あつ森のジャックがヤ ..
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99:名無シシ
22/07/29 11:05:50.27 5CDl4dqI.net
ちゃちゃまるは、変な夢に気を付けろっていう噂を島中に広めていく。
ラムネ「変な夢ですか?まぁ、わたしも少し気を付けてみます。あのね」

ブーケ「変な夢?それってちゃちゃまるくんが見たんじゃないのー?・・・でもちょっと怖いから、アタイその夢を見ないように気を付けてみるね!チェキ」

ちゃちゃまるは、島の住民に噂を広げきった。だが、ちゃちゃまるはその噂話をジュンに話すと・・・。
ジュン「ああ、その話は悪夢の事を言ってるんだろう?ボクはその夢を見たんだよ。あながち」
ちゃちゃまる「悪夢を見たのか?ジュン、どんな内容だったかオイラに教えてくれー。ふんふん」
ジュン「いいとも。その夢はね、ジャッククンがボクを追いかけてきた夢をだったんだ。」
ちゃちゃまる「それはやばい夢の内容だなー。ジュン、オイラその夢が本当なのか気になるから少しだけ寝てみるぞ!」
ジュン「ちゃちゃまるクン・・・、どうなってもボクは知らないよ?」
ちゃちゃまる「大丈夫だ!オイラ危険を感じたら、すぐに起きるぞー。じゃあ、夢に行ってくるぞ!ふんふん」
ちゃちゃまるは地面に横になり、少しだけ寝てしまった。

100:創る名無しに見る名無し
22/07/29 11:07:18.54 5CDl4dqI.net
>>99修正→ジュン「いいとも。その夢はね、ジャッククンがボクを追いかけてきた夢だったんだ。」

101:名無シシ
22/07/29 11:53:40.83 5CDl4dqI.net
〜夢〜
ちゃちゃまるは目を開ける。
ちゃちゃまる「ここは・・・、オイラ達が住んでいる島かー?ジュンが言っていた、あのジャックは本当にいるのか確かめるために少しだけウロウロしてみるかー。ふんふん」
ちゃちゃまるはあのジャックを探しに、島を探索し始めた。
ちゃちゃまる「普段は見たことがない島の景色だなー・・・。右には森、左にはオイラ達の家が建っているなー。奥には崖があるし・・・。ふんふん」
ちゃちゃまるはその崖にたどり着く。
ちゃちゃまる「あの崖の上には何があるんだー?・・・あの崖の先を見る前に、どこか上る場所を見つけるかー。」
ちゃちゃまるは崖を上る場所を探しに行く。
ちゃちゃまる「あ、坂があるなー。あの坂を上って行くとするかー。ふんふん」
ちゃちゃまるは坂を上った。その坂を上りきると、遠くに何かが落ちていた。
ちゃちゃまる「んー?地面の遠くに刃物のような物が落ちているぞー?」
ちゃちゃまるは落ちている物が気になり、刃物に近づく。そしてちゃちゃまるは、刃物を手に取る。
ちゃちゃまる「・・・これは、ナイフだな!でも、何でこんなところにあるんだー?」
すると、ちゃちゃまるの背中を誰かがトントンとつついた。
ちゃちゃまる「ん?誰だー?」
ちゃちゃまるは後ろを振り向く。すると後ろには、ジュンが言っていたあのジャックが立っていた。
ジャック「ちゃちゃまるクン、そのナイフをボクに返してくれないかい?」
ちゃちゃまる「ギャーーーーー!!」

ちゃちゃまるは地面から飛び起きた。
ちゃちゃまる「ん!?ゆ、夢か・・・。ジュン、アイツ本当にいたぞ!!」

102:名無シシ
22/07/29 12:53:08 5CDl4dqI.net
ジュン「ちゃちゃまるくん、ジャッククンはどんな感じだったかい?」

ちゃちゃまる「うーん・・・。オイラはっきり覚えてないけど、ジャックの目のハイライトがなかったような気がするぞ・・・。」

ジュン「ジャッククンの目のハイライトがない・・・?それはつまり、ヤンデレっていう事になると思うんだ。あながち」

ちゃちゃまる「ヤンデレ?その言葉、オイラには初耳だぞ!」

ジュン「ヤンデレはね、つまり心が病んでしまっているんだ。彼の心が病んでしまった原因は、ボクにも分からないけど・・・。」

ちゃちゃまる「そうなのかー。夢の中のジャック、心が病んでいるんだな!」

ジュン「もしかしたら、今日の夜もみんなが同じその夢を見てしまう可能性が高いね。」

ちゃちゃまる「オイラ、あの夢を見るのもうこりごりだー。ふんふん」

そこへ俺とレムがやってきた。

俺「あ、ジュン!!聞いて聞いて!俺、またあの夢を見たんだ!」

ジュン「おや?ときクン、またあの悪夢を見たのかい?それにレムクンもいるじゃないか。」

レム「ボク・・・何でか分からないけど、ときクンと全く同じ夢を見たんだぁ〜。」

ジュン「え・・・どういう事なんだい?二人共、全く同じ夢を見るなんて・・・。」

ちゃちゃまる「とき、そんな偶然あるのかー?」

俺「朝、俺とレムが案内所に行って、そのことを話したらしずえさんが言ってたよ。同じ内容の夢を見るのは存在意識がどうとかこうとか・・・」

ジュン「・・・存在意識?それ、何か聞いたことがあるよ。」

レム「ボク、ジャッククンに殺されかける夢をときクンと一緒に見たんだ。」

ちゃちゃまる「オ、オイ!いきなりそんな怖い事いうなよレムー!ふんふん」

ジュン「レムクン、夢の中で彼に殺されかけたのかい?」

レム「うん、そうなんだよぉ〜。ボク、凄く怖かったよぉ〜!」

俺「ちゃちゃまるも、あの悪夢を見たの?」

ちゃちゃまる「そうだぞー。オイラの背中を誰かにつつかれて、後ろを振り向いたらアイツが急に立ってたんだー!」

どうやら、悪夢を見たのは俺達4人だけだったらしい。

103:創る名無しに見る名無し
22/07/29 12:55:47 5CDl4dqI.net
>>102修正→レム「ボク、ジャッククンに殺されかける夢をときクンと一緒に見たんだぁ〜。ふわぁ」

104:名無シシ
22/07/29 12:56:57.01 5CDl4dqI.net
腹減ったので、昼飯を食べてきます。

105:名無シシ
22/07/29 13:41:01.70 5CDl4dqI.net
戻りました。飯食べたついでに、皿も洗ってましたw

106:名無シシ
22/07/29 14:40:32.74 5CDl4dqI.net
ちゃちゃまる「オイラ、さっきの夢でジャックの目を見たんだー!アイツの目、ハイライトがなかったぞ!」
俺「俺もその目を見たよ。ジャックの表情、全く分からなかったよ。」
ジュン「そうかい・・・。夢の中の彼は、一体何が目的なんだろうね・・・。あながち」
俺「確か夢の中のジャックは、俺とずっと一緒にいようって言ってたような・・・。」
ジュン「てことは・・・。ときクン、ボクの予想だけど夢の中の彼の目的は、ボクらを抹殺するつもりだと思うよ。」
俺「島のみんなを夢の中で抹殺させる?!」
ジュン「ああ、そうさ。今日の夜、夢の中でジャッククンに会って、話してごらんよ。あながち」
俺「うん、今日の夢で聞いてみるよ。」
そして時間はあっという間に過ぎていった。俺は家の寝室で寝るときに、王冠をラッピングペーパーで包んでおくのを思い出した。
俺「あ、王冠をラッピングペーパーで包んでおくのを忘れてた。」
俺はポケットから王冠とラッピングペーパーを取り出し、王冠をラッピングペーパーで包んだ。
俺「王冠包んだし、そろそろ寝るとするか。」
俺はベッドに横になって目をつぶった。

〜夢〜
俺「またここか。近くに誰かいるのか?」
夢の中で俺以外に誰かいるのか周りを見渡す。周りを見回していると、俺の近くにしずえさんとちゃちゃまるがいた。
俺「しずえさん!ちゃちゃまる!」

