私が死ね死ね団のミス ..
2: ◆6EgzPvYAOI
16/07/23 22:30:54.16 gQCNxF4H.net
>1
乙。
3:逆道逆
16/07/23 23:00:37.85 oWwP/ccB.net
>>1
乙です
4:ミスターK
16/07/23 23:24:23.89 2wDcvVln.net
※さて、さっさと物語進行しないとdat落ちしますからガンガン行きましょう!!
アターシャ「反物質弾発射!」
ズズズーン!!
ミスターK「おおっ、世界一硬い超合金が一瞬で消滅するとは」
研究員「はい、ドクターボーグの遺産のひとつの反物質弾はあらゆる存在を一瞬で消滅させる代物です」
研究員「ただ弾丸の製造コストが高い上、現状発射できるのはあの試作型戦車のみです」
研究員「よって今回の発射テストは今の一発のみです」
ミスターK「これならあのヤプールだろうが悪魔超人どもだろうが怖くないわっ!」
ダイアナ「ただコスト高いのと例の新型戦車しか運用できない欠点がありますが」
※更にこの新型戦車には様々な機能や兵器が搭載されている!果たして戦車道をたしなむアスタロート女子高の生徒はこれを使いこなす事ができるのか?
5:逆道逆
16/07/23 23:37:01.72 oWwP/ccB.net
【おお、初期の逆道に使わせてチートすぎたからやめた技がここで復活するとは意外です】
逆道「そろそろ治ってきたかな」
師範「俺もだ」
彩乃「よかった!私の治癒魔法の練習にもなったし、アリスに看病するくらいは自律性があるってことも分かったわ」
アリス「私はもともと自分で考えるくらいできますよ、彩乃」
こうして二人は治療を受け、回復した
次の戦いは近い!
6:創る名無しに見る名無し
16/07/24 01:43:58.32 w6rLHVhY.net
>>1
乙です。
>>4
団員AがミスターKの袖を引いている。
Kが振り向くと、そこには超要塞とイレイザー弾があった。
団員A「…あれとどう違うんでしょうか?」
異次元装甲でどんな攻撃も無効化し、イレイザー弾でどんな頑丈な戦車も一発で消し去る要塞よりこの戦車が優れているらしいので、その恐ろしさを是非語ってもらおう。
この上前使った戦法が効かないとか言われたら、そんなの倒せるわけが無い。
敵が因果律兵器を持ちだしてきても、文句は言えないだろう。
―――――――――
逆道が回復した事で、遂に日本橋地下の悪魔超人アジト総攻撃のめどがたった!
目指すは悪魔超人軍大将、サタンの撃破である。
今回は前回の戦いのメンバー…戦死した祝を除く、本郷、赤影、逆道、上泉師範、星見の五人に、前回の戦いに参加できなかった柳生、そして、アリスと彩乃、月光部隊、それから防衛隊の一般歩兵と、青影が加わる。
更に、イグアナと新型戦車に乗ったアターシャが後ろに控えているわけである。
………書いてて思ったがすさまじく強い面子だ。
月光や防衛隊は兎も角、少なくともミーア、ルダスと互角に戦えるメンバーが5〜6人、スターイグアナは手の内が読まれ、脇侍はどんなに群れがいても本郷一人で片づけられる。
ここに更に黄金バットが加わろうとしていたわけで、下手すると終盤にマグマの中から「ハハハハハハハハハ」とか来る可能性もあるわけだ…。
はたしてサタンは、レインボーマンルダスは、ミーアは、この恐ろしい敵に勝ち、人類文明を滅ぼす事ができるのだろうか…。
いや…できる。
できるのだ…。
しかも…サタンの力が、ルダス、ミーアより数段劣っていたとしても…。
勝だけの算段が、サタンにはもう、あるのだ!
――――――
防衛隊作戦会議室。
武田長官「日本橋地下敵アジト総攻撃作戦において、各々の作戦と意見を予め聞いておきたい」
回復した逆道と上泉師範、柳生と、本郷、星見を会議室に集め、武田長官は作戦に関する意見を求めた。
防衛隊は機甲師団や航空兵器を地下では動員する事が出来ない。
マグマライザーを使う案も考えられたが、敵に地面を操るレインボーマンミーアがいるのだ、迂闊に地底から攻めれば、どんな恐ろしい事になるかわからない。
更に、日本橋地下一帯は下手に刺激すると、都内で大規模な地盤沈下が起こる可能性がある事を専門家に指摘された。
都民の避難が前回の戦いから遅々として進んでおらず、東京のあちこちにまだ人がいる現状で、地盤沈下で多くの建物が倒壊するのは危険でまずい。
故に、一般兵では脇侍にも対抗できない。
脇侍は重火器を持つ上、歩兵の装備ではびくともしない防御力があるのだ。
戦車砲と互角程度(ストロンガーですら、必殺技は戦車砲三発分らしい)の必殺技しか持たないはずの本郷猛が脇侍を軽々倒していたのは、彼が脇侍の弱点を即座に見抜いていき、そこをピンポイントで攻撃していたためで、
防衛隊員に真似できる物では無い。
無数の脇侍と戦いつつ、ルダス、ミーア、更に、もしかしたら更にいるだろう悪魔超人と戦わねばなら無い。
更に、相手のフィールドなので、どんな罠が待ち受けるかわからないのだ。
内部での行動の指針や、立ち回りを入念に決めておく必要があった。
7: ◆6EgzPvYAOI
16/07/24 02:43:31.47 dKCzEc2p.net
>6
しかし、その場に“シンドゥーラ”星見勇一郎は来られなかった。
前回の戦いでアトランティスを倒したことにより、アトランティスの王ネイモア・ザ・サブマリナーの不興を買ってしまった。
また、スーツにアイアンマンのテクノロジーを導入したことでスタークが第二次アーマーウォーズを引き起こしかねないことになった。
*アーマーウォーズはアイアンマンの1エピソードである。
ある日、アイアンマンのテクノロジーが流出。
スタークは漏れた技術を回収するため、スーツ系のヒーローやヴィランに次々と喧嘩を売って回る。
その中にはスターク・テック関係ないヒーローたちもいたので問題がさらにややこしく!
そんなわけで、彼はシンドゥーラとしてのエピソードの都合上死ね死ね団に関わるこのスレの物語に登場できない!
*このあたりも、アメコミではよくあることである。
タスクマスター「あ?吾輩の方はまったく始まったばかりだぞ?」
各生徒たちの適性や技能を見極め、個別にカリキュラムを組んで必要な技能を選択し、習得する。
タスクマスターはさらに成長の余地を残すように育て上げる。
何時の日か、生徒たちと敵対した時に、生徒たちが自分に新たな技を見せてくれるように……
*ぶっちゃけると、このスレではもうタスクマスターに戦闘をさせる予定はありません。
8:ミスターK
16/07/24 21:03:14.05 kCCT+QtA.net
>>6
ミスターK「ははは!わからんのか?要は兵器の小型化だよ。確かにラグナロクのイレイザー弾は強力だが巨大すぎて状況によっては運用しづらい時もあるのだよ」
ダイアナ「しかしあの新型戦車による反物質弾なら比較的狭い場所でも使用できますからね」
ミスターK「本当は小型の銃サイズまで小さくしたいのだが正直難しいのだよ」
アターシャ「ボス!いつでも出撃可能です」
アヤ「反物質弾三発装備完了!ビーム砲及び各種ミサイルの補充完了!エネルギーは予備を含めて満タンです」
フーガ「地底進行装備完了!これで地底のマグマ層でも余裕で活動可能です」
ミスターK「頼むぞ!あの悪魔どもに今までの借りを返してやれ!」
戦車道部一同「「「イエッサー!」」」
ミスターK「まずは防衛軍本部に赴き赤影殿を始め突入する勇者達を搭乗させて敵本部に特攻を仕掛けるのだ!」
※こうして新型戦車は防衛軍本部に姿を現した!代表してアターシャが防衛軍幹部に面会する。
「アスタロート女子高のアターシャです!これより防衛軍の指揮下に入ります!!」
9:創る名無しに見る名無し
16/07/24 23:31:14.43 w6rLHVhY.net
フーガ(口をパクパクとさせている)
ミスターK「どうしたフーガ」
フーガ「あの…ボス……………高校生を戦闘員に訓練している学校の存在が政府に知られたら…………どうなると思います?」
どうします?
