■■海外現代文学総合スレッド3■■ at BOOK
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200:吾輩は名無しである
07/10/28 15:10:42
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★

大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科

以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。(助成金をもらえない)
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の8割以上を入学させている。(文科省の規定によると推薦では5割までしか入れてはいけない)今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を5割にしたら現在の偏差値より10は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の3倍以上の入学者(もちろん全て超ドキュン)を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。

★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★

ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。



201:吾輩は名無しである
07/11/23 21:58:47
アラスター・グレイの『ラナーク』が国書から出たね。
『重力の虹』や『百年の孤独』に肩を並べる
二十世紀の重要文学作品・・・と宣伝文句はすごいけど、
内容はどうなのかな。読んだ人いる?

202:吾輩は名無しである
07/11/23 22:06:50
読んだ。
分厚いし重いし…て、それはまあいいとして、
カフカ、ジョイス、ピンチョンの名を挙げたコピーに見合ってない、
というのが個人的意見。

もっと言わせてもらえば、
プルースト、ジョイス、ピンチョン、>>マルケス、カフカ>>グレイ
かな。同じく国書から出てるバルトルシャイティス好きな人にとっては、
かなり物足りない作品だと思うよ。

あ、マジレスしてた。

203:吾輩は名無しである
07/11/23 22:23:47
そうか・・・
俺は個人的に
プルースト、ジョイス>カフカ>マルケス>ピンチョン>>グレイ
だな。

204:吾輩は名無しである
07/11/23 22:32:39
どっちかっていうと、キャッチコピーからはローレンス・ノーフォーク
みたいなのかと勝手に想像しているのだけど、どう?


205:吾輩は名無しである
07/11/28 23:01:07
ノーフォーク読んだことないけど、少なくともミステリ寄りではないよ。
俺としてはスティーヴ・エリクソンに近い印象を受けた。
202と203の評価は低いけど、俺はわりと好きだな。
ピンチョンとかと違ってすいすい読める。

206:吾輩は名無しである
07/11/29 02:12:18
★★朝鮮、統一教会、創価系企業への抵抗を求む★★

なぜに日本人が朝鮮人企業に購入という形で献金せねばならんのか?裏で半島に流れるかもしれんのに。
そんなわけでチョンに抵抗していきましょう。
まずは
★創価ブックオフ ★ダイソー ★朝鮮柳井のユニクロ ★マツモトキヨシ ★吉野家、すき屋、などの飲食チェーン
★丸善を潰したジュンク堂 ★言わずもがなの、ソフトバンク ★ほとんどのフィットネスクラブ、日本人なら歩いてダイエット
★日本法人が朝鮮系のDELL ★日本コカコーラ、伊藤園 ★いわゆる残業代カット法案の、トヨタ、キヤノン
★なぜか潰されなかった日興コーディアル証券 ★ソニーならぬチョニー ★反日系出版社、幻冬社 ★ロッテはもち
★マクドナルド日本法人 ★ソフマップ、山田電気、コジマ、ジョーシン、ケーズ電気 ★大塚家具 ★オートバックス


ブック○フではよく万引○する人がいますねw
やり放題なんでしょうか

207:吾輩は名無しである
07/11/29 16:13:54
カフカやプルーストは古いので現代ではないでしょう。
なぜその二人とピンチョンなどを比べるのかがわからない。
じゃぁトルストイも比べてくれよ。
トルストイ>プルースト>カフカ>ピンチョン 
もしかしてプルーストのファンがプルーストを持ち上げるために比べてるの?

208:吾輩は名無しである
07/11/29 23:29:24
>>207
>なぜその二人とピンチョンなどを比べるのかがわからない。

>>201-205で話題になっている『ラナーク』という本に、
「ダンテ+カフカ+ジョイス+オーウェル云々」「重力の虹や百年の孤独に並ぶ」
というコピーがついていたから。
プルーストの名前は帯にはあがってないが、ジョイスとセットのイメージがあるからだろう。
202と203はラナークを叩くことのほうを主眼に置いていると思われ。

209:吾輩は名無しである
07/11/30 01:36:09
>>203だが
おれは別にグレイも『ラナーク』も叩くつもりはないよ。
これはこれで良いんじゃないか。
ただ、比較すれば劣るというだけ。
別に、ジョイスやカフカに劣っても何の問題もないだろ?
比較できる時点で読む価値あるんじゃないか・・・

210:(o^v^o)
07/11/30 03:19:45
ヽ(´Λ`)ノ{ぴんちょんって文庫でないの

211:吾輩は名無しである
07/11/30 03:34:05
>>210
スローラーナーは文庫だった気ガス

212:吾輩は名無しである
07/11/30 10:17:17
ガルシア・マルケスがカフカ以上ということはないな。
ピンチョンがトニ・モリスン以上ということもないな。

20世紀最高の作家はやはりカフカです。

プルーストとジョイスは原文で正確に読める人でなければ評価するのは無理でしょう。

213:吾輩は名無しである
07/11/30 12:48:06
じゃ原文で正確に読める人の評価はどうなんだよw

214:吾輩は名無しである
07/12/01 01:46:19
>>209
そうか、悪く取ってすまぬ。

>>212
マルケスとカフカとプルーストとジョイスではぜんぜん方向性が違うからなあ。
カフカがオンリーワンであることには異議はないけど。

トニ・モリスン未読だわ。この人の本はどんな感じ?

215:吾輩は名無しである
07/12/02 12:17:14
モリスンはドリス・レッシングと同レベル。
それほど凄くはない。

216:吾輩は名無しである
07/12/02 22:08:54
カフカはドストエフスキーやトルストイと比べると評価が落ちますか?
それとも互角にやれますか?

217:言い方が悪かったです
07/12/02 22:11:13
現代作家で重要と言えば、ジョイス、プルースト、カフカ、フォークナーですが、
ドストエフスキーやトルストイと比べると、彼らは評価が落ちるものですか?