107:名無シシ
22/07/29 15:44:08.58 5CDl4dqI.net
しずえ「その声は・・・ときさん?!」
ちゃちゃまる「何故かオイラもいるぞー!ふんふん」
俺「てか何でしずえさんがこの夢にいるの?」
しずえ「実は私、案内所で居眠りをしてたんです・・・。気づいたら、案内所の外に居たんですよ。」
ちゃちゃまる「そういえばとき、オイラあの崖でアイツに会ったんだー!」
ちゃちゃまるは奥にある崖の方に蹄を指した。
俺「いつの間に崖があるんだ?昨日の夢はただの平面だったのに・・・。」
しずえ「案内所の近くに、複数の【むぎばたけ】が置いてありますね。私達が知っている島とはだいぶ景色が違いますね。」
すると、近くの麦畑からガサッと音がなった。
俺「二人共、気を付けろ!ジャックが来るかもしれんぞ!」
俺は少しドキドキしながらも麦畑の方に警戒した。すると、麦畑の中からブーケが出てきた。俺はジャックじゃなかったことに胸を下ろした。
ブーケ「あれ?ときくんとちゃちゃまるくんじゃ〜ん、やっほ〜!って、しずちゃんもここにいたんだー!」
しずえ「え、ええ。」
俺「ブーケもこの夢に入ってきたの?」
ブーケ「うん。アタイも何故か分からないけど、この夢に入ってたみたい!」
俺「そうなんだ。・・・でも、この夢にはジャックが現れるんだ!常に周りを警戒した方が良い!!」
ちゃちゃまる「ブーケ、突然背後にもアイツが現れることがたまにあるから気を付けた方がいいぞー!ふんふん」
ブーケ「とりあえず周りにも気を付けた方が良いんだね!チェキ」

108:名無シシ
22/07/29 16:45:30.26 5CDl4dqI.net
しずえ「私も、そのジャックさんに警戒すればいいんですかね?」
俺「うん。」
ブーケ「!!」
ちゃちゃまる「・・・どうしたんだー?ブーケ。」
ブーケは、何かを見つめたまま顔が真っ青になっている。
ブーケ「ちゃちゃまるくん・・・。う、後ろ・・・。」
俺「ジャックか!ちゃちゃまる、絶っっ対に後ろを見たら駄目だぞ!!」
ちゃちゃまる「オ、オ・・・。オイラ、後ろは見ないぞ!ふんふん」
ジャック「チッ、どうやらブーケさんにばれてしまったようだね。じゃあ、まずはキミから消さないと・・・。」
俺「ブーケ、早く逃げるんだ!!殺されるぞ!!」
ブーケ「・・・アタイ、ここで死にたくない!!」
ブーケは全力で走ってジャックから逃げていく。
ジャック「待ってくれよ、ブーケさん。どうしてキミは逃げるんだい?・・・ああ、つまり鬼ごっこをするのかい?いいさ、力ずくでキミを捕まえてみせるよ。よ〜い・・・ドン!!」
ジャックも全力で走ってブーケを追いかけて行った。
ブーケ「ジャックくんがアタイに追いかけて来た!!」
ジャック「無事にボクから逃げ切れるといいね、ブーケさん。」
ブーケが全力で走ってジャックから逃げていると、岩の近くに落ちていた石に足をつまずき、こけてしまう。
ブーケ「キャーッ!!」
ジャックはつまずいてこけてしまったブーケのすぐそこにまで近づいた。
ジャック「タッチ・・・じゃあね、ブーケさん。」

109:名無シシ
22/07/29 17:37:39.70 5CDl4dqI.net
ジャックはブーケの背中にナイフを刺した。
ブーケ「キャーーーーーーー!!」
ジャック「やった・・・やった・・・!!これで、ブーケさんは消すことができたよ。」
俺達3人は二人のもとへ駆け付けると、そこには血まみれのブーケが横たわっていた。
しずえ「ブ・・・ブーケさん!!」
俺「ジャック・・・なんてことをしてくれたんだ!!」
ジャック「ときクン、そんなに怒らないでくれよ。だってボクとキミは親友だろ?」
ちゃちゃまる「オイラ・・・こんなに腹が立ったのは初めてだぞ!!とき、アイツをぶん殴ってくるぞ!ふんふん」
しずえ「ちゃ、ちゃちゃまるさん!!」
ちゃちゃまる「オイラ・・・絶対に、絶対にオマエを許さないぞ!!うおおおおお!!」
俺「ま、待て!早まるな!!」
ちゃちゃまるはジャックの方に走っていった。
ちゃちゃまる「うおおおおおお!!」
ジャック「おやおや、ちゃちゃまるクン。まさか自分から死にに来るなんてね。大丈夫さ、キミの願いはボクがすぐに叶えてあげるよ。」
ジャックは持っていたナイフを、ちゃちゃまるに突き刺した。
ちゃちゃまる「!?」
ジャック「あ、すまない。勝手に手が動いてキミをナイフで刺しちゃったよ。」
ちゃちゃまる「あ・・・。」
ちゃちゃまるはそのまま地面に倒れてしまった。
ジャック「結構あっけなく死んでしまったね、ちゃちゃまるクン。それに、キミの血がボクの服についちゃった、汚いから後で洗濯しないと・・・。キリッ」」

110:名無シシ
22/07/29 17:40:21.27 5CDl4dqI.net
>>109修正→ジャック「結構あっけなく死んでしまったね、ちゃちゃまるクン。それに、キミの血がボクの服についちゃったよ。汚いから後で洗濯しないといけないね・・・。キリッ」

111:創る名無しに見る名無し
22/07/29 17:45:32.34 5CDl4dqI.net
>>93今更かよって思うかもしれませんが、ここも修正します。→俺(俺やジュンがあの夢を見たのに、さっきの夢は俺とレムが全く同じような夢を見るなんて・・・。案内所に行って、しずえさんに話を聞いてみるか。)

112:名無シシ
22/07/29 17:47:03.57 5CDl4dqI.net
風呂入って来るので、ちょっと抜けます!

113:名無シシ
22/07/29 18:27:20.28 5CDl4dqI.net
たった今戻りました!では続きやっていきます!