無かった事にしますか?
10: ◆6EgzPvYAOI
16/07/24 23:42:33.71 dKCzEc2p.net
>9
【実践的な戦車道ですって言えば通らないかな?】
一方そのころ、N県要居市。
ここに、超高速移動能力を持ち人知れず悪と戦うスーパーヒーローがいると聞き、防衛軍と少年同盟のエージェントがスカウトに向かった……
11:逆道逆
16/07/25 00:05:34.33 UoSohx7U.net
>>6
逆道「そうですね...ルダスの火にはやはり対する冷気で当たるしかないでしょう
俺はダッシュ2の炎を氷に逆転させられる、それに3の水が加われば消火は十分」
上泉「すると問題はミーアか」
柳生「相当な深さまで能力を使えますからね」
逆道「ダッシュ6は俺にもあるが、奴は一点特化型、ただの土能力のぶつけ合いになれば俺は勝てない」
12:創る名無しに見る名無し
16/07/25 00:21:28.52 R4C+pMph.net
団員A「いえボス…ラグナロクではなく、例の4mの要塞…ああ、行ってしまった」
名前忘れたが、4m位の移動要塞が日本中にばしばし出てくる事件があったはずである…。
13:ミスターK
16/07/25 21:54:25.59 Wr/LqLJa.net
>>12
ミスターK「説明不足だったな。あの移動要塞はドクターボーグが拉致された際にほとんどの機能が破壊されて使用不能にされてしまったのだ」
ダイアナ「それをドクターボーグの遺産ディスクを元に改良して開発したのがあの最新鋭戦車という訳です」
ミスターK「一応修繕作業も続けてるが少し古いシステムが使用されていて修理困難な状態だ」
フーガ「しかし防衛軍の返答が来てませんね。早く決断してくれないと折角の最新鋭戦車も宝の持ち腐れだよ」
アターシャ「我々アスタロート女子高一同はにっくきサタンに一泡ふかせたいのです!長官、決断を!!」
14:創る名無しに見る名無し
16/07/26 00:43:59.56 sCcPEEqa.net
武田長官「駄目に決まっておるだろうが!!」
アタ―シャ達はこっぴどく叱られた。
例えば、銀行強盗の現場に女子高生がバルカン砲もって現れたらどうなるだろうか?
これはそういう状況である。
幸い、銃刀法違反は適応されない。
ガールズ&パンツァー本編にて金持ちが10式戦車買う場面があったが警察は来なかったので、戦車は銃刀法に触れないのだろう。
…いや、言いだすとキリがないが、兎に角防衛隊は女子高生が戦車乗って悪魔超人と戦うような事を容認するわけが無かった。
なんか反物質兵器とか持ってるが、そこまでは都合よく調べられなかったので逮捕まではいかなかった。
このまま突き詰めていくと死ね死ね団とまた戦わなければならないので、今回はアターシャ達はお咎めなしで帰らされた。
イグアナ「そりゃ公的な組織が女子高生を戦場に参加させはしないでしょう」
ミスターK「少年同盟は…」
イグアナ「彼らは通報と偵察が主な任務で戦いには基本参戦してませんよ」
ミスターK「頭の固い長官だ」
死ね死ね団員「まともな戦車兵いなかったんですか?」
15:創る名無しに見る名無し
16/07/26 00:52:53.97 sCcPEEqa.net
キャプテンサラ―「ミーア相手にはダッシュ4が有効ではないか?」
逆道「何故です?」
キャプテンサラ―「鉱物には木霊叩きが有効だろう、難易度は高いが、振動数を合わせれば、どんな鉱物も破壊できるはずだ。土砂には植物の根で対抗すればいい」
逆道「なるほど」
キャプテンサラ―「逆にダッシュ3の水は土に吸収されてしまう、4は逆に炎に弱い。…相手は属性の弱点をカバーしているな」
16:ミスターK
16/07/26 22:46:04.42 7omn+00q.net
???「お困りみたいね!後輩達」
アターシャ「貴方は!?」
※なんと途方に暮れていたアターシャ達の前に数名の美女が姿を現した!
フローラ「未成年を理由に戦わせないなんて頭硬いのもいいとこね。ここから先は私達に任せて」
ミク「私達なら一応防衛軍の将校だから問題無いわ」
※アスタロート女子高のOGは死ね死ね団に入るのが全てではない。中にはスパイ目的で防衛軍や要職に入る物もいる。
アターシャ「……では先輩、後の事はよろしくお願いします」
※こうして新型戦車には現防衛軍所属のフローラ達アスタロート女子高のOG達が搭乗する事になった!
フローラ「長官!例の戦車は我々特殊部隊が拝領する事になりました。ご指示を」
ミスターK「おや?スパイに送り込んでいた連中ではないか。頼むぞ、あのサタンの屑に一泡ふかせてやるのだ」
17:創る名無しに見る名無し
16/07/27 00:49:58.61 DDAgiFvi.net
武田長官「…いや、無理だろう」
フローラ「何故です?」
武田長官「お前らあの戦車がどんな戦車で、操縦方法がどうであるかなどわかるのか?」
フローラ「それは勿論…」
武田長官「明らかに地球防衛軍の戦車と構造その他に大幅な違いがあり運用方法や操縦方法が異なるようだが…」
フローラ「ええっとそれは…」
武田長官「そうかそうか…、………貴様等のせいで我々は死ね死ね団との戦いの際に何度も何度も重要な局面で情報が敵に漏れていたんだな…」
フローラ「い…いえ、そんな、そんな事は…」
キャプテンサラー「長官、アスタロート高校がどうやってこの戦車を入手したかが大問題であるのだとか、味方の兵士が何故かその兵器を簡単に操れるだとか、そういう事には目をつぶりましょう、この際」
いいつつ、キャプテンサラーも抱えていた。
何故こんな敵組織を殲滅できなかったのだろうと…。
幕僚「とりあえず作戦会議に戻ろう……シンドゥーラがまたわけのわからない事を言って戦列を離れたために戦力がまた落ちたわけだが…」
武田長官「…とりあえず脅威なのは、レインボーマンミーアの重機関砲だ」
映像を切り替える武田長官。
超硬度の術を使って重機関砲弾を弾きかえす祝の映像に映像は切り替わる。
祝の腕は、しかし機関砲弾を弾いた後、無残な姿に変わっていた。
武田長官「あの機関砲は波動エネルギー兵器も弾く魔雲天の体を破壊できる硬度まで上げた祝君の腕とぶつけあって、破壊できるほどの威力がある」
キャプテンサラー「直撃すればどんな防護服も貫通されるだろう…、刀で弾こうなどと思わない方がいい、一発を弾く衝撃がすさまじく、そこで怯んで二発目を弾けず、三発目からは体に突き刺さる事になる」
上泉師範「……確かに、あの弾速であの硬度の物がくるのであれば、よほどの名刀や伝説の剣で弾いたとしても、刀は変形せずとも切った腕に伝わる衝撃は相当な物になる」
柳生「恐ろしい武器だ…」
次いで、ムーンショットを押し返すルダスの光線に映像は変わった。
キャプテンサラ―「この光線は掠っただけでもストーゲを戦闘不能にする威力があった、ルダスの火力も侮れないものがある」
本郷「この光線は…直撃すれば私でも一たまりも無い」
幕僚「幸い、負傷した祝君でもなんとか回避できている、動きを止められでもしない限り、こちらは君達ならば当たらないだろう」
武田長官「だが、この光線は当たれば終わりだ」
続いて、ルダスがミーアに射殺された後、復活する映像に変わる。
キャプテンサラー「信じがたい事に、あの二体は片方を倒してももう片方が無事なら再生してしまうらしい」
武田長官「更に、瞬時にあの二人は互いの形態を入れ替える事もできるようだ」
キャプテンサラー「つまり、ダッシュ2と戦っていたら、突然6になられるかもしれない、武器も瞬時に入れ替える事ができるようだから、気をつけてくれたまえ」
モニターの映像が、祝が首をはねられ、胴体を機関砲でミンチにされているところで消える。
キャプテンサラー「以上が、祝が文字通り命を捨てて手に入れた敵の情報だ……、皆、どうか活かしてやってくれ」
サラーとしては、祝の死に思うところがあるのだろう。 そう言うと、フローラやアターシャを含めた全員に頭を下げた。
18:ミスターK
16/07/27 21:00:54.76 SxTqu51p.net
※そこへ防衛軍本部に悪い知らせが届く!脇侍の大軍が東京は渋谷に出現し破壊と殺戮の限りを尽くしている!!
