戦国ちょっといい話49 ..
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133:人間七七四年
21/04/24 12:14:21.18 cbP7yFL3.net
千道安方へ、ある人が茶湯に行くと、庭に朝顔多く、花の盛りで、路地も見事であった。
この人はその見た通りを、利休に語った。利休は「申された事、未だ知らない。」と、
日を定めて道安に茶湯を所望した。
その日、行って路地を見ると、朝顔は一葉も無かった。「これは」と思っていると、
床の間の花入に、朝顔一輪が入れ置かれていた。
「既に数人に見古させた花を、庭にて父に見せ奉っては賞翫と成らない」との事であった。
このようなものが、ハタラキタル茶湯である。総じて、茶湯の心とはこういった事であるという。
「烈公間話」


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