童貞の読む本
at CHERRYBOY
[前50を表示]
550:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/13 03:31:52 0
>>549
よくわかりましたね。上出来です。
551:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/13 03:33:11 0
つらかったことも
たのしかったことも
すべてのことが発酵してきて
こころのなかがすっぱいかんじ
by k.m.pのぐるぐるなきもち箱。
552:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/13 04:41:44 0
こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。
こころはまた夕闇の園生(そのふ)のふきあげ
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや
ああこのこころをばなににたとへん。
こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり
553:名無しさん@ピンキー
07/08/13 05:28:54 O
ケルアック
554:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/13 19:27:41 0
書斎の午後
われはこの国の女を好まず。
読みさしの舶来の本の
手ざはりあらき紙の上に、
あやまちて零(こぼ)したる葡萄酒(ぶだうしゆ)の
なかなかに浸(し)みてゆかぬかなしみ。
われはこの国の女を好まず。
555:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/13 19:32:39 0
ココアのひと匙(さじ)
われは知る、テロリストの
かなしき心を―
言葉とおこなひとを分ちがたき
ただひとつの心を、
奪(うば)はれたる言葉のかはりに
おこなひをもて語らんとする心を、
われとわがからだを敵に擲(な)げつくる心を―
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有(も)つかなしみなり。
はてしなき議論の後の
冷(さ)めたるココアのひと匙(さじ)を啜(すす)りて、
そのうすにがき舌触(したざは)りに
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。
556:名無しさん@ピンキー
07/08/13 23:12:46 0
また夏が終わる もうさよならだね 時は2人を引き離していく おもちゃの時計の針を戻しても 何も変わらない
557:名無しさん@ピンキー
07/08/14 03:07:03 O
良スレあげ
558:名無しさん@ピンキー
07/08/14 04:25:48 O
割り切れない というのは2の気性にはあいませんでした
559:名無しさん@ピンキー
07/08/14 04:27:15 O
個性的っていうよりは個人的
560:帽子の思い出
07/08/14 04:35:25 O
どこかのおやしきの クローゼットの棚に置かれたまるいおおきな箱の中で ぬくぬくと幸福にまどろんでるよ
気丈なばあさんだった
せいろうな山の空気と肥沃な大地の味がします
果肉のしっかりした干しあんずだったのですが、売れ行きはよくありませんでした
帽子はそれを 遠い町の農家から、二束三文で買いつけていました
561:名無しさん@ピンキー
07/08/14 04:39:37 O
>>556
なぜここでミスチルw
562:名無しさん@ピンキー
07/08/14 05:25:48 O
>>560
江國香織ですね 彼女の詩集が大好きです!
563:名無しさん@ピンキー
07/08/14 05:57:55 0
グミ
チョコレート
パイン
564:名無しさん@ピンキー
07/08/15 01:07:39 0
「動物たち」
私の父がゴリラに変身する。夜になると、私はよく父に会いに、
父が閉じこめられているモンキー・ハウスに忍び込む。
おみやげは頼まれた完熟のバナナ。「ねぇ、それほんとにゴリラの
ぬいぐるみじゃないの?」と私はもう一度ひそひそ声で訊く。
「それさぁ、ぬいぐるみにみえてしかたないんだけど」。
「もちろんぬいぐるみなんかじゃない」と父は吐き捨てるように言って
バナナの皮を後ろにポイと放り投げ、房からもう一本もぎ取る。
「お前な、わしが冗談でこんなところに閉じ込められてると思うか?
これみんなギャグにみえるか?」
565:名無しさん@ピンキー
07/08/15 01:09:20 0
「谷間」
奇妙な病が私の父を冒す。父は日々じわじわと、放漫なブロンド女性に
変身していくのだ。それも、ものすごくセクシーな女性に。
「覚悟しておいた方がいいわね、あなたと父さんとの関係にいろいろな
問題が生じてくるのを」と母が、芝刈り機の轟音が響く裏庭のテラスで
私と一緒にアイスティーを飲みながら、わずかに汗ばんだ額をハンカチで
ぽんぽん叩いて言う。
566:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/15 02:14:38 0
八等官のコワリョーフはかなり早く眼を覚すと、
唇を【ブルルッ……】と鳴らした。自分でもこれはいったいどういう原因からか、
説明する訳にゆかなかったが、とに角、眼を覚すといつもやる癖であった。
コワリョーフは一つ伸びをすると、テーブルの上に立ててあった小さい鏡を取り寄せた。
昨夜、自分の鼻の頭に吹き出したにきびを見ようと思ったのである。
ところが、おっ魂消(たまげ)たことに、
鼻はなくて、その場所(あと)がまるですべすべののっぺらぼうになっているではないか!
仰天したコワリョーフは水を持って来させて、タオルで眼を拭ったが、
確かに鼻がない! 手でさわって見たり、これは夢ではないかと、
我が身をつねってみたりしたが、どうも夢ではなさそうだ。
八等官コワリョーフは寝台からとび起きざま、武者ぶるいをしてみた―が、
やはり鼻はなかった!
567:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/15 02:17:57 0
一台の馬車が玄関前にとまって、扉(と)があいたと思うと、
中から礼服をつけた紳士が身をかがめて跳び下りるなり、
階段を駆けあがっていった。その紳士が他ならぬ自分自身の鼻であることに気がついた時の
コワリョーフの怖れと驚きとはそもいかばかりであったろう!