防衛軍士官「あーあ、いつまでもぐずぐずしてるから敵に先手を取られましたか」
赤影「長官、こうなってしまった以上迎撃作戦を立案して実行すべきです!」
長官「……」
防衛軍士官「長官!ご決断を」
※更にそこへ作戦室のモニターにミスターKの姿が!!
ミスターK「おい防衛軍長官!貴様は無能か?こんな時に何をぐずぐずとしてるのだ?日本国民は貴様の決断を待っているのだぞ!!これでは何の為に改心したかわからんではないか」
※ミスターKの激に長官はどうするのか?
19:逆道逆
16/07/27 21:15:38.72 cyXuMSOP.net
逆道「長官!地底殴り込みは置いといて、俺が行けば祝を殺した奴はあそこに必ず現れる
だから俺は先に仇を打たせてもらいます!
話がまとまり次第追いついてください!俺の意見は全てをぶつけて戦うそれだけだ!!」
祝の敵討ちをしようとした所に、さらなる犠牲を見て暴走した逆道!先ほどから計画していた氷ダッシュ2で凍らせた地面を弾丸の様にスピードスケートしていき、誰も止められなかった
20:創る名無しに見る名無し
16/07/27 22:24:06.17 DDAgiFvi.net
武田長官「…焦るな、たわけ」
武田長官は冷静にそう言うと、自分の信頼する手の物に情報の確認を行わせると、脇侍、および敵の襲来は確認されていない事が明らかになった。
何故、長官が敵の急襲を誤報と見破れたかというと、敵がいつ動きだしても即迎え撃てるように、月光がしっかりと見張っているからだ。
更に、昨日敵は大規模なリングを設営しての攻撃を行ってきたばかりで、昨日の今日で即大規模な攻撃はしてこれないだろうという判断の元、次の犠牲を出さないようにと入念な下準備を行おうとしたのである。
それを劇中時間で一時間前後会議に費やしただけで、ミスターKがぐずぐずしているなどと…。
更に、長官の調べで誤報を入れてきた防衛隊のセクションが、ミスターKの入れたスパイであり、彼らはいつまでも動きださない防衛隊に対して故意にそのような情報を流したと供述し、即座に御用となった。
武田長官「では聞くがミスターK、貴様は突入に対して何か有用な意見を述べたのか?こうすれば対抗できるという作戦を一つでも出したのか?変な試作戦車を一両よこして、闇雲に力押しをさせようとしているだけじゃあないか!
ここで無暗に突撃して主力を全部失いましたでは何もしないよりもずっと悪いだろう!
突入してからの行動の指針はどうするか、例えば脇侍の製造工場をまずは優先して発見するか、だとか、捕らわれているディートリッドの頭部を如何にして発見するか、だとか。
そう言った明確な目的や、行動を、現場に行ってから行きあたりばったりで混乱せずやるための会議ではないのか?」
新型戦車に女子高生を乗せて乱入させ、あまつさえろくな意見も述べない癖に無暗に戦いを始めようとするミスターKに、武田長官は冷静に反論した。
市街に出た逆道も、敵の不在を知り、仕方なく戻ってくる事になる。
武田長官「だが…これで敵が我々が地底に行っている間に地上を攻撃する可能性が出てきたわけだな」
自分達の作戦の不備を知った長官は、わざとKを見ないようにし乍らそう言った。
武田長官「地上に敵主力…たとえばスターイグアナあたりがジンガー怪人を出してきた場合、それを迎え撃つ要員を残すか否か…諸君らがすぐにでも戦いたい気持ちはよくわかった。せめてこれだけでも決めてから、地底を攻撃しよう」
確かにここ数日話が進まなかったのも事実なので、長官も重い腰を上げる事にした。
だが、こう言った会議の描写で、例えば「敵は資源を得る方法が無いはずだ」「根拠はこれだ」などと言っておけば、敵の作戦や勢力を限定させる事ができるのでき、後だしジャンケンを未然にある程度防ぐことができるので、今後は活用してみてほしい。
21:創る名無しに見る名無し
16/07/28 00:57:39.27 L0kQTP0Z.net
勿論、そう言った先手を打ってのこちらの条件限定を行わなかったので、あらゆる最悪の事態が突入部隊を待っているだろう事は言うまでもないだろう。
そしてそれらは、この場でなんの事前対策も考慮しなかった事が原因で起きていくのだ…。
まだ遅く無い。
敗北イベントを起こしたい、もしくは、理不尽なパワーアップを使って力押しで勝ってこのスレをパワーインフレへ向かわせたいのならばもう止めないが、敵への傾向と対策をしっかり考えて備えておくべきである。
真面目に。
22: ◆6EgzPvYAOI
16/07/28 02:19:43.53 Yu3JlUA0.net
Q:ところで、本物の武田長官はいつ助け出されましたか?