114:創る名無しに見る名無し
22/07/29 18:29:32.12 wCGPpPhM.net
早よ早よ

115:名無シシ
22/07/29 19:29:04 5CDl4dqI.net
俺「ちゃちゃまる・・・、ちゃちゃまる!!」


俺は、夢から目覚めた。

俺「フガッ!!・・・夢か。って、ちゃちゃまるとブーケが今どうなってるか見ないと!」

俺は家から外に飛び出し、急いでちゃちゃまるとブーケの家に行った。俺は二人の様子を見たが、二人の意識はあったようだ。

ちゃちゃまる「オイラ、夢でアイツを殴ろうとしたけど逆に負けてしまったぞ・・・。」

俺「ちゃちゃまる、無茶すんなよ・・・。」

ちゃちゃまる「とき、ごめん。」

ブーケ「アタイ・・・。もうあの夢見たくないし、思い出したくもないよー!」

ブーケはどうやら、夢の中のジャックにトラウマを植え付けられてしまったようだ。

ちゃちゃまる「やっぱり、オイラアイツのことが許せないぞ・・・。ふんふん」

ちゃちゃまる「とき、オイラもう一度ジャックを探してぶん殴って来るぞ!!うおおおおおお!!」

ちゃちゃまるは走って、ジャックを探して行った。

俺「お、おい!!」

ブーケ「ときくん、アタイはもう無理かも・・・。」

俺「そんなことないよ、ブーケは頑張ってジャックから逃げてたし。」

ブーケ「ありがと・・・、ときくん。」

一方、走ってジャックを探しているちゃちゃまるは・・・。


ちゃちゃまる「あ、見つけたぞー!覚悟しろジャックー!!」

ジャック「か、覚悟しろってどういうことだい?!ちゃちゃまるクン!」

ちゃちゃまる「今更オイラを誤魔化しても無駄だぞー!!」

116:名無シシ
22/07/29 20:09:51.41 5CDl4dqI.net
ちゃちゃまるはジャックをぶん殴る寸前、みすずがちゃちゃまるの手首(?)を掴んで止めた。
ジャック「み、みすずさん・・・。」
みすず「ちゃちゃまるくん!いきなりジャックくんを殴るなんて・・・今日のアナタ、どうかしてるわよ!!」
ちゃちゃまる「・・・みすず、その手を放せー!!」
みすず「離すわけないじゃない。ほんっとアナタは分からず屋さんね・・・。」
みすずはちゃちゃまるの手首を強く握った。
ちゃちゃまる「いててててて!!わ、分かったぞみすず・・・。」
ちゃちゃまるは懲りてしまい、みすずはちゃちゃまるの手首から離した。
みすず「ちゃちゃまるくん、いいこと?無実の人にいきなり殴るのは駄目よ。」
ちゃちゃまる「お、おぅ・・・。オイラ、今度から気を付けるよ・・・。ふんふん」
みすず「なら良かったわ。・・・でも次アタシが見たらただじゃおかないわよ。」
みすずはちゃちゃまるに少し顔をしかめる。
ちゃちゃまる「う・・・。」
ジャック「みすずさん・・・ボクには理解が追い付かないけど、助けてくれてありがとう。」

117:名無シシ
22/07/29 21:09:39 5CDl4dqI.net
みすず「ほほほ、困ったときはお互い様よ。あらら」

ジャック「ちゃちゃまるクン、どうしていきなりボクを殴ってきたんだい?」

ちゃちゃまる「実はなー。オイラ、悪夢を見たんだー。」

ジャック「悪夢・・・?ああ、島中で噂になってるあの変な夢のことだね。キリッ」

ちゃちゃまる「ジャック、オマエもあの悪夢を見たのかー?ふんふん」

ジャック「いや、ボクはあの悪夢を見たことがないんだ。」

ちゃちゃまる「・・・そっかー!じゃあ、みすずなら見たことはあるのかー?」

みすず「アタシなら、その夢を見たことはあるわ。」

ちゃちゃまる「あるのか!!オマエが見た夢の内容はどうだったんだー?」

みすず「・・・うろ覚えだけど、崖から突き落とされた夢だったわ。」

118:名無シシ
22/07/29 22:02:25 5CDl4dqI.net
ジャック「かなり怖い夢の内容だね。ボクの見た夢は、とっても幸せな夢だったよ。」

ちゃちゃまる「ジャック、羨ましいぞ・・・。」

ジャック「そうかい?ボクだけいい夢なのに、二人共悪夢を見てしまうなんて・・・。ボクもその夢見たかったよ。」

ちゃちゃまる「ジャック、オマエあの夢は絶対に見ない方がいいぞー?」

みすず「そうよ、アナタも危険な目に遭うわ!」

ジャック「えぇ・・・。じゃ、じゃあボクはその夢は見ないようにするよ。」

ちゃちゃまる「あ、オイラそろそろときのところに戻って行かないといけないんだー。」

ジャック「ときクンのところに戻るのかい?ちゃちゃまるクン、また会おうじゃないか。キリッ」

みすず「あら、そうなのね。」

ちゃちゃまる「二人共、またなー!」

ちゃちゃまるは俺とブーケのいるところへ再び走って戻って行った。


一方俺は、ブーケの精神を落ち着かせていた。

俺(ブーケ、あの悪夢を見てとても怖かったんだろうな。)

俺はブーケの頭を撫でていると、そこにクリスチーヌとフランソワが歩きながら楽しそうに会話をしていた。

クリスチーヌ「あ、ときくんにブーケちゃんじゃーん!・・・と、ときくん、なんでそこにうずくまっているブーケちゃんを撫でているのー?」

119:名無シシ
22/07/29 22:50:34.61 5CDl4dqI.net
俺「ブーケは、夢を見たんだ。クリスチーヌは、夢の事は知ってるの?」
クリスチーヌ「アタイ知ってるー!夢の中でジャックくんが襲い掛かって来るあの噂話でしょー?リララ」
ブーケ「・・・!!」
ブーケは夢の内容を思い出したのか、顔を真っ青にして悲鳴を上げた。
ブーケ「イヤーーーーーッ!!アタイにその夢の内容を話さないでー!!」
クリスチーヌ「ど、どうしたのブーケちゃん!?」
俺「ごめん、クリスチーヌ。詳しい夢の内容は、話さないでほしいんだ。」
フランソワ「どういう訳なのかしら?ときくん。」
俺「昨日の夢を見て、トラウマになったんだ。」
クリスチーヌ「何それー?・・・ねぇ、お姉ちゃん。お姉ちゃんってトラウマっていう言葉知ってるー?」
フランソワ「知ってるわよ、トラウマっていうのは要するに心の病気ね。」
クリスチーヌ「へぇ〜、ブーケちゃんは心の病気にかかってるんだ!」
俺「ていうことで、俺はブーケのトラウマを治すために何かしらの支援をしてるんだ。」
フランソワ「ブーケちゃん、可哀想ね。アタシもブーケちゃんの支援をするわ!」
クリスチーヌ「アタイも!!」

120:名無シシ
22/07/29 23:33:14.32 5CDl4dqI.net
俺「二人共、ありがとう。」
ちゃちゃまる「お〜い、とき!ブーケ!」
遠くから、ちゃちゃまるが俺達の方へ走ってきた。
ちゃちゃまる「あ、クリスチーヌとフランソワじゃんかー!もしかしてオマエらもブーケを心配してくれてるのかー?ふんふん」
クリスチーヌ「そうだよー!アタイもブーケちゃんを心配してあげてるんだ〜!」
フランソワ「ちゃちゃまるくん、アタシもブーケちゃんを心配してるのよ。」
ちゃちゃまる「オマエら・・・。よし、オイラ達でブーケを看病するぞー!!」
俺達はブーケのトラウマを治すために支援を行った。
俺「ブーケ、心は大丈夫?」
ブーケ「アタイは大丈夫、平気だから・・・。」
ちゃちゃまる「ブーケ・・・。」
クリスチーヌ「ブーケちゃん、立てれる?」
ブーケ「な、何とか・・・。」
ブーケは立ち上がった。
ブーケ「頭が・・・、くらくらする。」

121:名無シシ
22/07/30 00:40:16.55 ux4AjvlB.net
ブーケはよろけて地面に尻もちをついてしまう。
俺「大丈夫か!!」
ブーケ「ときくん、アタイの体はもう弱いかもしれない・・・。」
俺「ブーケの体は十分強いよ。」
ちゃちゃまる「そうだぞー!こんなところでへこたれるオマエを見たのは初めてだー!」
クリスチーヌ「ときくん達が一生懸命にブーケちゃんを応援しているよー!ファイトファイトー!」
フランソワ「ブーケちゃんはいつも健康的な生活を送ってるじゃない。ルララ」
ブーケ「・・・・・・そうだよね、アタイがここで弱音をはいてたら駄目だよね。」
俺「お、トラウマがもしかして治ったのか!?」
ブーケ「ううん、ちょっとだけ。」
ちゃちゃまる「ちょっとだけかー。でも、オイラ達は嬉しいぞ!」
クリスチーヌ「やったー!!」
フランソワ「クリスチーヌちゃん、まだブーケちゃんはまだ完全には治ってないのよ。」
クリスチーヌ「えー・・・まだなのー?」
ブーケは悪夢のトラウマは、少しだけ治ったみたいだ。そして、その日の夜・・・。
〜俺の家〜
俺はベッドに横になりながらブーケのことを考えた。
俺(ブーケ・・・、また悪夢を見てトラウマが酷くならなければいいけど・・・。)
そう考えながらも、俺は目を閉じた。

122:名無シシ
22/07/30 00:48:02.89 ux4AjvlB.net
俺はそろそろ寝ます。続きは昼の12時半ぐらいからやろうと思ってます。理由は塾とかかがあるんで・・・。それから昼飯も食べて、皿を洗い終わったら戻って来るので!
それでは、お休みなさい。

