大学ぼっちだけど教授 ..
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:07.96 bLEb3YI/0
新学期が始まり1ヶ月程たったある日。下駄箱に何か入っている。
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.10 bLEb3YI/0
新学期が始まり1ヶ月程たったある日。下駄箱に何か入っている。
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.24 bLEb3YI/0
新学期が始まり1ヶ月程たったある日。下駄箱に何か入っている。
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.27 bLEb3YI/0
誰かに見られていないか周りを確認した後、いつものようにトイレに駆け込んだ。
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.38 bLEb3YI/0
誰かに見られていないか周りを確認した後、いつものようにトイレに駆け込んだ。
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.44 bLEb3YI/0
可愛らしい兎のようなキャラクターの絵が挿入された封筒の中には、一枚の手紙が入っていた。
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.60 bLEb3YI/0
可愛らしい兎のようなキャラクターの絵が挿入された封筒の中には、一枚の手紙が入っていた。
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.62 bLEb3YI/0
手紙には可愛らしい文字でただ一行そう書いてあった。
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.64 bLEb3YI/0
「お昼休みに裏庭まで来てください。」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.72 bLEb3YI/0
今まで下駄箱に入っていた手紙を思い出しながら、送り主を考える。
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.77 bLEb3YI/0
そう、手紙には名前が書いていないのだ。
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.81 bLEb3YI/0
そう、手紙には名前が書いていないのだ。
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:08.98 bLEb3YI/0
手紙をもらったのは2人。そのうち朝比奈さん(大)の線は消えた。
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.01 bLEb3YI/0
朝比奈さん(大)ならば必ず名前が書いているからだ。
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.02 bLEb3YI/0
次に浮かんだのは今は懐かしい朝倉のこと。
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.09 bLEb3YI/0
次に浮かんだのは今は懐かしい朝倉のこと。
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.10 bLEb3YI/0
朝倉が消えてから1年経ったか経たないぐらいのはずなのに何年も前の気がした。
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.11 bLEb3YI/0
あの時のような適当なノートの切れ端ではないし、なにより奴は消えたはずだ。
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.16 bLEb3YI/0
次に浮かんだのは誰かのいたずらか。だがその線もなんとなくだが消えた。
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.24 bLEb3YI/0
次に浮かんだのは誰かのいたずらか。だがその線もなんとなくだが消えた。
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.36 bLEb3YI/0
なんとなく、というのは手紙には何度も書き直したような後があったからだ。
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.38 bLEb3YI/0
いたずらならばそんな手の込んだことをしてまできれいに書こうとは思わないだろう。
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.38 bLEb3YI/0
つまり結論から言うとこれはラブレターっということになる。
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.45 bLEb3YI/0
こんなニヤケずら誰かに見られたら、さらにそれがハルヒなら色々とめんどうなことになる。
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.48 bLEb3YI/0
こんなニヤケずら誰かに見られたら、さらにそれがハルヒなら色々とめんどうなことになる。
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.50 bLEb3YI/0
ニヤケようとする頬の筋肉に力をいれ、普段どおりの顔で教室に向かった。
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.51 bLEb3YI/0
ニヤケようとする頬の筋肉に力をいれ、普段どおりの顔で教室に向かった。
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.52 bLEb3YI/0
教室に入り、谷口や国木田、クラスの奴らに簡単に挨拶をする。
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.58 bLEb3YI/0
最後に自分の席に座りながら後ろの奴に挨拶する。
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.71 bLEb3YI/0
ハルヒはとくに興味なさそうに一瞥だけくれるとすぐに外に向き直った。
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.77 bLEb3YI/0
「あんた今日お昼どうするの?」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.79 bLEb3YI/0
「あんた今日お昼どうするの?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.79 bLEb3YI/0
「あんた今日お昼どうするの?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.84 bLEb3YI/0
今日は昨日から親がいないため弁当がない。その事はハルヒも知っていたような気がするが。
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.88 bLEb3YI/0
さっきの事で頭がいっぱいで飯のことなど忘れていたため、てきとうに返事を返す。
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.93 bLEb3YI/0
「そう」答えるともう興味がなくなったのか外を向いた。
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.95 bLEb3YI/0
「そう」答えるともう興味がなくなったのか外を向いた。
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.96 bLEb3YI/0
浮かれいた俺はハルヒが妙におとなしい事に気がつかなかった。
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:09.97 bLEb3YI/0
浮かれいた俺はハルヒが妙におとなしい事に気がつかなかった。