A:野良怪人の仕事なのでスレ移行の合間にあっさり見つかりました。
23:ミスターK
16/07/28 19:51:30.84 wziFdcUq.net
ミスターK「ふん!ようやく重い腰を上げたようだが具体的にどうする気だ?私としても突入班と防衛班に分けて作戦を実行するべきと思うがな」
※更にモニター越しにミスターKがある提案をする。
ミスターK「なんなら防衛班として我等が誇るバドーロボット軍団を派遣しようと思う。無論作戦中は好きに動かしてもかまわんよ」
※なんといつの間にか防衛軍の会議室には数十体のバドーロボット軍団が揃っているではないか。
ワッカマン「ボスの指示により作戦終了まで貴殿等の指揮下に入る!どうもよろしくたのむ」
ミスターK「更に例の戦車についてだが今からアターシャ達が貴殿の信用できる人材に操縦方法を指導しようと思う。これなら貴殿も文句は無いだろう」
※当然都合が悪くなるので反物質弾は凍結・使用不能にしたのは言うまでもない。だが他の武装でも凄まじい破壊力を誇る戦車なのは間違いない。
ミスターK「さぁ後は貴殿の采配次第だ。私は大人しく貴殿の指揮を高みの見物させてもらうよ」
24:逆道逆
16/07/28 23:10:18.88 1Hbd260x.net
逆道(落ち着いてよく感覚を研ぎ澄ましてみたら...なんとなく反物質の気配がする、気のせいか)
そこにアリスも到着した
アリス「おそらく許可が出ないだろうということで、彩乃は最初から来ていません
私にこの場で戦うように言っていました
魔力は丸1日くらいは持つので充填の必要はありません」
防衛か突入か、どちらでも活躍できそうだ
25:創る名無しに見る名無し
16/07/29 00:25:39.30 twGbxRLs.net
武田長官「わかった、皆ありがとう」
結局、突入班は皆幕僚や長官の指揮に従うという事なので、他からの意見や助言が取り入れられないまま、幕僚本部が作戦を立案する事になった。
…現場に出ない長官達の作戦なので、現場に行ってから、突入部隊や防衛部隊が各々でその場の対処は行っていくことになる。
武田長官は、まず赤影には、残りの月光部隊を連れて、待機している銀河たちと合流、かく乱作戦を決行するように指示した。
突入準備が整っていない状態でかく乱を始めると、後からくる突入班を敵の別動隊が足止めしてる内にかく乱部隊が全滅する可能性があったが、攻撃のタイミングを合わせれば、赤影達の力を有効に働かせる事が出きる。
次いで、Kの持ってきた戦車は、フローラ達が乗りこなせるそうなので、彼女達に操縦を任せ、「100%実力を発揮できる地上の防衛」に配備した。
狭い空洞で動きの制限される大きな戦車はその力を発揮することはできないだろうが、地上ならばその力を大いに発揮できる。
例え悪のレインボーマンが現れても、この戦車がJ-VXや航空隊と組んで戦えば、勝てない相手では無い。
次に、長官はライダーにも地上の防衛を任せた。
仮面ライダーが狭い地下空洞でその力を百パーセント発揮できない、得意のジャンプができなくなるからだ。
アリスと彩乃は、逆に突入部隊に長官は組み込む。
彩乃「私は未成年じゃ…」
武田長官「自分の身を守る分には君の実力なら心配はいらないだろう。それに、優秀な衛生兵が突入班に必要だ」
彩乃ならば、自分の身をアリスで守りつつ、回復作業を行える。
それに……長官は彼女を傷つけないためあえて言わなかったが、彼女は人間では無い。
同じ基準では無いのである。
武田長官「バドーロボットのうち、火力の高い物なら脇侍に対抗できる、タイホウマン、ミサイルマン、モグルマンは突入部隊に合流せよ、他の物は…ラグナロクの防衛にあたれ」
コシカケマン「ラグナロクの、ですか?」
武田長官「悪魔超人にサイバーマルコとイグアナに匹敵する物が3人以上いると仮定した場合、突入班がラグナロクへ駆けつけるまで、
悪魔超人が引き連れているだろうジンガー怪人やドルゲ魔人と戦う人材が必要だ、それに、都内の防衛ならば防衛軍の通常兵器が使えるから、試作戦車と我々だけでいい」
コシカケマン「了解」
そこに、慌てた宮内庁の職員が駆け込んできた。
職員「まだ…まだ突入部隊は出発していませんね」
武田長官「今まさに出撃するところです」
職員「よかった、間に合った……敵のリングが今回現れたポイント7つ…この内、東京湾に現れた物を除く6つは、魔法陣を描いているんです!」
武田長官「何だって!」
職員「敵の目的は、戦いの敗者を生贄に、この謎の魔法陣を作動させる事が目的と見て、間違いないでしょう!」
キャプテンサラ―「どんな魔法陣かわかりますか?」
職員「これは一種の召喚魔法陣です!もし発動すれば、発動の衝撃だけで大地震が発生してしまう。そして、巨大な何かが召喚されるでしょう……ただ」
キャプテンサラ―「ただ?」
職員「これだけの魔法陣の発動の衝撃を受ければ、召喚される対象がどんなに頑丈であっても…かなり大きなダメージを受けて現れる事になると思うんです。もし機械だとしたら、電子機器はどんな防御を施していても全滅するでしょう」
キャプテンサラ―「それだけ強い怪獣を呼びだすという事では?」
職員「こんな魔法陣の発動に耐えられる魔獣はいませんよ!ゴジラやガタノゾーアだって出てきた時は満身創痍になるでしょう!」
キャプテンサラ―「うーむ…だとしたら我々の兵器で出てきても撃破は容易そうだ…」
武田長官「発動を前提に多めに戦力を残すか?それとも……突入班諸君、魔法陣発動前に敵のアジトを倒す自信はあるかね?」
敵の目的が明らかになり、改めて突入班と防衛班、そしてKに意見を求める長官。
ここでどちらに戦力を分配するかで、今後の展開と勝敗が大きく変わる分岐点である。
26:ミスターK
16/07/29 21:06:56.74 pKdOUxMN.net
ミスターK「魔法陣か、これは厄介だな。バドーロボットで破壊可能でしたら数体出撃させて破壊させますが」
イグアナ「!?これは……サタン召喚の暗黒魔法陣ではないか!」
長官「イグアナ、あの魔法陣を知ってるのか?」
イグアナ「……サタンめ、どうやらこの世界に実体化するみたいだぞ。確かに魔法陣の衝撃は怪獣では耐えられん、だがサタンなら間違いなく耐え抜いて実体化するであろう」
※イグアナの豊かな魔法知識であの魔法陣は魔王サタンを召喚しこの次元に実体化させる魔法陣と判明した!
長官「もし、サタンが現実化したらこの世はどうなる?」
イグアナ「……まず数時間で日本は壊滅でしょうな。そして一日ぐらいあれば地球上の人類は絶滅するだろう」
ミスターK「それではあの魔法陣破壊が最優先じゃないか!!突入するのも大事だがあの魔法陣を破壊するのも大事だぞ」
イグアナ「……長官、今ならまだ間に合います。早くあの魔法陣を破壊するのが得策ですぞ」
※世界を破滅に導くサタン召喚!早くしないと地球は破滅する、さぁ長官の決断は?
27:創る名無しに見る名無し
16/07/29 23:02:37.13 twGbxRLs.net
フーガ「あの…ミスターK」
ミスターK「何だフーガ」
フーガ「確認しましたがあれサタン復活の魔法陣と違いますよ」
ミスターK「え?」
前スレで俺はこのサタンはサクラ大戦のサタンであり、漢字表記が面倒くさいからカタカナ表記にしているだけだとしっかりと明記している。
しかも俺は前スレで確かこのサタンは悪魔の王サタンとも関係ないともしっかり明記している。
参照、前スレ>>407
ミスターK「どうなんだイグアナ?」
イグアナ「……(無言で視線をそらす)」
フーガ「それに、そんなすさまじい輩を特異点であるボスを殺さずに召喚すれば、天の神々やウルトラ兄弟がノアやキング、レジェンドを引き連れて駆けつけて、サタンは目的を果たせず神々に…
イグアナ「フーガ…私だって間違う事があるという事をわかれ」
イグアナ曰く、この魔法陣は全く新しい魔法陣であり、強いて言うならば、サタン召喚の魔法陣に似ている、との事だった。
だが、上記のように、神々クラスの物を呼べば、宇宙がその形を維持する法則に従って、対になる神が迎撃に現れ、両者何もできずに消えてしまうのである。
つまり、召喚のダメージを耐えるような輩が来れば神々が現れ、神々が来ない程度の輩では召喚のダメージに耐えられないのだ。
ダイアナ「ボス、コンピューターで確認した処、魔法陣を構成するパワーエレメントを掘り返すには、最低3日以上かかる事が判明しました」
ミスターK「3日か……」
宮内庁職員「日本橋地下のアジトが、魔法陣の中心になっている、ここに魔法陣を制御する物があると見て間違いないだろう」
武田長官「うむ…魔法陣発動による震災の発生が目的かもしれん、ミスターKに何か意見が無いようなら、都民を一斉避難させ、ライダーと機甲部隊で地上を守り、残りの面々でアジトを攻撃しようと思うが、意義はないか?」
長官は一同の意見を待った。
28:逆道逆
16/07/29 23:58:58.80 p9Gx9XbI.net
逆道「そうしましょう、早く元を絶たなければ」
彩乃 アリス「賛成」
上泉「それしかないな」
柳生「はい」
地下に突入する準備はみんな出来ている!
