日本思想
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479:考える名無しさん
20/03/21 21:35:50 0.net
日本創世神話の原型『淮南子(えなんじ)』
・『淮南子:知の百科(中国の古典)』 池田知久 、講談社 (1989) 原文、書き下し、訳文
・『淮南子の思想:老荘的世界』 金谷治 、講談社学術文庫 (1992) 解説と部分訳
“天地がまだ形づくられていなかったときは、
ただ何かがもやもやと漂い、ふわふわと浮かんでいるだけであった。
これを太始(大いなる始まり)という。
道がこの虚霩(漠然たる広がり)を作り出したのであるが、
やがて虚霩(カオス)から宇宙(空間と時間と)が生まれ、
宇宙(コスモス)から元気(万物の根源的な元素)が生まれた。
そして元気の中に二つのものへの分化が現れると、
清んで明るい気は、広くたなびいて天となり、重く濁った気は、凝固して地となった。”
― 『淮南子:知の百科(中国の古典)』 「11 天地創造」 池田知久 、講談社 (1989)
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