【週刊文春】 集団感染、韓国ゲイクラブで何が起きていたのか? 匿名の男性と性行為 [影のたけし軍団ρ★] at NEWS4PLUS
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1:影のたけし軍団ρ ★
20/05/11 23:47:30 CAP_USER.net
新型コロナウイルスの感染が収束し始め、5月6日からは日常に戻りながら生活の中で防疫を実践する「生活防疫」政策に転換した韓国。
しかし、その矢先に再び集団感染が発生し、再流行の兆しを見せている。

今回の震源地は、ソウルの代表的な繁華街である梨泰院(イテウォン)にある複数のクラブだ。

最初に感染が発覚したのは、ソウルのベッドタウン・京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)に住む20代の男性。
韓国のゴールデンウィーク翌日にあたる5月6日にコロナ感染が判明したのだが、彼が連休中に京畿道内やソウルを歩き回り、
5月1日午前零時から2日未明にかけては、梨泰院でいくつかのクラブをハシゴしていたことが問題を深刻化させた。

その結果、この男性が長時間滞在した梨泰院のナイトクラブ「キング(King)」を中心に
コロナ感染者が続出し、5月11日現在で計79人の感染者が発生したのだ。

さらに今回のクラスターへの対策を複雑にしているのは、その20代男性が歩き回ったクラブのうち、「キング」など3カ所が、いわゆる「ゲイ・クラブ」だったことだ。
このため、クラブの利用者がアウティング(本人の望まないカミングアウト)を恐れ、防疫当局の調査に応じないケースが続出している。

防疫当局によると、約5500人のクラブ利用者のうち2000人ほどが虚偽の連絡先を残し、連絡が取れていない状態だという。
防疫当局は、携帯電話会社とカード会社にデータの提出を要請し、警察からも協力を得てクラブ利用者全員を捜し出して検査を受けさせる方針だが、現状は厳しい。

さらに深刻なのは、クラブで感染した者の一部が「ブラック睡眠部屋」と呼ばれる男性同性愛者専用の休憩所にも立ち寄っていたことだ。
「ソウル新聞」電子版(5月10日付)は、この「ブラック睡眠部屋」について次のように説明している。

「ブラック睡眠部屋は“チムバン”という名称で呼ばれ、男性同性愛者が性的欲求を解消するために使う場所だ。
夜になるとさらに賑わい、金曜日から日曜日までは足の踏み場もないほど多くの人が訪れる。少人数が使用できるこぢんまりした部屋から、大人数が入場できる開放された空間までそろっている。

薄暗い部屋では性行為が主目的であるため、手指消毒剤の使用やマスク着用など基本的な生活防疫はほとんど守られていない。
匿名の男性と性行為をする空間なので、入場客は個人情報が公開されやすいクレジットカードより現金を好む」

ネットで明かされている情報によると、入場料は2万ウォン(約1800円)程度とホテルなどに比べてかなり安い。
そのため夜明けにクラブを出た同性愛者たちが休息のためにここを訪れるという。

「ブラック睡眠部屋」は、ソウルだけでも梨泰院と江南(カンナム)を中心に数十カ所が運営中とされる。
入場者は服を脱いで携帯を切ってから入場するため携帯電話のデータからの追跡は難しく、報道の通り現金払いが中心のためカードの利用履歴からの追跡も困難だ。


今回の集団感染は、2月17日以降、韓国を恐怖に追い込んだ大邱(テグ)の新興宗教「新天地教会」発のコロナ感染の大流行と類似点が多い。
韓国メディアでは「第2の新天地」と、懸念する声が高まっている。

まず、密閉、密集、密接、いわゆる「3密」の危険性の高い施設で感染が発生し、瞬く間に全国に広がったことだ。
大邱の新天地教会が全国の新天地信徒が訪れる「聖地」だったなら、今回最も多くの感染者が出た梨泰院のゲイクラブ「キング(King)」は、特定クラバーたちの「聖地」。

今回もオープン3周年を迎え、全国からクラバーが集まっていた。
その結果、ソウルと京畿道だけでなく、大邱、釜山(プサン)、済州(チェジュ)まで全国にわたって感染者が続々と発見されている。
URLリンク(bunshun.jp)


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