瞬間移動でもできれば早いのだが
29: ◆6EgzPvYAOI
16/07/30 03:52:32.77 Ym/mDG0e.net
>27-28
秘密のブートキャンプで育成中のタスクマスターから連絡が入った。
『ああ、吾輩だ。
思ってたより早く仕上がったので、二人ばかり送り込むぞ?』
以前にも名前だけ出て来た、琉球空手の使い手“シーサー”
そして>10でスカウトされたスピードスター“クイックシルバー”
「クイックシルバーって……その名前……」
『この小娘が勝手に名乗ってたんだから今回は仕方がない』
この名前で有名なのはX−MENのキャラだが、DCコミックにも先行して高速移動するヒーローがいたので……
まあ、DCのは鳴かず飛ばずのうちに名前を変えたけど。
一方のシーサー。
実は数年前、とある事件でマスコミの心無い対応にキレて悪堕ちした同名のヒーローがいたが、聞けばその息子だという。
「あー……その……」
『吾輩にこの国の過去の事例まで聞くな。本人がやる気なんだからそれで行け』
まあ、色々あって。
それに二人とも力押しではなくテクニックを駆使するタイプだから、今のスレの要求する流れにはあっているかと。
30:創る名無しに見る名無し
16/07/30 18:15:17.26 /4mWqTkn.net
>>29
武田長官「早っ!?」
キャプテンサラー「…確かタスクマスター雇ってからまだ1日もたってないような」
タスクマスター「元々かなりできる奴等だったから、2〜3アドバイスしたらすぐ形になったのだ」
武田長官「まぁ…それならそれで突入班に加わってくれ」
2名追加が入ったが、突入はミスターKが他に作戦が無ければこのまま開始される事になった。
31:ミスターK
16/07/30 22:59:27.81 0xAnVU7c.net
>>30
ミスターK「確かに依存は無い。貴殿達の健闘を祈る!」
※こうして日本とエンシェント国の命運をかけた作戦が開始された!
タイホウマン「いよっしゃあ!いよいよ出陣だな」
ミサイルマン「気を引き締めろ!敵は恐るべき実力を秘めているぞ」
赤影「我々は月光部隊を率いてかく乱か。皆よろしく頼む」
フローラ「さぁ来るなら来い!あの化け物が出てきたら反物質弾で消滅させてやる!」
アターシャ「いいんですか?ボスから使用禁止されてる筈じゃ」
フローラ「一応認証キーをボスから預かってるから万が一作戦成功困難なった場合は一発撃てと命令されてるから」
アターシャ「……」
サイバーマルコ「来い、俺の眼前に出てきた時が奴等の最後だ」
イグアナ「……さて、暫くはこっちにこないだろうから紅茶でもいただくかな」
ミスターK「さて、もし作戦失敗した場合は私の特異点能力を解放する事も考えないとな」
ダイアナ「ボス!滅多なことを言わないでください」
※こうして突入班は敵アジトの敷地内に侵入していった。他の担当もそれぞれのポジションにつき赤影達がかく乱作戦を開始した!果たして敵はどう動くのか?
32: ◆6EgzPvYAOI
16/07/30 23:14:55.38 Ym/mDG0e.net
>30
そんなわけで新キャラ。
“シーサー”運天純一(♂14)
子供ながらも大人顔負けの琉球空手の使い手。父・獅堂純矢が悪堕ちして後は母方の姓を名乗っている。
シンドゥーラなどと同じType-401スニーキングスーツにヌンチャクやサイ、トンファーなどを使い回す。
つい最近、秘密結社テラネシアの接触を受けて装備などの供給を受け、父とは違った形のヒーローの道を歩む。
“クイックシルバー”葛鳥依緒(♀16)
理科準備室にいる時に落雷があり、薬剤のカクテルを被った状態で電撃を受けてスーパーパワーに覚醒した。
全身を薄いエネルギーフィールドに包んで保護した上で高速で走り回るという複合型。
本気を出せばスピードフォースにアクセスできる。たぶん。きっと。おそらく。
タスクマスター『特にクイックシルバーは足元のロープに注意な。過去にそれで死んだ奴がいるから(実話』
後、足元が凍ったとか逆に溶けたとかビー玉ばら撒いたとかも危険(実話
本郷「……まだ子供ではないか!」
タスキー『バットロビンやスタチュアもデビューはあのくらいだぞ?』
日本でいえば桃太郎とか牛若丸とか赤胴鈴之助とか……
>31
突入班のメンバーとして侵入したシーサーとクイックシルバー。
早速習得した潜入技能やスーツの機能を駆使してトラップを解除したりすり抜けたりするシーサー。
文字通り目にも止まらぬ早業で見張りを無力化するクイックシルバー。
頼もしい先輩たちの指図を受けて、ヒーローとしての経験値を着実に積み重ねていった……
33:創る名無しに見る名無し
16/07/31 00:17:39.13 MtVWCSLt.net
フーガ「ボス、特異点は特殊能力では無くて、行動の結果に宇宙がその形を維持する法則が適応されなくなるというだけで、特殊能力が使えるというわけでは…」
ダイアナ「つまり、ボスはサタンなりゴッドなりを召喚しようというつもりなのでしょう」
フーガ「召喚道具は脳力とは別で、それを召喚するエネルギーを抽出する装備をですね…」
補足説明係が定着しつつあるフーガだった。
―――――――
日本橋地下最深部。
巨大な魔法陣の中心で、サタンが呪文を唱えている。
その周囲には、銀髪の少年と少女が立っていた。
この二人の名は、ヘンゼルとグレーテル、サタンの手によってレインボーマンに生まれ変わった、ルダスとミーアの変身前の姿だ。
地上から突入班が突入を始め、月光部隊と分身した赤影が破壊工作を開始したその瞬間、グレーテル…ミーアの肩がぴくりと反応した。
グレーテル「兄様、お客様がいらしたみたい」
ヘンゼル「弱ったなぁ、もっと見つかるまで時間がかかったから、何も用意できてないや」
不満そうにいう二人をしり目に、一心不乱に呪文を唱えていたサタンは、途中で呪文を唱えるのをやめると、二人を振り向き、口を開く。
サタン「この魔道陣は「このまま進めれば」後1日は発動まで時間がかかる、ここで侵入者どもを迎え撃て、全ての戦力を使って構わん」
その声に、暗がりからスターイグアナが姿を現した。
スターイグアナ「ほな、ウチがいこな」
サタンは頷くが、少し待て、とスターイグアナを手で制した。
サタン「……ルダス、ミーア、脇侍共を全て起動させて時間を稼げ」
ヘンゼル「わかったよ」
グレーテル「ウフフ、楽しみね」
サタン「ハゲルゲ、ガンゲルゲ、イボゲルゲ」
次いでサタンの発した言葉に、暗闇からフード姿のドルゲ魔人が3体現れた。
この三体はドルゲ病魔人と呼ばれる、オリジナル魔人(ハゲルゲは実はちょっと違うが)だ。
その実力もさることながら、対人間を想定したすさまじい能力を持っている。
サタン「魔人共を集めておけ、お前達にも出撃の機会を与える」
3体「はっ」
サタン「サンシャイン」
今度は、身の丈3mはあろうかというゴーレムのような黄金の化け物を呼びだすサタン。
サタン「騎士を集めろ、すぐに戦闘になるだろう」
サンシャイン「はっ、悪魔六騎士の力をお見せしましょう」
サタンもまた、全ての戦力を起動させた。
いよいよ、人類と悪魔の戦いの火ぶたが切って落とされる!