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.00 bLEb3YI/0
浮かれいた俺はハルヒが妙におとなしい事に気がつかなかった。
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.03 bLEb3YI/0
ただ、前の小説の時のようにポケットに入れたままにして、
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.15 bLEb3YI/0
いつぼろを出すかわからなかったので机の奥に手紙を押し込んだ。
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.18 bLEb3YI/0
昼休みに入り俺は席を立った。手紙の相手に会うためだ。
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.21 bLEb3YI/0
ハルヒが何か言っているが、ハルヒの相手をしている暇は俺にはない。
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.22 bLEb3YI/0
ハルヒが何か言っているが、ハルヒの相手をしている暇は俺にはない。
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.23 bLEb3YI/0
今朝からずっと頭の中は手紙のことでいっぱいで授業もろくに覚えていない。
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.25 bLEb3YI/0
今朝からずっと頭の中は手紙のことでいっぱいで授業もろくに覚えていない。
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.31 bLEb3YI/0
まぁ普段から授業をまともに聞いた事など滅多にないのだが。
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.42 bLEb3YI/0
ハルヒの方に顔だけ向けてそういうと教室の出口に向かった。
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.43 bLEb3YI/0
今日はなにかよく勘が働く日だ。あっているかの確証はないがな。
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.44 bLEb3YI/0
ハルヒから教室の出口に顔向ける時、一瞬だけハルヒの悲しそうな顔が見えた気がした。
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.45 bLEb3YI/0
・・・裏庭に出るための角が見える。さあ、何が出るやら。
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.46 bLEb3YI/0
今日はなにかよく勘が働く日だ。あっているかの確証はないがな。
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.47 bLEb3YI/0
角を曲がると女の子が1人居た。この学校にはもう1年以上いるがみた事がない顔。
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.50 bLEb3YI/0
角を曲がると女の子が1人居た。この学校にはもう1年以上いるがみた事がない顔。
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.52 bLEb3YI/0
さらに朝比奈さん並みに幼い感じの顔つきからしてたぶん新入生だろう。
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.60 bLEb3YI/0
もじもじとしたような態度で下を向いていて、上目遣いにこちらを見ながら、
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.61 bLEb3YI/0
とりあえず挨拶してみる。「こんにちは、手紙の差出人は君であってるのかな?」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.63 bLEb3YI/0
向こうも慌てた様に、「あ、こんにちは。えと、そうです」
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.64 bLEb3YI/0
とりあえず挨拶してみる。「こんにちは、手紙の差出人は君であってるのかな?」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.67 bLEb3YI/0
可愛らしい声でそう返事を返した。要件を聞いてみると、
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.87 bLEb3YI/0
ついに決心をつけたのか、小さく「よし」と呟くと俺の顔を見つめ、
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.88 bLEb3YI/0
何か言おうとするが声が出ないようで口を開けたり閉じたりしている。
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.89 bLEb3YI/0
何か言おうとするが声が出ないようで口を開けたり閉じたりしている。
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.92 bLEb3YI/0
「好きです。もしよろしければ付き合ってくれませんか」早口にそういうと顔を真っ赤にさせて下を向いた。
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.95 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になった。何を言ったのか理解するのに数秒かかった。
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.97 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になった。何を言ったのか理解するのに数秒かかった。
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:10.98 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になった。何を言ったのか理解するのに数秒かかった。
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.03 bLEb3YI/0
何かを落としたような音が聞こえた。
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.06 bLEb3YI/0
何かを落としたような音が聞こえた。
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.07 bLEb3YI/0
何かを落としたような音が聞こえた。
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.08 bLEb3YI/0
前方に見えるハルヒ。流石に運動神経がいいだけに足も速い。
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.09 bLEb3YI/0
振り返るとそこには・・ハルヒがいた。逃げるように走り出すハルヒ。
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.10 bLEb3YI/0
振り返るとそこには・・ハルヒがいた。逃げるように走り出すハルヒ。
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.11 bLEb3YI/0
気がつけば「悪い」と一言言うと、俺はハルヒを追いかけて走り出していた。
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.13 bLEb3YI/0
前方に見えるハルヒ。流石に運動神経がいいだけに足も速い。
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.25 bLEb3YI/0
なんとか追いついてその手を掴む。