この奇怪な光景を目撃すると、眼の前のものが残らず転倒してしまったように思われて、
彼はじっとその場に立っているのも覚束なく感じたが、
まるで熱病患者のようにブルブルふるえながらも、
自分の鼻が馬車へ戻って来るまで、どうしても待っていようと決心した。
二、三分たつと、はたして鼻は出て来た。
彼は立襟のついた金の縫い取りをした礼服に鞣皮(なめしかわ)のズボンをはいて、
腰には剣を吊っていた。羽毛(はね)のついた帽子から察すれば、
彼は五等官の位にあるものと断定することができる。
前後の様子から察して、彼はどこかへ挨拶に来たものらしい。
ちょっと左右を見まわしてから、馭者に、「馬車をこちらへ!」と叫んで、
乗り込むなり駆け去ってしまった。
568:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/15 02:22:00 0
「もし、貴下(あなた)、」と、コワリョーフは無理にも心を鞭打って、
「あの、もし貴下(あなた)……」
「何か御用で?」と、鼻が振りかえって答えた。
「わたくしには不思議でならないのですよ、
貴下(あなた)……どうも、その……。御自分の居どころはちゃんと御存じのはずです。
それなのに、意外なところでお目にかかるものでして、
いったいここはどこでしょう? お寺ではありませんか。
まあ、思ってもみて下さい……」
「どうも、おっしゃることが理解(のみこ)めません、
もっとはっきりおっしゃって下さい。」
【どう説明したものだろう?】と、コワリョーフはちょっと考えてから、
勇を鼓してこう切りだした。「もちろん、わたくしはその……。
それはそうと……。どうも、鼻なしで出歩くなんて、そうじゃありませんか、
これが、あのウォスクレセンスキイ橋あたりで皮剥ぎ蜜柑(みかん)を売っている女商人か何ぞなら、
鼻なしで坐っていても構わないでしょうがね。しかし万々のまちがいもなく今に知事の口にありつかれようとしている人間にとっては、
その……。いや、わたくしには何が何やらさっぱりわからないのですよ、貴下。
(こう言いながら、少佐は肩をすぼめた……)失礼ですけれど、
もしもこれを義務と名誉の法則に照らして考えますなら……あなた御自身よくおわかりのことでございましょうが……」
「いや、さっぱりわかりませんねえ。」と、鼻が答えた。「もっとよくわかるように説明して下さい。」
569:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/15 02:26:44 0
【もし、くっつかなかったら、どうしよう?】
こう我と我が胸に問いかけた時、少佐の顔はさっと蒼ざめてしまった。
名状し難い恐怖を覚えながら、彼はテーブルの傍へ走りよると、
うっかり鼻を斜めにくっつけたりしてはならぬと、鏡を引きよせた。
両手がブルブル震えた。彼は用心の上にも用心をしながら、鼻をそっと、
もとのところへ当てがった。けれど、南無三(なむさん)!
鼻はくっつかないのだ!……彼はそれを口許へ持って行って、
自分の息でちょっと暖めてから、ふたたび、頬と頬との中間の、
つるつるしたところへ当てがった、が、鼻はどうしても喰っついていない。
【さあ、これさ! ちゃんと喰っつかないのか、馬鹿野郎!】と、
彼は躍起になってぼやいたが、鼻は木石のように無情(つれな)く、
まるでコルクみたいな奇妙な音をたててはテーブルの上へおっこちるのだった。
少佐の顔はひきつるように歪んだ。【どうしてもくっつかないのかなあ!】と、
彼はあわてて口走った。けれど、何度それを本来(もと)の場所へ当てがってみても、依然として、その躍起の努力も水泡に帰した。
570:名無しさん@ピンキー
07/08/15 21:27:57 O
寺山修司
571:名無しさん@ピンキー
07/08/15 22:21:33 0
そりゃあ谷崎先生さ。
572:名無しさん@ピンキー
07/08/16 01:51:52 O
ヒルマのヒナタの中このまま朽ちてもいい
マヒルのヒナタの中このまま朽ちてもいい
573:名無しさん@ピンキー
07/08/17 08:38:23 O
日本の現代作家の小説で、プロットレス・バレエのように、筋書きなどないに等しい、流れるようなシンプルかつ斬新な小説が読みたいです。普通のラノベや携帯小説の鼻白む物語展開が嫌いです。
574:名無しさん@ピンキー
07/08/19 03:00:11 0
アントニオ・タブッキの『島とクジラと女をめぐる断片』
ミシェル・トゥルニエの『海辺のフィアンセたち』
ボルヘスの『創造者』コクトーの『ポトマック』
575:名無しさん@ピンキー
07/08/19 04:00:30 O
>>570
今のゆとり世代のひとは知らないのかもね。真の天才に限って影に潜んでる真実。
576:名無しさん@ピンキー
07/08/19 19:02:11 0
こういう状況というものをちょっと考えていただきたいわけなんですけれども、従来型
の演劇には、こういう不確実さというものは無かったわけですね。登場人物についてはちゃんとプロフィールが決まっていて、登場人物がいっ
たい誰なのか分からない、などという作品は見られないわけ
です。性格なども、会話などを通じて明らかになっていく、
普通は一貫したパーソナリティを読者の側で描き出すことが
出来ますね。プロットもきちんと決まっています。喜劇であ
れば誰かと誰かがくっつくとか、最終的に、結婚してハッピ
ーエンドで終わるという。悲劇であれば終局的には主人公は
死んでしまうわけです。それで、どうして死ぬか分からない
なんてことはなくて、ちゃんと原因は劇の中で語られている
わけですね。その、予定された結末に向かって、全てがつじ
つまが合うように、因果関係の網の目に取り込まれつつ、演
劇というものは進展していくわけです。ところがこの作品に
はそう言うものが無い。
577:名無しさん@ピンキー
07/08/19 21:43:25 O
>>575
読解力のないヴァカも多いですからね
578:名無しさん@ピンキー
07/08/19 23:30:07 O
>>1ノルウェイの森は童貞が読む本じゃないだろう
579:名無しさん@ピンキー
07/08/20 02:24:57 0
ポエジーは認識、救済、力、放棄である。世界を変えうる作用として
の詩的行為は、本質的に革命的なものであり、また、精神的運動なるが
ゆえに内的解放の一方法でもある。ポエジーはこの世界を啓示し、さら
にもうひとつの世界を創造する。
(…)
われわれが詩にポエジーの存在を問う時、しばしば、ポエジーと詩が
勝手に混同されているのではなかろうか?
