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1:番組の途中ですがアフィサイトへの＼(^o^)／です
20/04/04 23:22:15.97 ● BE:986624169-2BP(2000).net
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千葉）「グレープトマト」台風被害から復活目指す
千葉県木更津市の農業・引藤崇（いんどうたかし）さん（41）がつくるミニトマトは、ブドウのように房で実り、「グレープトマト」として人気だ。昨秋の台風で生産の主施設だった大規模ガラスハウスが全壊した。復活への道のりは厳しいが、被害の少なかったビニールハウスでの収穫・出荷を始めている。
　同市下内橋の「いんどう・ウォーター・ファーム」。引藤さんと父・善夫さん（68）、母・のぶ子さん（65）で営んでいる。
　ミニトマトを房で鮮やかに実らせるのが特徴だ。大玉トマトを栽培していた善夫さんが、30年ほど前に、種苗会社の勧めで新品種のミニトマトに切り替えた。水や温度の管理、土作りなどに工夫を重ね、実を割らずに房全体を色づかせることに成功した。まろやかな甘さとやわらかな酸味も人気で、「房成りグレープトマト」として根付いた。
　肥料分を溶かした溶液による水耕栽培が中心で、11品種をつくり、JA直売所やスーパー、木更津市内のレストランに出荷。2017年からは「収穫体験」を始め、4～5月は大勢の家族連れでにぎわった。18年には同市の特産品として、ふるさと納税の返礼品にも選ばれた。
　だが、昨年9月の台風15号が状況を一変させた。
　水耕栽培の10連棟のガラスハウス（約1300平方メートル）は全壊した。毎年6月に苗木を植え替えて10月から収穫を始めるが、その直前だった。引藤さんの窮状を知り、支援の輪が知人から知人へと大きく広がった。「多い時には日に30～40人が後片付けに駆けつけてくれた」という。SNSなどで励ましの言葉も数多く寄せられた。
　ビニールハウスでも土耕栽培をしており、被害を免れたトマトの木をハウスに植え替えた。収穫量は大幅に落ち込んだが、11月から出荷にこぎつけた。木更津市内の人気レストランにも、引藤さんが育てたことを明記したミニトマトのサラダ、スパゲティといった様々なメニューが復活した。
　全壊したガラスハウスの鉄骨はそのままだ。引藤さんは強化プラスチックでの再建を考えているが、高額な費用がかかる。葛藤する引藤さんの胸中に「おいしくて、もう一つもう一つと食べてしまいました。（収穫体験に）また行きたい」という幼児からの応援メッセージが響く。
　これからはミニトマトの糖度が最ものる時期だ。心待ちしてくれる大勢の皆さんのために、今できることを懸命に頑張る―そんな思いを込めて、引藤さんは真っ赤に熟した実を丁寧に収穫している。

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