【韓国】無料配布する“防寒6点セット”もしょぼい!? 平昌五輪の防寒対策は万全か[01/26]
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1:荒波φ ★
18/01/26 10:26:19.38 CAP_USER.net
本日1月25日の朝、東京では48年ぶりとなるマイナス4度という記録的な冷え込みとなった。氷点下の寒さを肌で感じたことで、改めて心配になることがある。
2月9日に開かれる平昌五輪の開会式だ。
■平昌の今朝の気温はマイナス17度
というのも平昌五輪が開かれる江原道平昌郡の今朝の気温は、マイナス17度。東京とは比べ物にならないほど寒いのだ。
しかも開会式が行われる「平昌オリンピックプラザ」には、屋根がない。本来はドーム型にすることが検討されていたが、予算の削減やオリンピック後の撤去が前提ということで、屋根を設置しなかったのだ。
観客は極寒のなか、冷たい風にさらされることになる。
実際に昨年11月4日、同会場で行われたK-POPアイドルのコンサートでは、あまりの寒さで5人の観客が低体温症になり、救急車で搬送されてしまったという。
(参考記事:平昌五輪の開会式会場で観客が「寒さで救急車」のハプニング。本番は大丈夫かURLリンク(s-korea.jp))
■気になる“防寒6点セット”の中身
もちろん、韓国側も防寒対策を出している。
平昌冬季オリンピック組織委員会のイ・フィボム組織委員長は、1月23日の記者会見で「平昌の2月の平均気温はマイナス4度。あまりに寒くて見にいけないという人もいる。しかし、寒さに対しては万全の準備をしている」と強調した。
その防寒対策として注目を集めているのが、無料で配布される“防寒6点セット”だ。その中身はポンチョ、ひざ掛け毛布、温熱座布団、ニット帽、手用カイロ、足もとカイロとなっている。
イ委員長も「他の冬季オリンピックでは6点セットを配らなかったはず」と自信をのぞかせている。
さらに、観覧席の上段と下段には防風幕も設置。防風幕はポリカーボネート材質で、高さ3.5m、全長510mという巨大なものだ。その他、スタジアム内に暖房が効いた部屋や、大型ヒーター40台を設置するなど、防寒対策を徹底しているという。
■最大の危惧は“降雪”だが、対策はなし
しかし、オリンピック組織委員会の防寒対策で平昌の寒さをしのげるかは、はなはだ疑問だ。
最も危惧しなければならない予測不能の降雪を、想定していないような対策ばかりだからだ。
さらに組織委員会は「平昌の2月の平均気温はマイナス2度」と強調しているが、それはあくまで平均気温に過ぎない。
韓国消防庁は「平昌五輪の開催期間、最低気温はマイナス21度、体感温度はマイナス31度」と明かしており、そのくらいの寒さになる可能性のほうが現実的なのだ。
フタを空けてみたら「寒さの想定が甘かった」という可能性は否定できないだろう。
“防寒6点セット”などの関連報道に触れた韓国ネット民たちも、不安の声を隠せない。
「開会式から低体温症で運ばれる人がいるんだろうな…」
「実際に行ってみたが10分も耐えられなかったよ」
「屋根がないのだから最大の変数は天気だろ」
「マイナス20度の野外開幕式など行くほうが悪い」
組織委員会もそういった不安を踏まえてか、寒さの事故に備えて医務室を4カ所から5カ所に、応急医療人材を52人から165人に増強している。
いずれにしても、寒さをしのげるかどうかは、当日の天気次第という“運任せ”になりそうな平昌五輪の開会式。2月9日の本番までに、さらなる防寒対策がなされるのか注目したい。
2018年01月25日
URLリンク(s-korea.jp)
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