次元を越えて ..
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57:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/03 07:34:32.06 uhq0v4QN.net
あからさまな態度に思わず笑ってしまう
そして私達に小声でこう言った。
「実はあれ落ち葉なのじゃ」
門を抜け、門番が見えなくなったとき一斉に笑いだした
「おかしいのお はっはっはw」
九郭微も皆が楽しそうにしている姿に 思わず自分も笑ってしまう
「さて、今日泊まる宿を探さなければな……」
「ひー まー」ブンブン
腕を縦にスライドさせ訴える
「ああ、わかったわかった 遊んでおいで」
そう言うとお金を少しじゃらじゃらと渡す
やばい 価値が解らない。
「ほれ、お主も」
そう言うとアムールにも同じ金額を渡す
「え?! 私もいいんですか?!」
当たり前じゃろ といった表情で見つめる
「暗くならないうちに帰っておじゃれ 集合場所は噴水じゃ」
そう言うと手をふって自分達の荷物を背負い 宿を探しに行った。 重くないのかなあ……

58:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/03 08:52:42.84 uhq0v4QN.net
「どうするかな……」
考える。  アムールはどこかに行ってしまったし
この少ないお金をどうやって使うか
ふと、刀が欲しいと思った
しかし少ないお金で買えるかな……
「粘ってみるか……」そう思った
そしてあどけない足取りで町の中心街へ向かう
しかし……すごい熱気だ
いろんな人の声がすごい勢いで耳へ入ってくる
「凄い人だ……」
あのアジアのバザールみたいな感じだ
キョロキョロ、と刀を売っている所を探す。  しかし人だかりのせいでにっちもさっちも動けない
「あっ!」
巨大な噴水を見つける 多分九郭微が言っていた噴水はあれだろう
「すいません……」と人を掻き分けて噴水の方へ行く
噴水の方にはあまり人だかりが無かった為 楽に行けた
にしても、大きいな……
5階建てのマンション位の大きさだ
「イチャイチャしやがって……」
噴水の回りではイチャイチャしてるクソ虫(カップル)が目に止まる
ちね。
噴水の真ん中に カップルよりも変な人物がいる。
巨大な鎌を股に置いている そして右腰に刀を差している
顔に仮面を着けて 服とスカートはピエロみたいだ
その変な姿に 思わず声をかけてしまう。 回りの人はその姿を見て明らかに関わらない方がいいといった表情だった
「あの、何しているんですか?」
「……」
顔をこちらに向ける
何やら警戒しているのかさっきまで股に置いていた鎌を左手に持っている
そして 小さくこう答えた
「……アポを待ってるの」
「アポ……?アポイロン?」
何となくだがそんな気がした。
「アポを知ってるの?」
「あ、アポイロンなら元気にしてたよ 昨日会ったし」
じっ、と自分を見る。  疑っているのかと思うとすぐに 【これをアポに渡して】と言われた
それは刀だった。 紅く光る怪しき妖刀________と 言った所かな
「それじゃあ…」と 立ち上がる
「あっ……」
腕を広げる。すると鎌がふわぁ と浮き上がり それにまたがった。 そして、飛んだ…
マジカヨ……
回りの通行人もこれには足を止める  なんだあれとの声も出ている

59:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/04 23:44:13.01 4weXDods.net
「あ、待って!!」
腕を伸ばして彼女を引き留める
すると自分と同じ目線になるまで一気に急降下する。
「……まだ何か用」
「あなたは、アポイロンの何なの?」
すると照れくさそうにこう答えた
「……ただの友達」
ポリポリと背筋の裏を掻く
「あなたの名前は……?」「ツンデレッジ」
そう言うと、大きな鎌に股がって飛ぼうとする。 そして噴水を越えようとしたとき最後の質問をした
「あなたは、神なの?」
するとうーんと声を出し、顎を掴んで何やら悩んでいるような仕草を見せる
「そうとは言い切れないけど 近い存在  元々人間は神に近かったしね」
そう言い残すと 「ぶーん」と言いながらかなりの速度で森に飛んで行った
「人間って神に近い存在なんだ……」
なんか改めて実感した…
人間って 凄いんだね     てか あいつ誰 この刀アポイロンに渡せって言われてるけど場所解んないし

60:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/04 23:57:16.42 4weXDods.net
「うおっほん…」
改めて回りを見ると注目があの少女から自分に向いている
とりあえず、自分は関係ないふりをしとこうと…
「お、ムジャネーか。宿が取れたぞー!」
九郭微が空気を読まずに四時の方向からこちらに接近!
自分はピンチです軍曹!
「ん、……なんじゃこれは」
キョロキョロと回りを見ると自分達を見てる通行人が沢山集まっている
どうしたものか
「九郭微ってけーわいなんだね……」
すると けーわい? なんだそれはといった表情でこちらを見る九郭微
まあそもそもKYの概念が無い人に説明するのなんか無理デッショ
「アムールはもう来ておるぞ  綾子は爆睡しとるがの…」
日を見て時刻をなんとな〜く確認する
夕方だった……   早いなぁ
「じゃあ行こうか…」
ん、ん、と背筋を伸ばして のびをする
そういや疲れがどっと……

61:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/05 02:08:07.35 V8LIIFDw.net
これで寝

「ほれ、こっちじゃ」
腕を引っ張られ町の中心街へと向かっていく
そこに 小さな宿があった
別に高級でもなく 貧乏でもない
それなりーの宿だった。  ベッドは2つ ギリギリ四人寝られる程度だった
使用人は誰もおらず 静かな宿だと思った
「ったく、金を払ってけよ九郭徴」
ロビーの管理人らしき人物が九郭徴に向けてそういい放つ。
すると九郭徴はにこりと笑って
「今度は葉っぱじゃない本物を置いとくよ 悪いなぁポン吉殿」
……ポン吉?
すると宿の管理人らしき女は顔を真っ赤にして言い返す
「う、うるせぇ! 私の名前はポン吉じゃない! ポンツェル クェイツェルだ!」
「わかったわかった、そう顔をしかめるな ポン吉殿」
ポン吉   髪は茶色で服も茶色をモチーフにした作りになっている 左からみつあみが結ばれている
「こ、こんにちは」
とりあえず挨拶だ  九郭徴の友達らしいし…… 多分
「んあ、誰だこいつぁ」
「わしの連れじゃ」
何だか言葉が下品だな……  まあいいか アポ程でもないし
「ふーん…… じゃあ部屋案内 した、よな?」
「ああ、儂がしといた」
「んじゃごゆっくり…」
そう言うと九郭徴の色違いのパイプをくわえて 吸う
誰だこの人は  と 問いかける
「だ、誰あの人」

62:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 17:58:25.28 LhwCYcYB.net
すると九郭徴はわはは と笑い 胸の間から()パイプを取り出してくわえる
「あやつは儂の古い友人での 悪さばかりしておったからこらしめてやったのじゃ」
……うわぁ
もう一度ドアを開けて ロビーを確認する  とても不機嫌そうにこちらを見て
「あ?」
丸い尻尾と茶色い耳がヒクヒクと動いている  てか、あ? って……
「おじゃましました……」バタン
なんか怖いんで扉を閉める
「狐と狸って、中悪いの?」
なんか悪そうなイメージができたので聞いてみる
「んー どっちかというと、ちと悪いのかのぉ 雑食の癖に肉食にかなうと思っておる」
んわぁ…… 血煙乱闘だyo
「ポン吉さんって ここの住人?」
「いや、お主のいた世界じゃが……寝ていたら来ていたらしい」
あー、そういうかんじね。うん。
「私って なんでここに来たのかな?」
昨日からずっと思ってた事を聞いてみる
「そうじゃのう……」
コン、と吸っていたパイプを机に叩く  
自分と九郭徴の沈黙の空気が流れる

……肩に乗ってるのがいたよ。 話聞かれてたみたいでやだなぁ

63:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 18:11:55.99 LhwCYcYB.net
すると九郭徴がまた ふふふ と笑う
薄汚い机の椅子を引き まあ座りゃんかい と言ってくれた
立ち話もあれだったしなあ 助かる
「その事は 儂も昔考えていたんじゃ」
えっ
九郭徴って
こっち(1次元)の世界の住人だったの?!
「えー?! 九郭徴ってここの住人じゃないのー?!」
「実は違うんじゃ かくれんぼをしていたらのう いつのまにか来ておった」
「まあ昔は今と違って妖怪や神の行き来が激しかったから いたるところに時空の歪みが出来てたのじゃろう」
時空の……歪み?   私は鍵を使ってこの世界に来たんだけど……
「ちょっとまって九郭徴さん!」
とりあえず、話した。
今まで起こったこと  そして あの小屋で話さなかった鍵の事も。
なんか話してた記憶があるんだけど まあいいか 九郭ねぼけてたみたいだし

64:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 21:12:54.52 LhwCYcYB.net
「お主は、この世界は 誰が作り出したと思ってる?」
「うーん 原子?」「はずれじゃ」
「原子というものを 作ったのも神。 そうこの世界は 神によって作られたのじゃ」
「神?! あの電気少女が?!」
うっそおおおおお?!そしたらあの少女 すごいじゃん!
「違う違う あれは人間が作り出した雷神という神じゃ 本当の神というものは 誰もが考えられない物、なのじゃ」
「雷神?! あいつが?!」
学校の教科書で習った葛飾…だっけ なんかそんな感じの人が描いた絵があった
初期の頃は赤と青だったけど緑や黄色で書いた凄い人だ
まあ、あの技には驚いたが 冷静に考えると あんな事出来るのは雷を使える人しかいないよネー
「神は能力で体を変身出来るが……儂ら体がある者はそのままじゃからのぉ……」
九郭徴が羨ましそうに話す  まあ変身は普通にかっこいいと思う。ウン。
だからといって人を襲っていいわけがない、が
「お主は 何でここに来たのか悩んでおるようじゃが」
「少しヒントをやろう」
そう言うとパイプを机に置く。   そして指を立ててこう言った
「この世界を作った神はお主に何かをやらせたくて ここに来させたんじゃろう」
「そうじゃなきゃ お主を呼ぶ必要はない」
「私しか、出来ない事…?」
神は一体 私に何をやらせたいの?

65:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 21:30:12.49 LhwCYcYB.net
九郭徴はその言葉を言うと 儂は眠いから風呂入っとるぞ〜と手を降って風呂に向かう
窓から外を確認すると 夜になっていた
ベッドを確認してみるとアムールが毛布にくるまって寝ている
最初確認したときは毛布が邪魔で見えなかったのだろう…
そっと、毛布をアムールにかける
その時___
「ぎゃあああああああ!」
外から尋常ではない声が聞こえる
その声は、 近かった
「え、え、え?!」
バタバタする  落ち着け……
この時クロヤミならどうするか  自分の大好きなキャラクターを考える
「俺だったら、刀を持つな…」
ばっ、と刀を握る。  そして次の行動を考える
「あいつらに知らせなきゃ!」
風呂に入っている九郭徴に急いでこの異常を伝える
風呂に向かう   そして、ドガ! と 木の扉を雑に開ける
「動くな」
後ろを振り向く。 九郭徴が髪の毛で作ったナイフを持っている どうやら異常を察知したみたいで警戒していたようだ
「なんじゃ、お主か……」
そう言って心臓に突き立てていたナイフを下ろす
「叫び声、聞こえた?」「……うん」
あれ 肩に乗ってるシャイな綾子が答えてくれた  ちょっぴり嬉しい
「儂は服を着るから お主その間に何が起こったか窓から見といてくれんか」
服…? あっ    すっぽんぽんだ(笑)

66:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 21:52:22.62 LhwCYcYB.net
「まよいーさそいー甘い誘惑とー」
……ギーコギーコ
「血にもー似たーみーかーじゅーき」
あの時、出会った小さな小屋で  歌を歌う。
楽しかったなー  もっと話したいなー  ここで。
でも、もう夜だ。 いずれキャロット達が来るだろう。 敵の食料 と言っていた
つまり敵と会った事を知っているのだろう  敵とは 反侵略武装のリーダー 九郭徴だろう……と思ってるな
ここで待っていても来ないだろう   もうとっくに逃げている筈だ
山を越えると小さな村がある。そこを越えると 国がある。
時間的に考えても村で留まっている可能性が高い。 まあ自分にツテなんかないけど
信じられるのは自分の能力だけだ  他人なんか信じる方が馬鹿だ  まああの友達とツンちゃんは信じるけど
「いきなりテント飛び出してキャロット怒ってるだろうなぁ…」
実はこっそりここに来た。  暇だったしネー  まあ今回の仕事はキッチリするるもりだ
そして、一匹の狼が吠えた。  月が出た
「あおーんっていうwww」
遠吠えを軽くして 走り出す  人狼の嗅覚は人間の500倍だ まあ本気で集中しないとそんなに鋭くないが
道なき道を走る。こういうのはなれっこだ
人狼。
最高時速は物にたとえると原チャリのMAXスピード
月が出てない間は弱いが 力はオークの2倍 子供の頭蓋骨程度ならデコピンしただけでも折れる
地球上で身体能力は 天狗、猫又に続いていつも3位を押さえる強者

67:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 22:08:53.11 LhwCYcYB.net
「流石に西洋の奴等には無理っていうけど……」
能力的に。ウン。
ザザザザザ、と服を汚さないように走っていく  たまに亡霊とかに出会うがあいつらは集団性があるので
仲間に迷惑をかけないように自分が通ったらいつもはスルーしている。
「群れるのは嫌いっていう……」
自分は孤独な一匹狼(笑)だ。 群れて粋がる奴等は大嫌いだ  首を爪で引っ掻いてやりたい
そしてその肉を 食べずに見せ物として 放置してやろう
そんな事を考えていると たまに理性を失いそうになる 何故だろう
「お、ラストスパートか」
ダダダ、と立っている看板を見て走る
九郭徴達が何時間もかけて歩いた道を30分程度で追いつく
「ふっ」
思わず笑みを漏らす  顔がにやけている 気持ち悪いな…
「ん」
しばらくすると、門に辿り着いた だが 門が閉じている
「あー 飛び越えるのめんどいっていう……」
そう一言呟くと 緑から黒に染まった髪を撫で
「そぉーーーーれ!!」
ドゴ、っと得意の右足の前蹴りを門に喰らわす
しかし思ったより固く  なかなか壊れない
「ん」
とあるマークを見かける  ペンだ  このマークは 合成屋のマークだ
「合成かっていう……どうりで」
ポリポリと頭をかく。 どうするか

68:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 22:55:13.17 n8BlUPfa.net
「なにごとだー?!」「門の近くに誰かいるぞー!!」
さっきの衝撃と音で数人の兵士が槍を持ってこちらに近寄ってくる
「使えぬ者どもめ……っていう」
しかし来るのが遅い。 おまけに酒の匂いまでする
……たるんでるな
「丁度いいっていう トレーニングっていう」
人を殺すなんて久々だ 神経をよくするためにも 普段ならほっとく所だが遊んでやろう
「おい、怪しい奴 動くな」
自分に槍をつき出す その瞬間 腕が動いた
「このアポイロン様に喧嘩を売るとはいい度胸っていうwww」
その言葉を放った瞬間 兵士達がざわつき始める アポイロンだって?! などの声も聞こえてくる
そして槍を奪い 偉そうな兵士を1人選び腕に槍を兵士の腕に投げる
「ぎゃああああああ!!」
槍が腕を貫通する 当たった兵士が狂ったように叫び声を挙げる
その様子を見て門番は急いで門を閉じようとするが もう遅い
「っていう!」
一気に門まで走り抜ける 邪魔をしようとする奴は自分のパンチで 後ろに飛んでいく

69:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/07 23:16:10.37 n8BlUPfa.net
今日は七夕ですねぇ

ベチャァ!ドゴゥ!
「うわっ?!」
九郭徴の言った通り、窓からこっそり覗いて外を見る
昼間あれだけ賑わっていたバザールはなくなり それぞれが宿に泊まっている。そのため音がよく響く
「……暗くてよく見えないなぁ」
ここには電気がないのか街灯が見当たらない
異次元って不便だ…  そう思っても何も見えない……
「アオオオオーーーォォーーン!」
「うわぁ!!」
凄い声のボリュームだ  しかも無駄に甲高い
この声は  アポイロンだ  そう直感で解った
「アポイロン!!」
だっ、とロビーを駆け出そうとするが 九郭徴に止められる
「今は、行くな」
力が強くなる  でも私は 九郭徴の腕を振り払い 外に出てしまった___
ポン吉は逃げてた…

70:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/10 00:46:04.54 pmD7QpI6.net
今まで宿やバザールなどはあったのだが そこの周辺にはもう誰もいない
宿の明かりも消えており もう誰もいないような静けさだった
【関わらない方がいい】という感じが小さな街に(村っぽいけど)流れていた
「アポイローン!!」ダダッ
引き留める九郭徴を背にし さっきの悲鳴がした場所へと走っていく
「ったく!お主は馬鹿者じゃ!」
そう言って九郭徴は急いで何かをはじめた 暗くてよく見えない
「アオーーン!」
鳴き声が近くなっている
なんとなくだがわかる
 ゴツッ
「へっ?!」
なにか、踏んだ。
恐いが足をゆっくり上げる
そこには   生首のようなものが_____
「ひっ?!」
よく周りを見ると一つや2つでない  たくさんある
一瞬では数えきれない程だった。
ビグッ!
体が反応する  鳥肌が立つ
見られている______そう 体 が感じ取った

71:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/10 00:54:02.60 pmD7QpI6.net
こんなの久しぶりだ。  怖い話を見た後のようだ
「……フゥー」
深呼吸をする  そして 巨大な壁らしきものを背中にし
ツンダレッジ?から貰った刀を抜く。
ガララ…
瓦礫が落ちてくる   視線を上に向ける。  すると
「ごぶっ!」
何者かの、攻撃だ 上から降ってきた。何者かが落ちてきたかと思ったが違う。
蹴り、だった
体を回転させ、衝撃を吸収するよう仕向ける
「ごっ、がっ!」
そして回転しながら 相手を確認する
そこにいたのは   アポイロンだった
「チッ、よけなきゃ楽に出来たのにっていう」
自分の体を触って確認する。 すると腕と体の間の服が千切れていた
「ん……」
おかしい 自分はよけるなども考えてなかったし体も動かしてなかった
変だな…… 

72:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/10 05:00:14.23 pmD7QpI6.net
「アポイロン!何でこんな事をするんだ!」
心の叫びだった
「へ?」
しかし首を横に振って ん? という顔をする
するとアポイロンが爆笑した
「何を言ってるんだっていう?www 俺はキャロットの使いっぱしりいうww」
「そ、そうだけど!」
「とりあえず俺は九郭徴が目当てっていう 出してほしいっていうww」
そう言うとゆっくりこちらに近付いてくる。  自分もその歩調に合わせて下がる
「お前にゃ解らんが俺には事情ってものがあるっていうww 失せろっていうww」
「にまぼー だな 自分の意見は。 」
「ん、その刀……」
ちら、と注目する 何故持ってる? といった表情だ
「それは俺の刀っていうけど……まあいいかっていう」
「ツンデレッゴとかいう人から貰ったわ 渡すように言われてたけど…貰うぞ」
最早名前さえ覚えてない(
「っていうwww それじゃ、行くっていうww」
そう言って右手に持っていた槍を軽くふる

73:創る名無しに見る名無し
16/07/15 22:33:24.64 j+IkD89c.net
女性限定、恋愛相談サイトオープン。
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※本当のサイト名は英字です

74:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/15 22:57:13.83 wCZfncbP.net
勝手に宣伝しないでください 非常識です そういうのは許可を取って下さい

「うわっ!」
手にしていた刀を急いで右に回す
ガキィーン、と低い音が響く
「……っていう」
ばっ、と後ろに下がる

なんだこいつぁ……刀の扱いに全然慣れていない
槍を少し振ったが滅茶苦茶な動きだ
刀が泣くなこりゃ…
「アポさん」
「ん……」
腕を止める
もう最後の懺悔ということ聞いてやろう
「なんで、九郭徴を狙うの?」
「っていう...それには答えられないっていう」
「そう……すいこぅーでやさすぃーなアポイロン様なら答えてくれると思ったのに…」
ちら、っとアポイロンの方を見る
「っていうwww しょうがないなwww教えてやるっていうww」
声が甲高くなった  やったねおだてれたよ
「キャロットはよくわからんけど人間に恨みを持っているっていうww」
「んでここより人間がいる所を責めようと企んでるっていうwww」
「だから今和風狩りを行ってるっていうwww」
ペラペラ喋るなあ……
「和風狩りというのは簡単に言うと漢字の名前を捕まえる事っていうww」

75:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/16 09:16:47.34 wMiZGhbv.net
「捕まえる…?」
「よく解らんけど城に集めて……」
ぴた。
アポイロンの動きが静止する
なぜか 右手をぷるぷる、と震えさせながら唇をぱくぱくさせる
そして、下を向いていた顔をゆっくりこちらに向ける
一瞬だけ、凄く怖い顔をしていた。
さっきの攻撃の時も怖い顔をしていたが、まるで全て見える 物、人、生き物
全てを壊してやる。狂った人物。そんな奴の顔を一瞬だけしていたような気がした
「っていう?ww」
すぐに笑顔に戻る。
「アポイロン……? あなた……何か私に、隠し事してる?」
自分の勘が働く しかしアポイロンの勘にも触れたようで激怒する
「あ?うるせえなっていう!人間なんかに俺の個人の事を教えるかよ!」
でっていう語が消える   それは本気で怒っているようでもあった
門の前で大きな声が響き渡る。
「第一あのビーンとかいうクズが現れなけりゃ……クソッ!」
足を思いっきり、地面に叩き付けるようにじたんだを踏む
「…アポイロン? あなた、アポイロンよね?」
一瞬、アポイロンが別人に見えた
視覚的には アポイロンなのだが まるで別人のような印象を受ける
なんだか、アポイロンを見ていると怖くなってきた
「フゥー……」
その質問を受けるとアポイロンは正気を取り戻すように 軽く深呼吸をする
「とりあえず、邪魔するなら容赦はしないっていう」
じたんだした後地面に置いていた槍をまた、ひょいっと持ち上げる
「望む所だ……アポイロン」
自分もまた、真っ黒な鞘に納めていた刀を抜く 目が火花を散らすように互いをを睨む
アポイロンの狙いは九郭徴だ。 自分が足止めとなるのなら喜んでその役をやろう
だって九郭徴は 自分を助けてくれた人物なんだから。

76:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/16 12:48:33.76 f9l6ejOn.net
夜に浮かぶ満月
今日は少し雲がかかっているがとても綺麗だった
「あんな喧嘩に、関わってやれるかよ」
後ろを振り向く事なくそのまま一直線に門を抜け ポン吉は森へ逃げる
今夜は満月。力が一番強くなる
だから石ころに匂いや体も化けて抜けられた
森へ、森へと走って逃げる
狸だって、化けれる事は出来る。 狐になんか負けてない!
ツー……
冷や汗が出る  目の前の光景に恐怖した
「全体、そのまま前へ!」
「あ……眠いなぁ」
(あー···めんどくせえな)
(城に帰って可愛い子といちゃつきてぇ···)
士気と戦意は下がってはいるが兵士が十人がかりでひとり倒せる、オークが 数えきれない程いた
ずっと、長い間この世界にいた為、その恐怖も知っていた
「ひ、ひっ!」
ドンッ!
後ろにあった木に思わず下がってしまう
オークと、キャロットだ。
おまけに雷様のライジィーング レムまでセットだ。
「ん」
歩いていた一部のオークが足を止めてこちらを見る
真っ直ぐ並んでいた亀裂が壊れ、あだっ!、いでっ!、と次々に足を止めたオークに頭をぶつける
部外者からしてみれば面白い光景なのだが 非常にやばい。
「ちょっと、そこ 何してるの?」
にっこり笑いながらオーク達に近付く  それがとても不気味だ
「いや、木が喋ったんすよ」「木が……」
木が喋った、と冷や汗を出しながら次々に話す
「んー? どーしたのー?」ヒョッコリ
雷様までやってきた  逃げたい、けど
腰が抜けて動く事ができない____