218:吾輩は名無しである
07/12/02 23:36:48
落ちない。
超えてもいない。
並んですらいない。
ぜんぜん別物。
ドストエフスキーとシェイクスピアとホメロスでは誰が上、とかいえないのといっしょ

219:吾輩は名無しである
07/12/03 18:21:28
俺は花村が好きなんだけど、
URLリンク(honnomusi.at.webry.info)
これを見る限りでは、花村の文章力は日本の現役のプロでは一番だと思う。

海外の現代作品を読んでる人からすれば、こういう文章はどう思う?
途中に引用があるから読んでほしい。

220:吾輩は名無しである
07/12/08 18:41:49
>>219

歯切れのよいリズムでそれなりに良質の言葉が選ばれているとは思うけれど、

「村上さえ自分の隣にいれば、世界など滅びてもかまわない。誰が死
のうと、知ったことではない」なんてセリフは文学でなくとも、
街角のCDショップで流れてるポップスの歌詞で十分なんじゃないですか。

海外の現代文学が好きなんて人が好む日本語は、たとえば金井美恵子なんて人気そうですな。


221:悪い太郎 ◆LziSwFxVAU
07/12/08 19:49:26
>>220
>「村上さえ自分の隣にいれば、世界など滅びてもかまわない。誰が死
>のうと、知ったことではない」

世界が滅ぶとき、村上とコイツは神社の釣り鐘にでも掴まってるのか?
花村萬月ねぇ、、マス受けする様式だろうが、威張るほどのもんでもないな。

222:(o^v^o)
07/12/08 20:09:48
3人でちんぽ舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
おっさんにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽを舐めあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。



223:吾輩は名無しである
07/12/14 20:44:15
現代文学最強はカフカだろうね

224:吾輩は名無しである
07/12/14 21:31:51
>>223
現代文学の定義を聞かせてくれ。
カフカは一般的には、現代文学の範疇に入ってないと思うが。

225:吾輩は名無しである
07/12/14 21:56:57
クラムボンはカフカフわらつたよ。

226:吾輩は名無しである
07/12/19 21:30:09
>>119

イアン・マキューアンの『土曜日』"Saturday"がやっと出た…

227:吾輩は名無しである
07/12/23 15:27:25
日本の翻訳おそすぎ

228:吾輩は名無しである
07/12/24 00:07:32
ジュリアン・グラック死んじゃった(´・ω・`)
URLリンク(www.asahi.com)


229:スカトロ教授
07/12/24 00:54:05
グラックも死んだか。
よー筑摩さん、
陰鬱な美青年を文庫化するならこの機会しかない。

230:吾輩は名無しである
07/12/25 00:14:40
グラックなら「半島」を復刊してほすい

231:吾輩は名無しである
07/12/25 01:59:47
マキューアンの『愛の続き』読んだよん。
主人公、落ちぶれた科学者にせよ仮にも物理主義者という設定ならば、
もうちょっとハードな科学的知識を語らせてもよかったよな、愛を進化論
とか神経科学から茶化すくだり、科学ジャーナリズムとしても三流コラム
って感じて冷めてしまった。つまり、主人公が科学者としてヘタレすぎる
ために科学的論証から物語への「滑りやすい坂道」がやや安っぽく描かれ、
結果、ストーリーの基軸の一つである合理性と非合理の対立軸がぼやけて
しまった印象がある。ここらの不徹底は『黒い犬』でも同様なのだが。

で、この対立軸が主人公とキチガイ求愛者のほかに主人公とその恋人という
男女にも投影されるわけだが、物語結尾部分で語られる手紙のエピソードで
あらわになる女の「身勝手な論理の破綻」、いささか単純すぎるジェンダー
バイアスに甘んじてはいないか。もちろん「理性主義者」たる主人公の滑稽と
憐れが説得的に描かれており、かつ、キーツ研究者としての恋人のインテリ具合が
厭味を感じさせるほどの説得力をもって表現されているかぎり、そのバイアスは
ひとひねりくわえられたものではあるんだけどね。

結末は、無駄死にした医者の不倫の懸念がみごと晴らされるという逆転のドラマ
によってうまいこと物語の縫い目が結ばれて閉じられており、こういう展開が
マキューアンの小説巧者だるゆえんなのだろうとは思うものの、最後に付せられて
いるキチガイ男の手紙、もうちょっとひねられなかったかというのが正直なところ。
愛の悲喜劇がさまざまな語りを織り交ぜられつつ、しかも近接する問題意識と絡んで
展開し、最後に意味深な手紙や附録論文が読者に投げ出されるというところは
たとえばプイグの『蜘蛛女のキス』を連想させられたが、付録の「ミソ」が
プイグと比較してもイマイチ効いてないように思ってしまって。

しかしなにはともあれ、冒頭のアクロバティックなシーンの描写、殺人の緊張感、
キチガイ男の似非純文学風の語り、オックスフォードの牧歌的風景、じゅーぶん楽しめました。
効いて




232:吾輩は名無しである
07/12/25 02:01:45
あ、最後ミスった

233:吾輩は名無しである
07/12/27 01:28:55
夏目漱石って、海外現代作家と比べると、どれくらいの順位だろ?

カフカ、プルースト、ジョイス、ジェイムズ、ガルケス、ピンチョン、デニーロ、バース
あたりと比べるとどう?

234:マジレスくん
07/12/27 01:55:50
だからさ、その「順位」とやらが何を基準にしているか明瞭でないかぎり
多少なりとも意義のある序列づけなんて不可能だし、そもそも序列づける
ことに未読者へのガイド以外のいかなる意味があるのかもわからない。

さらに、たとえ序列づけに価値を認めたとしても、>>233で挙げられている
作家群がどういう根拠で持ち出されたのか理解に苦しむ。過去レスにあるように
カフカ、プルーストが「現代作家」なのかは物議をかもすところだし、ガルケス
とマルケスの名前を打ち間違えている時点でこっちは、答える気も無くすというものだ。
比較の対象としての日本人作家も、「現代作家」としてなぜ漱石が選択されるのか。

今後、このような質問をする際には、たとえばSFや幻想小説とおおまかな文学内部の
区域を示したり、あるいはフォークナーから問題設定を引き継いだ、とかポストコロニアル
以降の文芸批評を意識している、とか、せめて硬質の文体で有名な、とか比較検討
しうる縦の基軸を「現代」に続く形容詞としてくっつけたうえで明記されたい。


235:吾輩は名無しである
07/12/27 02:05:34
そうだな。順位とか馬鹿らしい。
というか、釣り師か馬鹿かどっちかだな。
ガルケスとかデニーロとかさ・・・つまんねえよ。

236:吾輩は名無しである
07/12/27 02:43:44
漱石はデニーロあたりになるんじゃね?

237:吾輩は名無しである
07/12/27 12:59:40
漱石はアラン・ドロン

238:吾輩は名無しである
07/12/27 14:22:41
デニーロってデリーロ?