(…)
詩なしでもポエジーは存在する。風景、人物、事実などはしばしば詩
的であり、それらは詩であることなく、ポエジーでありうる。…詩はひ
とつの作品である。ポエジーは人の手になるものーー絵画、歌、悲劇ー
ーのなかに極限され、集中し、そして孤立する。詩的なるものが、まだ
形を持たない状態におけるポエジーであるのに対し、詩は創作であり、
頭をもたげたポエジーである。ポエジーは詩のなかでのみ孤立し、完全
に発現されうるのである。もし人が詩を、そこにいかなる内容をもつめ
こむことのできるひとつの形式と考えるのをやめるならば、詩に対し、
ポエジーの存在を問うことは許される。詩は文学形式ではなくてポエジ
ーと人間の出会いの場である。詩はポエジーを包含し、それを刺激する。
あるいは発射する言語の有機体である。
(オクタビオ・パス『弓と竪琴』
580:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/22 01:59:34 0
>>579
そうだね、詩人ギルドだね。
>>578
そうだね、ラノベだね。
581:名無しさん@ピンキー
07/08/22 12:38:27 0
>>566
ゴーゴリの鼻か〜
なんといってもその風刺性は一歩間違えたらギャグなんだけど
その巧みな文章がいちおーシュール系小噺にしてるよね
582:名無しさん@ピンキー
07/08/22 18:03:00 O
ふたりエッチ全巻
583:名無しさん@ピンキー
07/08/22 19:56:39 O
↑やめてくれあれ読んでるとむかついてくるから
584:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/23 01:04:17 0
>>581
正解でごわす。シュールでごわす。
585:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/23 01:05:31 0
山から里の方へ遊びにいった猿(さる)が一本の赤い蝋燭(ろうそく)を
拾いました。
赤い蝋燭は沢山(たくさん)あるものではありません。
それで猿は赤い蝋燭を花火だと思い込んでしまいました。
猿は拾った赤い蝋燭を大事に山へ持って帰りました。
山では大へんな騒(さわぎ)になりました。
何しろ花火などというものは、鹿(しか)にしても猪(しし)にしても
兎(うさぎ)にしても、亀(かめ)にしても、鼬(いたち)にしても、
狸(たぬき)にしても、狐(きつね)にしても、まだ一度も見たことがありません。その花火を猿が拾って来たというのであります。
「ほう、すばらしい」
「これは、すてきなものだ」
586:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/23 01:06:49 0
鹿や猪や兎や亀や鼬や狸や狐が押合いへしあいして赤い蝋燭を
覗(のぞ)きました。
すると猿が、
「危(あぶな)い危い。そんなに近よってはいけない。爆発するから」といいました。
みんなは驚いて後込(しりごみ)しました。
そこで猿は花火というものが、どんなに大きな音をして飛出(とびだ)すか、
そしてどんなに美しく空にひろがるか、みんなに話して聞かせました。
そんなに美しいものなら見たいものだとみんなは思いました。
「それなら、今晩山の頂上(てっぺん)に行ってあそこで打上げて見よう」と
猿がいいました。みんなは大へん喜びました。
夜の空に星をふりまくようにぱあっとひろがる花火を
眼(め)に浮べてみんなはうっとりしました。
587:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/08/23 01:08:19 0
さて夜になりました。みんなは胸をおどらせて山の頂上(てっぺん)
にやって行きました。猿はもう赤い蝋燭を木の枝にくくりつけて
みんなの来るのを待っていました。
いよいよこれから花火を打上げることになりました。
しかし困ったことが出来ました。と申(もう)しますのは、
誰も花火に火をつけようとしなかったからです。
みんな花火を見ることは好きでしたが火をつけにいくことは、
好きでなかったのであります。
これでは花火はあがりません。そこでくじをひいて、火をつけに行くものを
決めることになりました。第一にあたったものは亀でありました。
亀は元気を出して花火の方へやって行きました。
だがうまく火をつけることが出来たでしょうか。
いえ、いえ。亀は花火のそばまで来ると
首が自然に引込(ひっこ)んでしまって出て来なかったのでありました。
588:名無しさん@ピンキー
07/08/23 02:19:55 0
今日、夕焼けを見ていて思った。
いちばんきれいな時は、ほんの一瞬。
1分ほどの間だ。かがやくばかりに美しい。
あまりの美しさに、ぼうっとなって、心がときはなたれた。
そして思った。
どんなものも、頂点は一瞬だと。
山のてっぺんは、点だし、
恋の頂点も一瞬だ。
ああここだと分かるほど。
きれいなもの、おいしいもの、強いもの、早いものも。
ボールを投げると弧をえがいて落ちてくる、あのてっぺん。
あのような自然の形(カーブ)が、すべてのものにあると思う。
だから、例えば、
つねにてっぺんが絶えまなくつづくような観点からものを
みていれば、てっぺんがつづくのだと思う。
人についてならば、
若々しい美しさの頂点がすぎて、やさしさの頂点やたくま
しさや強さや深さの頂点が、あとから絶えまなくやってく
るということ。順番は人それぞれとして。
恋でいうなら、緊張の頂点、憧れ、情熱などがすぎると、
思いやりや理解やなれあいのすばらしさなどがくると思う。
それで、
夕焼けの美しさは一瞬のようだけど、そのあとにぼんやり
淡くひろがるオレンジや、灰色にとけていく青や、目のさ
めるような深い青や、くらがりにほのかにしのぶ夕焼けの
なごりなど、それぞれが、ある種の頂点でもあるなぁと、
思ったのです。
(『春の野原 満天の星の下』、角川文庫、1992,p.98)
589:名無しさん@ピンキー
07/08/23 16:26:38 0
中年童貞
590:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:26:48 0
○児童向けはスッキリ感が大切だと思う。
(ちなみに赤木かんこさんは、「児童文学は主人公が成長しない(子どもはすぐに成長できないから、話の中でもむしろ成長してはいけない)」「YAは一つの話を通して主人公が成長する」と分類していました)
○児童文学も、昔ながらのものはあまり読まれない。どちらかというと、YA向けを書いている作家が書く児童向けのものをよく読んでいる。
591:名無しさん@ピンキー
07/08/24 23:30:57 0
「キャッチャー・イン・ザ・ライ」では主人公(ホールデンだっけ?)が
物語を通して特に成長するわけではないから、読む前と読んだ後での彼に対する
読者のイメージが変化しない、ゆえに再読した時においてのブレが少なくてすむ、
ということらしいのだが、そういった点で言えば本作も一緒。
作中時間は動いてはいるし、人間関係は多少は変化するものの、
これといって派手な変化が(ストーリーという点でも、人間関係という点でも)
ほとんどない。だから、この面白さと言うのが単純に作者の描写に起因するものであり、
それは1回読んでも失われるものではないので、何回読んでも面白いのだろう、
と思う(この話は、ちょうど今読んでいる「小説のストラテジー」にある
「記述の運動性」と関係が深い)。
592:名無しさん@ピンキー
07/08/25 13:12:54 0
趙麗華
593:名無しさん@ピンキー
