【ペリ子や】ペリーヌ ..
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203:名無しか・・・何もかも皆懐かしい
18/07/27 22:52:17.69 QnoHvvDs.net
ロザリーは不安げな顔でペリーヌの容態を見つめる
「本当に大丈夫なの??  まだ痛いの!!」
痛みがひいたのか、ペリーヌは身体をおこした。
「えつ ええ・・ 大丈夫よ、ロザリー・・ ちょっと固く身構えたから、びっくりしただけ・・」
「そんなに痛かったの!! ごめんなさい・・」 
「もう平気よ・・ 痛くないわ。 安心して、ロザリー・・」
「あたし、いじわるな気分であなたを虐めたつもりじやないのよ。」
「わかっているわ、私だって『襲われた気分』になりきっただけよ。」
「ごめん・・ ごめんなさい・・」
ロザリーの目に涙が光る、うつむくと次第にしくしく泣きだした。
「ねぇ、ロザリー! 泣かないで・・ あなたが悪いわけじゃないのよ・・」 
ペリーヌは泣きじゃくロザリーの手を払い、頬を寄せると、ロザリーに口づけをした
そして、自分の舌をロザリーの唇の奥に差し入れた。
予想もしなかったペリーヌの仕草に、ロザリーは一瞬、驚きの目と息苦しさを
感じたが、自らペリーヌの身体を払い除けることもせず、 されるがままであった。
ロザリーの口の奥深くに魔女の甘い吐息と舌が入り込む・・・ 
「アンっ ううん・・・」
ロザリーの頬に赤味がさし、目が熱っぽくうるんでいた。
やがて魔女の唇が泣きやんだ少女から唇を離すと優しく囁いた。
どう・・ 落ち着いた?」
少女は小声で震えるように、魔女に返事をした。
「うっ、うん・・ ねえ、オーレリィ・・・ あたし・・ こんなの初めて・・・」
「でしょ? 貴女に本当のキスを教えたかったの! それに貴女は、知らないから仕方
ないけど、そこには強引に指先を入れちゃダメなのよ・・ もっと優しくしなきゃ・・・
「私はあなたに恩返しをしたいの・・ だから、魔女の姿になってあなたにいろいろと
教えたいのよ。貴女には、もっと性の慎みを知ってもらう必要があるわ、
「そうなんだ・・ わかったわ・・」
ペリーヌは、妖しい魔女のように、マントを広げ、微笑んだ。
「さあッ、魔女の私がじっくりと教えるわ。いい、これから私のやるとおりに、覚えるのよ・・・」
「はい、魔女さま・・・・」
ロザリーもすっかり、妄想の世界に入り込んだ。
魔女は少女の両肩に手を掛け、静かに押し倒した。


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