239:吾輩は名無しである
07/12/27 16:11:11
おれも、ジュンクで「ラナーク」GET

正月に読もうっと

240:吾輩は名無しである
07/12/27 19:01:41
>>220
あ、私まさに金井好きだー。


241:吾輩は名無しである
07/12/28 12:31:03
牧真の世界文学ワンダーランドってどうかな?
結構ラインナップは好きな作品が多いんだけど
ちょっと選択が微妙なのもありそうで。

242:吾輩は名無しである
07/12/28 18:10:04
233であげられた海外作は、漱石以下。

243:吾輩は名無しである
07/12/30 00:44:28
牧は軟派路線は強いが硬派の本は読めない奴

244:吾輩は名無しである
08/01/07 22:57:41
過去スレを読むと、いまの盛り下がりが実感できるな
そこで問題提起。20世紀前半〜中盤の文学者とおもいきや、じつは射程が現代まで深く
及んでいるって人を教えてクレクレ


245:吾輩は名無しである
08/01/11 13:12:37
ググレカス

246:吾輩は名無しである
08/01/11 15:08:59
age×2

247:吾輩は名無しである
08/01/29 17:07:00
またの名をグレイス(上) マーガレット・アトウッド著/佐藤アヤ子訳
岩波書店2月27日税込価格:2,940円ISBN:9784000248051
性と暴力を始めとする人間存在の根源に関わる問題をミステリー仕立で描く
歴史小説風作品。『下巻』同時刊。

↑原著は96年刊。


バートルビーと仲間たち エンリーケ・ビラ=マタス著/木村榮一訳
新潮社2月29日税込価格:1,995円ISBN:9784105057718
ソクラテス、ランボーなど。書けない症候群に陥った作家たちの謎の時間を探り、
書くことの秘密を見いだす、異色世界文学史小説。

>>157 のリストで7位。バートルビーはメルヴィルの小説に出てくるあのバートルビー。


248:吾輩は名無しである
08/01/29 21:16:04
マキューアンの「贖罪」文庫化するんだね。
映画版は「つぐない」なんだとか。アカデミー賞にノミネートされてる。

249:吾輩は名無しである
08/02/02 08:12:15
はじめて マキューアンを読む人は、

何を読んだらいいと 思いますか?

250:吾輩は名無しである
08/02/02 21:35:14
249ですが、とまってしまいましたので、249の話題は

無視しちゃつて下さい。

251:吾輩は名無しである
08/02/02 21:43:23
マキューアンは読まなくても…。

252:吾輩は名無しである
08/02/05 14:06:10
ダニエレブスキーの紙葉の家、通読した方いますか?
私は図書館で借りて読んだんですが、
注釈書を待たなければまともには読めないこと、
文字が斜めっている辺りで生理的に受け付けなったことで断念しました。

253:吾輩は名無しである
08/02/07 22:48:25
来月、キラン・デサイのブッカー受賞作が出るね。

わりと最近dbcピエールの「 ヴァーノン・ゴッド・リトル 」も出てたのか。
去年は秋にもバンヴィルの「海に帰る日」が出たし、
最近ブッカー賞の翻訳ラッシュだね。


254:吾輩は名無しである
08/02/08 21:48:03
莫言の最新作『転生夢現』が出たよ。

今年は北京オリンピックの年でもあるし、
莫言にノーベル文学賞を与えて欲しい・・・

255:吾輩は名無しである
08/02/11 01:20:26
文学部英米学科の受験科目で小論文があるんですがどんな本読んだらいいですか?

256:吾輩は名無しである
08/02/11 07:18:12
ナボコフとかは?
どういうのがウケるかは知らんけど。

257:吾輩は名無しである
08/02/11 08:50:41
>>255
フィネガンズ・ウェイクで書いたら?
筋さえ通ってれば書いたもん勝ちだしこれほどおいしい本も少ないぞ。
あとはバーセルミのポストモダン性とかピンチョンの短編集とか。

上手く行けば採点者から注目されまくりw

258:吾輩は名無しである
08/02/11 13:21:53
>>256-257
こんな質問に答えてくれてありがとうございます。
今度早速読んでみることにします!
ちなみに皆さんは本は買ってますか?図書館で借りてますか?

259:吾輩は名無しである
08/02/11 19:27:10
一杯買ってます。

260:吾輩は名無しである
08/02/11 19:41:35
既に読んだ本こそ手元に置きたい。

261:吾輩は名無しである
08/02/11 22:20:02
>>259-260
ありがとうございます。

262:吾輩は名無しである
08/02/14 08:20:13
哀れなるものたちとラナーク、どっちがおすすめ?


263:吾輩は名無しである
08/02/14 23:34:21
中身も外見に比例してるな。
長大で大仰で混沌としたのが好みならラナーク。
ちょっとすっきりした構成がよければ哀れなるものたち。

264:吾輩は名無しである
08/02/15 06:15:03
マーティン・エイミスの小説が翻訳されることはもうないのかな?
ピークは過ぎたと言われるけど、
せめて代表作のMoneyとThe Informationくらいは出して欲しい。
ブッカー賞の『時の矢』は一発芸みたいな作品で内容空疎だったが、
二冊も翻訳されてるエッセイ集より、
エイミスは小説の方がずっとバイタリティに富んでいて面白い気がする。

265:吾輩は名無しである
08/02/15 11:15:34
>>247
『またの名をグレース』(Alias Grace,1996)はアトウッド初の歴史小説で、
さらなる新境地を切り拓いた傑作。
1843年にカナダ北部で殺人犯として有罪となったグレース・マークス
(Grace Marks)を主人公とするこの作品は、歴史の細部を注意深く、
喚起力豊かに編み合わせながら、力強い想像力で事件に迫る。
グレース自身による語りが、多くを明かすと同時に多くを隠すよう
アトウッドは物語を進めていく。
結末は、ハッピーエンドと見たい読者にはそう見えるし、
寒気のするような終わりと見たい読者にもそう見えるよう、
極めて巧妙に組み立てられている・・・

266:吾輩は名無しである
08/02/15 19:54:49
>>263
ありがとう。
安いし哀れなるものたちを買おうかな。

267:吾輩は名無しである
08/02/28 17:34:19
『贖罪』『エデンの東』の文庫が出たね

Slaw manの単行本ももうすぐ出るみたい

268:吾輩は名無しである
08/04/11 20:49:22
先日、ミクソでクッツェーのSlow manの書評を書いたばかりで、
もしや俺はとんでもない勘違いをしていたのかっ?とまじで焦った
へえ、翻訳でるんだ。なら待ってれば良かったかな

269:吾輩は名無しである
08/04/11 22:24:16
>>268

特定した。

270:吾輩は名無しである
08/04/12 23:32:09
日本の小説てつまらんね。。。
海外文学バンザイて訳じゃないけど、気づけば古めの外文ばかり読み直してる。

スターン、ラブレー、アルトー、ジョイス、ソレルスなどなど。
久々に教養小説でも読もうかと思ってる。

271:吾輩は名無しである
08/04/13 00:27:49
沼野と柴田と野崎の教材、どうよ

272:吾輩は名無しである
08/04/13 22:35:23
最近ドイツのプログレにはまってるんだけど、
その頃の似た空気の文学作品ってどんなのがある?
1

273:吾輩は名無しである
08/04/15 00:34:23
ジャーマンプログレ?
カンとか?
わかんね

274:吾輩は名無しである
08/04/15 22:19:31
かーなーらーず最後にあいは勝つー♪

275:吾輩は名無しである
08/04/16 19:52:16
>>270

ボルヘスを忘れているよ

276:吾輩は名無しである
08/04/18 02:53:03
ヘッセは最高だよな?

