【勝者不在の】BUMP O ..
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560:名前はいらない
11/03/04 21:03:19.78 O1h+k8/W
転んでもその都度邪魔になったものや諦めたものを捨てて、立ち直りつつ歩いていく。
だけど捨てる物が少ない人、直すのが早い人、そもそも転ばない人は順調に自分の先を進んでいく。
そうして差がついてしまっても「人それぞれ。気にしない。」と自分に言い聞かせて飽くまでマイペース
だけど後ろから聞こえてくる足音が物凄く怖い。誰かに追いつかれるんじゃないか、追い越されるんじゃないか。
だから「ここにいるよ」って叫んでみる。誰も自分を相手にしないって分かっているのに。

自分は自分。誰かの言う事を聞くつもりもないし、他人にとやかく言うつもりもない。
だけど自分の先を進んでいる人達が羨ましく思えてしまう。自分とあの人たちは全然違うのに。
外見は大きくなっても中身は全然成長していない。大人になれば変わると思っていた心は変わらないまま。
もう一度「ここにいるよ」って誰かを呼んでみた。そうしたら自分も誰かに呼ばれてしまった。
自分の居場所をアピールすることは出来ても、本音の「助けて」を言う事が恥ずかしくて出来ない。それが笑えるくらい情けない。

自分ではこれでも頑張っているつもりなのに自分で自分を情けないと思うのは何故だろう。
自分を恥じていると転んだときに捨てた“追わなかったあの日”の足音が近づいてきた。
転ぶ度に壊れてしまった弱いものは捨てて来た。だけど一番壊れやすくて弱い心は今でも大事に抱えている事に気付いた。

足音の正体は“追わなかったあの日”に捨てた“追いつこうとした自分”だった。
ずっと自分は前の人達に追いつきたいと思う事を怖がっていた。もし頑張っても追いつけなかったら余計に傷つくから。
だけど時を越えて届いた自分の足音を聞いて決意した。もう少し頑張ってみよう。


こんな感じに思えた。キモい長文ごめんね。


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