34:創る名無しに見る名無し
16/07/31 00:29:56.24 GXsm9vJa.net
赤影の分身10人と共に、月光はトラップ…魔法陣や、下級モンスター、見張りのアントマンの殲滅と、あちこちにある機械設備の破壊を手分けして行っていた。
更に、月光部隊はなるべく分散し、突入班の進撃路とは離れた位置を爆破したり、破壊したりしていった。
敵の守備隊を一か所にまとめないためだ。
敵がアントマンだけならば、快調に片づけていた月光隊と赤影だったが、その前に難敵が立ち塞がってくる!
月光隊員「うわああああ」
音も無く伸びた触手が、月光隊員の首を瞬時にへし折った。
別の隊員が刀で伸びくる触手を切りつけるが、切ったところから更に触手が増えて、その隊員も餌食になる。
イカゲルゲ改「お前達、いつまでも好き勝手できると思うなよ!」
別のところでも、破壊活動に従事する月光部隊の前に改造ドルゲ魔人が現れていく。
中々手ごわく、赤影の分身達も一人、また一人とそちらに人手がとられていった。
更に、完全に敵の進行を察知したサタン側が、遂に脇侍を起動させる!
百体二百体ではきかない数の脇侍がのそりのそりと各通路に現れ、突入班に襲ってきた!
上泉師範「相当な数だ…」
バズーカを放ち、機銃をレインボーマン達めがけて撃ちまくってくる脇侍たち。
たちまち、地下空洞は大戦場になってしまう。
そんなに高くない天井はあちこちで崩落し、銃弾が飛び交い、ゾンビ映画が如く四方から群がってくる頑丈な脇侍に、正義の技が次々さく裂していく。
改造クビゲルゲ「ここが貴様等の墓場になるのだ!」
改造ウロコルゲ「覚悟しろ!」
タイホウマン「己怯むか!撃て撃てぇ!」
火力で応戦するバドーロボットだが、脇侍の数が多すぎて、中々一同は前に進めない。
範囲攻撃で全滅させようとすると、天井が崩落してくる恐れがあった。
35:創る名無しに見る名無し
16/07/31 00:37:32.18 GXsm9vJa.net
一方、都民が遅々として非難しない東京には、秘密の通路を通って攻撃隊をすり抜けて地上へやってきたスターイグアナが来ていた。
避難民の列の前に浮遊しながら現れたスターイグアナは、驚いてパニックになる市民や、発砲してくる兵隊や警官めがけ、魔法の杖を一振りする。
スターイグアナ「皆怪獣にな〜あれ♪」
ふざけた口調のスターイグアナの手から放たれた魔法が、住民や兵士たちを次々と怪獣へ変えていった!
理性が吹き飛んだ怪獣達は、口から火炎や光線を破棄、ビルを破壊しながら防衛隊本部や市民の群れを目指していく。
スターイグアナ「そらそらどんどんどんどん行くで〜」
更にスターイグアナは高速飛行して場所を変え、7つの地区で一気に300体近い巨大怪獣を作りだして暴れさせた!
スターイグアナ「ふふふ〜、こんだけやれば十分やろう」
スターイグアナの怪獣が、怪獣に弱い自衛隊の武器ではあまり効果はないのは、スターイグアナ初出現の際の警視庁怪獣化事件で明らかになっている。
何両かの戦車が波動エネルギー4式弾を使おうとするが、怪獣の足元は避難民でごったがえしている!
仮面ライダーも応戦するが、なにせ相手がでかい上にパワーも火力もあり、思うように倒す事が出来ない!
怪獣の妨害で、市民の避難は阻害され、東京は大混乱になってしまった。
スターイグアナ「ぐふふ、それじゃ私はこれにて」
スターイグアナはそう言うと、再び高速移動して東京の外へ飛んでいき、次元防御壁の効果範囲の外で次元ばさみを使って、あらかじめサタンの近く用意していた転移ポイントへ戻っていった。
36:十三代目赤影
16/07/31 19:11:32.59 rT52HrN1.net
赤影「こんな処で石破天驚破を使うわけにはいかない。使えば地底の天井が崩れるからな」
※赤影はある決意をしていた!下手をすると自滅の可能性を感じながら数多くある飛騨流忍法奥義のひとつを使う決意をした!
赤影「よし、まずはウロコルゲからだ!忍法・一寸奇襲!!」
※すると赤影の姿が消え、その直後に改造ウロコルゲが突如苦しみ始めた!!
改造ウロコルゲ「ぎゃあああああっ!たっ体内にとてつもない痛みが!!そっそんな馬鹿な」
※それから数分後、改造ウロコルゲの体内から謎の閃光が放たれ最後には自滅するかのように大爆発して消滅した。
赤影「はぁはぁはぁ……まずはひとり」
※改造ウロコルゲが倒されサタン側陣営が動揺し、その隙に他の突入メンバーが大攻勢をしかけサタン側は総崩れになった。
イカゲルゲ改「ウロコルゲがやられた!すぐに態勢を立て直せ!」
37:ミスターK
16/07/31 19:22:18.28 rT52HrN1.net
イグアナ「……味な真似を。だが我が魔力を甘く見るなよ小娘!」
※ラグナロクの中にある魔法陣の中央でイグアナは強力な魔法詠唱をしていた。すると東京上空に黒い雨雲が覆い、やがて大雨が降り注いだ。
フローラ「あれ?暴れている怪獣達が次々と眠っていく」
※なんとあの雨には強力な催眠効果のある雨であった。無論外に出ていた歩兵達も眠る羽目になったが東京中の怪獣達はぐっすりと眠り全く動かなくなった。
フーガ「防衛軍の皆さん、このイグアナ様が調合した薬を使えば怪獣にされた人達を元に戻せます」
※試しに完全防護の歩兵が薬を怪獣に投与した処みるみると怪獣は元の市民に戻ったではないか!ただ量は十分にあるが東京中におよそ三百体である。全員を元に戻すには後半日ぐらいはかかるだろう。
フローラ「問題はあのスターイグアナがその間に何か手をうってきた場合が心配ね」
アターシャ「……」
仮面ライダー「すまん、私にも投与する手伝いをさせてくれ!」
38:逆道逆
16/07/31 20:13:47.13 mSQUYoTi.net
逆道「こいつらの狙いはまず俺!
ルダス、ミーア戦まで使う気は無かったが...
ダッシュ マイナス2!!とでも言おうかな」
最前に出る逆道、ダッシュ2の炎を氷へと逆転させた逆道の能力とレインボーマンとしての能力の合体技である
逆道「よし、来ぉい!」
砕けても次々できる氷の盾で銃火器を防ぎ、吹雪の湿気で火薬を使用不能にしてゆく
逆道「みんな行け!」
足元に氷を作るスケート疾走、そしてアリス、師範、柳生と共にツララ剣で脇侍の群れに突破口を開いた
彩乃が魔法で氷壁を強化、バドーロボットが残りを倒して全員そのまま進んでいく
逆道「あとはドルゲ魔人か」
39: ◆6EgzPvYAOI
16/07/31 21:30:55.58 mRA6TpHX.net
>38
そして、足元が凍ったのでクイックシルバーがステーンとすっ転んで吹っ飛んだ。
シーサー「あー、だから危険だって言ったのに……」
かくいうシーサーも南国育ちでスケートには慣れていないので足元が覚束ない。
とんだ促成プログラムであった。
なお、後で顛末を聞いたタスクマスター曰く、
「……うーむ、さすがにカナダ人と戦うやり方まで教える時間は無かったわ!」
さて、その頃、一人の男(?)がサタンの前に侍っていた。
その名は“映画泥棒”。知名度抜群、悪の世界ではフリーランスながら大物で通っている……
40:創る名無しに見る名無し
16/07/31 21:33:23.64 GXsm9vJa.net
月光隊員「右に敵増援!」
どこからか月光隊員の叫びが聞こえてきた。
地底から、更に脇侍が沸いてきているのだ。
銀河「脇侍を生み出しているプラントがあるに違いない!」
彗星「兄上!2フロア下がった場所かに前進した部隊が脇侍のプラントらしい肉の塊を発見したとの事です」
月光「兄上!4ブロック南にも同じようなプラントが!」
銀河「複数プラントはあるのか…」
タイホウマン「うわああああああああああああああ」
断末魔と共に、タイホウマンが倒れ伏し、爆発した。
その腹には強力な手裏剣が何個も刺さっている。
タイホウマンはロボット刑事Kの破壊光線銃を跳ね返す装甲をもっているにも関わらず、である!