277:吾輩は名無しである
08/04/19 21:05:51
なにゆうてけつかるねん

278:吾輩は名無しである
08/04/20 05:41:43
ヘッセはあと50年か100年したらもう読まれてないとおも。
マン兄弟は残るかもしれんが。

279:吾輩は名無しである
08/04/20 18:01:24
マン兄弟はお兄ちゃんのほうが評価高くなってそうな希ガス
ヘッセは糞

280:吾輩は名無しである
08/04/24 18:55:57
1950年以降で作家を絞るとすれば、
ガルシア=マルケス、ナボコフあたりがツートップ?


281:吾輩は名無しである
08/04/24 20:34:54
ヘッセは最高だ!

282:吾輩は名無しである
08/04/25 21:17:15
イスマイル・カダレで何か情報ないですか?

283:吾輩は名無しである
08/04/26 05:34:45
新しい情報ないね、カダレ。
「東欧の想像力」シリーズで一冊でないかと期待してるんだが、
出るとしても当分さきの話だろうなあ

284:吾輩は名無しである
08/04/27 02:12:32
ヘッセ!ヘッセ!

285:吾輩は名無しである
08/04/28 11:23:14
牧も ヘッセ カッチャッタヨ

286:吾輩は名無しである
08/05/01 03:42:13
『白の闇 新装版』 ジョゼ・サラマーゴ 著/雨沢泰 訳
NHK出版 5月30日 税込価格:1,890円 ISBN:9784140055434

失明する病が伝染し、すべての人の目が見えなくなった。たったひとりを除いて。
「見える」ことの本質を問う現代の哲学的寓話復刊。

287:吾輩は名無しである
08/05/20 20:12:20
ドリス・レッシングの『黄金のノート』が出てた。

でも、ソフトカバーで、5,200円って・・・

288:吾輩は名無しである
08/05/20 21:39:35
>>287
正直外国語興味無かったんだけど、
日本の本が高すぎるから英語で読むようになって
今スペイン語も勉強してる。
おかしいよな・・値段

289:吾輩は名無しである
08/05/20 23:12:11
値段以前に、組版とか字体とか
書籍以前の「印刷物を束ねたもの」にしか見えん。

290:吾輩は名無しである
08/05/21 11:38:31
>>287 何か参考書見てるみたい。だけど、復刊されただけまし。どんだけ探しても
なかったもんな。

291:吾輩は名無しである
08/05/21 11:50:59
黄金のノートそんなひどい装丁でそんな値段すんのか
最近出たペーパーバック図書館で借りて読んだから知らなかったわ。
ま、どっちにしても図書館で読む俺は値段関係ないのだが・・・。

292:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw
08/05/21 12:04:56
いやはや(笑)またも安易な日本批判が始まりましたかねぇ(笑)日本はそもそも西洋の「本」という形式に無理矢理従わされている訳ですから、多少おかしくなっても仕方がないのでは無いで消化ねぇ(笑)

293:吾輩は名無しである
08/05/22 00:40:42
>>292
中卒がんば

294:吾輩は名無しである
08/05/23 11:06:29
>>293
なんでかわろたw

295:吾輩は名無しである
08/05/24 23:25:06
現代文学の最高峰(ジョイス、プルースト、カフカ以降)ってガルシアマルケスとナボコフってのは完全に定説化した評価だよね?

他にこの2人に並ぶほどの作家っているかな?

296:吾輩は名無しである
08/05/30 11:00:20
ナボコフは立ち位置、ちょいと違わないか

297:吾輩は名無しである
08/05/30 16:24:19
何が、どう違う?

20世紀最大の小説家って本の帯に書いてあるのってアメリカではフォークナーかナボコフくらいだぜ

298:吾輩は名無しである
08/05/30 20:22:09
ナボコフのデビュー作が世に出たのが
カフカの代表作のひとつの『アメリカ=失踪者』(死後刊行)より早いんだよな
そのへん考えるとちょっと問題ある見取り図かもしれん。

299:吾輩は名無しである
08/05/30 21:31:03
ナボコフだってつい最近、未発表の遺作が初めて出版されることになったんだぞ?
だからといって、2000年以降にデビューした作家をナボコフの次の世代の作家とするのに問題があるか?
純粋に代表作が出た時期でいいじゃん

300:吾輩は名無しである
08/05/31 00:54:56
>>299
え、文学史とか文学史的常識頭に入ってる?
カフカの場合は24年に死んで
24に断食芸人、25に審判、26に城、、27にアメリカ、31に短編集
もちろんカフカにも近年発見されて出た書簡集もあるけどそういうことじゃなくてさ。

カフカのデビューは12年、ナボコフは26年、ガルシア=マルケスは55年
どちらかというとナボコフはカフカと文学的同時代人とも言える。
あと俺は>>296じゃないですよ。
おそらく>>296が感じた違和感はこのへんにあるのかなと思っただけっす。

301:吾輩は名無しである
08/05/31 01:06:48
いやだから、作家の世代を決定するものが、なぜデビュー時期なのかと
40歳でデビューして50歳で代表作と、20歳でデビューしてデビュー作が代表作でそのあとほとんど本は書いてない作家も、
デビュー時期が同じなら同世代の作家としてしまっていいのかと

俺は、「書かれた時期」が全てだと思っている。
ジョイスやカフカやプルーストやフォークナーは戦前に代表作を書いたが、
ナボコフは1955年、ガルシア=マルケスは1967年に本を出版してる。
第二次世界大戦を1つの区切りとして分けられるだろう。

302:吾輩は名無しである
08/05/31 01:33:11
ガルシア=マルケスはナボコフの最後の作品執筆時からもう30年以上
書き続けているからな。
『ロリータ』『百年の孤独』と咲作品名で比べるならいいけど
作家名だとやはり違和感を感じる人も居るのでは。


303:296
08/06/03 00:37:58
>300
フォローありがとう。
>302
にも同意。

なんつーか、ナボコフって文学関係者の最高峰であって、
一般には「あの『ロリータ』の〜」っていうお断りつきだし、
日本はともかく海外ではマルケスのように誰もに認められる
ような最高峰とは少し違う気がしたよ。

マルケスだってカフカやプルーストと比べると・・・?

