うなだれたPepper、誰も並ばないセルフレジ。小売店舗の誰得テクノロジーはなぜ導入され続けるのか。2020年代を生き残るための3つの提案 [577316145] at POVERTY
[2ch|▼Menu]
1:番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です (ワッチョイ 4105-MqOD)
20/01/18 09:22:53 BE:577316145-2BP y0frqq2O0●.net
sssp://img.5ch.net/ico/imanouchi_2.gif
「最新テクノロジーを導入しさえすればバラ色の未来」なんて来るわけがない

IoT、AI、デジタルトランスフォーメーション…さまざまなテクノロジーのバズワードが小売・流通企業を賑わせている。
今も昔もそういうバズワードに夢を見るのは変わらないが、最近は2025年の崖の問題や少子高齢化による人手不足などの影響もあり、
中期経営計画にテクノロジー関連のバズワードを入れて取り組むことを宣言している企業が増えている。しかし一方で、それらの取り組みがうまくいっていると言う話は滅多に聞かない。
いや、例えば小売業界では「無人店舗に取り組み始めました!」と言うだけで、その界隈の人で行列になり一世を風靡したし、
プレスリリースを出すだけで株価が上がることも往々にしてあるので、PRとしては大成功なのかもしれない。しかし、それって何か違うような気がするのは私だけだろうか。

店舗や市役所、駅などちょっと立ち止まって見回してみてほしい。隅でひっそりと佇むデジタルサイネージを見つけることができるだろう。
同じように、スタッフのいるレジは大行列なのに、セルフレジには誰も並んでいなかったり、うなだれたままのPepparが受付にいたりと、
日常生活でのいたるところで、失敗と言えるテクノロジー導入の現状を目の当たりにすることができる。
あくまで想像だが、企業内部では「このテクノロジーを導入すれば従業員を何人削減できる」「何%の売上アップが見込める」などという合理的な理由と
それを裏付ける根拠のない数字がたくさん書かれた資料が稟議書として作られ、たくさんのハンコをつかれた後、GOサインが出たのだろう。
非常に合理的な判断によって導入されたのに、結果は使われもせず、
なんならそのテクノロジーのメンテナンスやお客様への案内などでオペレーションが増えただけという非合理的な結果になっていることも多い。

「アフターデジタル」とも言われる現代は、テクノロジーの発展によって、異業種への参入や新規サービスの開発が容易になった。
業界間の境界が融けていき境目がますますなくなってきているのだ。特にIT企業がリアル店舗を持ち、リアルとデジタルを融合させた新しい取り組みをどんどん行っている。
さらに、効率を考えると、店舗で買わなくてもAmazonで事足りてしまうと言っても過言ではない。だからこそ今、小売企業は自社が提供できる価値を再定義する必要があるのだ。
一方で、テクノロジー導入において、特に人が関わる領域での断絶も顕著になっている。境界が融けたからなおさらその問題が浮き彫りになっているように感じる。
導入前におけるシステムベンダーと企業担当者の知識の断絶、導入時における部署間のコミュニケーションの断絶、導入後における本社と現場の利害の断絶など、
最初から最後まで断絶があり、そこをどうにか乗り越えないとテクノロジー導入はうまくいかないのだ。


レスを読む
最新レス表示
スレッドの検索
類似スレ一覧
話題のニュース
おまかせリスト
▼オプションを表示
暇つぶし2ch

1554日前に更新/151 KB
担当:undef