123:名無シシ
22/07/30 12:34:45.34 ux4AjvlB.net
すみません、ちょっと遅れました。では続きやっていきます。

124:創る名無しに見る名無し
22/07/30 13:36:15.61 ux4AjvlB.net
〜夢〜
俺「う〜ん・・・。」
目覚めると、俺の目の前にクリスチーヌが立っていた。
クリスチーヌ「あ、ときくん!目覚めたー?リララ」
俺「うわーー!!」
クリスチーヌ「もしかして驚かせちゃった?ごめんねー。」
俺「だ、大丈夫。」
クリスチーヌ「お姉ちゃーん!ときくんが目覚めたよー!!」
クリスチーヌはフランソワのもとへ走っていった。
フランソワ「あら、クリスチーヌちゃん。ときくんが目覚めたのね?ルララ」
しずえ「ときさんが夢に来たんですか?」
フランソワ「ええ、来たっていうよりかは目覚めたっていう感じね。」
しずえ「あ、そうなんですね・・・。しかし、また景色が変わっていますね・・・左の住宅の奥に見えるのは公園ですかね?
ブーケ「あ、アタイまたここに・・・。う、うぅぅ・・・・・・。」
フランソワ「あら、いけない!」

125:名無シシ
22/07/30 14:43:04.62 ux4AjvlB.net
クリスチーヌ「ブーケちゃんの心の病気がまた悪くなっちゃう!」
俺「いかん、急がないと!!」
俺達はブーケのところに駆け付けた。
しずえ「ブーケさんに何かあったんですか?フランソワさん。」
フランソワ「ブーケちゃん、今見ているこの夢の中でトラウマになっちゃたのよ。」
しずえ「・・・それって、心的外傷のことをおっしゃってるんですよね?」
フランソワ「ええ、そうよ。」
すると、この悪夢の中にジュンが訪れた。
ジュン「ブーケさんがどうかしたのかい?あながち」
ブーケ「ひゃッ!!」
ジュン「ブーケさん、急に驚かせてすまない。それにブーケさん、凄く怯えてるけど・・・。まさか、あの彼が・・・。」
クリスチーヌ「ジュンくん、今はその言葉を喋るのは控えておいてね!ブーケちゃんの心の病気が悪化しちゃうかもしれないんだ〜!」
ジュン「心の病気・・・ああ、恋の病の事だろう?もしかしたらブーケさん、誰かに恋心を抱いているのかな?ハッハー!」
クリスチーヌ「こ、恋の病?!ブーケちゃん、いつの間に彼氏ができたの?アタイ、羨ましいな〜・・・って、違う違う!確かに心の病気かもしれないけど、ブーケちゃんは深刻な病気になってるのよ〜!」
       
ジュン「ブーケさんが深刻な心の病気にかかってるって、どういう意味なんだい?」

126:名無シシ
22/07/30 14:48:28.32 ux4AjvlB.net
>>121と、>>125の方を修正します。
〉〉121→ブーケの悪夢のトラウマは、少しだけ治ったみたいだ。そして、その日の夜・・・。
〉〉125→フランソワ「ブーケちゃん、今見ているこの夢の中でトラウマになっちゃったのよ。ルララ」

127:名無シシ
22/07/30 15:49:40.65 ux4AjvlB.net
俺「ジュン、俺がブーケのトラウマの原因を話すから、今は少し遠い所に行こう。」
ジュン「そ、そうかい・・・。」
俺「しずえさん、俺とジュンは少し離れたところで例の話をしてくる。フランソワとクリスチーヌは、ブーケのことを心配してくれている。だからしずえさんは、昨日のように周りを警戒してほしい。」
しずえ「分かりました。私は犬なので、匂いには敏感ですよ♪」
フランソワ「二人共、くれぐれも≪あれ≫に遭遇しないように気を付けるのよ!」
ジュン「ああ、気を付けるよ。二人じゃ少し心細いけどね、あながち」
俺「うん、俺も気を付ける。じゃあ、話が終わったら俺は戻って来るよ。」
俺とジュンは、フランソワ達から離れて少し遠い所に歩いて行った。
俺とジュンが少し遠い所に歩いて行ってしまった後、誰もいない住宅地の陰からジャックはみんなの方をこっそり見ていた。
ジャック(ときクンにゴミがくっついてるじゃないか、後で彼を排除しないとね。キリッ」

ブーケ「アタイ、ときくんとジュンくんに嫌われたのかな・・・。」
クリスチーヌ「ううん、ブーケちゃんは嫌われてなんかないよー!あの二人は、今もブーケちゃんのことが大好きなんだって!」
ブーケ「クリスチーヌちゃん・・・、ときくんとジュンくんはアタイのことが大好きなの?」
クリスチーヌ「うんうん!」
フランソワ「ブーケちゃん、だからもう安心していいのよ?」

128:名無シシ
22/07/30 16:15:24.61 ux4AjvlB.net
>>127修正→ジャック(ときクンにゴミがくっついてるじゃないか、後で彼を排除しないとね。キリッ)

129:名無シシ
22/07/30 16:41:35.85 ux4AjvlB.net
ブーケ「アタイ・・・アタイ・・・。」
そして夢の時を同じくして、俺とジュンはブーケがトラウマになってしまった原因を話していた。
俺「ジュン、ブーケがトラウマになったのは昨日の夢で、ジャックがナイフでブーケの背中を刺して殺したんだ。それに、ちゃちゃまるは胸のあたりを・・・。」
ジュン「ほ、本当なのかい?!・・・やっぱり、ボクの予想は当たってたみたいだね。あながち」
俺「まぁ、夢から目覚めて俺は急いで走って二人の様子を見たけど、二人の意識はあったよ。」
ジュン「ああ、それなら良かったよ。ブーケさんのトラウマの原因も話し終わったし、そろそろしずえさん達の所に戻ろうか、ときクン。」
俺「そうだね、俺らはしずえさん達の所に戻らないと。もしかしたらジャックが現れてる可能性もあるし・・・。」
俺とジュンは歩いてしずえさん達の所に戻ろうとした。だが、俺らは3歩ほど歩くと、不意を突かれたのか突然俺らの背後にジャックが現れる。そして、ジャックはジュンの背中をナイフで刺した。
ジュン「グハッ!!」
俺「ジュン!!」

130:名無シシ
22/07/30 17:40:34.18 ux4AjvlB.net
ジュンは、地面に倒れてしまう。
俺「ジュン!!ジュン!!しっかりしろ!!血、血が・・・。」
ジャック「安心して構わないよ、ときクン・・・ジュンクンは死なない程度で刺したんだ。ジュンクン、キミはいつもいつも島でブーケさん達やときクン達にちやほやされてさ・・・後で、案内所にいるしずえさん達も始末しないとね。ジュンクン、最後に言い残す事はないのかい?」
ジュン「う、うぅ・・・と、ときクン・・・。しずえさん達を・・・、守ってやってくれ・・・。」
ジャック「ああ、それが最後に言い残す言葉かい・・・。じゃあ、ここで無様に死んでくれ。」
ジャックは、ジュンの背中をもう一度にナイフで刺してしまった。
ジュン「グッ・・・。」
俺「ジュン!ジューン!!」
ジャック「まだまだ気持ちがスッキリしないね・・・。もっと沢山ナイフで刺さないとボクの気が収まらないよ。」

131:名無シシ
22/07/30 18:28:26 ux4AjvlB.net
ジャックはジュンの背中を刺し続けた。

俺「や、やめろ・・・ジャック・・・。」

ジャック「まだだ・・・、まだボクの気が収まらないよ。ジュンクンは憎い・・・憎い・・・もっともっと、刺さないと!!ハハハハハハ!!」

ジャックは不気味な笑い声をあげながら、気が収まるまでジュンの背中を刺し続けた。

俺「・・・ジャック、もうやめろ!!」

ジャックは、ジュンの背中を刺すのを止める。

ジャック「何でだい?ときクン・・・ほら、見てごらんよ。ボクのナイフにこんなにジュンクンの血が沢山・・・。」

俺「グッ・・・ヴッ・・・。」

俺は怒りのあまりにジャックの頬を思いっきり手でビンタした。

ジャック「・・・!と、ときクン・・・何でボクをぶつんだい?ボクは、キミにくっついているジュンクンをナイフで殺しただけなのに・・・。」

俺「いい加減にしろ!!ジャック!!」

ジャック「・・・オーケー。ジュンクンを刺し続けるのはつまんないから、しずえさん達を早く消してきてってことだね?ときクンの言う通りに、彼女たちを消してくるよ。キリッ」

ジャックはしずえさん達がいるところに走って行った。

俺(やばい、このままじゃブーケのトラウマが・・・!ジュン、ごめん!)