304:吾輩は名無しである
08/06/03 08:02:14
文学のぶの字も知らない奴には、
ガルシア=マルケスもプルーストも通用しないだろ。

ただ、ガルシア=マルケスやプルーストが文学に興味ない一般人への知名度が皆無なのに対して、
ロリータの場合は、ポルノ小説として結構知名度がある。
だから「あのロリータを書いた〜」という風に言われることがあるというだけだろう。



305:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw
08/06/03 11:24:26
ロリータ知っておっても、ナバコフの名を知る方は少ないですよ(笑)

306:吾輩は名無しである
08/06/03 12:24:21
ナバコフなんて作家いないしね

307:吾輩は名無しである
08/06/03 12:36:22
プルーストって名前は小説としての「ロリータ」よりは
一般的だと思うが。

308:吾輩は名無しである
08/06/03 17:29:25
ロリータはキューブリック撮ってるからな
キューブリックとラウル・ルイスの知名度くらい差がありそうだよ。

309:吾輩は名無しである
08/06/03 21:42:35
>>307
それはない

310:吾輩は名無しである
08/06/07 09:33:49
ざっとスレログ見たけど、ここの住人結構読んでるね。
エンリーケ・ビラ=マタスの『バートルビーと仲間たち』や
若島の『ロリータ、ロリータ、ロリータ』を買おうと思ってるんだけど、読んだ人いるかな。

ピエール・ギヨタ、何か新しく訳されないかなぁ…。

311:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw
08/06/07 11:12:47
滑稽の極みですよ(笑)

312:吾輩は名無しである
08/06/07 11:34:59
>>310
読んでることが、すなわち偉いわけじゃないんだよ。
本質を見なくちゃ意味ないよ。

313:(o`.´o)
08/06/07 11:46:01
ナバコフ(笑)

314:吾輩は名無しである
08/06/07 14:55:24
目黒不動前あたりの和菓子老舗で出した
カステラまんじゅうみたいだね
>ナバコフ

315:吾輩は名無しである
08/06/07 23:27:27
>>310
>エンリーケ・ビラ=マタスの『バートルビーと仲間たち』

いまいち。

316:吾輩は名無しである
08/06/09 09:39:35
ナバコフって学者連中でそう発音するやつは結構いるな
本来の発音がどうなのかは知らんので調べてみたら、やっぱりナボコフの発音でいいみたいだな
要するにとらたぬはチンカスだが、ナバコフで通じないこともない

>>310
バートルビーと仲間たちはそこそこ読書量がないと楽しめない

317:吾輩は名無しである
08/06/23 23:42:38
河出の世界文学全集には

ナボコフの賜物とダニロ・キシュ

が入るらしいじゃん‥‥

318:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw
08/06/23 23:45:24
>>316
ナバコフと言うのは敬称ですよ(笑)「バートルビーと仲間たち」はフェリペ・アルファウが出ておりましたねぇ(笑)
あれはいいですよ(笑)お薦めですねぇ(笑)

319:吾輩は名無しである
08/06/23 23:49:35
装丁の色ごとに一色ずつ買おうと思ってる

320:吾輩は名無しである
08/06/24 01:23:12
おいらもいまいちに一票。

321:吾輩は名無しである
08/06/24 19:03:30
7月末にパワーズの『われらが歌う時』が出るそうだ。しかも上下巻あわせて
八千円近い値段で……ふざけとる。

322:吾輩は名無しである
08/06/24 21:16:15
the time of our singingか。
ABCでセールのとき900円くらいで買った
あれは傑作だな。
こないだの『囚人のジレンマ』邦訳の註すごく良かったから
おらー邦訳も楽しみだけどな。

323:吾輩は名無しである
08/06/24 21:21:18
牧は「またの名をグレイス」でも読みながら「われらが歌う時」

をたのしみにしていようかな(笑)

324:吾輩は名無しである
08/06/28 18:42:44
『われらが歌う時』楽しみだな
しかし8千円とは・・・あんまよまれなそうだ。
しかしなんだかんだいってパワーズが4作も揃ったね
そのうち全部翻訳されそうだ。

325:吾輩は名無しである
08/06/29 10:52:52
『われらが歌う時』は上・下で七千円くらいだよ。



326:吾輩は名無しである
08/06/29 23:54:54
バートルビーっていろんな批評家が取り上げてるけど
火付け役って誰なんだろう?
アガンベンじゃないよな。。。

327:吾輩は名無しである
08/06/30 00:53:01
いろいろ見てると、テーマをバートルビーに限定した批評は、
1948年のThe Piazza Tales再版以後、にわかにがーっと増え始めてる感じがする。

328:吾輩は名無しである
08/06/30 01:31:03
アガンベンのは面白かったが、ビラ=マタスはなあ・・
自ら「仲間」の定義を拡大していって、結局なんでもアリにしてしまっている。
まあ、それ自体パロディのつもりかもしれんが、一番使えそうなあれとかが入ってないのが×。
小説としても中途半端で、力量不足は否めない。

329:吾輩は名無しである
08/06/30 09:31:53
>>326-327
アガンベンの本の巻末解説で書かれていたこと:
44年にすでにボルヘスが、カフカと並行する存在としてバートルビーを取り上げている
(邦訳では『序文つき序文集』所収)。
そして45年時点でブランショも書いている
(こっちは単行本未収録。ただし郷原佳以HPに訳がある)。

この時期が嚆矢だったのかは知らないが、一つの分岐点じゃないだろうか。

330:吾輩は名無しである
08/07/03 15:21:53
『またの名をグレース(上・下)』

読んだよ〜ん

331:吾輩は名無しである
08/07/03 23:20:08
ぼくは、アルトー、ジョイスの辺でも読もうかな

アルトー後期集成は 河出の記念出版らしいです

332:吾輩は名無しである
08/07/04 00:37:47
エルロイ最高!!