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.30 bLEb3YI/0
「うるさいわね。あんたこそなにしてるのよ。早くあの娘のところに戻りなさいよ。」
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.31 bLEb3YI/0
「なによ、馬鹿みたいにデレデレしてさ。結構可愛かったじゃないの良かったわね。」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.32 bLEb3YI/0
「なによ、馬鹿みたいにデレデレしてさ。結構可愛かったじゃないの良かったわね。」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.35 bLEb3YI/0
「なによ、馬鹿みたいにデレデレしてさ。結構可愛かったじゃないの良かったわね。」
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.44 bLEb3YI/0
「黙れ!」自分でも驚く程の怒声が口から出た。体をビクッとさせるハルヒ。
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.47 bLEb3YI/0
「急に大声出すんじゃないわよ!馬鹿!もう勝手にすればいいでしょ!!」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.49 bLEb3YI/0
袋が地面に落ちるか落ちないぐらいの時間の間にハルヒは走り去っていた。
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.50 bLEb3YI/0
振り返る際に泣いていたような気がする・・。
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.53 bLEb3YI/0
ハルヒが投げつけた袋を拾い上げ中を見ると、
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.54 bLEb3YI/0
衝撃で原型をなくしたおにぎりとおかずが詰まったタッパが入っていた。
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.55 bLEb3YI/0
衝撃で原型をなくしたおにぎりとおかずが詰まったタッパが入っていた。
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.56 bLEb3YI/0
衝撃で原型をなくしたおにぎりとおかずが詰まったタッパが入っていた。
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.57 bLEb3YI/0
世界中に評判の5つ星レストランであろうともこのおにぎりには勝てないだろう。そんな味がした。
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.58 bLEb3YI/0
おにぎりのラップの包みをめくり一口かじる。
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.60 bLEb3YI/0
世界中に評判の5つ星レストランであろうともこのおにぎりには勝てないだろう。そんな味がした。
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.61 bLEb3YI/0
俺は1人でそんなことを思いながら教室に戻った。
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.71 bLEb3YI/0
授業終了の鐘をぼんやりと聞きながら、帰る準備をしていた。
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.73 bLEb3YI/0
授業終了の鐘をぼんやりと聞きながら、帰る準備をしていた。
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.73 bLEb3YI/0
授業終了の鐘をぼんやりと聞きながら、帰る準備をしていた。
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.74 bLEb3YI/0
部室に行く気がしなかった。なによりハルヒと会って何を話せばいいのかわからなかった。
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.77 bLEb3YI/0
その時、教室の扉が開き、長門が入ってきた。
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.82 bLEb3YI/0
傍からみればいつもの無表情顔だが、俺にはどこか真剣な怒ったような顔をしているように見えた。
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.83 bLEb3YI/0
傍からみればいつもの無表情顔だが、俺にはどこか真剣な怒ったような顔をしているように見えた。
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:11.90 bLEb3YI/0
俺の横まで来ると「すぐに旧体育館倉庫に行って、手遅れになる前に・・」そう言った。
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.04 bLEb3YI/0
目的の場所に着く。心臓が異常なほどに脈打ち、足が悲鳴をあげているがそんなもの知るか。
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.07 bLEb3YI/0
扉を思い切り蹴破る。古い木で出来た扉は簡単に壊れ、倒れた。
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.08 bLEb3YI/0
扉を思い切り蹴破る。古い木で出来た扉は簡単に壊れ、倒れた。
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.10 bLEb3YI/0
扉を思い切り蹴破る。古い木で出来た扉は簡単に壊れ、倒れた。
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.11 bLEb3YI/0
扉を思い切り蹴破る。古い木で出来た扉は簡単に壊れ、倒れた。
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.11 bLEb3YI/0
薄暗い倉庫の中に3人の男が見えた。一番手前にいた奴が何か言っているが、そんなものはどうでもいい。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.16 bLEb3YI/0
一番近くにいた小柄の男に殴りかかる。続いてその横にいた太目の男を蹴り飛ばした。
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.16 bLEb3YI/0
一番近くにいた小柄の男に殴りかかる。続いてその横にいた太目の男を蹴り飛ばした。
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.17 bLEb3YI/0
が、そこまでで俺の勢いは終わる。ただでさえ全力疾走で体はぼろぼろな上に3対1。
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.18 bLEb3YI/0
が、そこまでで俺の勢いは終わる。ただでさえ全力疾走で体はぼろぼろな上に3対1。
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.22 bLEb3YI/0
が、そこまでで俺の勢いは終わる。ただでさえ全力疾走で体はぼろぼろな上に3対1。
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.24 bLEb3YI/0
しばらくして、リーダー格っぽい長身の男が、動けなくなった俺をみて
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.25 bLEb3YI/0
最初に殴った奴に後ろから羽交い絞めにされ、そこからは一方的に殴られ蹴られた。
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.26 bLEb3YI/0
