【神奈川新聞】有田芳生氏「ネット上のヘイトスピーチは収まるどころか拡大。人種差別を禁じる法整備など対策を充実していく必要がある」 at NEWS4PLUS
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1:ねこ名無し ★
17/10/05 01:43:28.78 CAP_USER.net
【時代の正体取材班=石橋 学】判決は結論付けた。「原告としても一定の批判は甘受すべきであった」。批判されてしかるべき、という戒めである。
人種差別団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)前会長の桜井誠(本名・高田誠)氏が、有田芳生参院議員のツイッターで名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は9月26日、請求を棄却した。判決文には在日コリアンの殺害までを呼び掛ける極右運動の中心人物への「断罪」までが刻まれていた。
名誉毀損(きそん)に当たるか否かが争われたのは桜井氏を評したツイートだった。
〈自称桜井誠=高田誠の存在がヘイトスピーチ=差別扇動そのものです。差別に寄生して生活を営んでいるのですから論外です〉
発言と行動は常に差別とその扇動が目的というヘイトスピーチの象徴的存在で、あおり立てた憎悪を食い物にする確信的差別者にして職業的差別扇動者−。所業の数々を知る者からすれば、桜井氏の本質と行動原理を端的に表しているとうなずける評価である。
2016年4月、ツイートのきっかけとなった岡山市内で計画されたデモも象徴的だった。「拉致被害者奪還」を掲げているが、差別主義者はあらゆるテーマにかこつけてヘイトスピーチを行ってきた。
わけても拉致問題は差別的言動を政治的主張かのように偽装し、被害者の立場に便乗することで、在日コリアンへの筋違いな憎悪をあおるのに都合が良かった。だから有田氏のツイートは以下のように続いていた。
〈「拉致問題を利用しないで欲しい」というのが横田滋さん、早紀江さんの心情であることは、数年前から何度もお聞きしています〉
拉致問題を掲げた過去のデモがそうだったように、ヘイト目的が明らかなデモの開催に対する非難の表明に他ならなかった。
実際、デモ当日、桜井氏はマイクを手に「朝鮮人帰れ」と連呼し、デモの目的が排斥の呼び掛けであったと自ら証明してみせた。にもかかわらず、桜井氏は500万円の損害賠償を求めて提訴したのだった。
「自分はヘイトスピーチなどしたことがない」と強弁し、非難されるや「日本人に対するヘイトスピーチだ」とさらなる攻撃材料にする。提訴もまた行動原理にならったものにすぎなかった。
「公正な論評」
ポイントは投稿の前提となる桜井氏の過去の言動がどう評価されるかだった。
植民地支配に始まる歴史的、制度的差別を受け続ける在日コリアンについて、あろうことか「特権」を有しているという虚説を捏造(ねつぞう)し、名称からして差別扇動そのものの在特会の結成は06年12月。以来、へイトデモや街宣、インターネットを通じて差別・排外思想を広め、人権侵害の被害者を生み続けてきた桜井氏である。
自身は民事訴訟や人権侵犯被害申告を受け、在特会メンバーが引き起こした刑事事件も枚挙にいとまがない。
「原告自身の発言により社会的評価はすでに低下しており、改めて被告が指摘しても、評価がさらに低下するわけではない」
反ヘイトの先頭に立つ国会議員である有田氏を桜井氏が再三攻撃してきたことと併せ、被告側弁護団は主張した。
果たして、判決では、有田氏の投稿を「ヘイトスピーチが行われることを懸念し、防止、反対する趣旨でなされたもの」と認定。「公正な意見、論評」であって「ヘイトスピーチは社会的関心の高い問題で、桜井氏は在特会の指導的、中心的存在で影響力があることから、一定の批判は甘受すべきだった」と結論付けた。
判決文を一読、被告側弁護団の神原元弁護士がうなずいた。
「ヘイトスピーチ解消法を上手に適用して結論を導いている。その点で高く評価できる判決だ」
明快な論旨にヘイトスピーチを絶対悪とみなす意思を読み解くことができた。
解消法が根拠
判決直後の記者会見。神原弁護士の解説に力がこもる。投稿について有田氏側は桜井氏に対する意見、論評であり、桜井氏がデモに参加すると、差別扇動が激化することを批判するためのものだった、と主張した。
URLリンク(www.kanaloco.jp)
>>2以降に続く)


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