なぜエヴァは楽しまれなくなってしまったのかpart26 at EVA
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839:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/07/25 19:11:58.33 .net
異国の風を素直に受け入れ
人の賢さを知った町人は
まっすぐまっすぐ育ったはず
一体どこから歪み出し始めた?

840:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/07/25 20:24:43.82 .net
ずいずいずっころばし
ごまみそずい

茶壺に追われて
とっぴんしゃん

抜けたら、どんどこしょ

俵のねずみが
米食ってちゅう、
ちゅうちゅうちゅう

おっとさんがよんでも、
おっかさんがよんでも、
行きっこなしよ

井戸のまわりで、
お茶碗欠いたのだぁれ

841:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/07/25 20:27:08.52 .net
胡麻味噌を摩っていると、お茶壺道中が来ると言うので、家の中に入り戸をピシャリと閉めて(=トッピンシャン)やり過ごす。
お茶壺道中とは新茶を将軍に献上する行列のことで、切捨御免の時代柄、庶民は粗相の無いように細心の注意を払っており、
子どもたちは両親に呼ばれても決して外に出てはならないと教えられた。
そしてお茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのである(=ぬけたらドンドコショ)。
ところで家の中で息を潜めていると、
米を齧っているネズミの鳴き声や、井戸の近くで茶碗が割れたような音まで聞こえてくる。

842:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 16:33:14.73 .net
ケンサク先生「大丈夫かー」
女装した鈴木「ありがとう」
ケンサク先生「ワ〜!な、なんだお前は!」
女装した鈴木「逃げちゃいや」
ケンサク先生「ひい」
女装した鈴木「あら泡なんか吹いちゃって。ほんと照れ屋さんねえ。怨夜巫女さま、ケンサク先生を捕まえましたわよ」
怨夜巫女「よし、すぐ行く」
(ゴゴゴゴゴゴゴ…)
ワープ郎「あ、なんだこの地響きは」
あげだま「あれは怨夜巫女の戦車!」
怨夜巫女「さあ、回収よ。ツルっと引き上げますわよ」
あげだま「怨夜巫女!ケンサク先生をどうするつもりだ!」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!この男には私の宿題、あ、じゃなかった。
地球の青さを蘇らせるという大偉業を手伝わせるんですわ」
あげだま「何を訳を分かんないことを言ってんだ?」
怨夜巫女「コロコロペ。お前のような一般ピープル略してパンピーにはこんな高尚なお話理解出来ないわね。おーっほっほっほっほっほ!」
田中「怨夜巫女さま、ツルッと準備オーケーです」
怨夜巫女「よし、潜航開始」
あげだま「ケンサク先生!あ、プールの水が…ケンサク先生…」

843:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 16:43:36.92 .net
こだま「わー、でっかい穴が開いてるー」
あげだま「ちくそー怨念巫女め」
いぶき「あげだまくん。どうしたの?この穴」
あげだま「怨夜巫女が、コロコロペって。だあ、それはまあ置いておくとして、
大変なんだよ。怨念巫女が。ケンサク先生をさらってたんだ」
いぶき「ええ!」
あげだま「いぶきちゃん。ケンサク先生を探すのを手伝ってよ」
いぶき「ええ」
あげだま「じゃあ、俺とワープ郎は向こうのほうを探すから、えっといぶきちゃんはそっちのほうを頼むよ」
いぶき「いいわ」
あげだま「それから。ワープ郎、アレを」
ワープ郎「アレ?ええ、アレね」
あげだま「それ、通信機。左の耳をクリックすれば、ワープ郎と連絡取れるから、もし何かあれば連絡して。分かった?」
いぶき「え、ええ」

844:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 17:06:08.77 .net
雷蔵「あ、でけた!
ケンサク先生と吸血コウモリを合わせて出来た合成獣、名付けて吸青師」
吸青師「わっはっはっはっは」
雷蔵「地球を救う救世主となること間違いなしじゃ」
麗「そう?」
雷蔵「PC郎、カプセルは出来たか?」
PC郎「はいな、ダーさん」
雷蔵「吸青師が人々から愛を吸い取ると、このカプセルに愛を青い染料として貯めるのじゃよ」
麗「なーんか、いまいち納得できませんわねえ」
PC郎「お嬢はん。信じなあきまへん。何事も信じることが大切です」
雷蔵「しかるのちに愛で一杯になったカプセルを、成層圏まで打ち上げ、気流の中心で破裂させる。
すると気流に乗った青い染料が地球全体に降り注ぎ、地上を青く染め上げる。という訳じゃ。
早速吸青師を使って愛を集めてくるのじゃ。その間にワシは打ち上げの準備をしておくからなあ」
麗「わありました。とにかく使ってみましょう。佐藤、田中、鈴木、今日も元気に行きますわ…あら。鈴木はどうしたのよ、鈴木は」
田中「そ、それがその」
佐藤「先ほどから見当たりませんで」
麗「見当たらないですって!?まあ、いいわ。一人ぐらいいなくってもどうせ役に立たないんですものね」
佐藤「うわあ、ひどい言われようだな。可哀相に」
麗「サクサクっと行くわよ」
佐藤・田中「は、はい!」

845:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 17:28:42.37 .net
鈴木「3時だ。もう来てもいい頃なんだけど、やっぱり気が変わってくるのやめたのかな」
ユリ「鈴木君」
鈴木「し、白鳥さん!くるるん!え。うわあ」
ユリ「久しぶりね」
鈴木「その格好は一体…」
ユリ「非常識な女と思わないで。あんまり久しぶりに逢うから、昔の格好でないと判らないと思って」
鈴木「この真夏のクッソ暑いときに俺のためにそんなハイソックスまで履いてきてくれるなんて。ゆ、ユリちゃん」
ユリ「鈴木君」
鈴木「くるるん」
ユリ「やだ」
鈴木「僕より背が高いぞ」
怨夜巫女「鈴木のやついないと思ったらこんなところで」
田中「鈴木にもついに恋人が出来たか」
佐藤「非常識な格好の女だけどな」
怨夜巫女「吸青師。手始めにあの二人から愛を吸い取ってらっしゃいな」
田中「ああ、それはいくらなんでも可哀相ですよ!」
佐藤「もう一生恋人なんか出来ないかもしれないんですよ」
怨夜巫女「だあ!うるさいな!文句あるの?」
佐藤・田中「ありません」

846:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 17:37:58.08 .net
吸青師「てやあ!」
鈴木「なんだよ邪魔すんな」
吸青師「男女七歳にして席を同じゅうせず。お前たちの愛この私がもらう」
鈴木・ユリ「うわあー」
ユリ「なんでこんな男を何年も想い続けてたのかしら。さよなら」
鈴木「はい、さよなら」
吸青師「ぎゅっと」
怨夜巫女「あれー?たったのこれっぽっちですの?」
PC郎「もっと効率ようやらなあきまへんなあ」
怨夜巫女「これも世のため、人のため、宿題のためですもの。へこたれるもんですか!」

847:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 17:49:58.61 .net
赤ちゃん「うぎゃああ」
ベビーカーをひいた母親「あらあら、どうしたの?れいちゃん」
怨夜巫女「れいちゃん?」
ベビーカーをひいた母親「何泣いてるの?良い子ね。れいちゃん。よしよし」
怨夜巫女「やめなさい。吸青師。あれはいいの」
吸青師「母の愛は海より深し」
PC郎「なんでやめますんや。母親の愛は上等やからぎょうさん溜まりまっせ」
怨夜巫女「お黙り!私がダメって言ったらダメなの。他当たりますわよ」
PC郎「なんでや。なんであきまへんのや!」
佐藤「機械のお前には分かんねえよ」
田中「だから、この仕事やめられないんだよな。俺たち」
佐藤「ああ」

848:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 17:57:24.14 .net
演説者「我々、日の本の民は、この緑多き地球をを愛し」
吸青師「はーっはっはっはっは」
演説者「なに」
吸青師「愛あるところ、即参上。その愛、いただきます」
演説者「うわああ」
こだま「お姉ちゃん、あれ」
いぶき「あ、怨夜巫女。あげだまくんに知らせなくっちゃ」

849:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 18:10:26.85 .net
ワープ郎「あげだま、いぶきちゃんからの通信だ。(マル)」
あげだま「いぶきちゃん?どうしたの?」
いぶき「もしもし。あげだまくん?怨夜巫女を見つけたわ」
あげだま「ほんと?で、場所はどこ?」
いぶき「東盛蕎麦駅の前よ」
あげだま「分かった。すぐそっちに行くよ」
いぶき「ああ、怨夜巫女がどっかへ行っちゃう」
ワープ郎「(いぶきちゃん。マウスの左耳をクリックしたままにして怨夜巫女の跡を追うんだ)カッコ閉じ。
そうすればボクたちにも行き先が分かる!(ビックリマーク)」
あげだま「いぶきちゃん気を付けて。絶対無理しちゃダメだよ。いいね?」
いぶき「うん、分かった」
ワープ郎「あ、いぶきちゃんの居場所をキャッチした。(マル)」
あげだま「よーし、俺たちも現場に急行だ」
ワープ郎「それ!」

850:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 18:18:36.36 .net
PC郎「つけられてまっせ」
怨夜巫女「え!何がついてんの?どこどこどこ?」
PC郎「ボケとる場合かいな!後をつけられてるんやがな」
怨夜巫女「あらそう」
いぶき「何話してるのかしら」
こだま「さあ」
いぶき「ああ、大変」
こだま「待ってよ」

851:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:26:10.18 .net
いぶき「あら、いないわ。変ね。確かにここに入っていったのに」
こだま「でも行き止まりだよ」
いぶき「一体どこに」
怨夜巫女「おーっほっほっほっほっほ!私たちをお探しかしら」
いぶき「ああ、ケンサク先生!」
怨夜巫女「これは合成獣、吸青師。ケンサク先生じゃありませんわ」
こだま「あ、ノーパン!」
怨夜巫女「え!あ、あらー」
佐藤「怨夜巫女さま」
怨夜巫女「おのれよくもー!たしかイチゴのパンツだった…よくも騙したわね!」
こだま「あ、やらしい。確かめたな?」
怨夜巫女「うっさいわねー。吸青師、このボウズを少し可愛がってあげなさい。それそれ」
吸青師「了解」
いぶき・こだま「ああ…」
吸青師「ははははは。坊や可愛いね。いくちゅ?」
こだま「三歳」
いぶき「コロコロペ」
怨夜巫女・PC郎・佐藤・田中「(ズコーッ!)」
怨夜巫女「何考えてんのよ。やっつけんのよ」
吸青師「ああ、なるほど。覚悟」
こだま「お姉ちゃん」

852:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:31:13.86 .net
ワープ郎「大変だ。(マル)いぶきちゃんたちが合成獣に襲われてる!」
あげだま「よーし、あげだま変換だ」

853:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:32:35.51 .net
あげだま「あげだま、へんかーん!」
あげだマン「てやあ!あげだマーン!」

854:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:42:04.36 .net
吸青師「ははは」
いぶき・こだま「…っ」
あげだマン「でええええい!」
吸青師「うわあ」
あげだマン「見参!気合の戦士あげだマン!」
いぶき「あげだマン!」
あげだマン「いぶきさん、僕が来たからにはもう大丈夫」
吸青師「お、おのりぇ」
あげだマン「え!ケンサク先生!?」
怨夜巫女「吸青師。そいつは先生の言いつけを守らない悪い子よ。徹底的にお仕置きしちゃいなさい」
吸青師「仰げば尊し。わが師の恩」
あげだマン「くそー。ケンサク先生が相手じゃ戦えないぜ」
ワープ郎「よし、あげだま。気合カードだ」
あげだマン「あら。え、ちょっとちょっと今回早いんじゃないの?」
ワープ郎「ケンサク先生のデータなんて集めるまでもない。(マル)」
あげだマン「ああ、なるほど」

855:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:48:21.16 .net
あげだマン「気合!気合!気合ー!気合カード!」
ワープ郎「ひとみ先生カードだよん!!(ダブルビックリ)」
あげだマン「ああ、そうか。ケンサク先生の弱点はひとみ先生ね。てやあ!装着完了!」

856:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 19:56:03.13 .net
(ひとみ先生)「…」
吸青師「あ…ひとみ先生」
(ひとみ先生)「お願いケンサク先生、教えて。青春って何?」
吸青師「青春?青春とは」
(ひとみ先生)「青春とは?」
吸青師「青春…青春とは」
あげだマン「青春とはなあに?」
吸青師「青春とは…ば」
ひとみ先生「なあに?」
吸青師「爆発だー」
怨念巫女・佐藤・田中「あれーー」
ケンサク先生「わあーー」
いぶき・こだま「わーい!やったー!」
あげだマン「虚しい戦いだった」

857:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 20:00:36.43 .net
佐藤「おーい、鈴木。お前宛てに何か届いてるぞ。
ハイソックスじゃないか。誰が送ってきたんだ」
鈴木「わあ、し、白鳥さん」
雷蔵『佐藤、田中、鈴木、打ち上げ準備じゃ。急げ』
佐藤・田中・鈴木「は、はい」

858:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 20:04:50.26 .net
麗「あげだマンのせいで夏休みの宿題が台無しですわ。あーあ。あら?花火?これは…」
れいさん げんきにしてますか
雷蔵「お前の両親からの暑中見舞いじゃよ」
麗「お父さまとお母さまから?」
たのしいなつやすみをすごしてくださいね
麗「お父さま、お母さま。ありがとう」

859:名無しが氏んでも代わりはいるもの
17/08/07 20:10:33.05 .net
あげだま「九鬼コンツェルンの崩壊。それは、ある日突然に起こった。
行くあてもなく彷徨う雷蔵と麗に明日はあるのだろうか。
そしてこの事件は、恐ろしいほど感動的な結末へと、向かっていくのである」
ワープ郎「次回、ゲンジ通信あげだま。雷蔵、七転び八起き」
麗「お爺様、私たちはいつも栄光の道を進んでいくだけですわ!」
次回
『雷蔵、七転び八起き』


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