ザ・ニンジャ「くっくっく…ここがおぬしらの墓場になる」
悪魔超人の襲撃だ!
どこからか響く悪魔超人の声と共に、逆道らの周囲が激しい炎に包まれていく。
そこに、脇侍群団からの激しい重機関砲とバズーカの攻撃が加わった。
炎と爆発で味方との連携が困難になる一同を、更にザ・ニンジャが姿も音も無く攻撃してくるのだ!
改造クビゲルゲ「俺も忘れるなぁああああ」
シーサー「うわあ…」
激しい攻撃にさらされ、怯んだシーサーを、炎の中から現れたクビゲルゲの首が遅い、肩の辺りを食いちぎった!
上泉師範「シーサー!己ぃ!」
即時改造クビゲルゲの頭を師範と柳生が斬撃して撃墜するが、シーサーの出血がひどい。
柳生「衛生兵!衛生兵はいないか!」
上泉師範「傷が深い…彩乃殿でも治すには時間がかかる!」
柳生「そこをザ・ニンジャが狙ってくるぞ」
月光隊員「我々が彼を後送します!突入を続行してください!」
周辺から2人程月光隊員が飛びだし、シーサーを抱えて脱出していった。
そこで、あらかじめしかけてあったのだろう、空洞の各所から毒ガスが噴きだし、爆弾が爆発して空洞の形が変わっていく。
ミサイルマン「うわぁ…」
月光隊員「ぎゃああ」
崩落する天井に巻き込まれ、突入班にも次々犠牲が出て、更に脇侍の激しい銃撃が一同を襲ってくる。
赤影「このまままとまっていては全滅してしまう!」
上泉師範「見ろ!向こうが細い三叉路になっているぞ」
銀河「諸君を追撃する脇侍と脇侍のプラントは月光が何とかする!諸君は3手に分かれて通路の奥へ進むんだ!」
41:創る名無しに見る名無し
16/07/31 23:48:59.33 GXsm9vJa.net
東京で怪獣化させられた人々を元に戻していた防衛隊に、更に悪い知らせが届く。
防衛軍士官「司令!東京湾海底から正体不明の円盤群が出現しました!」
武田長官「何だと!」
防衛隊士官「更に巨大怪獣も海中を接近中です」
武田長官「何故気づかなかった!」
防衛隊士官「怪獣の中に電波や情報をかく乱する能力をもっている奴がいるんです!」
武田長官「迎撃しろ!敵の正体は何だ!」
ノンマルト「我々ノンマルトは今こそ日本人を滅ぼし、地上を取り戻す足掛かりとするのだ!」
ノンマルト「海底人を大戦中に虐殺した日本人め!許さん!!サタン!今力を貸すぞ!!」
東京湾にガイロスやスダール、カメーバ等の海底怪獣が次々出現!
咆哮して暴れ出しレインボーブリッジを破壊する等して非難を遅延させる!
更に海底から現れた円盤群が、イグアナの雨で眠ってしまっている地上の人々を空爆し始めた!
武田長官「航空隊!全力で迎え撃て!」
直ちに航空隊が出撃して海底人の円盤群と大空中戦になるが、海底人の円盤群は魔導バリアを張り、強力なビーム兵器で武装していた!
サタンが彼らの記憶を操作すると共に、宇宙の技術を提供していたのだ!
更に撃墜された円盤が地上に降り注いで大爆発、眠っている怪獣たちも目を覚ましてしまう!
武田長官「くそう…」
異次元砲を搭載したバドーの戦闘機が来たとしても、異次元砲はこの円盤群には通用しないように特殊なバリアが円盤には張られ、更にノンマルトの記憶操作魔法はサタンにしか解く事ができない!
大混乱に陥る大東京…。
42:ミスターK
16/08/01 21:45:27.60 UM8eBbsX.net
ミスターK「参ったな、目覚めた怪獣は薬を仕込んだ弾丸で強引に戻せばいいが問題は円盤に貼られたバリアだな」
フーガ「アターシャ、それにフローラさん。今こそ新型戦車の真価を引き出す時です」
フローラ「解ったわ……バリヤーイレイザー発射!目標、敵円盤群」
※新型戦車から放射線状に光線が拡散される。威力自体は皆無に等しいので敵味方が撃墜される事は無かったが……
ノンマルト「馬鹿なっ、バリアが機能を停止した!!これでは通常兵器でも攻撃を……うわあああああああああああっ」
防衛隊パイロット「バリアが消えたぞ!総員反撃開始だっ」
※バリアという守る術を失ったノンマルト達は防衛隊の精鋭達にとって格好の的であった。次々と蚊トンボのごとく円盤は撃ち落されていく!
ミスターK「これで問題はガイロスを始めとする海底怪獣だな」
※円盤が全滅した後、ガイロス達海底怪獣と防衛軍+フローラ&アターシャ搭乗の新型戦車の戦いが火ぶたを切った!果たして勝つのはとちらなのか?
43:逆道逆
16/08/01 22:07:22.22 5CoyBhJ/.net
逆道「じゃ俺は真ん中だな!」
逆道はもしダメージを負ってもヨガの力が多少はある、最悪回復役がいなくても持つことは持つのだ
上泉「俺は左を!柳生は彩乃殿を守れ」
上泉もブラックホール戦同様、霊体化で物理攻撃を防ぐことができる
柳生「はい!、行くぞ」
彩乃・アリス「右ね」
柳生は、まだ戦った場面がほぼないな...
逆道「氷を使う今が俺の最強最速状態、このまま奥まで一気に進む!」
44:創る名無しに見る名無し
16/08/01 22:40:33.51 MDoHfLcD.net
ノンマルト兵「バリアが消えた位でがたがた言うなお前ら!」
ノンマルト航空隊はバリアが消えて狼狽え、何機かやられてしまったが、それでも韓国や中国の戦闘機乗りとは闘志が違う!