333:吾輩は名無しである
08/07/05 22:32:54
今日本屋で海外文学の棚を物色してたら
店員が新人に店内の説明してて
「海外のは売れないから、まとめてここ。とりあえず今をときめくのだけ」
って言っててなんか悲しくなった

334:吾輩は名無しである
08/07/06 06:24:13
ほんとに売れないんだよね
悲しくなるくらい。


335:吾輩は名無しである
08/07/06 10:49:46
でもハリポタとかどの本にも負けないくらい売れてるじゃん

336:吾輩は名無しである
08/07/06 11:09:54
ゴルフゲームとビリヤードゲームって似てると思う

337:吾輩は名無しである
08/07/06 16:04:51
>>268
いつでるの?

338:吾輩は名無しである
08/07/06 16:50:38
その内でる。
詳細は早川に問い合わせろ。



339:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
08/07/06 18:50:06
外国文学通などと訴訟する輩は大概にして糞が多いですからねぇ(笑)

340:吾輩は名無しである
08/07/06 19:10:51
そしょう?大概にして?
日本語になってないぞ糞野郎

341:吾輩は名無しである
08/07/06 20:31:30
近寄っちゃ駄目。黴菌がうつるよ。

342:吾輩は名無しである
08/07/06 20:35:59
URLリンク(www.youtube.com)

343:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
08/07/06 21:35:13
おやおや、相変らず幼稚ですねぇ(笑)誤字は引っかけという奴ですよ(笑)いやはや(笑)

344:吾輩は名無しである
08/07/06 22:34:09
言い訳するくらいなら誤字やめろ
スレの無駄使いすぎる

345:吾輩は名無しである
08/07/10 20:06:11
1988年発表の小説「悪魔の詩」で知られる英作家サルマン・ラシュディ氏が
9日、英文学賞のブッカー賞の「ベスト・オブ・ブッカー」候補に選ばれた。


346:吾輩は名無しである
08/07/10 22:05:48
>「悪魔の詩」で知られる
ってのは、仕方ないけどちょっと可哀想だな。

347:吾輩は名無しである
08/07/10 22:07:31
>>345を訂正
サルマン・ラシュディの『真夜中の子供たち』がブッカー賞の「ベスト・オブ・ブッカー」に選ばれた。

348:(o`.´o)
08/07/10 22:55:41
糸的誤字にもセンスは要り増す殻ねぇ〜(笑) 痴呆老人の他だの誤字は糞烏賊ですよお〜(笑)

349:吾輩は名無しである
08/07/13 20:14:48
『真夜中の子供たち』はラシュディ氏の2冊目の小説。1981年にブッカー賞を獲得し、1993年の同賞25周年記念「ブッカー・オブ・ブッカーズ(Booker of Bookers)」も受賞した。

今回の受賞を受けて「非常に素晴らしいニュースだ。選んでくれた世界中の読者に感謝したい」と語っている。

 そのほか今回の候補となったのは、1999年受賞のJ.M. クッツェー(J.M Coetzee)氏による『恥辱(Disgrace)』。1973年受賞の故ジェイムズ・G・ファレル(J.G. Farrell)氏による『セポイの反乱(The Siege of Krishnapur)』、
1974年受賞のナディン・ゴーディマ(Nadine Gordimer)氏による『The Conservationist』、1988年受賞のピーター・ケアリー(Peter Carey)氏による『オスカーとルシンダ(Oscar and Lucinda)』、
1995年受賞のパット・バーカー(Pat Barker)氏による『The Ghost Road』

350:吾輩は名無しである
08/07/13 22:20:39
翻訳は好評絶版中だけどな。

351:吾輩は名無しである
08/07/21 14:24:18
確かに「真夜中の子供たち」あんなに面白いのに売れてないのなんでだろう
って思うよ。読みはじめたら止められないのにね。

352:吾輩は名無しである
08/07/23 03:05:21
白い闇が映画化されるらしいけど。。。
あれって映像化していいのか?

353:吾輩は名無しである
08/07/23 15:28:53
>>352
終始糞便垂れ流しでキッタナイ絵ヅラの映画は観たくないなw

354:吾輩は名無しである
08/07/24 22:32:26
盲人の視点を映像化して、終始真っ暗闇だったりして・・・
>白い闇

355:吾輩は名無しである
08/07/25 00:13:52
>>354
読んでない方なんだろうけど、真っ暗闇じゃなくて「白の闇」なんだよ。

356:吾輩は名無しである
08/07/31 16:22:52
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「われらが歌う時・上下」リチャード・パワーズ

本日発売。おれは、少し読んだ。

おもしろいし、訳もいいよ。

357:吾輩は名無しである
08/07/31 20:15:16
金持ちだなw
俺は欲しいけど装丁と註の分量を見て値段で躊躇してしまった。
英語版で読み返すわ〜・・。図書館に入ったら読みます。
まああれだ、正直うらやましい。

358:吾輩は名無しである
08/08/06 00:51:26
いいなぁ。パワーズ。
この夏は手が出ないかも。
まずオースターとピンチョンを片付けておきたい。

359:吾輩は名無しである
08/08/13 21:09:58
やっぱり 出たらそっこうで読まないと、ね

360:吾輩は名無しである
08/08/13 21:33:18
積ん読増えるよ…

361:吾輩は名無しである
08/08/13 23:27:35
全ては並列。

362:吾輩は名無しである
08/08/14 14:05:04
おれなんか積ん読ふえっぱなし(苦笑)

363:吾輩は名無しである
08/08/16 07:35:48
積んでるうちに熟成されてくると思えばいいじゃないか。
俺なんか全部積んでたゼーバルトを今になって読み始めてるよ。

364:吾輩は名無しである
08/08/16 16:39:05
もっと早く読んでおけば…
みたいな読後感の本も最近増えたなあ
昔は出会うべき時に出会えた本だと思えたのに

365:吾輩は名無しである
08/08/20 00:20:05
真夜中の子供たち、2chでジョジョみたいだって言われてて
期待して読んだら、
奇抜な能力持ってる子供ほど活躍の場がほとんど無くて
肩透かし食わされた気分だった
面白かったけどね

366:吾輩は名無しである
08/08/20 23:48:53
ジョジョw
荒木>ラシュディみたいな構図w

367:吾輩は名無しである
08/08/21 09:52:28
その友人があなたの趣味をよく見抜いてうまく騙したのはいいね。
って、友人というより2chでの紹介か。
2chじゃ荒木>ラシュディな感じなんかなw

368:吾輩は名無しである
08/08/21 11:58:49
ジョジョスレに貼ってきたら売り上げうpの予感。

369:吾輩は名無しである
08/08/21 12:22:21
ただでさえレアなのに

370:吾輩は名無しである
08/08/25 02:23:08
ジョイスやバーセルミなどについては大学で学べますか?