俺はそこらじゅう痛む体を引きずるようにしてハルヒの傍に歩み寄ると、
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.28 bLEb3YI/0
来ているブレザーを脱ぎ、半裸状態で放心しているハルヒに掛けた。
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.28 bLEb3YI/0
来ているブレザーを脱ぎ、半裸状態で放心しているハルヒに掛けた。
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.32 bLEb3YI/0
「何しに来たのよ馬鹿」怒ったような顔のハルヒが言う。そのまま続けて
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.33 bLEb3YI/0
「何しに来たのよ馬鹿」怒ったような顔のハルヒが言う。そのまま続けて
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.39 bLEb3YI/0
「別にあんたがこなくてもあれから反撃しようとしていたのよ!」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.44 bLEb3YI/0
「あんな奴ら、あたし1人でも十分なんとかなるんだからね!」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.58 bLEb3YI/0
「もう2度とあたしの前に顔を出すんじゃないわよ!!」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.65 bLEb3YI/0
そこまで一気にたてしまくると、ハルヒが肩で息をしながら黙った。
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.66 bLEb3YI/0
そこまで一気にたてしまくると、ハルヒが肩で息をしながら黙った。
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.70 bLEb3YI/0
「なによ!何か言いなさ「ハルヒ」
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.71 bLEb3YI/0
「なによ!何か言いなさ「ハルヒ」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.72 bLEb3YI/0
「なによ!何か言いなさ「ハルヒ」
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.73 bLEb3YI/0
ハルヒの言葉に割り込むように俺は言い、同時に両手でハルヒの肩を掴んだ。
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.76 bLEb3YI/0
昼間とは違い、怒りを含むような声ではなく、いつもの俺の言葉だった。
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.82 bLEb3YI/0
それでもハルヒの言葉をさえぎり、ハルヒは黙った。
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.89 bLEb3YI/0
それでもハルヒの言葉をさえぎり、ハルヒは黙った。
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.90 bLEb3YI/0
まるで叱られた犬の様な顔で俺の顔を見るハルヒ。
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.92 bLEb3YI/0
両腕に力を入れて肩を掴んだままハルヒを抱き寄せた。そのまま耳元でそっと囁いた。
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.93 bLEb3YI/0
ハルヒは肩を震わせている。嗚咽混じりの声で、
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.94 bLEb3YI/0
両腕に力を入れて肩を掴んだままハルヒを抱き寄せた。そのまま耳元でそっと囁いた。
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.95 bLEb3YI/0
「ごめんなさい」何度もそう呟いていた。何度も。何度も。
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.96 bLEb3YI/0
「ごめんなさい」何度もそう呟いていた。何度も。何度も。
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.97 bLEb3YI/0
「ごめんなさい」何度もそう呟いていた。何度も。何度も。
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:12.99 bLEb3YI/0
どれぐらい時間が経っただろうかハルヒの震えは止まって嗚咽も聞こえなくなっていた。
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.03 bLEb3YI/0
ずっと力を入れていた腕から力を抜き、ハルヒを離す。
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.11 bLEb3YI/0
ハルヒと見詰め合う。「ハルヒ」「キョン」お互いに名前を呼びつつ、その顔が少しずつ近づく。
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.13 bLEb3YI/0
「あ・・お取り込み中でしたか。すいません」古泉はそういうと引っ込んだ。
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.14 bLEb3YI/0
入り口に突然現れた闖入者にハルヒも俺も同時に振り返る。
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.15 bLEb3YI/0
「あ・・お取り込み中でしたか。すいません」古泉はそういうと引っ込んだ。
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.17 bLEb3YI/0
再びお互いの顔を見て、同時に笑い出した。
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.18 bLEb3YI/0
そしてどちらからともなく顔を近づけた。
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.19 bLEb3YI/0
そしてどちらからともなく顔を近づけた。
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.20 bLEb3YI/0
軽いほんの数秒、キスをする。俺はお約束の目を瞑っている為、ハルヒの顔は見えない。
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.25 bLEb3YI/0
だが、なんとなくだけどハルヒも目を瞑っている気がした。
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.26 bLEb3YI/0
だが、なんとなくだけどハルヒも目を瞑っている気がした。
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.44 bLEb3YI/0
後から気がついたことだがあれも古泉の差し金だったような気がする。
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.45 bLEb3YI/0
なんにせよ、また迷惑を掛けてしまったようだな・・。
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.46 bLEb3YI/0
それならば簡単に出て行った理由も分かるし、なによりあの3人を今まで見かけたことがなかったのも合点がいく。
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.47 bLEb3YI/0
それならば簡単に出て行った理由も分かるし、なによりあの3人を今まで見かけたことがなかったのも合点がいく。