俺はジュンの亡骸をあとにして、走ってジャックを追いかけた。

132:名無シシ
22/07/30 18:32:58 ux4AjvlB.net
すいません。晩飯を食べたり、風呂に入って来るので俺は抜けます。55分後までには戻って来ますので。

133:名無シシ
22/07/30 19:29:38.19 ux4AjvlB.net
今戻りました!では続きやっていきます。

134:名無シシ
22/07/30 19:36:46.25 ux4AjvlB.net
>>131修正→ジャック「・・・オーケー。ジュンクンを刺し続けるのはつまんないから、しずえさん達を早く消してきてってことだね?ときクンの言う通りに、彼女たちを消してくるよ。キリッ」

135:名無シシ
22/07/30 19:40:19.20 ux4AjvlB.net
何か間違えて投稿してしまったのでもう一度修正します。
>>134二度目の修正→ジャック「・・・オーケー。ジュンクンを刺し続けるのはつまんないから、しずえさん達を早く消してきてってことだね?いいとも。ときクンの言う通りに、彼女達を消してくるよ。キリッ」

136:名無シシ
22/07/30 20:22:25.58 ux4AjvlB.net
ブーケ「二人共、そろそろ戻って来るかな・・・?」
フランソワ「そろそろ戻って来ると思うわよ、ブーケちゃん。」
クリスチーヌ「そうだよ、ブーケちゃん。二人が戻って来るのを待とうよ!リララ」
ブーケ「うん・・・。」
ジャックが現れないように周りを警戒しているしずえは、何かの匂いを嗅ぎ取った。
しずえ(・・・?クンクン・・・こ、この匂いは・・・血の匂い!!)
しずえ「クリスチーヌさん、フランソワさん・・・た、大変です!誰かがこっちに向かって来ています!!」
クリスチーヌ「ときくんとジュンくんが戻ってきたの!?」
フランソワ「良かったわ、無事に戻ってきたのね!ルララ」
ブーケ「良かった、アタイちょっと安心したよ・・・。」
しずえ「違います!二人共、あっちを見てください!」
しずえは、ジャックが来てる方へ指を指した。
フランソワ(あ、あれが・・・。島で噂になっていた悪夢の元凶が、あのジャックくんなの?)
クリスチーヌ(ブーケちゃんは、お姉ちゃんとアタイが守らなきゃ!!)
クリスチーヌ「ブーケちゃん、ちょっと目を瞑っててくれる〜?リララ」

137:名無シシ
22/07/30 21:19:32.25 ux4AjvlB.net
ブーケ「クリスチーヌちゃん、分かった・・・。アタイ、目を瞑っておく・・・。」
ブーケは目を瞑った。すると、ジャックがフランソワ達のもとに辿り着いた。
ジャック「やぁ、しずえさん達。お待たせ、このボクが来たよ。おやおや?ブーケさんが生きてるじゃないか。昨日、ボクが確実に殺したはずなのに・・・おかしいじゃないか。」
ジャックの声を聞いて、ブーケのトラウマの記憶が蘇ってしまった。そして、トラウマの記憶が蘇ったブーケは悲鳴を上げた。
ブーケ「キャーーーーーッ!アタイに近づかないで!殺さないでー!!」
フランソワ「ブーケちゃん、大丈夫よ!アタシ達が傍についているわ!!」
しずえ「ジャックさん!私達に何をするつもりですか!!」
するとそこへ、俺が走ってきた。
俺「はぁ、はぁ・・・。遅かったか!!」
クリスチーヌ「あ、ときくん!ブーケちゃんが・・・。」
俺「知ってる、走ってるときにブーケの悲鳴が聞こえたんだ。」
フランソワ「あら?ときくん、ジュンくんが見当たらないわよ。」
ジャック「あの醜い醜いジュンクンかい?それは、このボクがジュンクンを殺ったんだ。気分がスッキリしたさ。」
クリスチーヌ「え?!ジャッククン、ジュンクンを殺したの!?アタイ、許せないよ〜!!」
俺「駄目だクリスチーヌ!!近づいたら、ナイフで刺してくるぞ!!」

138:名無シシ
22/07/30 21:50:45.61 ux4AjvlB.net
クリスチーヌ「・・・え!?アタイ、ナイフで刺されて死んでしまうのだけは嫌だ〜!」
ジャック「ブーケさん。今の叫び声、とっても素敵だったよ。もっと素敵な叫び声をボクに聞かせておくれ。でもつまらなかったら、ボクはキミをもう一度殺すけどね。」
ブーケ「イッ、イヤーーーーー!!」

俺は、悪夢から目覚めてベッドから飛び起きた。
俺「うわぁぁ!!はぁ、はぁ・・・。今度は、ジュンがジャックに悪夢の中で殺された・・・。ジュンの様子を見ないと!!」
俺はジュンの様子を確かめるために走ってジュンの家に駆けこんだ。

139:名無シシ
22/07/30 22:33:47.99 ux4AjvlB.net
〜ジュンの家〜
俺「ジューーン!!」
ジュン「ああ、ときクン・・・。悪夢から目覚めたら、ボクの体が・・・。」
ジュンの体を見てみると、かなりやせ細っていた。
俺「ジュ、ジュン!体がガリッガリになってるじゃん!!あ・・・ごめん、ジュン。俺があの時、後ろを振り向いていたら・・・!!」
ジュン「ときクン、自分を責めなくていいよ。ボクは料理とかをDIYレシピで作って食べるから、いつかは元の体格に戻るさ。そうだ、キミにも料理のDIYレシピを分けてあげるよ。あながち」
ジュンは俺に、料理のDIYレシピを分けてくれた。
俺「ありがとう、ジュン。」
ジュン「礼には及ばないよ、ときクン。ボクはそろそろDIYで、朝ごはんを作らないといけないんだ。ときクン、ブーケさんの心の病気の状態を見てやってくれ。あながち」
俺「うん。俺、見てくる!」
俺はジュンの家を出て、ブーケの家に駆けこんだ。
〜ブーケの家〜
俺「ブーケー!!あ、クリスチーヌにフランソワ!それにちゃちゃまるも!」
ちゃちゃまる「あ、とき!来てくれたんだなー!!ふんふん」
クリスチーヌ「ときくん!ブーケちゃんの心の病気が・・・酷くなってる〜!!」

140:名無シシ
22/07/30 23:27:43.86 ux4AjvlB.net
俺「何!?」
俺は速足でブーケの近くに歩み寄った。
ブーケ「アタイ、もう死にたい・・・。」
ちゃちゃまる「駄目だー、ブーケ!オマエには生きる価値があるぞー!ふんふん」
俺「俺、ちょっとブーケを病院に連れて行く!」
ちゃちゃまる「びょ、病院!?とき、この島には病院なんかないぞー?」
俺「俺、タクミさんのところで別荘や施設をコーディネートする仕事をしてるんだ。だから、常夏の島に行って精神科の先生に治療をお願いしてくる!」
フランソワ「あそこに行くには、確か飛行場にいる[モーリー]さんに頼めば、その島へ行けるんだったかしら?ルララ」
俺「そうそう!」
ブーケ「病院・・・?あそこで、アタイのトラウマが治るの?」