07/08/25 13:43:52 0
URLリンク(ameblo.jp)
594:名無しさん@ピンキー
07/08/25 14:16:49 0
たてじわがなくなるほど多角形に広げられた小陰唇
595:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:22:24 0
冷戦は帝国主義と表裏一体をなす資本主義と社会主義と対立構造であった。
社会主義はソ連を発展させ、資本主義諸国にも労働運動による労働条件の向
上や社会保障制度の充実などの影響を与えた。にもかかわらずソ連が崩
壊してしまったのは非民主的政治体制で政治が硬直化し、統制的指令的経済制
度で労働者の勤労意欲が減退し、生産手段の真の意味での社会的所有が実現しな
かったからだ。冷戦終結後の世界は帝国主義の武力行使を背景にもつグローバル資本主
義が台頭し、世界を席巻している。多国籍企業が世界中で跋扈しているため、労
働階級や発展途上国が犠牲になり、貧困の拡大や環境破壊も進んでいる。
グローバル資本主義は、多国籍独占資本の利益のために、民
主主義的諸権利を解体し、人類を破滅に導く。
596:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:27:33 0
社会主義は1990年前後に崩壊したが、それに寄生していた大江氏のような精神的幼児や、さらにそれに依拠していた朝日=岩波的メディアは、まだ生き残っている。
彼らが退場し、その子孫である団塊の世代が一線から退いたとき初めて、人類史上最大の脇道だった社会主義を清算できるのだろう。
597:名無しさん@ピンキー
07/08/25 15:55:33 O
大江は保守離別からリベラリズムにささいなことで転向した。
598:名無しさん@ピンキー
07/08/25 16:41:49 0
たてじわがなくなるほど多角形に広げられた小陰唇
599:名無しさん@ピンキー
07/08/26 02:01:14 0
>>597
そんな殊勝気に言われてもね
600:名無しさん@ピンキー
07/08/26 02:45:16 0
夏草のように伸び放題のチン毛はそりましょう
限りなくパイパンに近く
601:童貞
07/08/26 04:30:00 O
日本昔話
602:名無しさん@ピンキー
07/08/27 01:48:34 0
>>601
へえー
なんかバトルロイヤル的にラノベとボーイズラブには未来はないらしい。
昔話に帰来してもう一度ピュアな物語へと回帰するでしょうね
603:名無しさん@ピンキー
07/08/27 14:00:53 0
インテリの僕は、「イノック・アーデン」や、ミルトンの「失楽園」を読みます
604:名無しさん@ピンキー
07/08/27 14:03:20 0
フランス通の私はフランス文庫が好き
605:名無しさん@ピンキー
07/08/27 15:12:41 0
>>604
おもしろいこといいますね
フランス書院でしょ、正確には
606:名無しさん@ピンキー
07/08/27 15:17:14 0
10代にして黄昏世代の馬鹿は、ラノベを読むしか能がない
607:名無しさん@ピンキー
07/08/27 15:20:14 0
30代だけど西尾維新は読む
608:名無しさん@ピンキー
07/08/27 16:53:08 O
ライトノベルwwwwもう売り上げが落ちてるらしいよ
609:名無しさん@ピンキー
07/08/27 18:06:43 O
>>600
で?
610:馬鹿天才
07/08/27 18:12:23 O
>>608
これからは詩・ポエムの時代です
611:名無しさん@ピンキー
07/08/28 11:01:20 O
おまえら何冊ぐらいの小説持ってる?
612:名無しさん@ピンキー
07/08/28 11:13:26 0
500冊くらいかな
613:名無しさん@ピンキー
07/08/28 11:38:11 O
なかなかやるじゃないですか。まあ、それぐらい持ってて普通ですね。漫画も含めて1000くらいは読んでないと、読解力や想像力が飛躍しません。
614:名無しさん@ピンキー
07/08/28 12:28:03 0
まあ700冊くらいかな>>611
615:名無しさん@ピンキー
07/08/28 13:04:15 0
>>614
持っている小説の作家名を教えてください。
616:名無しさん@ピンキー
07/08/29 00:03:42 0
>>615
サド・銀色夏生・宮沢賢治・バロウズ・三島・村上春樹・村上龍・大江・安部公房・
寺山修司・筒井康隆・高橋源一郎・泉鏡花・夏目漱石・ゲーテ・ジョイス・ベケット・
アンデルセン・ペロー・五木寛之・中上健次・夢野久作・坂口安吾・太宰治・谷崎・
マゾッホ・セリーヌ・ドストエフスキー・トルストイ・キルケゴール・プルースト・サルトル
・コクトー・アポリネール・よしもとばなな・狗飼恭子・川上弘美・江國・金原ひとみ・わたやりさ
・ヘンリーミラー・ケルアック・ブルトン・ナタリーサロート・ヴァージニアウルフ・ゴンブロヴィッチ・
赤川次郎・内田康夫・シドニーシェルダン・星新一
つか書くの面倒、これでもまだ本棚の半分弱。
617:名無しさん@ピンキー
07/08/29 02:46:31 0
>>616
おまえは読む必要ないよ。
書く練習でもしてろ。
618:名無しさん@ピンキー
07/08/29 03:37:37 O
禿印乙
619:名無しさん@ピンキー
07/08/31 22:10:57 O
有斐閣判例六法
仕事で読む
620:名無しさん@ピンキー
07/09/03 02:31:43 O
富士日記 よりも 放浪記。これ以上の日記文学は存在しません。
621:弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U
07/09/03 03:07:46 0
>>620
いやいや和泉式部日記に、更級日記。
高野悦子の「二十歳の原点」がある。
電車男も日記型だがいまいち。
622:名無しさん@ピンキー
07/09/03 10:24:36 O
>>621ハゲドウ
623:名無しさん@ピンキー
07/09/05 04:23:37 0
そらにはちりのやうに小鳥がとび
かげろふや青いギリシヤ文字は
せはしく野はらの雪に燃えます
パツセン大街道のひのきからは
凍つたしづくが燦々(さんさん)と降り
銀河ステーシヨンの遠方シグナルも
けさはまつ赤(か)に澱んでゐます
川はどんどん氷(ザエ)を流してゐるのに
みんなは生(なま)ゴムの長靴をはき
狐や犬の毛皮を着て
陶器の露店をひやかしたり
ぶらさがつた章魚(たこ)を品さだめしたりする
あのにぎやかな土沢の冬の市日(いちび)です
(はんの木とまばゆい雲のアルコホル
あすこにやどりぎの黄金のゴールが
さめざめとしてひかつてもいい)
あゝ Josef Pasternack の指揮する
この冬の銀河軽便鉄道は
幾重のあえかな氷をくぐり
(でんしんばしらの赤い碍子と松の森)
にせものの金のメタルをぶらさげて
茶いろの瞳をりんと張り
つめたく青らむ天椀の下
うららかな雪の台地を急ぐもの
(窓のガラスの氷の羊歯は だんだん白い湯気にかはる)
パツセン大街道のひのきからしづくは燃えていちめんに降り
はねあがる青い枝や紅玉やトパースまたいろいろのスペクトルや
もうまるで市場のやうな盛んな取引です
624:名無しさん@ピンキー
07/09/07 00:43:29 0
日記体小説
日記体は、ドキュメント形式の一つです。書簡体・日記体・手記体の
3大ドキュメント形式のうち、書簡体と日記体は、多くの場合、
フラグメント形式とも重なりを有します。ま