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.48 bLEb3YI/0
なんにせよ、また迷惑を掛けてしまったようだな・・。
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.50 bLEb3YI/0
なんにせよ、また迷惑を掛けてしまったようだな・・。
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.53 bLEb3YI/0
なんにせよ、また迷惑を掛けてしまったようだな・・。
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.53 bLEb3YI/0
昨日、弁当をいらないと告げていたので、今日も弁当はなしだった。
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.61 bLEb3YI/0
学校に着くとたまたまか待っていたのか昨日の娘が居た。
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.63 bLEb3YI/0
と、深く溜息をつくと「やっぱりかぁ」と少し悲しそうなどこかすっきりした顔で言う。
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.64 bLEb3YI/0
俺が頭に?を浮かべていると、
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.68 bLEb3YI/0
「涼宮ハルヒ先輩は私から見ても可愛いし、カッコいいし、やっぱりかなわないです」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.76 bLEb3YI/0
その後彼女はたまに見かけるぐらいの関係になった。
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.79 bLEb3YI/0
その後彼女はたまに見かけるぐらいの関係になった。
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.82 bLEb3YI/0
教室に戻ると、ハルヒがニヤニヤしている。
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.85 bLEb3YI/0
「なんだよ?」「別に」よく分からないやり取りをしつつ席に着く。
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.88 bLEb3YI/0
ハルヒは上機嫌のようだ。
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.89 bLEb3YI/0
ハルヒは上機嫌のようだ。
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:13.91 bLEb3YI/0
昼飯の時間が待ち遠しいな・・と思いながら、俺は窓の外の青く晴れた空を見た。
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.00 bLEb3YI/0
クラスの連中に挨拶を一通り終えた後、いつものあたしの前の席に座る。
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.04 bLEb3YI/0
やれやれといつものしぐさのキョン。
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.03 bLEb3YI/0
やれやれといつものしぐさのキョン。
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.04 bLEb3YI/0
やれやれといつものしぐさのキョン。
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.06 bLEb3YI/0
「あんた今日お昼どうするの?」
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.07 bLEb3YI/0
やれやれといつものしぐさのキョン。
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.12 bLEb3YI/0
答えは知っている。昨日部室で朝比奈さんと会話していたのを聞いていたから。
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.10 bLEb3YI/0
「あんた今日お昼どうするの?」
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.16 bLEb3YI/0
「ああ、適当に学食にするかな」答えるキョン。
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.18 bLEb3YI/0
「ああ、適当に学食にするかな」答えるキョン。
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.21 bLEb3YI/0
「ああ、適当に学食にするかな」答えるキョン。
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.23 bLEb3YI/0
鈍感のアホキョンのことだからどうせ気がついてはいないだろう。
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.27 bLEb3YI/0
前のバレンタインの日すら忘れていたぐらいなんだから。
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.28 bLEb3YI/0
前のバレンタインの日すら忘れていたぐらいなんだから。
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.31 bLEb3YI/0
前のバレンタインの日すら忘れていたぐらいなんだから。
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.45 bLEb3YI/0
どこか普段よりぼけっとしているキョンの後ろ姿を眺めながら、昼の時間になった。
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.47 bLEb3YI/0
「悪い、ちょっと急用があるんでな」そういうと出口の方に振り向き、出て行った。
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.49 bLEb3YI/0
キョンの机からは、どこかで見たことのある兎のキャラクターの挿絵の封筒が出てきた。
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.50 bLEb3YI/0
かばんからおにぎりの入った袋を取り出し、ふとキョンの机を見ると奥に何か封筒のようなものが見えた。
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.64 bLEb3YI/0
あたしはおにぎりに入った袋を手に提げていたの忘れたまま裏庭に向かった。
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.65 bLEb3YI/0
裏庭に行くために通る最後の角を曲がるとキョンが見えた。・・そしてもう1人。
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.66 bLEb3YI/0
反射的に角に隠れてしまう。何をしているのか聞き耳を立てながらそっと覗く。
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.68 bLEb3YI/0
反射的に角に隠れてしまう。何をしているのか聞き耳を立てながらそっと覗く。
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.70 bLEb3YI/0
女の子の方は見たことがない娘だった。たぶん新入生ってところかな。
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.72 bLEb3YI/0
女の子の方は見たことがない娘だった。たぶん新入生ってところかな。
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.74 bLEb3YI/0