141:創る名無しに見る名無し
22/07/30 23:39:32.51 gREfi2km.net
URLリンク(i.imgur.com)

142:名無シシ
22/07/31 00:17:02.84 1OBIJTXp.net
俺「うん、病院でブーケのトラウマを治せれるよ。」
ブーケ「・・・そうなの〜?アタイ、もうあの悪夢の記憶を消せれるのなら大丈夫なのかな・・・。」
ちゃちゃまる「ところでとき、精神科って何だー?」
俺「ちゃちゃまる、俺言葉は分かるけど、精神科っていう意味が分からない。」
ちゃちゃまる「そうかー。とき、何かごめんよー。」
俺「大丈夫大丈夫、俺は精神科の先生にその意味を聞いてみるよ。」
ちゃちゃまる「先生にその意味を聞いたら、オイラに話してくれー!ふんふん」
クリスチーヌ「でも、どうやってブーケちゃんを常夏の島にある病院に連れて行くの〜?ひょっとして、抱っことか、おんぶとか?」
俺「今のところは、おんぶでブーケを飛行場に連れて行こうと思ってる。」
クリスチーヌ「ブーケちゃん、ときくんがおんぶで飛行場に連れてっ行ってくれるらしいじゃーん!」
ブーケ「アタイを、ときくんがおんぶして病院に連れて行ってくれるの・・・?」
俺「うん。俺がいるから安心していいよ、ブーケ。」
ブーケ「うん・・・ありがとうときくん。」
フランソワ「そろそろときくんは行くのかしら?ルララ」
俺「フランソワ、俺はそろそろ行く。ブーケ、俺の背中に乗るんだ!」
ブーケは、俺の背中に乗った。

143:名無シシ
22/07/31 00:20:13.97 1OBIJTXp.net
そろそろ瞼が重くなってきたので、寝ます。今日の8〜10時には続きをやりたいと思ってます。
それでは、お休みなさい。

144:創る名無しに見る名無し
22/07/31 01:28:59.38 3lqwJy6Q.net
俺「痛、痛い痛い」
ブーケの爪は長く伸びていた。
俺はブーケを振り落とすと合わせ鏡で背中を見た。
すると赤く腫れて血が滲んでいるではないか。
どうやらブーケの爪は細菌で汚染されているようだ。
俺「馬鹿野郎ブーケ!こんチキショウ」
俺はブーケのあたまを拳骨で殴るとブーケは歯を剥き出しにして唸った。

145:創る名無しに見る名無し
22/07/31 01:41:46.65 ++W+QVb8.net
俺「こんチキショウ、躾がなってやがらねぇな・・・よーし、今から誰がご主人様か教えてやる」
俺は背中から金属バットを取り出した。数々の修羅場を共にくぐり抜けてきた愛用のバットだ。俺はゴールデンボールバスター・・・ G G Bと名付けた。

146:創る名無しに見る名無し
22/07/31 01:58:38 knLETB5M.net
俺は GGBを構えてブーケににじり寄った。
ブーケは唸りながら、ゆっくりと両手を回し始める。
俺「いきなり大技を出すつもりか・・・」
ブーケ「ウーガルルッ、闘い、長引くと、俺様、不利、だから、これで決める!」
ブーケがいきなり大技を出すのであれば、俺もアレを出すしかないだろう。だが、そうなれば互いに命を落とすかもしれん。
汗が滴り落ちる。
互いに大技を出す故、瞬間に隙ができる。
先に動いた方が負ける!

147:名無シシ
22/07/31 09:32:27.57 1OBIJTXp.net
おはようございます!では続きやっていきます

148:名無シシ
22/07/31 10:14:49.40 1OBIJTXp.net
ちゃちゃまる「なんだなんだー?二人の喧嘩かー?」
フランソワ「ちょっと、家の中で喧嘩するの止めなさいよ!」
クリスチーヌ「二人共、喧嘩するのはもうやめてー!!」
俺とブーケは我に返った。
俺「は!!いけねぇ、我を忘れてしまっていた!」
ブーケ「ごめん、ときくん。アタイ、ときくんの背中をひっかいちゃって・・・。」
俺「ううん、大丈夫。」
ちゃちゃまる「ここに絆創膏とかないのかー?ふんふん」
ブーケ「絆創膏なら、少しあるけど・・・。」
俺「どこにある?」
ブーケ「アタイの引き出しの中・・・。」
クリスチーヌ「じゃ、アタイが絆創膏を取ってくるー!リララ」
クリスチーヌはブーケの引き出しの中を開け、絆創膏を取り出した。
クリスチーヌ「アタイ、背中を絆創膏で貼るからちょっと我慢してねー!」
クリスチーヌは俺の背中に絆創膏を貼った。
俺「ありがとう、クリスチーヌ。」
クリスチーヌ「アタイ、ちょっとお医者さんみたいだったかな〜?」
俺「うん、クリスチーヌ。ちょっとお医者さんっぽかったよ。」
ちゃちゃまる「とき、ブーケのトラウマが酷くなってたけど、夢で何かあったのかー?」
俺「そういえば、昨日の夢でブーケのトラウマが蘇ったんだ。」
ちゃちゃまる「トラウマが蘇ったのか?!それは大変だなー!!ふんふん」
俺「うん、そうなんだよ。」
ちゃちゃまる「ブーケ、オマエは大変だったんだなー。」
俺「よし、ブーケ。もう一度おんぶするから俺の背中に乗って!」

149:名無シシ
22/07/31 10:40:32.64 1OBIJTXp.net
ブーケ「でも、アタイ・・・またときくんを傷つけちゃう・・・。」
俺「さっきのは痛かったけど、ブーケは猫だし、爪を引っ込めることができるよね。」
ブーケ「うん、アタイは爪を引っ込めれるよ・・・。」
ブーケは爪を引っ込め、もう一度俺の背中に乗った。
俺「今度こそ俺は行ってくる。三人は案内所に行って、しずえさんに聞いてみて。」
ちゃちゃまる「おぅ!オイラ達は案内所に行ってくるぞ!よーし子分ども、オイラの後に続けー!ふんふん」
フランソワ「誰が子分なのよ!!」
クリスチーヌ「お〜!!」
俺「三人とも、また後で!」
俺とブーケは飛行場に行き、ちゃちゃまる達は案内所に行った。俺ら二人は飛行場に行く途中、ジャックにでくわした。
ジャック「あ、ときクンとブーケさんじゃないか。」
俺「あ、ジャック!!」
ブーケはジャックの方を見て顔を青ざめ、悲鳴を上げた。
ブーケ「イヤー!!こっちに来ないでーー!!」
ジャック「?・・・ときクン、ブーケさんの身に何かあったのかい?凄く顔を青ざめているけど・・・。」

150:名無シシ
22/07/31 11:15:36.79 1OBIJTXp.net
俺「ごめん、ジャック。ブーケを病院に連れて行ったら、この島に戻って後で話す。」
ジャック「・・・ボクは何があったのか知らないけど、ブーケさんを病院に連れて行くんだね。気を付けて行ってくるんだよ、ときクン。」
俺「うん、今から行ってくる。」
ブーケ「ときくん、早くアイツから離れようよ〜!!うわぁぁぁ!」
俺はジャックから離れ、飛行場に辿り着く。
〜飛行場〜
俺「ふぅ、やっと飛行場に着いた・・・。モーリーに話しかけないと。」
俺はモーリーに話しかけた。
モーリー「世界につながる玄関口、オシス飛行場へウェルカム!本日はどのようなご用件でしょうか?」
俺「あの〜、モーリー。ブーケを仕事場の島にある病院へ連れて行きたいんだけど・・・。」
モーリー「ブーケさんを病院に連れて行くんですか?ときさん、何かと大変ですね・・・、ラジャーです!」
モーリーは無線でロドリーに話しかける。
モーリー『キャプテン・ロドリー、キャプテン・ロドリー、フライトよろしくドウゾ、コピー』
ロドリー『ラジャー!いつでもオーケーだ!』
モーリー「では、ブーケさんとよいフライトを!グットラック!」

