◆◇◆　借金する奴の行動パターン Part9　◆◇◆

◆◇◆　借金する奴の ..

198:名無しさん＠お腹いっぱい。
07/08/23 19:30:42 xU/XFTxqO
最近まで大学にいたカスサイマー。携帯からのｶｷｺで少し長話になるが。

その時俺は大学１年の冬。現役。同じ講義の受講者でＮ原という調子者野郎と話す機会が増えた。Ｎ原はいつも話しを大きくしたりバレバレな虚言を言う男だ。
『俺は角川書店の小説コンクールで佳作を取ったがある』『タモリは俺の親戚だ』『銀行をハッキングして何とか５万円ダウンロードしたが、友達に脅されて４万円盗られた』などなど…。

好きなタイプではないが、うわべの付き合いならギリギリ気にならないタイプではあったので俺は普通に接していた。そんなある日、Ｎ原は顔面蒼白で俺に相談を持ち掛けてきた。話は借金の申し込みだった。

『先輩の車ぶつけた…まじヤバイ…。頼む！10万貸してくれ…。いつものようなﾊｲﾜﾛ事じゃないんだよ…。』

演技にしては迫真だし、普段の話しを嘘と自分で認めているので、俺は嘘ではないんだなと思い、尚且つバイトや仕送りで余裕もあったので俺は金を貸した。

『ありがとう！！本当ありがとう！なんなら土下座して感謝してもいいよ！』

Ｎ原は本当に助かったように俺に感謝した。俺は、土下座なんていいからちゃんと返せよと言い聞かせた。返済約束は余裕を持って半年とさせた。しかもＮ原は借用書まで書いてくれた。

『これなら99%大丈夫だぜぃ～！』

と言いながら、いつもの調子者バカなＮ原に戻った。生活に余裕はあるしまあ、これなら多分大丈夫だろうと思った。

つづく。

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