あたしが我慢しきれず出て行こうとしたときだった。
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.77 bLEb3YI/0
一瞬目の前が真っ白になった。立ちくらみのような感じがする。
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.78 bLEb3YI/0
耳を疑うような言葉が聞こえてきた。「好きです。もしよろしければ付き合ってくれませんか」
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.79 bLEb3YI/0
女の子の方は見たことがない娘だった。たぶん新入生ってところかな。
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.80 bLEb3YI/0
一瞬目の前が真っ白になった。立ちくらみのような感じがする。
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.82 bLEb3YI/0
ドサッ音がして慌てて袋を拾い上げる。向こうを見るとキョンと目があった。気がついたら走り出していた。
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.83 bLEb3YI/0
ドサッ音がして慌てて袋を拾い上げる。向こうを見るとキョンと目があった。気がついたら走り出していた。
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.88 bLEb3YI/0
口は勝手に動く。キョンは何も言わない。
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.93 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.94 bLEb3YI/0
口は勝手に動く。キョンは何も言わない。
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.95 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.96 bLEb3YI/0
「なによ、馬鹿みたいにデレデレしてさ。結構可愛かったじゃないの良かったわね。」
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.99 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:14.99 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.00 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.01 bLEb3YI/0
体が反応してビクっとなる。声の大きさに反応したのか、初めて見たキョンの顔に反応したのはわからない。
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.03 bLEb3YI/0
「黙れ!」いきなりキョンが見たことのないような怒った顔でそういった。
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.11 bLEb3YI/0
持っていた袋をキョンに投げつけていた。
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.13 bLEb3YI/0
中身ひどい事になっているだろうなぁ。どこか頭の隅にいる冷静なあたしはそんなことを考えていた。
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.18 bLEb3YI/0
気がつくと、今は使われていない旧体育倉庫の辺りに居た。倉庫に近くにしゃがみこんだ。
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.19 bLEb3YI/0
気がつくと、今は使われていない旧体育倉庫の辺りに居た。倉庫に近くにしゃがみこんだ。
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.21 bLEb3YI/0
なにも考えたくなかった。また目頭が熱くなってきた。ここなら誰も来ないよね・・。
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.24 bLEb3YI/0
いつまでもここにいるわけにもいかない。
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.25 bLEb3YI/0
キョンには後で謝ろう。きっと許してくれるよね・・。
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.27 bLEb3YI/0
キョンには後で謝ろう。きっと許してくれるよね・・。
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.32 bLEb3YI/0
無視して通り過ぎようとすると肩を掴まれる。
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.33 bLEb3YI/0
無視して通り過ぎようとすると肩を掴まれる。
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.35 bLEb3YI/0
無視して通り過ぎようとすると肩を掴まれる。
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.47 bLEb3YI/0
「こんなところで1人でうろついてるとあぶないぜ、特に俺らみたいなのはな」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.49 bLEb3YI/0
「きっと誘ってるんですよ」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.49 bLEb3YI/0
「何よあんた達、離しなさいよ」
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.53 bLEb3YI/0
「こいつ見たことありますぜ。バニーの格好したりしてましたよ」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.58 bLEb3YI/0
「あんた達みたいな奴誘惑するわけないでしょ。訳分からない事いってないでさっさと離しなさいよ!」
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.60 bLEb3YI/0
長身の男が2人に何か言っている。ニヤケ面した気持ち悪い顔でこっち見るんじゃないわよ。
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.62 bLEb3YI/0
長身の男が2人に何か言っている。ニヤケ面した気持ち悪い顔でこっち見るんじゃないわよ。
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.64 bLEb3YI/0
長身の男が2人に何か言っている。ニヤケ面した気持ち悪い顔でこっち見るんじゃないわよ。
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.67 bLEb3YI/0
2人があたしの後ろに回り片方ずつ腕を掴んできた。
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.68 bLEb3YI/0
2人があたしの後ろに回り片方ずつ腕を掴んできた。
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.70 bLEb3YI/0
3対1しかも男の腕力ならいくらあたしでも振り切れそうにない。
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.73 bLEb3YI/0
そのまま引きずられる様に旧倉庫の中に連れて行かれる。中は薄暗く埃臭い。
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.74 bLEb3YI/0
相変わらず雑魚2人が気持ち悪い笑みを浮かべている。