151:名無シシ
22/07/31 11:20:58.19 1OBIJTXp.net
補足 オシスという島の名前は俺が考えましたw

152:名無シシ
22/07/31 12:04:10.88 1OBIJTXp.net
俺とブーケは常夏の島へ着いた。
ロドリー「ときさん、ブーケさん。着きましたよ!」
俺「うおっ!あっつ!!何度来ても熱いなーここ。」
ブーケ「うぅ・・・、アタイも熱いよ・・・。」
そこへニコが話しかける。
ニコ「おっ、どうしたんだい?今日は・・・。あ、ときの背中におんぶしてるのは誰なの?」
俺「あ、ニコ!俺の背中におんぶしているのはブーケだよ。」
ブーケ「よ、よろしくね・・・。」
ニコ「ブーケさんかー。何か顔色が凄く悪いけど・・・、もしかして病気なの?」
俺「うん、ブーケは病気って言うか・・・心の病気なんだ。」
ニコ「心の病気?取りあえず早く病院に連れて行ったらどうかな?」
俺「うん。ニコ、何か心配かけてごめん・・・。」
ニコ「心配いらないよ、タクミさんにも伝えておくから。」
俺「よろしく。じゃあ俺、ブーケを病院に連れて行ってくる!」
ニコ「いってらっしゃい、とき!」

153:名無シシ
22/07/31 12:12:37.46 1OBIJTXp.net
すみません、ちょっと昼飯食べてきます!

154:名無シシ
22/07/31 12:37:26.44 1OBIJTXp.net
今戻ってきました!それでは続きやっていきます!

155:名無シシ
22/07/31 13:23:12 1OBIJTXp.net
俺はブーケを病院に連れて行った。

〜病院〜

俺「病院に着いた、まずは受付の人に聞いてもらわないと・・・。ブーケ、あのソファーに座ってて。」

ブーケ「うん・・・。」

ブーケはソファーに座った。

俺「あの〜、すいませ〜ん!」

すると、みぞれが俺の方に来た。

みぞれ「ときくん、どうしたの〜?イシシ」

俺「えっと・・・、ちょっとブーケが夢の中でトラウマを・・・。」

みぞれ「え〜?!それ、心的外傷後ストレス障害っていうマジでゲキヤバな病気じゃ〜ん!ちょっと待っててくださいね!」

みぞれは診察室の中に走って行った。

俺「俺、ブーケの近くに行ってソファーに座ろ・・・。」

俺はソファーに行って、ブーケの隣に座った。俺がソファーに座ると、俺にアポロが話しかけてきた。

アポロ「よっ、とき!オメェ、何だか大変な事になってるらしいな。」

俺「アポロ!お前も病院に来てたんだ!」

156:名無シシ
22/07/31 14:15:06.14 1OBIJTXp.net
アポロ「実はそうなんだけどよぉ、オメェが別荘の提案をしてくれた場所で妻のビアンカが熱を出してしまってな・・・。」
俺「そうなんだ・・・。アポロは病院に来て、風邪薬を取りにきたの?」
アポロ「そうだぜ。そういうオメェはこの病院に何しに来たんでぇ?だワイ」
俺「島にいるブーケが悪夢を見てトラウマになってしまったんだ。俺は島にいるみんなでブーケを看病してたんだけど、昨日の夢でブーケのトラウマが酷くなって・・・。」
アポロ「なるほど、あの顔色を見てどうりで思ったわけだ。オメェの隣に座っているブーケ、よっぽど辛い夢を見たんだな・・・。」
俺とアポロが話していると、みぞれが診察室から戻ってきた。
みぞれ「ときくん、先生に話は聞かせてもらったからブーケちゃんを早く診察室へ!」
俺「アポロごめん、俺はブーケを診察室に連れて行くから。じゃあね!」
アポロ「そうかい、ブーケのトラウマが良くなるといいな。オレも応援してやるから頑張れよ、とき。」
俺「うん、ありがと!」

157:名無シシ
22/07/31 14:57:38 1OBIJTXp.net
俺「みぞれに呼ばれたから俺と一緒に診察室に行くよ、ブーケ。」

ブーケ「あ、うん・・・。」

俺はブーケを診察室に連れて行った。

みぞれ「ときくん、この部屋に入ってね!」

俺「あ、その部屋に入ればいいのか!」

俺とブーケは診察室の中に入った。

〜診察室〜

診察室に入ると、トビオが椅子に座って待っていた。

俺「先生、ブーケをどうかお願いします!」

俺はトビオにお辞儀をした。

トビオ「話はみぞれちゃんに聞いてるよぉ〜、ときクンとブーケちゃんもそこの椅子に座っててねぇ〜。ですね」

俺とブーケは椅子に座った。

トビオ「ブーケちゃん、恐怖感や不安はあるぅ〜?」

ブーケ「うん、凄く・・・。」

トビオ「・・・ときクン、ブーケちゃんの悪夢はどんな内容だったぁ〜?」

俺「ブーケと俺は、全く同じ悪夢の中でヤンデレのジャックにナイフで殺されたんだ・・・。」

ブーケは診察室で悲鳴を上げた。

ブーケ「・・・!!キャーーッ!その夢の内容をアタイに話さないでー!!」

俺「ブーケ、ほんとにごめん。先生にどんな内容だったか教えるだけだから。」

ブーケ「イヤッ!!イヤッ!!アタイは絶対にイヤッ!!!!」

158:創る名無しに見る名無し
22/07/31 15:55:48.51 1OBIJTXp.net
トビオ「ブーケちゃん、凄く辛かったんだねぇ〜・・・。ボクもキミの気持ちはよく分かるよぉ〜!」
ブーケ「うぅ・・・。」
俺「先生、俺はあの夢を4日前から見たんだけど・・・。ジャックが俺に訳分かんないことを言われた。」
トビオ「え・・・。ジャッククン、ときクンに何て言ってたか分かるぅ〜?」
俺「あの夢のジャック、俺にずっと一緒にいようねみたいなことをいってた。」
トビオ「キミもブーケちゃんと同じようにナイフで殺されたの〜?」
俺「いや、俺だけ何故かナイフで殺されていない。」
トビオ「う〜ん、夢の中でジャッククンはときクン以外の人をナイフで殺すなんて・・・。現実にいるジャッククンはそのことを言ってたの〜?」
俺「それを現実のジャックに言ってみたけど、全く身に覚えがないってことだった。」
トビオは深く考えた。
トビオ「・・・ごめんねぇ〜、ボクにも分からないやぁ〜。でも一つだけ分かったんだぁ、夢の中のジャッククンはおそらくだけどうつ病だと思うよぉ〜。ですね」
俺「悪夢の中のジャックは、うつ病?それって、ヤンデレと何か関係があるってこと?」
トビオ「うん、そうだよぉ。ジャッククンの服装はオフィスで働いているような感じだよね。だから仕事熱心な人が、うつ病になりやすいってことだよぉ〜。」
俺「なるほど、教えてくれてありがとう。それに、島にいるちゃちゃまるが精神科のことを聞いてほしいって言ってた。オレも分からないけど、精神科って何なの?」
トビオ「いいよぉ〜、ボクに任せてぇ〜!」

159:名無シシ
22/07/31 16:40:19.76 1OBIJTXp.net
トビオは俺に精神科のことを話す。
トビオ「精神科っていうのはねぇ〜、心のメンタルを治す専門のことを言うんだよぉ〜。ちなみにボクは精神科や外科をやってるんだぁ〜。他の先生は、内科とか眼科、皮膚科をやってるけどねぇ〜。」
俺「はぇ〜、そういうことなのか。」
ブーケ「先生は、凄いんだね・・・。」
トビオ「えへへ〜、それほどでもぉ〜。ブーケちゃんには、4週間以内の心理療法が必要だから慎重に経過を観察しないとねぇ〜。」
俺「ブーケは、本当に治るの?」
トビオ「うん。ジャッククンに対しての対人関係療法や、認知処理療法をしていったら必ず治ると思うよぉ〜。」
俺「おお!!ブーケ、良かったね!」
ブーケ「うん・・・。これで、アタイのトラウマが解放される・・・。」
トビオ「ブーケちゃん、最初は持続エクスポージャー療法からしないとだねぇ〜。でも大丈夫だよぉ〜、ボクとこの島にいるみんなや、ときクンの島にいるみんながいれば悪夢なんてへっちゃらだからねぇ〜。ですね」