円盤が高性能な事も手伝い、何とか互角まで制空権を持ちなおしてくる。
ノンマルト兵「バリアを消し去っている地上の車両を狙え!」
数十機の円盤が防衛軍の航空隊を突破、フローラの車両や防衛軍の対空砲火で数を減らしながらもフローラの戦車めがけて突っ込んでいく。
フローラ「つ…突っ込んでくる!」
ノンマルト「地球から出ていけ!侵略者ああああああああああああああ!!」
炎に燃える円盤が新型戦車に突っ込み、爆発四散、新型戦車はその衝撃で数度転がり、ビルに突っ込んだ。
これでは戦車が無事でも、中の人間は一たまりも無い…。
すぐに防衛隊員が駆けつけて負傷したフローラ達を中から救出するが、その間にも円盤群はバリアを取り戻し、制空権を確保していく。
キャプテンサラー「アターシャ君!君達があの戦車に乗りたまえ!」
武田長官「サラー!何を言うんだ!彼女達は実戦経験もない子供だぞ!」
キャプテンサラー「責任は私がとります!今は一刻も惜しい!」
そうしている間にも上陸した海底怪獣達が街を壊しながら新型戦車に接近してきた。
今戦車に近づいていけば怪獣に攻撃されてしまうだろう。
武田長官「防衛隊員!やむおえん!彼女達を援護しろ!」
防衛隊員A「囮になれ!」
防衛隊員B「バケモノめ!こっちだ!!」
機関銃で武装した兵隊が勇敢に別方向から銃撃して怪獣の気を引くが、アターシャ達が戦車へ向かえば、怪獣も気づいてくるだろう。
更に…。
防衛隊員C「駄目です長官!砲弾が怪獣の皮膚を貫通しません!通常のカプセル弾では怪獣を元に戻す事は不可能です!」
防衛隊員D「太平洋上より敵の増援確認!現在長距離ミサイルが応戦中!」
武田長官「各方面軍に応援を要請!総力戦だ!出せる戦闘機を全部出せ!怪獣にはJ-VXを当てろ!」
キャプテンサラー「長官…こうなれば賭けです、次元防御壁を解除し、都民をワープゲートを各所に作ってそれで避難させましょう」
武田長官「ここを直接的に狙われるぞ…」
キャプテンサラー「その時はスターイグアナもろとも自爆してやりましょう!」
武田長官「よし…少年同盟の配備済み次第、都民避難作戦を開始する!!」
45: ◆6EgzPvYAOI
16/08/01 22:54:38.62 mGF74SWl.net
>40
シーサー「くそっ、情けない……」
スーツを貫かれ、忍者たちに支えられて帰路を歩むシーサー。
やはり子供だと思われているのが悔しかった。
???『……少年よ、力が欲しいか?欲しくばくれてやろう』
どこからともなく、いや、頭の中に直接語りかける声が。
「誰だっ!?」
『ふはははは、誰でもよかろう』
「よくあにっ!
……良くない、どこの誰ともわからん奴に貰った力なんかいらない!
大体お前はそんなに強いのか?」
『強さ、か。我も無いけど心配するな』
そのうち何とかなるだろう。
一方のクイックシルバー。吹っ飛んだ先でも敵に囲まれ、ついにスピードフォースに覚醒する…………その時、世界が震えた。
異次元砲などの次元位相干渉兵装を装備した兵器が軒並み動かなくなったり壊れたり消滅したり……
映画泥棒「おや、いけません。スピードフォースが次元を歪め、魔法陣にも影響を与えてますな。
いや、この魔法陣の歪みは、最初からあったものということになった……いけませんないけませんな」
46: ◆6EgzPvYAOI
16/08/01 23:19:44.22 mGF74SWl.net
そして、映画泥棒は“こちら”を向く。そして“我々に”語りかける。
「もとよりスピードフォースに接触するという事は時空を歪めるということ。
その歪みと次元位相干渉型兵器がシンクロして危うくなったようですな」
そこで一度位相の歪みを観測。
超元的な特異点観測者としての映画泥棒の力が、時空を歪む前に僅かながら書き戻す。
「やはり、そうだ。
クイックシルバーにスピードフォースとの接触を控えさせるだけではダメだ。
ワープやバリアーも世界そのものを歪めてしまう可能性がある。
いいですか、それらに頼らないやり方が必須なのですぞ……」
47:創る名無しに見る名無し
16/08/02 00:28:26.97 rE5A/DDz.net
そんな映画泥棒の周囲に、わらわらわらわらとヤプール人が沸いてきた。
ヤプール「おいおいおいおいおい…オワリの国がどうとか、名古屋や大阪が異界化してる世界でお前は今更何言ってンだ?」
ヤプール「これまで散々スターイグアナが次元ばさみでワープして禅田博士が必死にワープを禁止しようと頑張ってた時に何もしなかった奴が今更何言ってンだ!」
ヤプール「やるにしたってこのタイミングでいきなりはねえだろうが!!」
ヤプール「さあ、お前は我々と一緒に来るんだ」
ヤプール「ここぞというところで横から前振りなく介入してきやがって!」
映画泥棒は複数のヤプール人にとっ捕まえられて次元の彼方へ消えていった。
珍入者はヤプールが処理してくれて、これまで通り、一同は活動を続けられるようになった。
ヤプール「今回我々は本編にかかわら無いから心配するな諸君」
48: ◆6EgzPvYAOI
16/08/02 00:56:21.26 SSpxGRgn.net
>47
映画泥棒「いや、過去の異界化と今回のスピードフォースはモノが違うというか……いや、違うんだ……ワタシは観測者としての……」
伝わらない時はこんなもの。
その役割は『見守る事』だけ、自身がどんな介入をしたわけでもないのに余計なことを言うから……
ちなみに、マーベル世界にはウァトゥ・ザ・ウォッチャーという、本当にただ見てるだけの超越者がいたりする。
49: ◆6EgzPvYAOI
16/08/02 01:05:25.87 SSpxGRgn.net
しかし、観測者を生贄に捧げたことでクイックシルバーのスピードフォース覚醒に伴う影響は最低限に抑えられた。
クイックシルバー当人が表面意識で知覚する範囲の脇侍が崩壊する程度で済んだのだった。
「い、今のエネルギーは一体……」
未知の感覚に戸惑う少女。
時間にすればコンマ一秒にも満たないが、世界は彼女の中にあった。
誰かが囁きかける。その力を使ってはならない、と。
「確か、こっちの方に……ああ、身体が重い……」
それ以前を越える最高速度で走り出しながらも、彼女はそれ以上の速度を欲し、しかし届かぬ領域であった。
50:ミスターK
16/08/02 21:26:06.10 ld/hia4j.net
アターシャ「皆、準備はいい?」
戦車道部「「「イエッサー!」」」
※アターシャ達戦車道部の皆が乗り込み新型戦車は再起動!再びバリアイレイザーを始動して前進する!
戦車道部「隊長、また敵円盤が私達を狙ってます」
アターシャ「飛行モード始動!飛んで片っ端から円盤を落とすわよ」
※なんと戦車が瞬時に重装甲戦闘機に変形し大空高く飛翔する!そして迫るノンマルト円盤群をドリルレーザーでバリアをぶち抜いて次々と撃墜していく!
防衛軍歩兵「隊長!この特殊ドリルカプセルを使って市民を元に戻しましょう」
※一方、防衛軍が開発していたドリルカプセル弾により怪獣の皮膚貫通に成功!次々と怪獣は市民に戻っていく。そして太平洋上ではある異変が起こっていた!
???「まったくお前達のせいで予約していたDVDやフィギィアが全てパーじゃないですか。本来私達の任務ではありませんが徹底的にぶちのめしてやりますよ!」
※なんと東京湾に長い銀髪の少女がバールを手にして上陸した敵怪獣達をぶちのめしていく!彼女は一体何者なのか?
武田長官「嘘だろ?ただの少女が巨大な怪獣相手に……げっ、怪獣の首を棒みたいなのではねたぞ!」
51: ◆6EgzPvYAOI
16/08/02 21:37:16.56 SSpxGRgn.net
士官「ところで長官、指令室の中に謎の鎧武者が……」
鎧武者「あ、時の神トートクレーンの招来を受け、サタンが魔法陣を起動したら関東ローム層ごと叩っ斬るために出待ちしてる剣神です」
武田長官「な!それでは……」
剣神「ああご心配なく。あなた方人間が頑張ってそれを防いだら、何時の間にやらいなくなってるから」
剣神「ちなみに、そこでこちらを見守ってるデカい禿げ頭はウァトゥ・ザ・ウォッチャーで、その横の映画泥棒ともども監視役です」
映画泥棒「ども。ちなみに、さっき出しゃばってヤプールに」
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