371:吾輩は名無しである
08/08/25 06:44:53
大学や教授によるけどフツーに学べるよ。
ジョイスだったら英文学の二十世紀初頭のモダニズム、
バーセルミだったら米ポストモダンを専門にしてる教授のゼミに入ればいい。
私が行ってたところだと、ピンチョンやディック辺りを専門にしている教授もいたよ。
知人がビートを専門にしている教授に「バロウズやりたいんだけど」と聞いたら、
「ウチのゼミはビート関連が専門だけど、
ケルアックはやるが、バロウズは私が嫌いなんでやらない」
と言われ困ってしまった、という変なケースも見てるんで、
狙ってる作家をやってる教授のHPを受験前に見ておくのもいいんじゃないかな。
入学したら1年でも、とっとと本人に会いに行って話しするのもいいよ。

372:吾輩は名無しである
08/08/25 10:39:31
>>371
ありがとうございます。

373:吾輩は名無しである
08/08/25 12:35:29
大学の教育にそんな期待しないほうがいいと思うのだが
大学の講義って結局本読んで自分で勉強するだけだし

374:吾輩は名無しである
08/08/25 17:47:48
関連文献などを膨大に知ってる教官と話して得る耳学問はあるけれども、
大筋においては373の言うとおり。
でも、耳学問と、研究層とのある程度の接触と、一時は研究の言説に手を染める、
ということから生じる試行錯誤が、大学の大事な機能な気がする。

375:吾輩は名無しである
08/08/25 18:33:13
ジョイスも実質ポモ系じゃねーの?
デリダとかクリステヴァのジョイス論はジョイス研究者的には不可避じゃ?
そこらへんどうなんだろ。

376:吾輩は名無しである
08/08/25 18:55:34
>>373>>374
そうなんですか・・・
ありがとうございます。
結城英雄さん詳しそうだったんでその大学行きたかったんですがさすがにジョイスの授業とかは無いか。

377:吾輩は名無しである
08/08/25 20:42:49
他大からでも、高校生でも、興味があったら研究室乗り込んで話して来ちゃえ。

378:吾輩は名無しである
08/08/25 22:54:06
研究室乗り込みは流石にヒマならいいけどそうじゃないときは迷惑だと思うぞw
まずは大教室→ゼミ→直談判でそっからだw

379:吾輩は名無しである
08/08/25 23:27:32
カズオ・イシグロが同郷だって知ったんでハードカバー「わたしを離さないで」を買ったら、
昨日文庫版が発売されてて泣いた。

380:吾輩は名無しである
08/08/25 23:32:00
>>379
それは好いことを聞いた。君の無念は無駄にはしないよ。
ありがとう。

381:374
08/08/26 01:44:30
経験上言うと、広い講堂での一年向け・他学部生含めた講義なんかで授業の後、
せんせー、ここが気になったんですがー、と突っ込んだ質問したり、
関係する本で自分が読んだものを、関わらせて話をしていったりすると、
先生のほうでも「こいつ面白いじゃん」って思って、好感もつものだよ。
よほど電波なことや思い上がった姿勢で言わない限りは。
教官だって人間だからね、食いついてくる生徒と話すのは好きなんだと思う。
質問ばかりじゃなくて、自分で努力していろいろ読むんだっていうのが伝われば、嫌がりはしないと思う(たぶん)。
私はそんな感じで、学生時代は異様にいろんな先生と仲良かったな。授業は休みがちだったり出てなかったりしてない先生にまで。

アホやなこいつ、と思ったら、あまり接点もたなかったけど。
大学の教官というのは不思議なもので、文芸誌や思想誌にはあまり見かけない人でも、
話してみたら、すげー頭いい、とかこんな専門の論文書いてる人なのに、こういうの読んだりしてるんだ!?
という人は結構いる。

大学ってのは、使い方次第ではそれまでには知らなかった世界と遭遇できるチャンスの場なので、
自分のためにどう使うか、ってのがキモでね。教官と話すってのは学費出してる理由みたいなものだと思ってた。

382:吾輩は名無しである
08/08/26 03:05:25
クッツエーの新刊が日本語で読みたいんだが、まだですか?

383:吾輩は名無しである
08/08/26 05:11:49
Christmas in Prague知ってる人いますか?

384:吾輩は名無しである
08/08/26 11:57:36
>>382
『Slow Man』(2005)はじき早川から出るはず。
『Age of Iron』(1990)も河出の全集で来月出る。
『Diary of a Bad Year』(2007)は当分先でしょう。


385:吾輩は名無しである
08/09/05 19:22:43
十月十日に創元から、アンドルー・クルミーの『ミスター・ミー』ってのが出
るけど、誰か読んだことある人いる?

386:吾輩は名無しである
08/09/11 10:33:16
amazon.co.jp で『緑の家』・バルガス=リョサ GET。

387:吾輩は名無しである
08/09/13 08:59:52
>>386
いくらだったの?


388:吾輩は名無しである
08/09/14 11:42:53
ixionとかおったころが懐かしいな
あんときから文学板の密度が薄くなったって言ってたが、いまはなあ…

もうちょっと議論でもしてみるか?

389:吾輩は名無しである
08/09/14 11:59:13
俺はそのひと、知らんのよ。
じぶんがここに来た時点ではもう、居なかった人間かも。

がいずれにせよ俺は正直、べっつに今更、文学の話なんか
したくもねーというw ―文学読みは好きだがってか、
まぁ同類だと思いもするから、ここにも来るんだけどね。

そりゃ自分だってしないこともないんだが、…ただの、噂話とかさ、
誰それが上〜なんて類いにはあんまり興味がないし、かといって
論を立てるっつー行為にははたして、その「現場」において、
他者なるものが、必要か? という疑問が俺には、以前から。だから。
とはいえヒトサマのそれをただ、聞いている、眺めているだけならば、
ぜんぜん嫌いじゃないんだけど。

390:吾輩は名無しである
08/09/14 14:14:48
「ミスター・ミー」確かに気になる。

391:吾輩は名無しである
08/09/14 21:22:39
>論を立てるっつー行為にははたして、その「現場」において、
>他者なるものが、必要か? という疑問が俺には、以前から

そりゃ、論をたてるだけなら内省に閉じこもるだけでもいいのだけれど、
説得的な論はそもそも内側に対話的な構造をもっているものだし、
たてた論にいくばくかの意義があれば他人に話してみればいい。もちろん
それがこんな掲示板でなけりゃならない法はない。でも俺でよけりゃ相手になるぞ。

392:吾輩は名無しである
08/09/14 21:41:51
うん。ありがとね本当に。

393:吾輩は名無しである
08/09/14 21:58:03
ixionは、ネットに残された日記を読むと借金と鬱病を抱えていたみたいだな、
その後かれがどうなったかは知らんし、推測するのもヤボってもんだが……

しかしかりにやつが死んだとしても、記憶に残る書き込みではあったよ。


394:吾輩は名無しである
08/09/15 00:56:24
そしてその後を俺が継いだわけだが。

395:吾輩は名無しである
08/09/15 01:06:44
誰? あなたも死ぬの?

