【ペリ子や】ペリーヌ ..
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260:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
18/07/31 23:10:53.98 OVDG0j1D.net
「まあ、この私が『魔女』なのですか!?」
「そうよ! だって! アンリエットさんがかけた魔法で、私のソバカスが
無くなったし、それにいろいろ魔法をかけられて、私たち、少しずつ大人に
なってきているし・・」
「アンリエットさんは、私たちにとって、とても優しくて素敵な魔女だわ! 」
「そうですか・・  私が魔女・・」 
(へぇ〜 私って そんなに妖しい魅力をもっているのかしら。)
「貴方たちは私のことを、そう思っておられるんですね・・」
ペリーヌは尋ねた
「アンリエットさん・・ 私たちが魔女って言ったのを、 怒っているの??」
アンリエットは瞳を閉じて囁いた。
「いいえ、そんなことはありませんわ
「それでは・・ 今夜は私、恐ろしい、悪い魔女となりまわ。」
「えっ 悪い魔女!? 」
「そうです、とっても恐ろしい呪いをかけて、貴女たちにいけない事を教えましょう。」
アンリエットは妖しげな微笑みを浮かべる。
「ウフフ・・」
ペリーヌとロザリーは、アンリエットの妖しげな微笑に、期待と不安をいだかせた。
「お二人とも、少し準備をしてまいりますので、しばらく待っていてください。」
アンリエットは、そう言うとニヤニヤしながら部屋を出た。
「ねえ、ペリーヌ・・ アンリエットさんは今度は何を教えてくれるのかしら? 」
「さあ??」
しばらくして、アンリエットが部屋に戻ってきた。
「ウワー!!」
ペリーヌとロザリーはアンリエットの姿を見て驚いた
アンリエットは、白いエプロンや白いギャップ、白い手首のカラーを着けず
黒いメイド服に床までつかる黒赤のマントを羽織り、腕に手さげ篭を下げていた。
二人の目の前に、本物の魔女が現れた。


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