【認知エラー】「6秒のBTSダンスを踊ってみて」…イェール大学生の「根拠のない自信」に異論を唱えた韓国系教授の名講義[1/26] [ばーど★] at NEWS4PLUS
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1:ばーど ★
23/01/26 14:47:11.62 Wkpems9u.net
「6秒のBTS(防弾少年団)の振り付け動画を何度も見せて真似できるかと聞いたら、学生10人が講壇に上がってきました。『たかが6秒だからそんなに難しくないだろう』と思ったはずです」
米国イェール大学心理学科のアン・ウギョン碩座教授が書いた『シンキング101:より良い人生のための考える練習』(フルム出版)はBTSのダンスをめちゃくちゃに真似するイェール大学の学生たちの事例から始まる。彼らが自分を過信したのは「流暢性の錯覚」に陥ったためだ。流暢性の錯覚とは、難しい仕事をてきぱきとこなす人を見れば、そのことが大したことではないように感じられる認知エラー現象だ。
アン教授は、流暢性の錯覚がメタ認知から始まると説明する。メタ認知とは、私が何を知って何ができるかを把握する能力だ。例えば、体で水泳を身につけた人の脳は、自ら水泳が可能だと認識する。問題は、目で見ただけで実際には試したことのないことがうまくできると勘違いする場合だ。BTSの振り付けを繰り返し視聴した学生たちのように、ある対象に慣れれば簡単にやり遂げることができるという錯覚に陥りかねない。
同書でアン教授は、流暢性の錯覚のほかにも、事件の発生順序が重要でないにもかかわらず、最近の事件をすべての結果の原因にしようとする傾向(最新性の錯覚)、99件の良いレビューより3つの悪いレビューに影響を受ける心理(否定性の偏向)などを日常の例として解説した。主な実験と例は、アン教授のイェール大学の学部生対象の「考える」授業の内容から持ってきた。アン教授はこの講義で昨年イェール大学の学生が選んだ最高講義賞を受賞した。
認知エラーは問題にもなる。人は傍観による悲劇よりも悪行による悲劇に大きく反応する。飢え死にした人より、殺人被害者を哀れむということだ。アン教授は「人々は傍観より悪行がもっと悪いと思うが、2人は似たような害悪を及ぼすこともある」として「気候変動への対応に参加しないこと、投票をあきらめることなどがその例」と話した。
アン教授は認知エラーを避けられるさまざまな解決策も提示する。特に、政治・社会的懸案に関連した流暢性の錯覚を避けるためには、文章を書くように助言した。また「堕胎・福祉・気候変動など社会問題に詳しいと思う人も各々の事案に賛成、または反対する理由と特定政策が社会に及ぼす影響を文章で書くように求められると、驚くほど謙虚になる」として「立場を積極的に説明する必要がある状況では知識の不足に気付くため」と話した。「根拠のない自信」が減れば、政治的な極端主義が緩和されるという心理学研究結果もある。
「自責感や後悔のような否定的感情をどうやって振り払うことができるのか」という質問に、アン教授は「不幸の理由を探すのに没頭しないこと」と答えた。「難しい試験に合格したり、大きな取引を成功的に締結したりした時は『なぜ仕事がうまくいったのか』を悩まないが、何かに失敗すれば『なぜ』に執着する。しかし、不幸の因果関係がいつも大根を切るようにはっきりとしているわけではない」と話した。
アン教授は「不幸な感情にとらわれ、無力感を感じる時は統制可能なことを考えることで考えを喚起しなければならない」と付け加えた。「今夜何を食べようか」「洗濯は何時にしようか」など些細だが具体的な行動で否定的感情を散乱させる方式だ。また、このような戦略を「非常に小さな始まりの力」と語った。
中央日報日本語版 2023.01.26 10:21
URLリンク(japanese.joins.com)
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