396:吾輩は名無しである
08/09/15 18:52:26
2008/09/15(月) 18:32:47 ID:???0
米作家D・F・ウォレス氏が死去、46歳

1996年発表の「Infinite Jest(原題)」などの作品で知られる米作家デヴィッド・
フォスター・ウォレス氏(46)が、米カリフォルニア州クレアモントの自宅で死亡
しているのが見つかった。警察が明らかにした。

地元警察によると、ウォレス氏の妻が12日夜、自宅に戻ったところ、首をつっている
ウォレス氏を発見、警察に通報した。

同氏の作品にはほかに「奇妙な髪の少女」「Brief Interviews with Hideous Men(同)」
などがある。

397:吾輩は名無しである
08/09/17 09:53:38
>>387

2500円

398:吾輩は名無しである
08/09/17 22:27:05
>>397
高っ

昔、文庫化直後にで買って一度も読んでない俺・・・
ええ、まっさらです。

399:吾輩は名無しである
08/09/18 09:50:37
今、『緑の家』にプレミアついてるからねえ

400:吾輩は名無しである
08/09/18 09:51:17
>>400 GET

401:吾輩は名無しである
08/09/19 16:51:39
2500円なら、ひところに比べるとお買い得かな。
よかったね、>>397

402:吾輩は名無しである
08/09/19 18:30:07
ありがとうございますッ。

403:吾輩は名無しである
08/10/19 19:49:03
みなさん、河出から出ている世界文学全集とか、買っていますか?

404:吾輩は名無しである
08/10/20 00:37:18
はい。

405:吾輩は名無しである
08/10/20 02:23:27
ケルアックの路上とクッツェーの鉄の時代は読みました。


406:吾輩は名無しである
08/10/20 10:58:11
ぼくは「楽園への道」がおもしろかった

407:吾輩は名無しである
08/10/20 22:33:18
ポール・オースターの新作『闇の中の男』読み終わった。
前作に引き続きベケット後期とロベール・パンジェからの影響大の
典型的なメタ・フィクション作品。暗ーい動きのない前衛的作風。

オースター、ずいぶん踏み込んだなあって、オレ的には大好きなんだけど
まーあ、世間的には全然受け入れられねえだろうな。特に日本じゃ。
翻訳は何年後になるんだろ。されても一切話題にもならんだろうけど。

そういや『オラクル・ナイト』の主人公は好きな画家がヴァン・ベルデに
なってたけど、そういうのが好きなんだよね、オースター。

ストーリーテラーだから一般受けもするけど、いったん本気で純文学やると
ヌーボーの後継者に様変わり。ロブ・グリエの最も評価する米国作家だったし。

408:吾輩は名無しである
08/10/22 12:36:02
日本でうけてるでしょオースター。
村上春樹の亜種としてだけどね。

409:吾輩は名無しである
08/10/22 21:06:30
そりゃそうだ。アメリカ本国でよりも日欧での方が売れてる作家。
ただ前作と最新作は今までのpage-turner的傾向が皆無になったといってよいような
ドラステッィクな方向転換を示した。まあ読めばわかるよ。滅茶苦茶簡単な英語だし。

410:吾輩は名無しである
08/10/23 00:43:43
オースターの英語はなんであんなに簡単なんだろう。


411:吾輩は名無しである
08/10/23 02:40:12
三部作とか、巻末に単語集が付いた入門者向けの本としても出てるしな。

412:吾輩は名無しである
08/10/24 00:16:56
あの人バフチンとか理論も読んでるのに、書くことは簡単なんだ。

413:吾輩は名無しである
08/10/25 16:45:59
『ミスター・ミー』少し遅れてGET
 おもしろい

414:吾輩は名無しである
08/11/21 01:38:29
'08全米図書賞発表。フィクション部門はピーター・マシーセン Shadow Country に
URLリンク(www.nationalbook.org)

マシーセンのこれまでの邦訳
URLリンク(homepage1.nifty.com)

今回の受賞作は『ワトソン氏を殺す』に始まる三部作を書き改めて一冊にしたものらしい。

415:吾輩は名無しである
08/12/01 21:57:49
読むことが簡単なのと理解するのが簡単なのと違うだろ

416:吾輩は名無しである
08/12/02 00:29:14
個人的に今年は(厳密には昨年末からだけど)
騙り系スコットランドと内戦系スペインが
年初は予選で対戦し、後半期には決勝カードとなったような
世界現代文学杯でした。

アラスター・グレイ『哀れなるものたち』VSフリオ・リャマサーレス『狼たちの月』
アンドルー・クルミー『ミスター・ミー』VSハビエル・セルカス『サラミスの兵士たち』

417:吾輩は名無しである
08/12/02 00:36:50
豊崎や大森みたいなサッカー設定はやめて

418:吾輩は名無しである
08/12/13 11:35:42
>>416
きっとそういう評価を拾いながら今年の総括みたいな記事を書くね
豊崎社長に限らず

419:吾輩は名無しである
09/01/02 23:31:16
1月20日発売予定 『 雪男たちの国ジョージ・ベルデンの日誌より』 河出書房新社  144P 
1470円 ノーマン・ロック 著
柴田 元幸 訳

420:吾輩は名無しである
09/01/03 01:40:57
なんだそら 面白くなさ祖

421:吾輩は名無しである
09/01/03 22:13:01
1月28日 発売予定!

海外文学セレクション『シャムロック・ティー』 東京創元社   
キアラン・カーソン 著 
栩木伸明 訳

422:吾輩は名無しである
09/01/05 23:08:16
柴田はさっさとピンチョン訳せよ

423:吾輩は名無しである
09/01/06 05:02:24
キアラン・カーソンて・・・。
数年経つが、まだ琥珀読み終えてねーぞ。
『琥珀捕り』との付き合いが入れ子構造化してる。

424:吾輩は名無しである
09/01/06 07:50:45
漏れも、『琥珀捕り』は、まだ読み終わっていない


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