カードキャプターさく ..
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742:CC名無したん
17/09/22 00:58:31.19 WA06fi1Z0.net
少し苦言呈する程度に抑えるつもりだったが折角だから具体的に書いとくか
ガキンチョのイチャモンに屈するのもしゃくだし
俺がクロウカード編を高く評価してるのは単純に物語が面白かったから
物語ってのは主人公の目的・目標や障害がハッキリしてるほど力強くなる
クロウカード編はその辺がシンプルでわかりやすかった
さくらが原因で散らばったカードをさくらが回収するというシンプルなルール
ケロというナビゲーションがいることで具体的な進捗状況もわかったし(枠組みのないゲームほどつまらない)
カードが増えて力が増していく(成長する)というワクワク感があった
ライバルの小狼が主人公に立ちふさがる障害として上手く機能してた
この構造が崩れたのがさくらカード編。さくらカード編から「こっそり傍観してる者の手のひらの上で動かされる」構図になる
これは「読者優位」という状態。主人公は事情を知らないけど読者は知ってるという状態
この状態は基本的にミステリーやサスペンスによく使われる。犯人が迫ってきてるのに気づかない探偵、など
作劇用語では「劇的アイロニー」と呼ばれるテクニックで、これはエンタメの基礎だけど
さくらカード編は終始この調子なのでいまいち読者、視聴者が主人公の成果を感じられなかった
さくらがカードを変換して喜んでてもエリオルがニヤリとして視聴者はヤキモキする、というのが基本ルール
劇的アイロニーは「この先どうなるの?」という緊張状態を生むのでサスペンスシーンなどでは有効だが
終始この調子だと逆にワンパターンに感じるだけ
物語はポジティブ、ネガティブの振れ幅が大きく頻度が高いほど面白くなる
ピンチ→解決→ピンチ、など


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