【日本】モノづくり神話はそろそろ捨てるべき。技術でリードしていたハズの部品や素材で日本企業のシェア低下[12/28] at NEWS4PLUS
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1:振門体φ ★
10/12/29 02:22:52

  つい最近まで、日本には技術力がある、もっとモノづくりの技術を磨いていけば
日本はやっていけるというマスコミの論調があり、
またそう思っている人も多かった思います。

それは過信であり、モノづくりに偏った成長戦略を描くことは、時代に逆行しており、
それでは国際競争力を失うだけだと書くと、まるで国賊扱いの批判を受けたこともあります。

しかし、今年に入って、技術でリードしていたはずの部品や素材で
日本の企業のシェアが低下し始める異変が起こってきており、いよいよ日本の産業が直面している
現実を直視しなければならなくなってきています。

このところ、日本が強かったはずの部品や素材でも韓国勢の攻勢にシェアを落としはじめてきています。
今日の日経の社説も、リチウム電池も、液晶用の偏光フイルムも、日本はシェアを落とし、
日本勢がほぼ独占してきた半導体用のシリコンウエハーも4〜5年以内に
韓国勢が首位に躍り出る可能性もあると危機感をつのらせています。
政策と経営で韓国への巻き返しを急げ:日本経済新聞

追い上げてくるのは、なにも韓国だけではありません。台湾や中国の企業も手ごわいライバルになってきます。

iPhoneやiPadの生産を握っている台湾資本の鴻海精密工業は、
来年は10兆円企業になると予測されていますが、
一昨年からのSONYの米国向けや欧州向けの組み立て工場買収につづいて、
日立製作所の子会社である日立ディスプレイに1000億円を出資し経営権を握ることになりました。

日立ディスプレイは小型デバイス向けの液晶で高い技術を持った企業だそうですが、
海外でのマーケティングに遅れ、納入先の日本の携帯メーカーが海外で敗北してきたために、赤字が続き、
資本を入れていたキヤノンも、自社の需要ではカバーできないために支援を諦め、
鴻海精密工業が資本を入れることになったといいます。
鴻海精密工業は着々と液晶のノウハウを手に入れてきているのです。

まだまだ、韓国勢に限らず、台湾、また中国企業の追い上げが起こってきます。
その背景には、デジタル革命が起こり、製造の高度な自動化が急速に進んだことがあると思います。

かつて、80年代に日本が世界市場を席巻していた頃は、日本の工場のロボット装着率は群を抜いて世界のトップでした。
しかし、製造拠点が途上国に移るにつれ、最新の製造設備が当然はいっていきます。

最新の製造設備は、製造のノウハウの塊です。だから、中国の工場でも、
iPhoneであれ、iPadであれ高品質で製造できるのです。
しかも皮肉なことに、そのノウハウの詰まった製造設備は日本から輸出されているのです。

続きます

URLリンク(news.livedoor.com)




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