77:Ene. ◆YNS0qIRC9I
16/07/16 19:41:56.32 Jw/XjHVA.net
「……!」
目から流れる涙が止まらない
荒い呼吸と今にも怖くて今にも叫びそうな口を必死に腕で塞ぐ
「どの木なの?」
キャロットがオークに問いかける
「あ、あの木っす……」
ぴっ、と木を指差す
別に何の変わりもない平凡な木だった
その下に、自分がいた。
「やろーかー?」
首を可愛くこしゃげて問いかける
腕を伸ばしそれはだめだ、といったポーズをするキャロット
「そおっ、れ!!」
一瞬の出来事だった
キャロットが、前蹴りをした。 みたいだったらしい
よく見えなかった  のではなくて自分は 怖くて目をつぶっていた…
その途端自分の もたれかかっていた木が メキメキと音をたて
ズドォーン!!  と後ろに倒れる
その木は人間がひとり座れる位の、尖った切り株になった

78: ◆YNS0qIRC9I
16/07/17 11:45:16.77 MdGkgSSX.net
……!!
なんで、なんで、なんでこんな事に___
「あら、誰もいないじゃない……ちょっと期待したのに」
こいつらに連れ去られて帰ってこない仲間、それを救いに行った奴等も
みぃんな、みぃんな、負けた。失敗した。堕ちた。
自分はもうこいつらと関わらないって決めてたのに____
それなのに、なんで、なんで……!
行き場のない怒りが込み上げてくる…
「それじゃ、行きましょうか」
ぱっぱっと、自分の服についた葉っぱや汚れを落とす。

79:創る名無しに見る名無し
16/08/31 01:10:06.72 ArBfuWo6.net
☆ みな様、衆議院と参議院のそれぞれで、改憲議員が3分の2を超えました。☆
総務省の、『憲法改正国民投票法』、でググって見てください。日本国憲法改正の
国民投票実施のためにまず、『国会の発議』、を速やかに行いましょう。お願い致します。☆

80:創る名無しに見る名無し
17/07/10 04:29:30.60 ugHrL6M5.net
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、☆
@ 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
A 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆

81:創る名無しに見る名無し
17/12/27 10:27:03.07 C1Z7QFDy.net
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。
グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"
C2RREOLO2H

82:創る名無しに見る名無し
18/05/21 08:41:48.84 tRZnwP6O.net
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』
7D0Z4

83:創る名無しに見る名無し
18/07/03 19:14:40.39 f1dClnnX.net
HL6

84:創る名無しに見る名無し
18/10/17 19:01:59.57 ZU7x6aHX.net
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
MXW

85:創る名無しに見る名無し
22/05/19 11:06:37.84 7VLUlcRY.net
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86:創る名無しに見る名無し
23/10/12 23:40:22.42 Swh5WhsA.net
イッたら許さないよ

87:創る名無しに見る名無し
24/11/28 15:15:33.83 GT/dzUaLq
大半の犯罪はマッチポンプ税金泥棒犯罪者集団クソポリが原因こいつら脳筋系強盗殺人団が國民を貧困化させて強奪したみかし゛め料を湯水の
如く使って石油燃やしまくってエネ価格高騰毎日ク゛ルグル遊覧ヘリ飛ばして望遠カメラで女風呂のぞき見して知能ヘの嫉妬心丸出しで騒音
まき散らして威力業務妨害、国際競争力壊滅エンジニアか゛唖然とすると゛素人集団大企業に莫大な税金で作らせたクソUIマヰナポ一タ儿とか
象徴的だが超絶デジタル後進国に陥れて教育無償化とか的外れもいいとこだが騷音で子の学習環境破壞して無能だらけ莫大な温室効果カ゛スて゛
気候変動災害連発、人殺しまくって地球破壊して子の未来を暗黒の世界にして住民イライラ犯罪惹起して白々しく体感治安ガーた゛のともっと
税金よこせと私腹を肥やしてるヤクザ集団ひと昔前だとヤクザになるかポリ公か迷う連中がよくいたか゛今はポリ公の仮面をしたヤクザだらけで
薬物盗撮窃盗詐欺性的暴行逮捕者だらけ冤罪賠償を血税で支払わせたりこいつら百害あって一利なし海外た゛とデモやったりクソポリを集団て゛
攻撃するのが常識とっとと悪質テ口組織警視庁とかぶっ潰して銃刀法廃止しよう!
[rеf.) tTps://www.call4.jp/info.ρhp?tуpe=iтems&id=I0000062
tTps://haneda-projеct.jimdofree.com/ , URLリンク(flight-route.)<)Уoudan.amebaownd.com/


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