た、ドキュメント形式は一般に、ドキュメント
と、それが属する上位の物語との間の虚構の水準の差を伴うので、額縁構造とも重な
るのです。もちろん、文芸テクストの法則性など、例外だらけのフレキシブ
ルなものですが、このような尺度が、全く無意味というわけでもありません。
日記体は一般に、次のような特徴を帯びています。
1)記事間の断絶と連続
毎日、少しずつでも違う出来事が起こるから日記は成り立ちます。従って、各
日の特記事項によって、日記体は断絶を含み、極端な場合には断章集
積形式となります。反面、日記はそれを
書く主体と、時間の一貫性によって連続性を確
保します。日次(ひなみ
)の
記、つまり毎日コン
スタントに書かれる日記では、この連続性はより鮮明となりま
す。ということは、日記体はフラグ
メント形式と、ストーリーラインと、両方の可能性をはらむという
625:名無しさん@ピンキー
07/09/07 00:51:34 0
ことです。
2)主体の一貫性
単なる断章群と日記体との違いは、それが一人の主体によって
書かれ、一人の主
体の生の時間が刻
印される、という印象にあります。毎回、全然違う人格として登
場する人物の日記
があれば、それはたいそ
う面白いで
しょうが、あまり日記らしくないで
しょ
う
。ただし、交換日記、集団的日録の場合には、書簡体(デュエット、シンフ
ォニー)に近づき
ます。
3)内密性の発話 ドキュメント形式一般が、隠された真実の暴露という性質
を帯びていますが、日記体は書簡体と並び、その最たるものです。公開を前提とした日記
もありますが、多くの場合、日記は最も私的な性質を持つ内密性の発話です。た
めに、それは私的秘密の暴露という、広い意 味でのスキャンダリズムの欲
望を満たします。 この性質は、ブログ現象の説明にもある程度
寄与するようです。日記ブログで、「赤裸々な私生
活の暴露」をやる人はあまりいないでしょう。けれ
ども、些かなりともそれは、余人の知りえない私的
秘密の公開であり、だからこそ、書く者
読む者双方のスキャンダリズムを満 足させるのです。私は、臆面もなく
自他の私生活を暴露する日記ブログは、反
吐(へど)が出るほど嫌いです。もちろん、ブログの機能は
日記だけではありません。
626:名無しさん@ピンキー
07/09/07 19:37:16 0
ファウスト
627:名無しさん@ピンキー
07/09/08 00:10:32 0
産業火薬
悪党パーカー/地獄の分け前
銀輪の覇者(上下)
栽培技術入門
歴史群像
628:名無しさん@ピンキー
07/09/08 03:36:05 0
■ぃェwwぃ(・ε-。)⌒☆・゚*
☆ぽぇむ★バリ可愛ッッッ(●´艸`●)
@番最後の画像頂きま∪た(嬉*V∪0艸)
○ネィル●サンの画像ぃッ⊃もかゎフィ素(*・∀・)
塚,○ネィル●サンッッて何年生で∪たッッけ??
タメだと嬉∪ぃデス`…
ぁた∪ゎ中1で⊃ょwww(☆^3゚)人('v^★)
629:名無しさん@ピンキー
07/09/08 04:15:54 O
ほらポエム画
630:名無しさん@ピンキー
07/09/08 04:45:52 O
URLリンク(koi.machi-uke.com)
631:名無しさん@ピンキー
07/09/08 05:34:24 0
グロテスク
632:名無しさん@ピンキー
07/09/10 06:23:47 O
太陽と真実は見るな
633:名無しさん@ピンキー
07/09/11 02:13:01 0
耳の聞こえない父は
私の声を肛門で聞いたんだって
幼い私の顔にまたがって
肛門に響く私の声に
「ハルミ コエ アリマスカ」
と 嬉しそうに
祖母に聞いたって
祖母は
「うん あります」
と 涙ぐんだと…
あれから四十年
父に寄り添うこともなくなった今でも
私の声は
まだ あの肛門にあるのだろうか
「ハルミ コエ アリマスカ」
と言った父の顔を
年老いた父の肛門ごしに
探している
634:名無しさん@ピンキー
07/09/11 15:50:05 0
>>628
ポエムと詩は違う。透明で無機質なリリシズムがないただの独り言がポエム。
もちろんレベルの高いポエムも存在する。
635:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:04:32 O
長編小説ってだるくて読めない。目も頭も疲れるし。字がつまりすぎてるからだるいよね。私だけ?
636:>635
07/09/13 18:42:35 0
今は、すぐ読める本、わかりやすい本だけがベストセラーになるといいます。
「長い本、字が小さい本、ちょっと難しい本」は読めないし、理解できない人が
増えたと言うのです。読めない書けない日本人が増えていて、カルテに必要なことが書けない医師さえいるというのです。これでは、まっとうな本が売れないのも当然だと判ります。
ここでは、リベラリズムの劣化、護憲勢力の衰退、フェミニズムの劣化
などに至るまで述べていますが、これらは新自由主義の台頭と共に起こった排除型社会の
「寛容の劣化」に起因するといいます
637:名無しさん@ピンキー
07/09/13 18:49:20 0
変なやつが出てきたな。
638:あい
07/09/13 18:56:02 0
URLリンク(tinyurl.com)
639:>634
07/09/13 23:17:26 0
現代詩は難解だからという理由だけで排除されている。
書く側のスタンスにも問題があるし、もっとも問題なのは
出版社側の志の低い、エンタメよりの現代詩放し飼い制度による。
現代詩のほとんどは、湿ってて重くてもったいぶってて、等身大ではない文芸ということで片付けられている。
たしかに、ほとんどは、古くさくて難解で重くて、田舎くさくてディレッタントで、もったいぶっているのだから。
640:名無しさん@ピンキー
07/09/15 03:34:57 0
・大塚英志は、現実を文章で写生するのではなく、アニメや漫画の世界を文
章で写生して、アニメや漫画のような気持ちよさを読者に感じさせる小説が
キャラクター小説であると定義している。この理論はわかりやすいのだが、そのような小説を最初に意識的に書い
たのが新井素子という説には疑問がある。
・本人も注釈で触れているが、年代を考えると元祖は平井和正だろう。平井和正はSF
マガジンでデビューしたあと、『8マン』の漫画原作、アニメ版のシナリオライターチー
フを経験しており、そのため、小説家の中
でもビジュアルを意識するようになったのではないかと推測できる。
・新井素子の位置づけは、アニメ、漫画の受け手として育ってきた世代が小
説家として生まれてきた象徴だろう。SF小説という作り事をかっちり作
る世界の中に、作者の自意識を持ち込んだ小説家だったのではないか。新井素
子の前の流れは庄司薫などになると思うが、違う話になる
のでここでは置いておく。また、男性に新井素子ファンが多かったことから、男
の子文化に女の子
文化が輸入された流れでも考えることができるだろう。
641:名無しさん@ピンキー
07/09/15 19:29:21 0
ベッドの中で
魚になったあと
川に浮かんだ
プールでひと泳ぎ
どうせ二人は
途中でやめるから
夜の長さを
何度も味わえる
642:名無しさん@ピンキー
07/09/15 19:38:05 0
いつのまにか青い空がのぞいてる
思いつめた黒い雲は逃げてゆく
君はどこで生まれたの、育ってきたの
君は静かに音も立てずに大人になった
白い肌が光に触れまぶしそう
髪の色はい空に浮きたって
燃える夏の太陽はそこまできてる
君は季節が変わるくらいに大人になった
いつのまにか”愛”を使うことを知り
知らず知らず”恋”と遊ぶ人になる