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.75 bLEb3YI/0
「騒いでも無駄だぜ。こんなところに滅多に人は来ないからな」
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.77 bLEb3YI/0
「騒いでも無駄だぜ。こんなところに滅多に人は来ないからな」
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.78 bLEb3YI/0
「騒いでも無駄だぜ。こんなところに滅多に人は来ないからな」
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.80 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になる。混乱する頭で自分の置かれている立場をようやく理解する。
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.82 bLEb3YI/0
何か嫌な汗が背中を流れた。何言ってるのこいつら・・・。
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.83 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になる。混乱する頭で自分の置かれている立場をようやく理解する。
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.84 bLEb3YI/0
頭の中が真っ白になる。混乱する頭で自分の置かれている立場をようやく理解する。
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.91 bLEb3YI/0
痛い。何も考えられない。頭の中でキョンの顔が浮かんできた。
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.92 bLEb3YI/0
「おとなしくしやがれ、このアマ!」思い切り顔をはたかれた。
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.95 bLEb3YI/0
へたり込み座り込んでいるあたしの方に手が伸びてくる。
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.96 bLEb3YI/0
服が裂ける音が聞こえる。セーラー服を破かれ、白いブラがあらわにされる。
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.98 bLEb3YI/0
「あ・・」自分でも情けないくらい力の篭らない声が口から漏れる。
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:15.98 bLEb3YI/0
「あ・・」自分でも情けないくらい力の篭らない声が口から漏れる。
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.00 bLEb3YI/0
「あ・・」自分でも情けないくらい力の篭らない声が口から漏れる。
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.02 bLEb3YI/0
突然扉が勢いよく倒れた。逆光でよく顔は見えない。でもなんとなく分かった。キョンが来てくれた。
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.05 bLEb3YI/0
キョンがあたしの名前を叫びながら小柄の男に殴りかかった。
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.06 bLEb3YI/0
キョンがあたしの名前を叫びながら小柄の男に殴りかかった。
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.08 bLEb3YI/0
続いて太目の男を蹴り飛ばす。でも後ろから羽交い絞めにされて・・。
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.14 bLEb3YI/0
男達はそれで満足していったのか出て行った。キョンとあたしだけが薄暗い倉庫の中に取り残される。
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.15 bLEb3YI/0
キョンがゆっくりと立ち上がり、体を引きずるようにしてあたしの傍に来た。
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.17 bLEb3YI/0
ブレザーを脱いであたしに羽織らせる。あたしはそこでようやく我に返った。
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.30 bLEb3YI/0
「別にあんたがこなくてもあれから反撃しようとしていたのよ!」こんなことを言いたいんじゃない。
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.32 bLEb3YI/0
キョンは黙って聞いている。何か言ってよ・・。
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.34 bLEb3YI/0
「あんたなんかもうSOS団にはいらないわ!どこへでも行きなさいよ!」
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.41 bLEb3YI/0
「もう2度とあたしの前に顔を出すんじゃないわよ!!」
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.42 bLEb3YI/0
「もう2度とあたしの前に顔を出すんじゃないわよ!!」
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.45 bLEb3YI/0
頭の片隅の冷静なあたしが泣いている。けれど体は、口はやめようとはしない。
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.48 bLEb3YI/0
頭の片隅の冷静なあたしが泣いている。けれど体は、口はやめようとはしない。
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.49 bLEb3YI/0
頭の片隅の冷静なあたしが泣いている。けれど体は、口はやめようとはしない。
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.51 bLEb3YI/0
頭の片隅の冷静なあたしが泣いている。けれど体は、口はやめようとはしない。
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.53 bLEb3YI/0
頭の片隅の冷静なあたしが泣いている。けれど体は、口はやめようとはしない。
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.56 bLEb3YI/0
あたしの両肩を掴んで、やさしい声であたしの名前を呼んでいる。ゆっくりとキョンの顔を見た。
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.57 bLEb3YI/0
そのまま、まるで壊れ物を扱うようにやさしくキョンに抱きしめられた。
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.56 bLEb3YI/0
そのまま、まるで壊れ物を扱うようにやさしくキョンに抱きしめられた。
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.55 bLEb3YI/0
あたしの両肩を掴んで、やさしい声であたしの名前を呼んでいる。ゆっくりとキョンの顔を見た。
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.58 bLEb3YI/0
そのまま、まるで壊れ物を扱うようにやさしくキョンに抱きしめられた。
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.60 bLEb3YI/0
耳元で聞いたこともないような優しい声でキョンが囁く。
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.63 bLEb3YI/0
