日本の映画評論家さん ..
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13:番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です
19/05/25 21:18:05.64 sLkRhF4q0.net
シン・ゴジラ(2016)
映画そのものは、ツッコミを入れながら半笑いで観る二流の怪獣映画としては郡を抜いていると思います。
会議ばかりでテンポが悪いので、欧米に持っていく時には30分ぐらいバッサリ切ると90分のホラー映画の尺になってちょうど良いかと。
特に主人公たち対策チームのシーンが要りません。キャラが立っていないのに、立てようとするカットが多すぎです。
オタク族と一括りにしてモブにしてしまった方がスッキリしていいんじゃないかと思います。
一般の方は、なんで早口で喋るアニメキャラみたいなのばかりなのがリアルだと熱狂的に言われてるのか分からないでしょう。
あの暗記した台詞をそらんじてるかのような、焦り以外の感情の見られない早口、そして会議室でのPCを覗き込みながらのメンバーの会話、
あれはオタクのコミュニティでのリアルなのです。
つまり、この映画の「日本のために立ち上がる、若くはないけれども老てはいない人間」パートは、コミケ後の打ち上げや、路上での立ち話、
ファミレスなどでよく見られる光景の再現で、それゆえにそういう年頃のオタク・かつてのオタクたちの自尊心や劣等感をくすぐるのです。
つまりこの映画は、世間から石つぶてを投げられてきた記憶に苛まれる中年オタクの「ありのままの私」の肯定なんですね。
物語の進行や設定を説明しているだけの台詞の応酬を「情報量が多い」と持ち上げて、考察だの補完だのをしだすのも、それが出来る「頭の良い
自分」を確認して自信を持つためだし、人間ドラマを過剰に嫌悪し嘲笑するのも、それがない自分に自信がなくなり不安になるからです。
だから、この程度の怪獣映画で国家の大事やら日本映画の破壊やらを語ったり叫んだりしてしまう。
国家の大事については、語りたい人は何をネタにしてでもこじつけて語るのでしょうがないですが、映画については完全に時代遅れの認識です。
今も富野や押井、ガンダムやパトレイバー映画の時代に生きている。この映画と一緒ですね。
社会システムとか理屈っぽいなんか凄そうな事を描いている風の作品が偉い=アニメすごい=オタクである自分すごい、と言う価値判断が絶対
だった頃で頭の中が止まってしまい、それ以上に進歩していない。
だからこそ、その古臭い価値基準をスクラップしないでビルドしているこの作品は中年オタクにウケるんです。
もっとも日本の中年オタク、50代・40代は数が多いので、的確に射抜けばリピートしてくれて儲かるのですから、商業的にはそれもありでしょう。
しかし彼らがリアルな今の社会を認識できているとは、とても思えません


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