だけど春の短さを誰も知らない
君の笑顔は悲しいくらい大人になった
643:名無しさん@ピンキー
07/09/15 19:40:50 0
窓の外ではリンゴ売り 声をからしてリンゴ売り
きっと誰かがふざけて
リンゴ売りのまねをしているだけなんだろう
僕のTVは寒さで画期的な色になり
とても醜いあの娘を
グッと魅力的な娘にして すぐ消えた
今年の寒さは記録的なもの
こごえてしまうよ
毎日、吹雪、吹雪、氷の世界
誰か指切りしようよ僕と指切りしようよ
軽い嘘でもいいから
今日は一日はりつめた気持ちでいたい
小指が僕にからんで動きがとれなくなれば
みんな笑ってくれるし
僕もそんなに悪い気はしないはずだよ
流れてゆくのは 時間だけなのか 涙だけなのか
毎日、吹雪、吹雪、氷の世界
人を傷つけたいな 誰か傷つけたいな
だけど出来ない理由は
やっぱりただ自分が恐いだけなんだな
そのやさしさを秘かに 胸にいだいてる人は
いつかノーベル賞でももらうつもりで
ガンバッてるんじゃないのか
ふるえているのは寒さのせいだろ
恐いんじゃないね
毎日、吹雪、吹雪、氷の世界
644:名無しさん@ピンキー
07/09/16 03:58:06 0
>>639
詩とポエムを一緒にするな。
645:名無しさん@ピンキー
07/09/16 05:13:46 O
詩をかけるやつなんてネットにいるのか?いないだろ
646:名無しさん@ピンキー
07/09/16 08:05:52 O
>>664
詩はあらゆる文芸の中で最も高尚だよな
647:名無しさん@ピンキー
07/09/16 20:46:09 0
たてじわがなくなるほど多角形に広げられた小陰唇
648:名無しさん@ピンキー
07/09/18 04:37:27 0
電撃文庫
インサイド・ワールド
キノの旅
じーちゃん・ぢぇっと!
世界の中心、針山さん
猫の地球儀
僕らはどこにも開かない
毛布おばけと金曜日の階段
我が家のお稲荷さま。
MF文庫J
嘘つきは妹にしておく
君の嘘、伝説の君
クリスマス上等。
ゼロヨンイチロク
ファミ通文庫
文学少女と愚者
集英社文庫
A MASKED BALL
角川文庫
GOTH
NHKにようこそ!
失踪HOLIDAY
涼宮ハルヒの憂鬱
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
649:名無しさん@ピンキー
07/09/20 03:46:03 0
650:名無しさん@ピンキー
07/09/20 10:23:01 0
彼はいつも逃げています。追ってくるものの正体は分かりません。彼自身は、それを「死」だと思っています。
だから彼は、その正体不明の影から、死に物狂いで、もう足の感覚や身体の疲れすら消えていきそうなくらい忘我になって、逃げています。
夢だから疲れないのかもしれない、彼は毎晩同じ夢なので夢を夢だと自覚できるものですから、そんなことを思っています。
とにかく、何を考えようとも、あまりの恐怖感から、自分が地に足をつけない幽霊にでもなったかのように、高速で逃げます。
迷路の途中には、「学校」「社会」などが入り口に表記されている部屋があって、そこでいつも人々が話し合っているのですが、
彼は、「死」が自分の後ろを追っているのだから、と思っているので焦って人々を無視して通過して、先を急ぎます。
651:名無しさん@ピンキー
07/09/20 18:44:39 O
ゆとり教育世代には詩なんて理解できないと思われ
652:タイトル ゆとりばか
07/09/20 19:46:43 0
たまらないね
なにもすることなく
そらはいちまいいちまい
はがれてゆくよ
こおったセックスに火の罰を
めくれあがったその汚い面にちょうどいい
また股避け女の憂鬱か童貞侍の憂鬱か
アンニュイにもほどがある
擬人化ばっかりしてるどこかの公務員みたい
あんたにはやるべきマニュアルを遵守して下さいと
誰かに言われないとセックスしかできない
ゆとりの教育、ひとりの教室
653:名無しさん@ピンキー
07/09/20 20:43:03 O
『つくれる!!オリジナル・ソング』
『そうだったのか!コード理論編』
『はじめての楽譜』
『作曲本〜メロディーが歌になる〜』
これだけ有っても一曲も作れない無能さを笑って下さい
654:名無しさん@ピンキー
07/09/21 08:53:56 O
作詞は難しいが、作曲なんて適当にフレーズ弾いて、キャッチーだと思ったらサビにすればいいだけ
655:名無しさん@ピンキー
07/09/21 09:53:17 O
>>654
助言有難う御座います
656:名無しさん@ピンキー
07/09/21 18:26:33 O
>>651
そのとおり
657:名無しさん@ピンキー
07/09/22 00:16:29 0
>>653
おれもいろいろ本買いあさったけどあんまり意味なかったかな・・・・
俺はブックオフで昔の意味わからんアーティストの105円〜250円のCD勝ってきて自分なりに(劣化)ミミコピしてオリジナルにしてるよ
658:名無しさん@ピンキー
07/09/22 12:21:16 O
精子戦争
659:名無しさん@ピンキー
07/09/22 21:24:58 O
またくだらないエンタメか
660:名無しさん@ピンキー
07/09/26 07:59:56 0
池上彰の「そうだったのか」シリーズ
661:名無しさん@ピンキー
07/09/29 00:07:48 0
夫馬基彦(ふまもとひこ、1943年 - )は小説家、連句人(俳号南斎)。愛知県
一宮市生まれ。
愛知県立旭丘高等学校卒後、早稲田大学第一文学部仏文学専修中退。1967年パリ
へ旅立ち、のちインドを放浪。1977年小説「宝塔湧出」で中央公論新人賞。その後
「第8次早稲田文学」に編集委員・選考委員として参加。1987年〜1988年「緑色の渚」「金色の海」「紅葉の秋の」で3回芥川賞候補になる。1997年日本大学芸術学部文
芸学科で助教授となり、2002年教授(小説、連句を担当)。
2003年〜2004年日本ペンクラブ電子文藝館副委員長、2005年から獄中作家(WiP)委員会副委員長。07年獄中作家・人権委員会副委員長。
662:名無しさん@ピンキー
07/09/29 18:42:59 0
たてじわがなくなるほど多角形に広げられた小陰唇
663:名無しさん@ピンキー
07/09/30 01:13:19 0
エジプトで急に気温が下がったのは
僕
こ が
太陽 電
信仰と 球
人々に日 の
等しく世界 前
いなくなり、真 に
で、村人は驚き嘆 手
の美しい少女を生贄 を
ることにした。少女は か
大きな輝く瞳を持ってい ざ
もが、少女が神のもとへ嫁 し
らもう二度と太陽が隠れるこ た
などないと信じていた。少女も か
ら
664:名無しさん@ピンキー
07/09/30 01:33:16 0
強姦猥褻記事しか読まないおじさんだよ
665:名無しさん@ピンキー
07/10/03 06:22:57 O
>>664
そりゃ人間的ですね
てか韓国では詩がはやってて中にはミリオンセラーになるのもあるらしい。文化にたいする国民の習熟度に違いがでてくるのだろうか、、、日本やばいね
666:名無しさん@ピンキー
07/10/03 18:32:29 0
タルタロスの審問官/フランク・ティリエ
少なくとも何百冊も本を読んでない俺には面白かった。
667:名無しさん@ピンキー
07/10/08 00:03:32 0
いいおとこ
668:名無しさん@ピンキー
07/10/09 12:25:04 O
河下水希の漫画
669:名無しさん@ピンキー
07/10/09 20:16:25 0
>>666
何百冊も読んだけど、これすごくいいよ!