160:名無シシ
22/07/31 17:27:39.96 1OBIJTXp.net
ブーケ「う、うん・・・。」
俺「トビオ、この島や俺達の住んでいる島を行ったり来たりしないといけないけど、ここの病院でブーケを4週間以内預かるの?」
トビオ「ううん、ときクンがブーケちゃんの別荘を建てた場所に住むことになるよぉ〜。またブーケちゃんの身に何かあったら駄目だし〜。診療する時間とかはブーケちゃんやニコクンにも伝えておくぅ〜。」
俺「そうなんだ。じゃあ、ブーケの事はよろしくね、俺もブーケのお見舞いには来るから。」
トビオ「分かったよぉ〜、ときクン。ですね」
俺「ブーケ、たまにはみんなも連れてくるから頑張ってね。」
ブーケ「ありがと・・・。アタイ、頑張ってみる・・・。」
俺「じゃ、俺はちゃちゃまる達がいるところへ戻るから。ブーケ、もし寂しかったら俺やしずえさん達にいつでも電話してきてね。」
ブーケは少しだけ、笑顔になった。
ブーケ「・・・うん!」
俺は病院を出て、ブーケが別荘に一時的に住むことになったことや島に戻りたいとロドリーに伝えた。
ロドリー「ブーケさんは、病院にいる先生に言われて、別荘に4週間ほど住むことになったんですね、ラジャーです!ときさん、では島に戻りましょう!」
俺は、少しブーケのことが心配になりながらもロドリーのヘリに乗って俺が住んでる島へと帰った。

〜飛行場〜
モーリー「おかえりなさい、ときさん!・・・あれ?ブーケさんはどうしたんですか?」
俺「実はブーケ、病院にいる先生に4週間ほど別荘に住むことになったんだ・・・。」
モーリー「そうなんですか・・・。早くブーケさんのトラウマが治るといいですね。」
俺「心配してくれてありがとう、モーリー。」
モーリー「いえいえ、こちらこそ。」
俺は飛行場を出て、島の外に着いた。

161:名無シシ
22/07/31 18:26:59.48 1OBIJTXp.net
俺「そうだ、今の時間帯をスマホで見ないと。」
俺は今の時間帯をスマホで確認した。
俺(今の時間は、丁度11時半か。それから島のみんなにもブーケが4週間ほど別荘で住むことになったことを教えないと・・・。)
俺は島のみんなにブーケが4週間ほど別荘に住むことになったのを教えた。

レム「・・・え?!ブーケちゃん、別荘に4週間ほど住むことになったのぉ〜!?」
ミッチェル「ときクン・・・ボク、ブーケちゃんのことが心配になったきたよぉ〜・・・。くりりん」

ちゃちゃまる「そうなのか!?・・・オイラ、ブーケの代わりにトラウマになった方が良かったぞ・・・。ふんふん」

ジュン「ブーケさん、早く良くなるといいね。あながち」
ジャック「色々と大変だね、ときクン。ボクもジュンクンも応援しているよ。キリッ」

フランソワ「あら、そうなのね?アタシとクリスチーヌちゃんも、ブーケちゃんのトラウマが良くなることを願っているわ。ルララ」
クリスチーヌ「夢の中のジャックくん、アタイ本当に許せない〜!絶対にコテンパンにしてやるんだから〜!!リララ」
みすず「ちょっと、クリスチーヌちゃん!夢の中のジャックくんをコテンパンにするのはやめた方がいいわよ、アナタもすぐに負けてしまうわ・・・。」

ラムネ「ブーケさんがいないとワタシ、何だか心細いです・・・。あのね」

たぬきち「そのことは、タクミさんに聞いただなも!ブーケさんが無事にトラウマから解放されるように、ボク達も応援するだも!
しずえ「ブーケさん、色々と頑張ってるんですね・・・。」

つぶきち「ブーケさんが病院で、頑張ってトラウマを治すんですね・・・。」
まめきち「ときさん大丈夫ですよー!ボク達二人は、ブーケさんにお見舞いの家具を送りますよ!」

きぬよ「ときさん、ブーケさんが戻って来るまでウチらも応援してるわよ!」
あさみ「ブーケさん、一生懸命頑張って病院で診療して悪夢のトラウマから解放されるといいわね。」

フータ「ホホーッ、そうなんですか!ブーケさんが早く帰ってくれることを願ってます。」

マスター「応援・・・してます・・・。」

かっぺい「オラもブーケが帰ってくるのを待ってるべ。」

162:名無シシ
22/07/31 18:34:32.09 1OBIJTXp.net
ちょっと抜けるので、風呂に入ってきます!

163:名無シシ
22/07/31 19:43:43.35 1OBIJTXp.net
今戻りました!ついでに>>160のところも修正しておきます!
修正→俺「トビオ、この島や俺達の住んでいる島を行ったり来たりしないといけないけど、ここの病院でブーケを4週間ぐらい預かるの?」

164:名無シシ
22/07/31 20:39:10.90 1OBIJTXp.net
俺は、島のみんなにそのことを伝え終えた。
俺(早く戻ってきてね、ブーケ。)
俺は、ちゃちゃまるに精神科の意味を言い忘れていたことに気づいた。
俺「ちゃちゃまるに精神科の意味のことを言い忘れてたな・・・。ちゃちゃまるを探しに行こうっと。」
俺はちゃちゃまるを探しに行った。
俺「あ、ちゃちゃまる!」
ちゃちゃまる「ん?何だー、とき。」
俺「精神科の意味を病院の先生に聞いてきたよ!」
ちゃちゃまる「おー、聞いてきたんだな!で、どんな意味だったんだー?ふんふん」
俺「精神科の意味は、心のメンタルを治す専門っていう意味だったらしい。」
ちゃちゃまる「なるほどなー。オイラ、よーく分かったぞ!・・・ところでとき、なんかジュンの体がめっちゃ細くなってたけど、何があったんだー?」
俺「悪夢の中にいるジャックにナイフで何十回もジュンの背中を刺してたんだよ。今日の朝、俺は夢から目覚めてジュンの家に駆け付けたんだけど・・・。で、家に入ったら何故かジュンの体がガリガリになってた。」
ちゃちゃまる「悪夢の中のジャック、ジュンの背中をナイフを刺し続けたなんて酷すぎるぞ・・・。ふんふん」
俺「でしょ?」
ちゃちゃまる「とき、あの悪夢のジャックには何かやり返したのかー?」
俺「俺はあの夢の中のジャックにはビンタだけしか・・・。そのときの俺、かなりイラついてた。」
ちゃちゃまる「お、ついにやり返したんだな!!お手柄だぞ、とき!オイラ、何だか心のモヤモヤが晴れたような気がするぞー。ふんふん」
俺「俺、一昨日の悪夢で気づいたんだけどさ・・・。ちゃちゃまるって、本当は仲間を大切に思ってるんだね。」
ちゃちゃまるは顔を赤くして照れてしまう。
ちゃちゃまる「そ、そうかー?///オイラ、仲間を傷つけたヤツは許さないタイプだからなー・・・。ふんふん」
俺「ははッ・・・。俺、駄目だよね・・・。ブーケの爪が長くて、俺の背中を少しひっかいただけなのに・・・。それなのに、怒ってブーケの頭を拳骨しちゃった。情けないよね・・・。」
俺は落ち込んでしまう。
ちゃちゃまる「そんなことないぞー、オマエはちゃんと素直にブーケに謝ることができたから結果オーライだぞ!」
俺「ありがと、ちゃちゃまる。」


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