耳元で聞いたこともないような優しい声でキョンが囁く。
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.65 bLEb3YI/0
あたしの中で何かが音を立てて崩れていった。
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.70 bLEb3YI/0
どれくらい時間がたったのかはわからない。あたしはもう何も言っていない。涙ももう止まっている。
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.74 bLEb3YI/0
キョンの腕から力が抜けていき、あたしはキョンの体から顔を離した。目の前にキョンの顔がある。
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.77 bLEb3YI/0
「ハルヒ」キョンがさっきと変わらないやさしい声であたしの名前を呼ぶ。
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.79 bLEb3YI/0
「だいじょうぶですか!キョン君!涼宮さん!」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.80 bLEb3YI/0
「だいじょうぶですか!キョン君!涼宮さん!」
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.81 bLEb3YI/0
「だいじょうぶですか!キョン君!涼宮さん!」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.84 bLEb3YI/0
「だいじょうぶですか!キョン君!涼宮さん!」
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.86 bLEb3YI/0
「あ・・お取り込み中でしたか。すいません」古泉君はそういうと引っ込んだ。
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.90 bLEb3YI/0
まさかわざとやってんじゃないでしょうね・・。再びお互いの顔を見て、同時に笑った。
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.91 bLEb3YI/0
まさかわざとやってんじゃないでしょうね・・。再びお互いの顔を見て、同時に笑った。
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.94 bLEb3YI/0
どちらからともなく顔を近づける。ほんの数秒だけど唇が触れ合った。
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:16.96 bLEb3YI/0
あたしは目を瞑っているので、キョンの顔は見えなかった。
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.04 bLEb3YI/0
顔を離し、立ち上がる。キョンがバランスを崩して倒れそうになるのを支える。
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.07 bLEb3YI/0
顔を離し、立ち上がる。キョンがバランスを崩して倒れそうになるのを支える。
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.10 bLEb3YI/0
薄暗い倉庫の外は太陽が眩しかった。SOS団の3人がそこに集まっていた。
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.11 bLEb3YI/0
みくるちゃんが泣きながら抱きついてきた。みくるちゃんの背を片手で抱く。
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.14 bLEb3YI/0
あたしとキョンは中庭にいた。横でキョンがあたしの作ってきたおにぎりにむさぼりついている。
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.16 bLEb3YI/0
別に教室でもよかったけれど、キョンが嫌がったのとすごく天気がよかったので中庭で食べる事にした。
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.19 bLEb3YI/0
それを見るだけで十分分かってはいたけれど、あえて聞きたくなった。
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.21 bLEb3YI/0
それを見るだけで十分分かってはいたけれど、あえて聞きたくなった。
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.24 bLEb3YI/0
それを見るだけで十分分かってはいたけれど、あえて聞きたくなった。
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.24 bLEb3YI/0
それを見るだけで十分分かってはいたけれど、あえて聞きたくなった。
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.30 bLEb3YI/0
「ああ、うまいよ。最高だ」あたしはその言葉で満足してこう返した。
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.22 bLEb3YI/0
「おいしい?」キョンが食べる手を止め、こちらを向く。
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.30 bLEb3YI/0
「当たり前でしょ。あたしが作ったんだから!」今、自分が出来ると思う最高の笑みと一緒に。
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.35 bLEb3YI/0
俺の足が言うことを聞かない。
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.38 bLEb3YI/0
俺の足が言うことを聞かない。
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.40 bLEb3YI/0
My右足くん、左足くん。
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.41 bLEb3YI/0
My右足くん、左足くん。
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.47 bLEb3YI/0
なぜか、いつもよりペダルが軽い気もするがそんなに、焦ることもないだろ?
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.50 bLEb3YI/0
今日こそはおごって貰うぜハルヒ。
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.52 bLEb3YI/0
今日こそはおごって貰うぜハルヒ。
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.58 bLEb3YI/0
しかし、その考えはチョコを砂糖でコートし大福餅に入れたくらい甘かったようで、
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.61 bLEb3YI/0
しかし、その考えはチョコを砂糖でコートし大福餅に入れたくらい甘かったようで、
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.69 bLEb3YI/0
「遅い! 罰金! 大体あんたが誘ったんでしょ?
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.71 bLEb3YI/0
それを待たせるなんて、どういう神経してんのよ!まったく」
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
10/06/07 21:08:17.72 bLEb3YI/0
何となく予想はしてたけどな、約束の時間の一時間前だ。俺は遅刻はしていない。
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