670:名無しさん@ピンキー
07/10/10 04:39:19 0
説教ポエム1:大ロングセラー相田みつを本
説教ポエム2:326と軌保博光改めてんつくマン
説教ポエム3:斉藤一人・岡本太郎・アントニオ猪木・哀川翔
説教ポエム4:大越俊夫・見城徹・星野富弘・漫☆画太郎
説教ポエム5:説教ポエムは人生を変えるか
671:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:00:10 0
ぬれおちばの めー34
しゅうねん
から
づよさは
ひと
いちばい
しつこさは
ひと
さんばい
しゅうねん
ぶかく
べと
べとと
あっちに
ひっつき
こっちに
ひっつき
いき
ながらえ
て
いる
ぞ
672:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:06:57 0
ここに
からまって
いる
たて
よこに
あみの
めの
ように
なにも
つくらず
ただ
からまって
いる
そして
てっていてきに
ひとを
こばんで
いる
673:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:17:53 0
よろこばれ
こそ
すれ
なにを
いわれよう
なにも
かたみの
せまい
おもい
など
せずとも
いい
のだ
そだいゴミ
ばんざあああい
ぬれおちば
ばんざあああい
だ
674:名無しさん@ピンキー
07/10/10 11:51:33 0
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675:名無しさん@ピンキー
07/10/11 06:59:20 O
かたてでひいてはためいきついた
676:名無しさん@ピンキー
07/10/11 23:55:36 O
ノーベル文学賞は、ドリス・レッシング
村上春樹は所詮エンタメなので無理
677:名無しさん@ピンキー
07/10/13 18:28:38 0
社会派と呼ばれるような人じゃないと難しいからね。
あれだけ世界中で読まれてる作家は いないと思うんだけどねぇ。
678:名無しさん@ピンキー
07/10/15 08:29:00 0
確かに寺山ってナルシルティックですよ。ちょっと異常ね。
天井桟敷や寺山映画に出ていた少年たちもナルシスティックです。
でもそこで終わってない。ナルシスティックな自己観察は内向きに
閉じていく志向ですが、寺山的なアイロニーを経由することで、
内を見ることによって外に突き抜けていくような強度(濃密さ)
が生まれているわけです。トモフスキーの歌に
「トンネル工事の季節、さあ掘るぞ、掘るぞ、横穴掘っちゃダメ、ただ下へ下へ、地球の裏に突き抜けるまで、まっすぐ下へ」っていう歌詞が
あります。トンネル掘りとはナルシスティックに自意識の穴にハマることだけど、
物が豊かで、何が良きことか分からなくなった成熟社会では、誰もが多かれ少なか
れ内向きで、ナルシスティックです。それを拒絶すると単なる「動物」で終わる。
だから、掘るのをやめるんじゃなく、むしろ徹底して掘って地球の裏側まで突き抜
ければ、もはやそれは穴じゃなくなるだろうと(笑)。寺山もまさにそういう感じです。
679:名無しさん@ピンキー
07/10/16 12:35:14 O
プレイボーイ
680:名無しさん@ピンキー
07/10/16 15:24:16 O
It(それ)と呼ばれた子
681:名無しさん@ピンキー
07/10/16 18:59:53 O
アルフォンシーナ・ストルニイの詩集
682:名無しさん@ピンキー
07/10/16 21:33:32 0
耳の聞こえない父は
私の声を肛門で聞いたんだって
幼い私の顔にまたがって
肛門に響く私の声に
「ハルミ コエ アリマスカ」
と 嬉しそうに
祖母に聞いたって
祖母は
「うん あります」
と 涙ぐんだと…
あれから四十年
父に寄り添うこともなくなった今でも
私の声は
まだ あの肛門にあるのだろうか
「ハルミ コエ アリマスカ」
と言った父の顔を
年老いた父の肛門ごしに
探している
683:名無しさん@ピンキー
07/10/16 22:11:59 O
>>680
あ、俺のこと
684:名無しさん@ピンキー
07/10/17 12:20:45 0
。完全に兄に支配されており、兄なしには何も決めることができない。そ
んな弟が生まれて初めて恋に落ち、兄からの独立を謀る。しかし、兄が許す
筈はなく、相手の女を絞め殺し、そして、これを屍姦する。血みどろのベッドの
上でO次郎が、性器もないくせに上下運動する様は残酷であると同時に滑稽で
、いったいどうしたらこんな奇妙な映像を思いつくのやら、監督の正気を疑
った。
685:名無しさん@ピンキー
07/10/18 21:52:07 0
エレファントマン・メリックが、主治医や親切な人々との交流を通して幸せになる、なんていう単純な美談に収まって
おらず、悪びれもせずメリックを見世物にするボイラー技師
、町でからかいの声をかける子供たちなど、人間の醜悪な
部分をきちんと描いていて、それがメリックの心の美しさを際立たせることに成功しています。
病院から連れ出されてしまったメリックを、見世物小屋の他のメンバー
が助けてくれるシーンなど、古い映画なのにいまだ色あせず感動を呼ぶシーンがたくさんあります
686:名無しさん@ピンキー
07/10/19 13:11:36 0
>>680
それ でたらめというか、嘘の話しなんだよねぇ。
リトルトリー(これはクークラックスクランが書いた)とかと一緒で
アメリカのトンデモ本で有名なんだよねぇ。
687:名無しさん@ピンキー
07/10/19 22:06:02 O
メンズエッグ
688:25歳童t(ei
07/10/20 03:15:01 0
ここ2ヶ月でラノベ20冊くらいよみますた。
こんなんだから童貞。
689:名無しさん@ピンキー
07/10/20 11:21:31 0
尻かいじゆうアスラ
690:ミルフィーユは食べづらい
07/10/22 11:00:52 O
オアシスラウンジ名古屋の尻怪獣対、モーニング喫茶の小さすぎるテーブル
691:名無しさん@ピンキー
07/10/27 19:55:16 0
