明が必要になる。今回の仕組みを使えば証明書類の提出といっ
た手続きを省略でき、資金調達の機動性が高まる。
 調達コストの削減にもつながる。元は中国人民銀行(中央銀行)が設定する基準金利(期間1年で4・35%)をベースに貸出金利が決まって
いる。このため銀行から借り入れるより外貨を元に両替するほうがコストは低くなり、為替ヘッジの費用などを加味しても期間1年で4%前後で
の調達も可能という。
 中国には今回の規制緩和を資本流出や元安を食い止める一助にしたいとの思惑もある。この仕組みが普及すれば海外からのドル調達が増
える可能性があるためだ。三菱東京UFJ銀は他企業も認可を得やすくなるとみており、商社や大手メーカーなどに利用を呼びかけていく。
 中国政府は1月、対外開放と外国資本の積極活用に関する通知を公表した。外国企業の株式上場を促すなど資本市場の自由化を進める意
向を示している。


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