全くの真ぁ二つになったわけでございます。人間の体が二ぁつの部分に分
かれたわけでございます。two parts に分かれたわけでございます。be
divided into two parts. でございますねぇ。upper parts と bottom parts
の two parts に divided されたわけでございます。
692:名無しさん@ピンキー
07/10/28 03:23:40 0
神林長平三部作
『戦闘妖精雪風』『今宵銀河を杯にして』『魂の駆動体』
スタニスワフ・レム三部作
『ソラリスの陽の下に』『砂漠の惑星』『エデン』
693:名無しさん@ピンキー
07/10/28 07:44:12 0
ニャンニャン倶楽部Z
694:名無しさん@ピンキー
07/10/28 22:56:39 O
ムー
695:名無しさん@ピンキー
07/10/29 05:18:57 O
プロの俳句を読め
696:名無しさん@ピンキー
07/11/01 04:55:43 O
妄想が世界をつくるセカイ系なんていまさらでしょ、、近代以前にもあるし。
これだからラノベは、小学生にも馬鹿にされるんだよ
新宿のジュンク堂で詩のコーナーにいたら、親子連れがきて、○○ちゃんは、なんとかハルヒとか読まないの〜? って母親がきいたとき、こどもはすました顔で、だってくだらないじゃんといって、ランボーの詩集を手にとってもらってたね。母親に。
697:名無しさん@ピンキー
07/11/01 05:02:37 0
小学生GJ!
今のアニメはオタク向けばかりだからな!
オタクは死ね
698:名無しさん@ピンキー
07/11/01 06:59:20 O
不思議の国のアリス
699:名無しさん@ピンキー
07/11/01 12:03:56 O
攻略本
700:名無しさん@ピンキー
07/11/05 02:55:36 0
だからアンネの日記。これよりおもしろい、小説、というかエッセー日記は存在しない。
701:名無しさん@ピンキー
07/11/05 18:44:43 O
親父の遺書
702:名無しさん@ピンキー
07/11/06 03:50:03 0
>>700
今の10代から20代後半は、ゆとり世代だから、平易なその日記文学の傑作ですら
難解って言いそうだな。
703:名無しさん@ピンキー
07/11/06 05:48:36 O
恋空
タダでエロ小説読めるなんて最高だった。
704:名無しさん@ピンキー
07/11/06 10:09:12 O
ケータイ小説なんて中高生で卒業しなさいよ
705:名無しさん@ピンキー
07/11/06 16:02:33 O
ユリシーズをちょっとずつ読んでます
706:名無しさん@ピンキー
07/11/06 17:24:08 O
確かにユリシーズはなかなかいいよ〜
707:名無しさん@ピンキー
07/11/06 20:52:42 O
日本の文学は、元が英語じゃないってことだけで苦汁をなめつづけているが、クオリティは外国文学に負けていない。
708:名無しさん@ピンキー
07/11/06 21:01:50 0
「FBI心理分析官」の写真だな
709:名無しさん@ピンキー
07/11/06 21:09:28 0
ジョルジュ・バタイユ
「眼球譚」
710:名無しさん@ピンキー
07/11/06 21:32:17 O
>>709
ど変態小説でつね。
711:名無しさん@ピンキー
07/11/07 10:18:58 0
40歳ぐらいでも、子供時代ゆとりって会ったんだけどねぇ。
日記本の最高傑作は、古川ロッパ昭和日記だと思う。
一冊7000円するから高いけど。4冊あって。
富士日記もいい。
712:名無しさん@ピンキー
07/11/07 19:18:35 0
日記体なら内田百閧フ「東京日記」ですね。フィクションを構築するのに幻想を使ってるところがいい。
713:名無しさん@ピンキー
07/11/07 23:23:15 O
文学的な日記はエッセイに分類され、日記体のフィクションは小説とよばれるので、どっちが上とか比較できないと思う。
まあ、そこらのブロガーが文学っぽく日記書いても、ほぼ全部、くだらないチラ裏だね。
714:名無しさん@ピンキー
07/11/16 22:35:10 0
参考までに・・・
URLリンク(hidech.com)
715:近代的自我
07/11/17 21:11:28 0
文学も、それまでの戯作文学のように、楽しみのためだけに読むようなものではダメだ、西洋の芸術観に基づいた新しい文学が生まれなければならない、と、そのように考えられるようになった。そうやって、明治二十年代に入って、新しい文学が起こってきます。
その代表的な作品が、二葉亭四迷の『浮雲』、あるいは森鴎外の『舞姫』です
716:名無しさん@ピンキー
07/11/18 00:14:29 0
そういえば、さいきん矢印君いないねぇ
717:名無しさん@ピンキー
07/11/26 00:47:08 0
【夢の】詩→曲→フラッシュで(゚д゚)ウマー【コラボ】
1 :197 ◆7UPDfdH3Kk :03/01/03 23:18 ID:hpsoOkaA
新参者がいきなりスレ立て誠にスマソ。
普段は、フラッシュ板で雑談していて、今年から自分でもフラッシュ
つくろうかなと思っているものです。
いきなり本題ですが、以前フラッシュ板にあるポエム板の住人が来て
詩を題材にしたフラッシュについて議論が交わされました。
結局は「詩」は人によって見方が変わるから面白い。と言う結論に落ち着き
「詩」をフラッシュにする明確な意味が見当たらない、と言うことで
落ち着いてしまいました。当時僕は
718:名無しさん@ピンキー
07/12/02 20:55:12 0
「『「沈没しろ!』超能力A少年の声が大宇宙空間にひ
びきわたると、グニャグニャに曲がったスプーンに乗っ
った地球がどんどん沈没していった。で、地球はどこに向か
って沈没していくのかというと、これがなんとまあ、想像を絶する驚くべき状況であって、地下鉄日比谷線北千住駅東口のコイン・ロッカーの中に沈没していくのだった。」
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